2023年11月06日
12gの差加
コーヒー1杯を作るのに必要なコーヒー豆の量は、ドリッパーのメーカーや味の好みにより異なる場合もありますが、約8g〜12gと言われています。
上図のコーヒーメジャーカップを使い、私はコーヒー豆を山盛りに入れて容器の上で中くらいの早さでふるって落とします。大まかにすりきり1杯です。
Kalita コーヒーメジャー ショート
セラーメイト 密封瓶 保存容器 0.5L
そうすると、
ちょうど12gになるんですね。
ちなみに、メジャーに入れるものがコーヒー豆ではなくコーヒー粉だと、意外にも重さは少し軽くなります。
そして、上図の計りは1g単位ではなく0.1g単位で計測することもできます。
より正確に言うと、12gではなく12.2gでした。
これにコーヒー豆を4粒加えてみます。
すると、重さは12.8gになりました。
その重さのまま、0.1g単位ではなく1g単位に戻しますと、
13gになるんです。
こちらの計りは四捨五入して計算している様子です。
それで結局、私が何が言いたいのかと言いますと、12gというのは11.5gから12.4gの間の重さであり、正確な12gではないということです。
12gと表示されていても実は11.5gであったり、11gと表示されていても実は11.4gであったり、両者はたった0.1gの差なのだから両方12gと言っても問題は無さそうな重さです。
四捨五入しなければ、12.9gでも12.0gでも重さは12gです。12gには10の区切りと重さの差が内包されていました。
でも私は普段、12gは12.0g、11gは11.0gであると無自覚に受け止めて生活しています。
しかし単位を変えてみれば、一定であるはずの数値には僅少性?や冗長性があることに気づきます。このことは自覚しておくべきだろうと心に留めました。
ドリップコーヒーファクトリー 2kg 粉
このごろはコーヒー豆が高騰している上、
お財布のヒモが緩まず上の最安値クラスのものを買ってみましたら、
結果、なかなか良いお味でしたよ。毎日飲んでる。