（C）西尾維新／講談社・アニプレックス・シャフト
羽川さんいない間に羽川家に侵入する暦
そこで暦が目撃したものは想像を絶するものだった。
その事実に恐怖する暦
大慌てで羽川家より退散。
家に向け自転車が走らせる。
そのころ阿良々木家では月火ちゃんがお風呂上がりで
素敵なパンツをお披露目してくれちゃってます。
そんなところに飛び込んできたのが暦であって
下半身パンツ姿の月火ちゃんにしがみつきます。
あまりにも突然の出来事で驚く月火ちゃんですが
お兄ちゃんの異変にすぐ気づきます。
そんなお兄ちゃんの頭を優しく撫でてあげる月火ちゃん
そしてお兄ちゃんの心を落ち着かせるためか
唇を提供しようとしちゃいます。
「はい。いいよ♪」
ここでキスをしてしまったら変態兄さん確定だったんですが
それはなんとか回避した暦。
暦は月火ちゃんのことを気持ち悪いといって跳ね飛ばしちゃいます。
これはこれで酷い仕打ちだけどね。
心配した月火ちゃんを跳ね飛ばしちゃうんですから。
その月火ちゃんはお兄ちゃんに文句を言ったあとお着替え開始♪
素敵な裸を見せてくれちゃいますよ
白いパンツが可愛らしくて素敵です。
そんな月火ちゃんはお兄ちゃんのことを心配していたようです。
ずっと帰ってきてなかったもんね。
それに加えて化け猫の噂話を学校で聞いたから。
人の姿をした猫
障り猫の目撃者はかなりいるようで
被害者もかなり出ている。
そんな状況なので火憐ちゃんは化け猫退治の準備をしていると。
その話しを聞いた暦はとりあえずうまくいって
火憐ちゃんと月火ちゃんが化け猫退治に出向かないようにもっていく。
その夜、暦は考える。
障り猫の目的を。
手当たり次第のエナジードレインなど。
そして羽川家の事情を知って取り乱したことについても。。。
そんなことを考える暦ですが
このシチュエーションは美味しすぎない？
妹に囲まれて寝ているなんて。
月火ちゃんと火憐ちゃん
はだけた寝巻き姿がいい感じにエロいです♪
そんな姉妹と一緒に寝れるのは羨ましいところですが
この寝相の悪さは・・・＾＾；
その後も広がる化け猫の噂話
目撃情報を多数出てしまっている状況。
そんな状況下、暦は忍野のところへ行ってみる。
と、そこには大怪我をした忍野がいた。
忍野は障り猫と戦って負けた。
この3日間で20回ほど戦ったけど
その20回すべて負けた。
あの忍野が全敗とは...
障り猫強し！！
障り猫自体は本来は下級の怪異。
雑魚。
路上で死んだふりをして同情して寄ってきた人間に取り憑く入れ替わり系のお化け
からだを乗っ取るタイプの怪異
そして貧乏神の如く、とり憑いたひとを不幸のどん底に落とす。
だけど、羽川さんに取り付いたことにより状況は一変してしまった。
本来、雑魚にすぎない障り猫を最強に近い怪異にしてしまった。
肉体を共有しているということよりも
知識を共有してしまっていることがまずいと。
忍野の怪異対策、手法がものの見事に跳ね返されてしまう。
彼女は専門家張りの知識を持ち合わせている。
戦術と戦略を持ってひとを襲う怪異なんていままで聞いたことがない。
そんな忍野の説明に合わせて
素敵なお姿をお披露目してくれちゃいます。
ポーズがエッチでたまりません
忍野は暦に話しを続けるなかで状況は最悪だけどそう悪い展開ではないのかもと。
自分が苦戦するのは障り猫のなかに羽川さんがいるから。
障り猫のなかに羽川さんがもう存在しないのならこういう展開にならないからと。
そのおかげで障り猫を殺さずに済む。
完全に障り猫にからだをこころを乗っ取られてしまっていたら
もう殺すしかないからと。
で、忍野は話しをさらに続ける
羽川さんのストレスからくる黒い部分について。
光があれば闇がある。
猫はかぶるもの。
羽川さんも猫をかぶっていたこと。
それにより黒々としたストレスが溜まった。
日付が変わり今日も学校へ行く暦
そして羽川の机に座る。
そこで変態行為をする暦。
羽川さんの巨乳がいつも押し付けられている机を舐めちゃってるよ！！
そんな変態行為に驚いたのはわたしだけではありませんでした。
先程までいなかった障り猫も驚いてます。
「お前は限度額のない変態かにゃ。怖いにゃ。怪異より怖いにゃ。」
変態行為を見られてしまった暦は焦るが時すでに遅しです。
さてここで障り猫ちゃんはまたエッチなポーズをいろいろしてくれちゃいます。
黒いブラに黒いパンツ
それらがエロさを倍増させてくれちゃってます♪
表情も良いし＾＾
ほんとおっぱいが魅力的すぎますよ
このキャラは＾＾
そんな魅力を熟知しているのか
エロポーズで暦に迫る障り猫
障り猫に迫られた暦はド緊張
エロさを感じている部分もあるのでしょうが
このときは恐怖による緊張でしょうね。
1回痛い目にあってますから。
さて障り猫ちゃんはここで意外なことを打ち明け始める。
まずは羽川には感謝していると
ご主人様の戦術と戦略のおかげでプロフェッショナルの専門家にも太刀打ちできた。
非常にありがたいと。
俺は恩返しはしない。
むしろ恩を仇で返すタイプの怪異なんだが
こればっかりは恩返しをしてもいいと思える程のありがたさだった。
で、ここで暦は障り猫に聞く。
どうして無差別にひとを襲っているのかと。
障り猫は本来ひとを襲うような怪異ではないはずと。
それに対して障り猫はただの憂さ晴らし
ストレスの発散に過ぎない。
ご主人様のストレスを発散しているだけと。
それにより俺も丸みを帯びてきているはずと。
それは確かにあたっていると感じる暦。
いまの障り猫は前回のようにすぐに襲ってきていない。
それについて障り猫はご主人様のストレスがうまく発散されている証であって
あと500人も襲えばご主人様のストレス発散も終わる。
そうすれば俺のお役目も終わり消えてなくなる。
だから余計な邪魔をするな！
とあのアロハに伝えておけと命じる。
そしてここからはまた驚くべくことを言い始める障り猫。
ご主人さまに感謝しているのは知識を分け与えてくれたところだけと。
そのことに違和感を感じる暦。
路上で車に轢かれて埋葬してもらったじゃないか？
その同情心や優しさに付込んだんだろ？と。
その暦の疑問を否定する障り猫
現象としてはそれと同じことが起きたが
そのときのご主人様には同情心や優しさなんてこれぽっちもなかった。
ただ決まりきったルーチンワークのように供養しただけ。
だからそこには俺の付け込む隙なんて全くなかった。
ご主人さまの願いは普通の女の子でありたい。
だから、普通の女の子がするような行為をただ行っただけ。
それだけのこと。
それを無感情にやり遂げるのが羽川さん。
そんなご主人のことを気まぐれに助けたくなったと打ち明ける障り猫
なんとも猫っぽいだろと。
たくさんおしゃべりをした障り猫は教室から立ち去ろうとします。
そこで胸のドアップと下半身のドアップサービスがきちゃいます♪
やっぱり黒の下着っていいですよね＾＾
わたしも好きだもの。
さて教室から立ち去ろうとする障り猫を止めようとする暦ですが
障り猫に触れることができない。
そんな暦に対してそれが正解という障り猫
障った瞬間障りがある。
俺に対してもご主人様に対しても
たぶん関わりを持たないのが正解と...
教室にひとり取り残された暦は羽川さんのことを想う。
僕は羽川のことが好きだ。
好きすぎて触れない。
でも、この気持ちは恋じゃないと感じる暦。
それはもうとっくに恋を越えていて
一生一緒に居たいどころか
羽川のために死にたいと思ってしまっている。。。
第4話「つばさファミリー 其ノ肆」
忍ちゃんにずっと土下座しっぱなしの暦
GW後半を潰した甲斐がありました。
忍ちゃんは暦に妖刀「心渡」を貸してあげます。
妖刀「心渡」とは怪異だけを斬ることができる剣
そんなところに忍野が戻ってきて
羽川さんの両親から聞いた話しを暦に話します。
そこで明らかになる羽川さんの家での姿。
親父さんが羽川さんの顔面を殴ったときに
羽川さんが親父さんに向かって言った言葉が異常極まりないものだった。
「ダメだよお父さん。女の子を殴ったりしたら。」
とにっこり微笑んでそう親父さんに言った。
それが父親に殴られた娘の言葉か？
暦も忍野も強く疑念を感じる。
気持ち悪い。
凄まじいまでの全盛
そんな羽川さんのことを怪異よりも怖いという忍野
羽川さんは正しい。
そんな暦に正しすぎるがゆえに怖い。
正しすぎる娘と一緒にずっと生活してきた両親は
常に自分の未熟さを痛感させられっぱなしだったはず。
そんな環境は悪夢・地獄そのもの。
よく10何年間も殴らずにやってこれたと同情する忍野。
そんな忍野は今回の騒動はすべて羽川ちゃんにあると断言する。
その忍野に対して怒りをむき出しにする暦。
「これ以上、羽川のことを悪く言わないでやってくれ。
殺したくなってくる。。。」
さて忍野から忠告をもらった暦は羽川さんを解放する計画を実行に移す。
まずは偽メールで羽川さんを呼び出します。
その偽メールにまんまと嵌って姿を見せた障り猫。
でも、そのお声は羽川さんのものだった。
どうやらいまの障り猫は羽川さんの意識が表に出ているようです。
さて、その羽川さんはまた素敵なブラにパンツをしてくれちゃってます♪
黒に赤。
妖艶なブラック羽川さんにはとってもお似合いの下着であります。
手で隠さないその素敵な胸をもっと見せてよ。
って思わず言いたくなっちゃいました＾＾；
さて暦の策に嵌ったブラック羽川さんに対して暦はいう。
怪異に取り憑かれようが怪異を取り込もうがお前はお前のまま
人格が変わったぐらいで性格が変わるか？
それがお前だと。
友達からヘルプを求めるメールがくれば
どんな状況であろうと駆けつけてくる。
本能的に動く
それが羽川と。
嘘をつかれた俺に対して怒っている反面、ほっとしているだろうと。
すごく優しくて、すごく強い。
優しすぎるし、強すぎる。
怪異に魂を売っちゃうぐらい強すぎる。
他人を圧迫するぐらいに正しい。
それがお前なんだと。
お前はその性格のまま一生生きていく。
変われやしないんだと。
文句を言わずに付き合っていくしかない。
その暦の言葉に対して羽川さんは
「無茶言わないでよ。わたしだって辛いんだよ。」
「わたしだってできることとできないことがあるんだよ。
わたしだって人間なんだよ。」
その羽川さんの言葉に即反応する暦
お前は人間じゃないだろ。
怪異にその身を委ねた。
いまのお前が人間を名乗るな！
そんな暦に対して羽川さんは同情してくれないの？
と聞く。
その問いに暦は「しない」ときっぱり答える。
その後も続く暦と羽川さんのやり取り。
そのなかで暦は自分の作戦に羽川さんが嵌るように誘導していく。
そのなかで羽川さんは感じる
阿良々木はわたしのヒーローになってくれない
わたしのことなんてほんとうは嫌いなんだ...
そう感じた羽川さんは自分に向かって叫ぶ
「死んじゃえ。死んじゃえ。死んじゃえ...」
「わたしにゃんて死んじゃえ。」
そのあと暦に対して敵意をむき出しにするブラック羽川さん。
わたしのストレスを全部引き受けてくれるなんて素敵。
とういうことは殺していいのかな？と聞く。
その問いに暦は本望と。
僕はお前に殺されて死にたいと。
その言葉に応えるようにブラック羽川さんは暦に容赦ない攻撃を仕掛ける。
それにより暦のからだは上半身と下半身が別々に。
上半身だけが攻撃の勢いで吹っ飛び壁に激突する。
暦がその苦痛に悶絶するのと同時に
攻撃を仕掛けたブラック羽川さんの悲鳴を轟く。
「痛いーーー！！」
これは暦の作戦勝ち。
あらかじめ「心渡」を飲み込みからだのなかに仕込んでいた暦。
なんという無茶な作戦だこと。
これで障り猫を羽川さんから切り離せるはずだったのですが
乱暴なやり方だったために羽川さんと障り猫の統合に不具合が発生し
羽川さんがやばい状態に陥ってしまう。
そんなところに姿を現したのが忍ちゃん。
暦のからだを治癒し
貸した妖刀「心渡」をからだに吸収して
暦に怪異殺しの手本を見せる。
ブラック羽川にがぶりついた忍ちゃん
怪異殺しをあっさりとやってのけちゃいます。
これでこの騒動は終了。
羽川さんのストレスのもとは残ったままだが...
さて後日談。
忍野は羽川さんのことをブラック羽川と命名。
あの状態の羽川さんを障り猫と呼ぶには少し違う。
新種には新種の名前が必要と。
新しい現代の妖怪「ブラック羽川」
ご両親をエナジードレインした時点で羽川さんの意識は一旦戻っていた。
その時点で彼女の望みは叶ったから。
だけど、羽川さんが強く願って
離れかけていた猫を引き戻し取り込んだ。
そこで新怪異「ブラック羽川」が誕生したと。
さてそんな話しのなかで忍野と暦に唐突にいう。
結婚しちゃえば？と。
結婚すれば家族は暦ということになる。
そうすればストレスの原因はなくなる。
確かにいいアイディアでありますね。
でも、それは重大な事項なので
羽川さんの気持ちを考慮する必要があるし
暦の気持ちも考慮する必要もある。
で、暦は忍野に対して恋はしていないと告げる。
そう言った暦は思う。
羽川さんは俺を頼ってくれなかった。
くれたら俺はなんでもしたのに...
そう思った暦に忍野はいう。
求めていたかもしれないと。
助けてと言わないと
助けを求めたことにならないわけでもないだろ。
好きと言わなきゃ好きってことにならないわけでもないのと同じように。
そして軽はずみに言えない言葉は誰にだってあるはず。
さて、暦の羽川さんに対する恋話はこれで終了。
羽川さん以外のことを好きになるだろうと暦が決意した途端
運命の人と出会うことになるんですね＾＾；
これで猫物語（黒）は終了。
化物語へと続くようです。
そしてそのあと次なる物語の告知がきました！！
『物語シリーズ セカンドシーズン』の告知が！！
2013年は物語シリーズでアツい1年になるのは間違いなしですね。
で、気になるのは『傷物語』だよね。
どうなってるんでしょうか？
【エンドカード】
猫物語（黒）のエンドイラストを描いてくださったのはVOFAN先生です。
※まとめ※
猫物語（黒）はとっても楽しめました。
それは時系列の説明が冒頭にあったおかげかな。
それにしてもブラック羽川さん
素敵です。
化物語のときも好きなキャラでしたが
この猫物語をみてさらにお気に入りのキャラとなりましたよ♪
黒の下着に裸
そのお姿が妖艶で最高でした。
また、どこかでそのお姿が見れればいいな。
あとは未完と思えるシーンが少なかったのが好印象でした。
これが普通なんですけどね＾＾；
※お知らせ※
猫物語のレビューは長くなりそうだったので
前半と後半でわけて別々の記事で公開しております。
前半の「つばさファミリー 其ノ壹」と「つばさファミリー 其ノ貳」
のレビューはこちらから
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