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2月24日から公開されました劇場アニメ「さよならの朝に約束の花をかざろう」のBlu-ray&DVDが
10月26日に発売となりました。
「さよならの朝に約束の花をかざろう」は「あの花」「ここさけ」のの脚本家・岡田麿里氏が
初監督を務めたファンタジーアニメです。

観た人のほとんどが涙したであろう感動作である「さよ朝」
わたしも涙を拭っても拭っても涙が止まらなくなってしまったんですよね^^
ちょっと恥ずかしくなりまわりをみたら
まわりのひともみんな泣いていてちょっと安心したことが懐かしいです。

今年観た映画のなかでいちばん涙した。
そんな作品であります。

『出会いと別れの物語に、胸が締め付けられる
愛して、よかった。』


家族の愛・絆が紡ぐ物語
この物語を観て涙しないひとはまずいないと思います。
仮に涙しないなら、一度己を振り返った方が良いと思えるほどの作品
おひとりで、カップルで、家族みんなで観て愛の感動物語に涙しちゃってください。
涙腺崩壊間違いなしですから!!

わたしはこのレビューを書きながらもうるうるしちゃってるぐらいですから^^;

家族の愛・絆が希薄になってしまっていると感じているあなた
そんなあなたこそこの作品は観てもらいたいです。

わたしは劇場に何回も足を運びそのたびに涙してました。
公開時期が悪く上映期間が短くなってしまったのがとっても残念だった作品。
こうしてBDの発売日を迎え、また「さよ朝」を観れるこの幸せ。
スタッフの皆様に感謝であります。

エンドロール後のイオルフの風景
これは反対されながらも岡田監督が押し通してねじ込んだ1枚。
この1枚からその後の世界についていろんなもの伝わってきます。
ねじ込んで大成功ですよ♪

では、本編をご紹介
ただ、わたしの語彙力ではこの作品の良さ・感動が伝わらないのは明らかなので
各シーンを多めにpickupし、言葉は少なめにしてあります。
皆さまにBD、DVDを購入もしくはレンタルしてこの作品の良さに触れてほしいという気持ちも込めて。

(物語概要)
縦糸は流れ行く月日。横糸は人のなりわい。
人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。
10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族"と呼ばれ、
生ける伝説とされていた。
両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、
どこかで“ひとりぼっち"を感じていた。
そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。
イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。
絶望と混乱の中、イオルフ一番の美女レイリアはメザーテに連れさられ、
マキアが密かに想いを寄せる少年クリムは行方不明に。
マキアはなんとか逃げ出したが、仲間も帰る場所も失ってしまう……。
虚ろな心で暗い森をさまようマキア。
そこで呼び寄せられるように出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち"の赤ん坊だった。
少年へと成長していくエリアル。
時が経っても少女のままのマキア。
同じ季節に、異なる時の流れ。
変化する時代の中で、色合いを変えていく二人の絆――。


穏やかな日々を過ごすイオルフ民たち
そのなかにマキアちゃんやレイリアちゃんも



ただ、マキアちゃんには家族がいなくひとりぼっち。

そんなマキアちゃんの面倒をみているのは長老のラシーヌさん
彼女はこう見えてももう400歳超え^^;
そんなラシーヌさんはマキアちゃんに戒めの言葉を伝える。

「外の世界で出会いに触れたなら、誰も愛してはいけない。」

「愛すれば本当のひとりになってしまう。」

出会ったのにひとりになってしまう?
このときのマキアちゃんにはまだ理解できないことだったが...

「それがわたしたち別れの一族に科せられた運命」

そんなときマキアちゃんが外の世界と触れることとなる騒動が起こる。

それはイオルフの長寿の血を求めメザーテ軍の侵攻



初めて外の世界に出ることとなってしまったマキアちゃん
そこで生まれたばかりの新しい命と出会う。

この出会いが彼女を変え強くしていきます。

外の世界でまだ幼いのに母親として強く生きていくマキアちゃん

そして月日は流れ...

マキアちゃんは偶然手にしたヒビオルからレイリアさんの境遇を知る。



王子との望まぬ結婚
そして懐妊

メザーテ軍の侵攻からレイリアちゃんの運命はボロボロです。



「わたしなら飛べる...」
レイリアちゃんのこの言葉が辛いです。

マキアちゃんの母親として苦しみもがく。
「わたし...母さんじゃない。母親の資格なんてそんなのないよ。
ただの真似っこだったから...」

苦しみながらもふたりは親子の絆を強くしていく。
マキア「もう泣かないもん。」

エリアル「俺、母さんのこと守る。」


月日が流れ成長したエリアル
ふたりが親子に見えるわけもなくこの町では姉妹ということにしてるようです。
成長したエリアルはマキアちゃんにとある感情を抱くようになってしまいます。

そんな町で偶然ラングと再会することとなります。

メドメルを産んでからひとりぼっちのレイリア。

「わたしとレナトと一緒なの。伝説の世界だけに生きるあやふやな存在...」
娘に会うこともできず軟禁状態
そんな状態が続き精神が壊れかけてしまってます。


そしてマキアちゃんとエリアル関係にも綻びが...

己の感情から逃げるようにマキアちゃんの元を離れるエリアル
そんなエリアルを見送るマキア
「いってらっしゃい。」

エリアルを見送ったあと部屋で泣き崩れるマキアちゃん
「嘘つき、エリアル...守ってくれるって約束...嘘つき。」



その後のマキアちゃんは拉致され死んだような日々を送る。
そんな彼女の心の支えはエリアルが編んでくれたヒビオル

クリムって男はほんと嫌いだわ。
自分の理想のためにまわりを苦しめて。


近隣諸国が手を取りメザーテに侵攻を開始。
それによりまた運命が動きだす。

戦場で再会のふたり。
一瞬のことだったので言葉は交わさず。

そしてこちらも再会。
ここでもクソ男っぷりを発揮のクリム
ここで退場となってくれて本当に良かったです。

居場所を守るための戦いに挑むエリアル
はじめは母親から逃れるために軍に入った。
しかし今はディタがいる。仲間がいる。
産まれてくる赤ん坊もいる。
「このメザーテはあの人から離れて初めて作った自分の居場所なんです。」

「おれはそれを守りたい!!」


エリアルとディタに生まれる新たな命

そこにマキアちゃんが。
これも運命なのでしょう。

居場所を家族を守るために必死に戦うエリアル
そしてディタちゃんも。

新しい命に指を掴まれるマキアちゃん。

この一連のシーンはヤバかったです。
泣かせにきてます^^;

ディタちゃんのところを離れたマキアちゃんはエリアルのもとへ。
戦いで傷を負ったエリアルはマキアちゃんの膝の上でお目覚めです。

「お帰り。エリアル。」

「わたしはエリアルのお母さんになれなかった。」

「もういいんだ。あなたが教えてくれたんだ。」

「優しさを。強さを。必死さを。誰かを愛する気持ちを・・・」

「エリアルと一緒にいるといろんな悲しいこと、苦しいこと、和らいでいった。」

「エリアルは嘘つきじゃなかった。エリアルは約束守ってくれた。
わたしのことずっと守ってくれてたの。」

「離れて、ひとりぼっちになって、自分のことが良くわからなくなって...
それでもエリアルを思い出せばわたしになれたの。」

「エリアルがわたしを呼んでくれるなら
それが母さんじゃなくても、どんな名前でも
その名前がきっとわたしの名前になる。」

「いまのわたしを織り上げてくれたのはエリアルなんだ。」

再び別れのとき。

エリアルのもとを離れるマキア
そんなマキアちゃんにエリアルは
「母さん!!」と叫びます。

このひと言でマキアちゃんとエリアルは再び家族に。
どんなに離れていても家族の絆・想いは切れることはないでしょう。


そして悲運続きだったレイリアちゃんにも新たな光があたりはじめる。
ずっと会えなかった娘との再会。
そして新たな旅立ち。

「わたしはイオルフのレイリア。
じゃじゃ馬で、撥ねっ返りで、男勝りで、そして自由なの。」

「わたしは飛べる!」



「レナトなど要らぬ。イオルフなど要らぬ。
古き生き物たちは消えゆく運命。ならば」

「最後は彼らの心のままに・・・・・・」





時は流れ
マキアちゃんはあの場所へ。

そこには年老いたエリアルが...

「ただいま。エリアル。」

老いたエリアルの手をさすりながらマキアちゃんは
「すごいね。エリアル...」

「いっぱい...一生懸命生きてきたんだね。」

泣きそうなるマキアちゃんですがここは堪えます。
エリアルとの約束があるから...

そんなときエリアルが目を覚まします。

そして笑みで「おかえり」と。

マキアちゃんの「ただいま」の言葉を聞いたあと
再び瞳を閉じるエリアル。
その寝顔はすっきりとしてます。

そんなエリアルにあの出会った日のヒビオルを掛けてあげるマキアちゃん。

そして
「いってらっしゃいエリアル。晩御飯までには帰ってくるんだよ。」
と...

エリアルとお別れをしたマキアちゃん
そんなマキアちゃんに孫娘のリリィちゃんがお花を手渡してくれます。

可愛いらしいリリィちゃんを見送りながら
懐かしい家を見つめながら
エリアルと過ごした日々のことを思い返すマキアちゃん





涙を必死に堪えてきたマキアちゃんですが
さすがにもう限界。
涙を流しおもいっきり泣きます。

これによりひとつの出会いと別れの物語は終わりを告げる。
でも、これは終わりではない。

『わたしが生きている限りエリアルのヒビオルは続いていくから』

その言葉に大笑いのバロウ
「長老もその顔を見たら笑うだろうよ。」

「お前が苦しいだけでじゃない別れを教えてくれたことが嬉しくってな...」

また新たな別れに出会うために旅立つマキアちゃん

「長老さま。わたしはエリアルを愛して良かったと思ってます。」

「愛して良かったと...」


やばい。
本当に涙が止まらない。
涙で視界がぼやけてレビューする手が度々止まってしまった。
本当に素晴らしい作品である「さよ朝」
ひとりでも多くのひとに観てもらい感動し涙してもらいたいです。

(ソフマップ購入特典:複製原画色紙)



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