たとえば以前見た MHP2ndG の公式ガイドブックでは、
「武器倍率」として以下の値が載っています。

大剣・太刀:4.8、片手剣・双剣:1.4、
ハンマー・狩猟笛:5.2、ランス・ガンランス:2.3、
ボウガン・弓:1.2

これはステータスに表示される攻撃力を算出するための
武器ごとに固有の係数で、MH シリーズではこの値は
変わっていないようです(もちろん MHF も)。
この係数は、たとえば内部で実際にダメージ計算に
使われる攻撃力が200だとするとそのときにステータス
で確認できる攻撃力は、大剣を使っているなら960、
ランスなら460というように武器倍率をかけたものに
なります。そこで疑問が生じるわけですが、武器固有の
係数をかけるのはなぜなんでしょう。

ダメージを計算する過程においてハンター側の要素で
もうひとつ重要なのが、アクション威力です。これは
大剣なら縦振り、なぎ払い、斬り上げ、溜め斬り、
それぞれの攻撃アクションごとに決まっている値で、
これと内部の攻撃力(先の例では200、単位は%)を
かけたものに、モンスター側の肉質による影響を加えて、
ダメージを決定します。(この他にもさまざまな要素が
ありますが基本はこの3つです。ただ、ボウガンの
場合はもっと複雑です。)

さて、ここで武器倍率についての疑問に戻ると、実は
武器倍率はその武器による代表的な攻撃のアクション
威力に基づいていることがわかります。

大剣の縦斬り:48
片手剣の斬り上げ:14
ハンマーの縦振り:52
ランスの上段突き:23
ボウガンのLV2 通常弾:12

つまり、表示されている攻撃力に肉質の影響を加えて
10で割れば、ダメージの概算を知ることができます。
属性値も同じように肉質軽減して10で割ります。

表示攻撃力はダメージ量の10倍を表示するようになって
いて、属性ダメージについては攻撃アクションによらず
常に同じなのでそのまま表示されていますが、物理の
方はアクションによって異なりますから、代表をとって
表示させることにしたのだと思います。

太刀、双剣、狩猟笛、ガンランス、弓については、
この考えは適用できません。これは、これらの武器は
MH(無印)には存在せず、先の5種の派生武器として
後に追加されたものであるためです。