仕事がそろそろ終わろうかという頃、れんちゃんからラインが届いた。

れん「どっちでも食べていいよ♡」

その言葉とともに送られてきた写真には、厚揚げと、かまぼこに見えるけど、おそらくシフォンケーキ(厚揚げと比べると1/4サイズ)。


え…。

これって、愛を試されてるの…?
(前回の日記を踏まえて)

この二択なら、シフォンケーキを食べたいけど、これだけしかないなられんちゃんも食べたいだろうし…、

れんちゃんも悩んだ末、せめてフォルムが似ているものを、と厚揚げを準備してくれたのかもしれない。

この小さい方は、そもそもシフォンケーキなのか?

もしかして、かまぼこなのかも?


真相はわからなかったから、

おもち「厚揚げありがとう〜♡帰ったら食べるね♡」

と返事をしてみた。


れんちゃんは、言いたいことは伝えたからか返事はなく、家に帰って冷蔵庫を見ると、厚揚げと、写真で見た通りの四角い物体が私にも見える位置に置いてあった。

(上の段はよく見えないこともあって、日常的には使わない粉系の置き場所になっている)

ラップで包まれているけど、触った感じ的にはシフォンケーキではなさそう…。

目を凝らして見ると、焦げ目のついた断面が厚揚げに酷似していて、そこでようやく気がついた。

これは、もしかして、種類が違うだけで、両方とも厚揚げだった、というパターン…?

とりあえずラップの上から匂いをかいでみたけど、よくわからない。

これは両方とも厚揚げだったら、「どっちでも食べていいよ」というれんちゃんの言葉も納得できる。

たくさん食べたければ、まだ開けてない大きい方を、

ちょっとだけ食べたければこの小さい方を、

ということなんだろう。

それなら、れんちゃんが本当の意味で帰ってくるまでまだ時間もあるし、もしかしたら、そろそろお寿司に誘われるかもしれないし(れんちゃんの仕事も忙しくて最近ご飯を食べに行ってないから)、とりあえずちょっとだけ食べておこう。

というわけで、ラップに包まれた小さい方をかじってみた。

(まだシフォンケーキかも、という望みを完全に捨てたわけではないので温めずにいってみた)


ら、


なんと、

おもち「これ、あれだ…!」

名前が出てこないけど、甘いたまごの液体にパンを浸して焼くやつ…!

やったー!

嬉しいー!

一年ほど前から、食べたいなーと思いつつ、口にも行動にも出さずにいたけど、こんなに美味しいなんて…!

(バニラアイスで作るというレシピは調べてあるけど、クリームパンとメロンパン以外の甘い系のパンはあまり食べられないから作ってなかった)

あまりの美味しさに二口目を食べようとして気付いた。

これは、多分というか絶対、れんちゃんが実家でお母さんからもらったけど、私にも食べさせてあげようと思って持ってきたもののはずだから、

れんちゃんも食べてないはず。

ということは、全部食べたらまたこの前のように泣かせてしまう…!

ひとくちかじったけど、一旦冷蔵庫に保管して、厚揚げの方を食べようかな…。

そう思い直して厚揚げを取ろうとしたら、もうひとつ、ラップに包まれた同じようなものがあることに気が付いた。

手に取って見比べてみると、さっきかじった甘い方によく似ている。

もしかして、あらかじめ、私の分とれんちゃんの分、ちゃんとあったのかも?

れんちゃんのお母さんは、よく、お刺身でもお肉でも、「こっちはおもちちゃんにあげてね」と私の分をくれることが多い。

(同棲していることはまだ言ってない)


れんちゃんのお母さんに感謝しつつ、今度こそ安心して甘い方の四角を食べて、れんちゃんの帰りを待つことにしました。


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過去の豊富な経験と証拠の数々。

それらがあっても私は正しい答えにたどり着けないことがわかった。