Reo's Journal

美食と旅の、麻生玲央ブログ。


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金沢にあるカフェ「FULL OF BEANS」。前回の金沢訪問時はスケジュールの都合で訪問できなかったので、今回よーやくの訪問となった。

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座敷スタイルの店内は和と洋がミックスしたような雰囲気。席間も工夫してあり、とても居心地が良い。

この日は昼頃の訪問となったが、店内は予約してきたお客さんが多い。運良く予約なしで入れて助かった。
ほとんどのお客さんがランチをオーダーしているところを見ると、カフェ使いというよりも予約を入れた上での食事使いが中心の店なのかな、と。今度はランチを食べに訪問してみたい。

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コーヒーメニュー以外にも福光屋の純米甘酒(上写真)もあったりするなど、地元ならではのドリンクメニューも旅人には嬉しい。

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もちろんコーヒーもオーダー。金沢焙煎のコーヒーとのこと。金沢らしい和の器が気分をホッコリとさせてくれる。

博多にもコーヒーの名店は多いが、金沢もかなり多いのでコーヒー中毒者のボク的にはありがたい。
旅先でのコーヒーは心に染みるというか、格別に感じられるから不思議。

金沢のコーヒー編、続きはまた近い内に。

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今やアジアを代表する国際金融都市シンガポール。景気の良さなんて言葉を超えた超裕福層が沢山いて、物価の高さもアゲアゲ。そしてそんな国際都市シンガポールで成功を目指す人達がシンガポールで勝負しようと移住してくる。

実際、日本企業の進出はもちろん、個人レベルでシンガポールに拠点をおいて活動している個人事業主は多い。例えば飲食シーンでも、日本人の経営するレストラン(もしくは料理長が日本人)は増えてきてるし、去年のミシュラン・シンガポール版で☆を獲得している店もある。

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シンガポールの夜。上を見上げると高く聳え立つビル郡。世界の進化は果てしないね。
ビリオネアを目指してシンガポールに来る人達の熱量の高さと、夜空を突き抜けるように建つビルの高さが重なって見える。

そりゃそーだよね。好きでもない仕事で社蓄のように扱われる毎日よりも、自分のやりたい仕事で事業を起こしてビリオネア目指したいってキモチは分からなくもない。

実際に夢をかなえたビリオネア達も世界にはいるといえばいるワケだし(笑)。
http://mainichi.jp/articles/20170321/reu/00m/030/004000c

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でも昔ながらのシンガポールらしいエリアも多々あります。しかし、古い街並とビルとのコントラストが香港みたい。

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シンガポールにビルを見に来たワケじゃないし、ボク的には古き良き街並を散歩していることがほとんど。こういう菓子屋でスイーツ買って食べたりとか異国情緒があって楽しい。

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どんなにシンガポールの街並がビルだらけになったとしても、マーライオンだけは今後も変わらないと信じてる(笑)。世界三大ガッカリだったっけ? オッケー。これからも世界のみんなをガッカリさせ続けてくれ! マーライオンこそがシンガポールの顔なんだから変わらないでいてほしいね。

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今のシンガポールを語る上で欠かせない「マリーナベイ・サンズ」。間近で見てもスゲーけど、中に入るともっとスゲーです。

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こういう建築デザインをやってのけるところが今のシンガポールの凄さ。今の日本だと建築コストや維持費なんかを考えて、あんまり派手なことやらなくなったじゃん?。

新国立競技場のデザインもザハ・ハディド氏の初期デザインには心が躍ったものだけど、結局はコストや何やの理由で変わってしまったしさ。残念。

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やっぱりアジアは楽しいねぇ。落ち着いた大人のヨーロッパとはまた違う躍動感、景気アゲアゲGROOVE感がある。

というか、またそろそろアジアを旅して周りたくなってきたなぁ。タイか香港あたり。来月からの北欧旅の次はまたアジアにでも旅しようかしらん。

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北陸新幹線の開通で一層の盛り上がりをみせる北陸「金沢」。地元の人達も驚くほどに人が集まり、そして新店も増え続ける。

今回訪問した「くら竹」も去年オープンした一軒。この日はランチ3200円の握りコースをオーダーした。

メモはとってなかったので、表記ミスや抜けがあるかもしれないが、暗記した限りのメニューは以下の通り。

アイナメ、ヤリイカ、バイガイ、カスゴ、甘エビ、地物サクラマス、太刀魚、マグロ、鯛、牡蠣の計10貫。これに椀物とデザートが付いて3200円はコスパ高い! 地物が中心なのもありがたいし、金沢に旅する時は是非また再訪したい一軒となった。

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これは「アイナメ」。まだ寒い時期での訪問だったが春を感じさせるネタの登場は嬉しい。好物の一つ。

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バイ貝もコリッコリの食感が鮮度の良さを物語る。金沢の貝といえば「万寿貝」が好きだが「バイ貝」も今の時期には欠かせないネタ。

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地物の「サクラマス」も良かった! これもまた春を感じさせるネタ。

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能登の牡蠣。見るからにプルルンとした張りのある肉感、食欲をソソる色艶。色気すら感じてしまう質の高さは、さすがは能登産。今年の冬の間に食べた牡蠣の中でもこれがマイナンバーワンだった。

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金沢の鮨を一言で表記するのは難しい。東京の鮨屋ならどこで食べても基本的に「江戸前鮨」と呼べばいいのだけれど、金沢は「金沢前鮨」か「能登前鮨」、または「北陸前鮨」と呼ぶべきかで悩むところ。北陸は富山や福井もあることだし、とりま今は「能登前鮨」とボクの中では呼んでおこう。


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博多に来たら絶対に一度は訪問するのがココ。九州の魚介と日本酒が楽しめる一軒です。

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スタートはお気に入りの「田中五六」(糸島産山田錦)と「万齢」(にごり)。佐賀の銘酒「万齢」の「にごり」は初めて飲みましたが、これマジ最高ッス。今まで飲んできた「にごり系」の中ではボク的ナンバーワンかも。

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さて、これは何でしょう? 豆腐ではありません。答えはカリフラワーのムース! 前回に食べて気に入ったので今回もチョイス。繊細な仕上がりが嬉しくなってくる。

それでは以下、この日に食べた料理の中からいくつかをピックアップ(全部アップするには数が多すぎたので)。

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定番の「盛り合わせ」! 上画像で二人前です。クエ(本アラ)を始め、地タコに平目、ゴマ鯖、車海老、他多数! どれも超良かったけど、クエ(本アラ)と地タコが特にぐうウマ。

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クエ(本アラ)は炙りで食べるのが好き。塩も山葵醤油もつけずに、そのまま食べるのがボク流の食べ方。クエはそのままで十分に旨いからね。鍋でも旨いかも。あと、クエは上品で繊細すぎるから熱入れはこれくらいの(炙る程度の)レア感がちょうどいい。そういう意味では日本料理や広東料理に特化した魚だと思う。

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車海老の頭は酢揚げにしてもらいました。

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他にも飲みたい銘酒が多かったので、いくつかオーダー。久しぶりに顔が赤くなるまで飲んだ(笑)。

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糸島産てつやとのりこの玉子を使った玉子焼き! これも前回時に食べて気に入ったので今回もオーダーです。関西の玉子焼きは出汁巻きなので甘くないが、九州の玉子焼きは甘め。地域によって玉子焼きの味が違うのが面白い。

しかし、玉子焼きに大根おろし(+醤油)の相性の良さを初めて見つけた人は天才だね(笑)。引き算料理でありながら、こういう組み合わせで旨さをブーストさせる和食の知恵&工夫って本当にスゲーといつも思う。

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この「薩摩揚げ」も超旨かばい! アツアツ出来たての薩摩揚げを食べる機会ってほとんどないけど、出来たての薩摩揚げってこんなに旨いとは! これはまた再訪した時に必ずや食べたい。

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そして前回も書いた「黒七味」! 京都人にとっては欠かせない調味料が九州の居酒屋のテーブルに置いてあるのは嬉しいなぁ。京都と博多のコラボ(笑)。もちろん薩摩揚げにぶっかけました。

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御飯は土鍋で! 雲丹とサザエの組み合わせという海の幸の宝庫たる九州ならではの贅沢な炊き込みご飯。

他にもいろんな料理を食べたけど、どれも旨かったい! また博多に来たら確実にリピ決定。
帰りは近くのホテルまで徒歩で帰ろうとしたものの、居心地良さそうなバーを見つけてそのまま一杯。このバーも良かったなぁ。ホントに博多の夜は楽しすぎる! 冬の間だけでも移住したい(笑)。


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上写真はフランス滞在中に朝食用として購入したバターとチーズの数々。パンは前に紹介した「ラ・パリズィエンヌ」のバゲットと、「ル・サンク」で貰ったクイニーアマン。これがフランス滞在時の朝食の一部です。バターにチーズにヴィエノワズリー等々、乳製品まみれ(笑)。

まぁ、チーズ(フロマージュ)が旨いのは当然として、やはりバターも旨すぎです。食べ比べがてら毎日のようにヨーロッパ産バターのオトナ買いを繰り返していましたが、本当に個性が様々で面白い。
クセがありすぎて、そのまま食べるのはちょっとキツいかな~と思えるバターでも料理を作るときに使うと、別物のように美味しくなったりね。火を入れると美味しく化けるバターもあるんだな、と。もちろんそのまま食べたほうが美味しいバターもあり、その多様性こそがフランス産バターのスゴいところだと思いました。

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ちなみに、ボルディエのような超有名メーカーでさえ、バター1個で約3ユーロ。日本円にすると1ユーロが122円と計算して366円。
あれだけ大量に生産しているボルディエでさえも石鹸ぐらいの大きさ一個が約366円なのです。グラム数の違いはありますが、日本の国産バターと価格的な差はあまり感じられません。
フランスには他にももっと高いバターはありますし、個人経営で頑張っている少量生産のバターならさらに高いものもあります。

というか「高い」という言い方が間違い。これが普通・・・いや、安いと考えるべきでしょう。これでも良心的価格帯であり、酪農家さんやメーカーの企業努力の賜物です。

今、日本のバターは品薄とか値上がりとか様々なことが言われていますが、逆に言うと「今までが安すぎた」ってことじゃないかと思うんです。ボクは日本の大手メーカーのバターが品薄で値上がりする前から、地方にある中小メーカーの作るバターを買っていましたが(もちろん今でも同じメーカーのバターを購入しています)、平均して1個が約500円~600円でした。

でも、品薄で値上がりした大手メーカーの作るバターは現在でも1個500円もしません。値上がりしてもまだそんなに騒ぐほどの価格帯になったとはボクには思えないんです。

フランス産のバターでも同じくらいの価格帯のバターはありますし、日本だけが高いワケではありません。良いものを作ろうとすれば値段もそれなりになって当然です。

品薄とか値上げとか、そういうことを言う前に、まずは酪農家さん達がどれだけ大変な仕事をして「生乳」を作られているのか、を知る必要があるかと。酪農・農業シーンに若手の人材を増やす意味において、酪農家さん・農家さん達が儲からないと未来はありません。

若い人達が酪農や農業をやっていきたいと思えるためには、もっと酪農家さんや農家さんが職人として評価され、儲かる仕事でないとね。

どこかの企業の役員がエアコンの効いた部屋で椅子に座りながら仕事をして毎日がプレミアムフライデーみたいな仕事で何千万円もの役員報酬をもらっていることを考えたら、毎日もっと大変でしんどい仕事をしている酪農家さんや農家の人達は数億円は稼いでないと不公平。

酪農家さん達がバターを1個500円以下で売るために(利益の出にくい)バターを一生懸命作っている現状があるのに、何千万円もの年収がある役員の奥さんが「最近はバターが高い」と叫ぶワケです。

街場にある、なんちゃってバルで会社帰りにワイン一杯1200円を飲むくせに、バター1個に500円だと高いのか? さすがにそんなのおかしいよ。その1200円で600円の上質なバターが二個も買えるというのに。

もちろんレストランやパティスリーを経営している人にとって、乳製品が値上がりするのはクリティカルダメージなのも分かってます。でも、生乳の値上がりは今後も続いていくと思いますし、そこを時代に合わせて上手くやりくりしていくことが経営者としての実力ってヤツです。

例えば、仕入れ値が高くなったとしても地元の酪農家さんから直送で仕入れることで、地産地消・テロワールに基づいた料理やケーキが作れます。野菜や肉だけを地元の地産地消で作る店は多いけど、乳製品まで徹底して地元産・テロワール主義で作っている店はまだ少ないハズ。地元の乳製品を使うことで、地元の酪農家さんや農家さんと協力していくことで新たな価値が生み出せるのではないかと(シロートの考えですが)。

「うちの店では契約している地元の酪農家さんからタンクで毎日、発酵バターが届くんですよ」なんて言えるシェフ、カッコいいと思います。そしてそんな新鮮な直送バターで作ったムニエル、絶対美味しいよ。

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バター編、思った以上に長く書いちゃったので、チーズ編(冬のフロマージュ編)はまたいつかの機会に。


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