Reo's Journal

美食と旅の、麻生玲央ブログ。

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今や世界のほとんどの国でショコラは作られている時代。ファッションやガストロノミーと同じように流行もあり、個性的なショコラも数多く誕生している。

でも最近はちょっと行き過ぎた派手なショコラとかもあるじゃない? 
「こんな食材と組み合わせたぜ! オレのオリジナルどや!」みたいなね。
ま、それも数の原理、トレンドの過程にはそういう一発屋スタイルも生まれてくるのは仕方ないし、それだけショコラというものが世界全般に定着してきたってこと。

もちろん、ボクもたまにそういう個性的なのも買いますけどね。でもリピートして買い続けるのは、やっぱり王道。クラフトマンが作る真に美味しいボンボンショコラに落ち着く。

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ジャン=シャルル・ロシューのショコラはショーケースを見ても分かるように、どれも見た目はシンプル。ほとんどが真っ黒です。ノワールの世界。派手なものやトレンドに影響されたようなものは見当たらない。

ジャン=シャルル・ロシューがオープンして、ボクが初めて訪問した時から、今に至るまでずっとこのスタイル。
彼の作るショコラは基本的に伝統的なもの。シンプルな見た目だけど、どこまで奥深いテイストを作れるか、どこまで調和のとれた美味しさを生み出せるかに人生をかけていることが伝わってくるような完成度の高さ。

アーティストというよりもクラフトマンなんでしょうね。

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マロングラッセもキラキラ包装。ヨーロッパの皆さんはゴールド好きですな。

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宝石のようなボンボンショコラ。
パリに来ると絶対に買いに行くショコラティエが5店ある。ここはその筆頭。

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こういう塑像を作る技術力の高さとセンスの良さも素晴らしい。

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毎年のようにサインしてもらっているからサイン付き紙袋が溜まっていく(笑)。いつか金色バージョンを作ってほしい!(^^)。

☆店データ☆
店名 : Jean-Charles ROCHOUX
住所 : 16 rue d'Assas, 75006 Paris
電話 : +33 (0)1 42 84 29 45


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美食都市ボローニャの夜。夕食の後、ほろ酔い気分で歩くボローニャのストリートはとても気持ちがいい。銀座とはまた違う別世界。

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ポルティコ(柱)が建ち並び、店はどこも通りに面したセットバックに配置されている。店前に看板を出して街の雰囲気を壊すような店はなく、きちんとした街造りのルールの下で営業しているのはサスガ。

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早朝のボローニャ。意外に川が多くて驚く。どことなく日本みたいな雰囲気にも感じる。

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観光客用かな。のぞき穴が設置されてる(笑)。ここからイタリアらしい街並を見てごらんって感じ?。

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こういう場所を見つけるのも旅の楽しみの一つ。

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ポルティコの内側は歩道になっています。京都だと河原町みたいな感じ(違うかw)。

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自転車はちゃんと車道を走ってる! 日本だと自転車で歩道を走ってる連中が多いけど、イタリアのチャリダー達はちゃんと車道を走ってる。エラい!。

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フランスとはまた違う美しさ。景観保存は大切ですね。

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欧米人は光合成(日向ぼっこ)が好きですねぇ。紫外線の危険性を教えてあげたくなる(笑)。

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ボローニャの名所の一つ「二本の塔」。撮影しようと思ったら何とイタリアなのに電線がある!(しかもこんな場所に!)。イタリアといえども文明の流れには逆らえないのかもしれません・・。

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路地に入ると店がいっぱい! 前から思ってたけど、イタリア人女性って関西の女性(主に大阪)と似ているなぁと。性格やファッションセンスなんかが特に。

ピザ=お好み焼き、パスタ=ヤキソバというコナモン好きな類似点も(笑)。人情深いところもイタリアと似てる。

ちなみにボクの中では大阪人=イタリア人、京都人=フランス人、兵庫人=スペイン人という認識です(^^;。

京都とフランス人の共通点は・・・街に橋が多いこと、老舗が多く伝統的なところの他に、京都人とフランス人に通じる性格がキツいとこ(笑)、等々。

兵庫人というか神戸とスペインいうのは、どちらも港町なのでイメージが重なる。神戸の港はバルセロナやサンセバなんかを連想するんですよね。

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ボローニャを探索するならバス乗り放題チケが良いと思います。中心部だけならそんなに広くはないけど、歩くとシンドイし、時間がかかるので。

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プンタレッラもデカい! 隣に置いたボクのグラサンと比較すると、その大きさが分かるかと。
ボクみたいに地元の食材で簡単な料理をして食べたい人はキッチン付きのホテルがイイですよ。
トルテッリーニも作ったもの(生パスタ)が売っていますので、あとはブロードを作るだけで食べられます。でもブロード作るのは大変ッス。

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さすがは美食都市ボローニャ。ホテルの朝食も良かった! こういうのが好き。酪農家から直送で届いたモッツァレラチーズもハムも旨い。この日はブレザオラが特にグッドクオリティ。

他にもいろんな種類がありましたが総じて良かった。どれもちゃんと作られてるし、コーヒーもイタリア産ミルクも良好。毎朝、朝食を食べにくるのが楽しみだったぐらいです。「今日はどんな種類のチーズやハムが登場するんだろう?」ってね。

いやはや本当にホテル選びって大事だなぁ、とホテルの朝食を食べる度に強く強く実感します(食べるのが好きな人は特に)。

そういう意味でも今回に宿泊したホテルは大当たり。やっぱり海外のホテルって「価格」や「グレード」じゃないってことを実感。

もちろん、クラシックホテル好きなボクとしてはヨーロッパでも高級クラスのホテルに宿泊することもあるけど、高い価格の割にはサービスがダメダメだったりするケースもよくある。コンシェルジュのデスクに行っても長時間不在だったり、チェックインしてもホテルマンに部屋までスーツケースを運んでもらえないこともあったりして、その時点で気分が台無し。

特に深夜にチェックインするとホテルの従業員が1人しかいない場合もあるから、スーツケースは自分で運ぶことになる。日本の場合ならビジネスホテルでもワンオペ(従業員が1人しかいないこと)は少ないのに、ヨーロッパの超有名高級ホテルでワンオペかよ!って(笑)。

そういう一部のダメな高額ホテルに泊まる度に「あぁ。これなら安いビジホのほうがマシだったな」って思う。

今は(大都市は)宿泊需要が高まりすぎてホテル代金もアゲアゲ状態になってるけどさ、出来る限り「節約倹約したい」っていう若い世代の賢い価値観・人生観はもう無視できないところまできているよ。
今、世界的に「Airbnb」が流行しているのも、そういう若い世代の金銭感覚な側面(実情)もあったりすると思うんだよね。

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海外はもちろん、日本でも外資系とかのホテルの中には普通ランクの部屋で5~8万円近くするところがあるじゃない? しかも休前日(特に土曜日)になると平日と比べて宿泊価格が上がりまくるという(^^;。ま、それでも自腹で宿泊する客がいるんだから一部の人達の金銭感覚はスゲーと思う。ボクには無理だなぁ。ボクなら7~8万円もあれば新しいiPhoneかPS4のVRセットが買える!とか考えてしまう(笑)。

ちなみに、日本の(温泉)旅館で7万円も出したら、離れの一番良い部屋に泊まれてタグ付きの地蟹が夕食(コース)に出て、さらに部屋専用の露天風呂付き、羽毛布団で寝られて、朝食も作りたてが部屋食で食べられるんだよね。
・・・と、こうして考えたら日本の旅館ってスゴい。

ちなみに、今回のイタリア旅で泊まったホテルは超リーズナブルでした(ハイコスパ)。それで朝食がここまで充実しているんだから素晴らしい。立地も抜群で内装も良かった。
やっぱりホテルはブランドよりもコスパの高さと朝食の充実度&内装センスの良さで選びたい(ボクの場合)。

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イタリアやスペインはワインが安い。特にバイザグラス。サンセバのバルだと1ユーロって店もある。
ボクみたいにワインは専門外であまり飲まない人間にとっては、地元産ワインをグラスで安く飲めるってのはとてもアリガタイことです(笑)。

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これからイタリアで修行を考えている(二十歳前後の)若い料理人さんは、単に料理技術を学びに行くだけではなく、こういうドアノブみたいに欧州ならではの建築様式、インテリア、絵画などの芸術的なセンスにもどっぷりと浸ってくることをオススメします。本も大事ですが、本場の美的センスに触れ続けることも大事なことです。
西洋料理を追及していく上で、こういうクラシカルな様式センスを良いと思える感覚を磨いていけば、将来の店作りにもきっと役に立ちます。二十歳前後の時は学んだことの吸収率も高いですからテクだけを習得する修行じゃもったいないです。

あと、修行中は忙しすぎて遊ぶ時間もないかもしれませんが、欧州の友人や彼女を作れば言語習得も捗ります。欧州国籍の彼女と結婚できれば永住権もゲットできますし(笑)、欧州で店を持ちたい人は恋愛も頑張りましょう!(^^)。

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今までイタリアの中ではトスカーナが一番好きな地方だったけど、ボローニャも料理が美味しいし、トスカーナの次に好きになった。春になったらまた行きたいなぁ。でもバルセロナに新しくオープンした話題店「エニグマ」にも行きたいし、悩む(笑)。

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今年も「Asia's 50 Best Restaurants 2017」が発表されました。
以下、ランキングのフルリストです。

http://www.theworlds50best.com/blog/News/asias-50-best-restaurants-2017-list-in-pictures.html

去年に引き続き、アジア第一位の称号はバンコクにある「ガガン」が獲得! これで「ガガン」はアジアで三連覇達成(ちなみに上写真は「ガガン」で出た一品)。

日本のレストランでランクインしたのは、「ナリサワ」、「龍吟」、「傳」、「レフェルヴェソンス」、「フロリレージュ」、「カンテサンス」、「鮨さいとう」、「Hajime」、「タカザワ」、以上の9軒。皆さん、おめでとうございます(^^)。

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ま、正直な感想を言うと、もっと関西のレストランや(日本料理店とか)、北は北海道から南は沖縄諸島まで幅広いエリアから素晴らしいレストランが選出されたら良いのになぁ、とは思います。

特に世界的な観光都市である「京都」から一軒もランクインしていないというのは個人的に納得いかない点の一つ。

とはいえ、アジアが全体的に盛り上がっているのは良いこと! アジアのガストロノミーが切磋琢磨してさらに進化していってくれるのは食べ手にとっても嬉しいことですしね。

次のワールド版の結果も楽しみです。

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寒いと作りたくなる(食べたくなる)酒粕汁! 今年の酒粕は奥播磨の純米酒粕で(無添加)。

今回は豚肉と蕪と人参入りで作ってみましたが、旨かった! やっぱり酒米王国の米は良いねぇ。残ったのは甘酒にして飲もっと。

あと、シチューや味噌汁を御飯にかけて食べるかどうか? という議論がよくニュースになりますが、
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2650881
ボクはシチューも酒粕汁も御飯にかけて食べる派です!。
いや、的確に言うと、シチューや酒粕汁の中に御飯をぶっこみます(笑)。

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今まで博多で鮨を食べる時は「安吉」さんだったけど、今回は前から良い噂を聞いていた鮨屋に初訪問。

先に結論を言うと超良かった! クオリティも高いし、コスパも高い。この店がもし関西にあったら予約の取れない一軒になってそう。というか、この日も満席だったし、博多でも今後は予約が取れなくなってくるんじゃないかな。
オープンしてそんなに経っていないし、今はまだ地元の鮨通の人が通っている感じ? これから食べログとかでも4.0を超えるぐらいにランキングが上昇していく一軒だと思う。

あまり有名になりすぎると次の予約が取りにくくなりそうなので(笑)、今回は店名を伏せて写真だけの御紹介にしときます。読者の皆さん、すみませんm(__)m。

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まずはツマミがいくつか登場。この日は「平目」「ハガツオ」「シメサバ」「赤貝」という流れ。ツマミ写真はありませんが(上写真はガリです)、どれも素材の質や仕事のレベルが高く、酒がススむ逸品ばかり。この時点で気分と期待がアゲアゲ状態。旨かばい。

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ここから画像付きです。続いては「チーズの茶碗蒸し」! 岡山にある鮨屋「ひさ田」さんでもモッツァレラチーズ漬けが出てきたことがあったけど、チーズを使う鮨屋さん増えてきた感じ。チーズも発酵系ですからね。

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鮟鱇の唐揚げ! これもう絶対に旨いやつ! ぷりりん弾力の食感がたまらない。河豚や鮟鱇は唐揚げにして食べるのが好きなので嬉しい。

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とらふく白子の炙り! 今の時期ならではの「とらふく」の白子。とろ~り滑らかな白子にはカラスミを添えて。ウマウマです。

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ここからは握り。サヨリ! この半透明な身質とキラッと輝くメタリックな皮目が美しい。

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車海老。この出し方は良いですね。鮨はネタとシャリの融合から生まれる旨さが軸ですから、これでさらに一体感が生まれる。さすが。

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茶ぶり海鼠。シズル感というか色っぽさすら感じる。

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中トロ。とろとろ(笑)。

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ここで山葵の茎。トロの後にサッパリという流れ。

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水イカ! これが食べたかった! 今の時期の九州では欠かせないネタの一つ。旨いを超えて快感すら感じる。素材を生かすことを追求することで生まれる旨さの突き抜け感は西洋ガストロノミーにはないもの。最高!。

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続いてイクラちゃん。イクラの粒の中にあるもう一つの美しき世界。この画像からでもいくらの中にある気泡みたいなのが見えるかな? 味付けもボク好みという意味で完璧。おかわりしたかった(笑)。

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ここで椀。上品な濃度。これくらいの優しい味付けが嬉しい。

あと、鮨とは関係ない話になりますが、隣に座っていたカップルの女性が「とっとうと?」って言うのを聞いて超萌え(笑)。博多弁の女の子の(可愛い意味での)破壊力はスゲーわ。「~と(疑問形)」が特に。
「好いとうと?」なんて上目遣いで囁かれたら、博多弁慣れしていないメンズなら確実にゲシュタルト崩壊するレベル(笑)。

博多弁女子の「とっとうと?」の声をサンプリングして一曲作りたくなった(^^)。博多弁女子の「とっとうと?」は国宝級だよ。

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ヅケ。王道。約束された旨さ。洗練とシズル感の狭間に魅力を感じる。

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ノドグロ。先週の金沢でもノドグロ(日本海産)は食したが、こちらは九州産! 九州のノドグロも旨いねぇ。

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雲丹! たっぷりと。
北欧にオープンサンドという食べ物があるが、こちらはオープン巻き(笑)。

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サワラ。この艶やかさが食欲をソソる。

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こちらは巻き形態の「いなり鮨」。確認していないけど、巻いてある揚げはたぶん南関揚げかな? すごくジュースィで旨い。ボクの人生で一番旨いと思える「いなり鮨」に出会った。

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最後は玉。
この後、博多の友人達と合流して二軒目(ラーメン屋)に行く予定だったので追加はナシで。でもお腹イッパイ! 幸せな夕食だったなぁ。博多マジ最高ッス。

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この鮨屋さん、超良かった! ネタはもちろん、佐賀産の米を使ったシャリもボク好みだし、良心的な価格帯、コスパの高さ、店内の雰囲気、大将の人柄、どれもこれもが素敵。これから博多に来たらリピ確定になりそう。というか次回の博多旅でも再訪すると思う。

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しかし、本当に博多もスゴい鮨屋さんが増えてきた。鮨といえば東京の1強時代が続いてきたけど、ここ数年は北陸や九州の鮨屋も勢い出てきましたね。もうボクの中では江戸前1強ではない。北陸前、そして九州前の3強時代に突入したと思ってる。

先週の金沢でも素晴らしい鮨屋に出会えたし、これからも北陸前鮨、九州前鮨を食べ巡っていきたい。


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