子供の頃から、「四条大橋・三条大橋・五条大橋・嵐山」等々の「橋」というモノを
見慣れて育ってきたせいか、海外にいる時でも
大きな「橋」の上にいると妙に落ち着く。
地元「京都」の「橋」以外で、好きな「橋」を3つ挙げろ、と言われたら
迷うことなく「リアルト橋」「ポンテ・ヴェッキオ」、そしてこの「ポンヌフ橋」を選ぶ。
昔、「ポンヌフの恋人達」って映画もありましたが、
地元「パリ」の人達にとっても、旅人にとっても、
パリの幾多ある橋の中で「ポンヌフ」は特別な橋なんです。
というのも、ポンヌフはパリ最古の橋で、シテ島が紡ぐ大橋の一つ。
結構デカい橋でもあるためか、極寒の中でも橋の上で絵を書いている人や、
立ち止まってキスをしているカップル、セーヌ川を眺めているだけの人とか、
橋の上でも過ごし方は人それぞれ。
日本の橋なら、ただ渡るために使われていますが、
ここでは憩いの場という側面も持っています。
ボクはよく待ち合わせに使ってたりもしていましたが、
ここを歩く時はパリのどこを歩く時よりもウキウキしてくるんです。
地元の京都(四条・三条大橋)を思い出すせいかもしれませんね。
パリの中でも特別級に思い出が詰まった場所「ポンヌフ」。
次は春先のリアルト橋で心に残る思い出を作りたい。