先日の「Twaek」モードに続き、Google Summer of Code 2013のプロジェクトである「PDE X」がProcessingの新たなモードとして搭載されました。

Quarks: Announcing PDE X!
Getting Started · processing/processing-experimental Wiki · GitHub

上記ページに紹介されているとおり、今回の新モードは
・コード補完機能
・コードのアウトライン表示
・変数名や関数名等の確認や変更の簡易化
・Importを必要とするコードへの補助
・デバッグ機能
・エラーチェッカー

といった便利な機能が多数追加されました。

今回のこの記事では、上記ページを翻訳しまとめたものを書きたいと思います。

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導入方法
「PDE X」はProcessing2.0.2以上で動作します。
これより古いバージョンの場合は、以下のページから最新版をダウンロードしてください。
Download \ Processing.org

PDE右上のモード表示(デフォルトはJavaモード)をクリックし、「Add Mode...」を選択します。
Mode Managerが開くので、そこから「PDE X」を選択しインストールします。
インストール完了後は、Processingを再起動した方が良いでしょう。

コード補完機能
エディタ上で2文字打つと、それに対応するコードがリストで表示されます。
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方向キーの上下で選択し、Enterキーを押すとコードに反映されます。
また、Escキーを押すとリストが閉じます。

アウトライン表示
Ctrl(OS X版はCmd)+Lを押すと、コードのアウトラインが表示されます。
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アウトライン上の各要素をクリックするか、検索窓でしぼりこんでEnterを押すと、
その要素が定義されたところまでジャンプします。

変数名、関数名、クラス名の操作
変数名、関数名、クラス名の上でCtrl(Cmd)+左クリックすると、
それが定義されたところまでジャンプします。
また、同様に名前の上で右クリックし「Rename」を選択すると、
簡単にリネームすることができます。
右クリックメニューから「Show Usage」を選択すると、
その要素がコード中のどの行に使用されているかを調べることができます。
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Importの補助
ライブラリを使用する場合、コードを書く前にそのライブラリをImportする必要がありますが、
PDE XではImportせずにコードを書き始めると、
対応するライブラリを知らせてくれる補助機能が搭載されています。
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リストから選択し「Insert Import」を押すと、自動的にライブラリをImportしてくれます。

デバッグ機能
メニューバーから「PDE X」を選択し、その中から「Show Debug Toolbar」を選択すると、
「Experimental」モードと同様のデバッグ機能が使用できるようになります。
デバッグ機能については、以下のページをご覧ください。
Debug Mode for Processing
また、上記ページを翻訳した内容を以下に掲載しています。
Processingのデバッグモード使い方ガイド/Experimentalモード・PDE Xモード対応

エラーチェッカー
「PDE X」モードでは、PDEの右下に「Errors」「Console」という表示が追加されています。
「Errors」を押すと、リアルタイムにエラーをリストで指摘してくれます。
エラーはその箇所にアンダーラインが引かれるようになっています。
「Console」を押すと、通常のコンソールを表示します。

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便利な機能がたくさん追加された「PDE X」ですが、
特に補完機能はうれしいという方も多いのではないでしょうか。
私もこれからのスケッチ作りにどんどん活用していきたいと思います!