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2017年12月11日

ハイブリットの構造とカーテンウォール

平面プランの自由度から どうしても2x4工法より 軸+ツーバイフォーのハイブリット的な構造になってします。
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この構造に大開口の窓を仕込む。
構造用集成材がそのまま現しになる カーテンウォールの仕掛け。

縦 柱に横の梁的もので 大きな開口をつくる。
基本 樹脂サッシの既製の寸法で H側だけ 特注とする。

収まる柱、梁を 樹脂サッシが綺麗に見えるように 加工している。(企業秘密かな)

一見 木製サッシのように見えるけど 実は樹脂で すごく安価にできてします。

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ここでこの架構の見えない秘密、部材どうしの接合にある金物を使用している。
中空のボルト を埋めんこんで、サヤ管から接着剤を注入して ボルトと木部を完全の接着剤で固めてしまうやりかた。 24時間で完全硬化で 強度が100%でる。
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事前に木部にボルトの穴をあけて ボルトを入れていく。
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組上がった後 接着剤(2液)のもの をコンプレッサー式の注入器で入れる。
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接合部は完全なラーメンになる。 一見 簡単に組あっがてみえるけど 実は、、、。
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建築の人間が仕上がったものみると 安易に組んでいるように見えて、大丈夫か! とい声が出そうですが、
見えない処の仕掛け、きっちりやってます。
お施主さんには そういう風に言われたら 「ちゃんとボルトが入ってます」、と言ってもらうようにお願いしております。 じゃんじゃん!!



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2017年12月06日

イタリア 新旧の建築を巡る旅 その1

イタリアへ 新旧の建築を回る旅 その1

旅行の後半 ローマ市内の現代の先端の建築を数カ所。
まずはジュビリー教会。

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同じ球体から切り取られた 3枚の帆!

構造、工事の施工 想像つかない。



建築の説明の抜粋です。

■ ニュー・ミレニアムの教会

本教会はニューミレニアムを祝った、ローマ教皇庁の一種のキャンペーン: 「50 churches for Rome 2000 (2000年にあと50の教会を)」の一貫として計画されました。 なお「ジュビリー」とは「ミレニアム」を意味します。

上記により開かれた指名コンペで、マイヤーは世界の屈強:ゲーリー、アイゼンマン、カラトラヴァ、 安藤忠雄(彫塑派が多い?)をなぎ倒し、本プロジェクトを手にしました。

■ Light and Space


マイヤーの本教会は、過去の偉大な巨匠たち -ライト、アールト、コルビュジェ- の教会と同様、 建築家にとっての永遠のテーマ:Light and Space:光と空間 に真摯に取り組んだ、大変美しいものです。

建物はヨットの帆を思わせる、真っ白な3枚の湾曲壁:シェルと、 建物の表と裏を区切る一枚の鉛直壁などからなり、それらをふさぐガラスの屋根、壁で空間が定義されています。

鉛直壁の北側には、近隣のためのコミュニティーホールを併設しています。
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図1.概形

中央のガラス屋根はアーチにより支持されている(後述)。
鉛直壁右側はコミュニティホールなどのブロック(図化せず)







■ 3枚のシェル

ローマの空に誇らしげに輝く3枚の白いシェル。これは同一半径の球から切り取られた形状で半径はいずれも同じ。 シドニー・オペラハウスも同様の手法です。

シェルは厚さ約80cm、3m×2mのプレキャストコンクリートのユニット(ブロック)を 積み上げることで構成されています。
壁内部は重量軽減と断熱のため、スタイロフォームが充填されています。
ブロックは最終的にプレストレスケーブルでタテヨコにしばり上げられます。

このようにブロックを積み上げて構造を作っていく方法は、コロッセオを作り、また プレキャストの偉大な先駆者ピエール・ルイジ・ネルヴィを生んだイタリア人にとっては慣れたものでした。



シェルは風などの外力に対して、当然ながら柱梁などの助けなしで、シェル自身で自立、抵抗しています。

これはシェルが「曲がっている」ということで荷重への抵抗力を持っているからです。

例えば図3のようにシェルに風圧力が作用すると、シェルは倒れようとします。

しかし、シェルは曲がっていることから構造的なせい=深さを持ち、引張力、 圧縮力をその部材面内に発生させます。

これにより面外モーメントを生じることなく、効率的に荷重に抵抗することが出来ます







■ ナナメのアーチで屋根を支持

一番内側のシェルと鉛直の壁の間の斜めのガラス屋根は吊材とアーチの、 ちょっと変わった方法により支持されています。

屋根ガラスはT型断面のアルミ受け材に載っていますが、 その中央を細い吊り材で吊り上げられています。

吊り材は受け材=ガラス境ごとに設けられていますが、 この吊り材の引張力成分に釣合うように圧縮力が発生します。

コレに対してはガラスごとに圧縮材を設けるのではなく、斜めガラスぞいにアーチを配し、 圧縮力を渡しています。

これにより圧縮力はアーチに伝達され、最終的にアーチ端部のみに全圧縮力が渡されます。

■ 「白」より白く!

リチャード・マイヤーは白にこだわる建築家として知られています。 本プロジェクトでも同様です。

北極のエスキモーは 雪を何十種類にも分類するそうですが、 同じようにマイヤーの事務所には何十種類もの白の色見本があり、それらを使い分けるとのことです。

シェルはコンクリートそのままで仕上げられるため、コンクリート自身がマイヤーが満足する白さである必要がありました。

マイヤーは施工者が当初考えていた、一般的なホワイトコンクリートでは満足せず、更に白い白を要求したのです。

このため、施工者は試行錯誤の末、コンクリートに大理石(ビアンコ・カララ)の粉末や酸化チタン(TiO2)を混ぜあわせ、マイヤーの期待に応えました。

満足した証拠にマイヤーは、その後の他のプロジェクトでもこの配合を採用するようになりました。

■ 神聖な空間

「聖三位一体」を暗示する「3」枚のシェルと、神聖な空間を美しく照らす、ガラストップライトから 漏れる光。。。

マイヤーは建築家の力量が最も問われる「教会」を、 ニューミレニアムに、しかも聖地ローマで見事に「船出」させたと言えるでしょう。

という説明です。

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十字架の背中が光を受ける。斜めから光があたるような仕掛け。
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パイプオルガンを収めている。
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壁厚約90僉 床に光が入るように抜いてある。
構造 相当 難しい。基本 難し過ぎて よくわからない。

固いものが湾曲する、 彫刻のような建築かな。

続く!

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2017年11月14日

野幌森林公園 大沢口 (文京台南町)

私の地元で 住宅造っております。
江別市文京台南町。 JR大麻駅の南側に造成した 所。
どんないきさつで、 森の中にショートケーキのように切こんでいるのかわかりませんが。3方向森です。

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29年前 この突先の大沢口の近くで工事にかかわっていて、すっかりこの界隈に魅入ってしまいました。
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現場近くの道路。向こうはすぐに大沢口!
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現場の前に立つと向こうに森が見える。
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敷地前にして 右側の向こうにも、左側の向こうにも森が見える。ほんと3方向 森!
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大沢口からの反対方向。まっすぐ行くと、北翔大学があり国道12号線に出る。

5月の終わりころ 木々が葉を出して、風向きが南に代わると 自宅のほうへ凄いいい匂いの風が吹いてくる。
いよいよいい季節が来た実感。
この現場のお施主さんも どっぷり森の魅力にはまり込むの 間違いない。お仲間が増えて嬉しい限りです。

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2017年10月23日

豊幌 小麦畑を望む家 完成 で 見学会!

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豊幌 小麦畑を前にして 完成です。
10月28日 〜 公開です。
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土地を2区画 購入で 小麦畑を目いっぱい眺め 大開口を畑側の真南にむけました。
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木フレームに樹脂サッシのカーテンウォール!!
木フレームはホームコネクターで がっちりボルトで固めてます。

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階段下を通っての動線で、結果、ササラ桁なしの片持ちの踏板で解決。

すっきりの極致。
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居間続きの和室。3帖で 吊押入れの下に地板。床の間は漆塗り(?)の床板。奥に 光が入る 窓。
壁は藁入りで珪藻土。 鳥の子和紙の吊襖。枠は見せない。

2階から吹き抜けを見下ろす。
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外観は トタンの縦平。北海鋼機 JIAカラー。resize3978

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キッチン レンジ側の壁のモザイクタイル。きっちり のタイル割。

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2階寝室の真東の窓。空知側の山々の眺望がすごくいい。(予想外)

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内装は基本仕様の無垢なフローリング、塗り壁、エコクロス。
暖房は1階は全面床暖房、2階ほ放熱パネル。エコジョーズで。
まあ いつもの感じでしょうか。
真正面に見える畑がこの家の財産でしょうか。ある意味うらやましい!!




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2017年10月12日

ニセコ 羊蹄 アンヌプリを望む家

ニセコ町 (真狩側) 

羊蹄山 を目の前にする 600坪の土地に建つ 住宅。いよいよ着工!

ニセコ町でも 真狩に近づくと 羊蹄山がどんどん迫ってくる。

この敷地は 羊蹄独り占め的な、 もうそれしかないとい ロケーションをもらえる。
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目の前の羊蹄を日々 感じながら生活する家が良い という コンセプト。

いろいろ検討の結果 生活の主体の居間は2階となりました。
冬の多雪を考えると 2階では雪に邪魔をされることなく 窓からの景色を楽しめる。
基礎はあまり 高くしないで、なるべくプロポーションの良い家にね。

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2階部。居間、食堂、水回り、 屋根勾配なりの天井。ぬけぬけで。
構造 相当検討しました。積雪荷重が相当で、 この地域の事での計算で。ついに 棟梁の 断面が150x690 。ヤング係数 E150!!!  え〜 150???も ダグラスファーだって!

居間にピアノ、薪ストーブが ありながらもゆとりの平面かと思うのですが。
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断熱スペックは外壁230价杷です。

基本羊蹄に真正面の向きにした。
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反対側はアンヌプリの山が望める。
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2階浴室から アンヌプリ 見たいのですが、道路向かいに大木なトドマツ 4本が邪魔してる。

伐採だ。 という案も出てるのですが、管轄はニセコ町みたいで む〜ん!

完成するまで、楽しみながらの現場にしたいです。

わくわくです。!!

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2017年10月07日

小樽 和光荘 見学

先週 小樽 和光荘 見学してきました。

いい天気で 建物と庭園の緑が大変綺麗でした。

ここは意外と知られてないのですが、 最近 見学ができるようになりました。

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「小樽市民ならだれでも知っている潮見台の「和光荘」
「和光荘」は1922(大正11)年に個人の邸宅として建てられた小樽の歴史的建造物です。アール・デコを基調とする洋風の外観デザインと、建て主の郷里・金沢の伝統的な建築技術を取り入れた和室、仏殿などを組み合わせた建物で、5,000坪の広さの敷地に咲く季節の草花を合わせた景観は、時代を重ねてきた建物という事を忘れてしまうくらい可憐な美しさを放っています。」

HPの紹介文 です。

内部の撮影が禁止なので、HP見てください。

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いい和室ありました。

昭和天皇、皇后 が宿泊され、今の天皇陛下が皇太子時代にも泊まられたとの 事です。

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昭和天皇が朝食の時 あまりに庭が綺麗なので、縁の処で食べたいとリクエストしたいう話です!


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小樽には その当時の富豪たちが建てた 秀逸の建築 が結構あるようです。

世代が変わり 維持していくのが難しいようで、なんとか公共の支援が欲しい処ですが、、、、。
どうも外国の資本が投資してきてるようで、そのうち あっという間の解体されて、マンションになってしまう
事 になるかもね!!







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2017年08月01日

小麦畑を望む豊幌の家

江別市 豊幌で 畑を見ながら暮らしたい! という オファーがあり、昨年より 計画していたのですが、
いよいよ 明日から 建て方です。

札幌から 郊外を目指して 住宅地が分譲され、豊幌、幌向、太美とJR沿線の札幌への通勤圏で、都会勤務、
田舎の住人 という生活をしようと やや流行りがあった。
バブルに少し前 だったように思います。 私は それに 大賛成でした。

今 その分譲地がまだまだ 安価に残っていて、少し発想変えれば なかなか楽しい暮らしができると思いますが。

どうも最近 そのような お施主さんからのオファーが続いております。
豊幌の件では、最初 田んぼの前の土地 を考えていたのですが、 たまたま小麦畑に面する土地で 2区画があるので、それだ! という 流れで 土地を決めてしまいました。
1区画80坪。2区画で160坪、 どんなプランでも お好きにどうぞ というありがたい広さ。
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5月初旬。秋まきの小麦が綺麗です。 
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6月下旬、 大分大きくなってきた 。逞しく青々として、うっとり。
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7月下旬 ついに所謂小麦色。
もうすぐハーベストです。
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家からは こんな景色が見える予定。
土地が2区画あるので、 建物は真南に長手を向けて、畑に向かって大開口という、いつもの手口!

真冬は正午で 最大の日射をもらう 算段。

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いよいよ明日から建てるので、お楽しみです。 わくわく感 いっぱい!!!

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