RERAのウイスキーブログ

40過ぎのおっさんが、ジャパニーズ、スコッチを中心にウイスキーを飲み、独断で評価していきます。

<おことわり>
当ブログは当方の道楽のもとで独断と偏見でレビューっぽいものを垂れています。
こんなことを言い訳にしても大目に見てくれる人を歓迎します。
それ故に、ご覧になっている方からのリクエストには一切お応えしておりませんのでご容赦ください。
また、自腹でボトルを買い、なるべく1本しっかり飲むことを基本としていますので、その点はお察しください。

 

hi_3おかわりネタとして、今回はハイニッカを飲みます。

ハイニッカは1964年に二級ウイスキーとして発売され、少ないモルト原酒の混和率ながらも妥協しないうまさを追求したブレンドで人気を博しました。
その後酒税法の改正に伴って、当初はスピリッツを使ってた所に、カフェグレーンを使用することで、クリアーで甘さを帯びたブレンドになっています。

マッサンブームによって、ハイニッカが多く出回るようになりましたが、そもそも原価率が高いためにあまり出されていなかった中で、多く飲まれるようになったせいか、1000円以下だった価格も1200円ほどになってしまいました。

古くからハイニッカを飲んでいた方たちは、値上げで飲み控えているかも知れません。

で、久しぶりに飲んでみます。

ストレートでは、ナッツ、カラメルの香りが先に立ち、わずかながらにピートのスモーキーさもあります。
味わいは総じて甘く、アルコールからの辛さはあるものの、ギリギリ飲める範疇にあります。

ロックでもナッツ、カラメルの香りは健在で、ピートも脇役として演じています。
味わいも甘さがメインで、奥からビターが追いかけますが、ストレートよりもアルコールの辛さが薄まったことで、とても飲みやすくなっています。

ハイボールでは、多少のスモーキーさは残しつつも、カラメル由来の甘い香りがします。
味わいも、酸味、辛さ、甘さが交互に訪れてきます。

値上がりによってお買い得感が薄れてしまいましたが、それでも1000円台前半のジャパニーズとしては遜色は無く、晩酌用として十分楽しめるボトルに変わりはありません。
ウイスキーらしさをしっかり保ちつつも、甘さがメインの味わいに仕上げているのは流石と言えます。

720mL、アルコール度数39度で、価格は1200円ほどです。

<個人的評価>

  • 香り B: ナッツ、カラメルがメインで後からピート、ウッディが漂う。
  • 味わい B: 基本的に甘い。ストレートで多少の辛さがあるがつらくはない。
  • 総評 B: 1000円台前半のカテゴリーになっても、飲む価値のあるボトル。


 

bandw今回は1000円スコッチ、ブラック&ホワイトを飲んでみます。

 ブラック&ホワイトは、グラスゴーにあるジェームズ・ブキャナン社がリリースしているブレンデッドウイスキーです。同社の有名な銘柄と言えば、英国王室御用達、日本でしか市販されていない高級ボトル、ロイヤルハウスホールドです。

キーモルトになっているのは、ダルウイニー、グレンダラン、クライヌリッシュです。

ではいつものようにストレートから飲みます。
グラスに注ぐと、液色は中庸なアンバー、香りはアルコールとナシっぽさがあります。

口に含むと、アルコールの刺激を先頭に青リンゴ、ラムレーズン、バニラ、ウエハース。あとからほんのりとピートも香ります。
味わいはアルコールからの辛さがメインで、あとからビター、酸味へと続きます。甘さは控えめです。

ロックにすると、スダチのような強い爽やかさが先に届き、 あとからピート、ナシ、バニラが追いかけます。
味わいは酸味が強くなり、あとからビターがやってきて、柑橘系の雰囲気が強めに出ます。

最後にハイボールにすると、青リンゴの香りがメインに感じ取れ、奥からバニラが追いかけます。
味わいは甘さが主体となり、酸味はほのかになります。

ピート自体は控えめなので、癖のあるウイスキーが苦手な人でもいけるでしょう。
ただ、それほど甘さのある味わいではなく、香りもそれほど立つ印象も薄いので、1000円スコッチとしては平凡な印象です。

700mL、アルコール度数40度、価格は1200円ほど。

<個人的評価>

  • 香り B: ストレートでは青リンゴ、ラムレーズン、バニラ。加水すると柑橘系の爽やかさが出る。
  • 味わい C: 酸味が主体、後味がビター。ハイボールでは甘さが出てくる。
  • 総評 C: 癖が少なくてそつがない。初心者向け。ただ印象に残りにくい。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ブラック&ホワイト 700ml
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bowmore_led今回はアイラモルト、ボウモアのレジェンドを飲んでみます。

レジェンドはノンエイジですが、正規輸入を手がけるサントリーでは販売せず、並行輸入品のみとなっています。

噂によれば8年熟成と言われており、12年ものの原酒が不足したときの代替品では無いかとも言われてましたが、現在は蒸溜所公式サイトからもラインナップから外されています。

いつものようにストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は少し濃い琥珀色、香りはアイラモルトらしいヨードを帯びたピートがやってきます。

口に含むと、アルコールからの刺激が強めで、あとから正露丸、ライム、オレンジ、ナシと続きます。
味わいはアルコールからの辛さが強く、奥から酸味、ビターが感じ取れます。

ロックにすると、先ほどの正露丸の香りとともに強いスモーキーさが現れ、あとから柑橘系、最後に生クリームとヨードが引きます。
味わいは酸味が強めとなり、後味として甘さも出てきます。 

加水が進むと、スモーキーさや爽やかさは落ち着き、クリーミーさが表に立つようになります。 
味わいはビターが目立つようになり、甘さと合わさって複雑になります。

最後にハイボールにすると、全体的にヨードがほのかに香ります。
味わいは、昆布のようなうまみと多少の甘味を感じ取れ、炭酸の効いただし汁を飲んでいる錯覚すら感じます。 

12年物に比べると、シェリー樽からの甘く熟成された香りは薄く、むしろラフロイグに近いエッジの効いたボトルになっています。
しかし加水することで、ヨードの香りの奥からうまみを感じ取れるようになり、魚介類の料理と一緒に水割り、ハイボール、ハーフロックの形で供されるといいかもしれません。

700mL、アルコール度数40度で、価格は3300円ほど。
ただ、積極的に選ぶほどではなく、ちょっと足して12年物を選ぶか、爽やかさのあるスモールバッチを選んだ方がいいでしょう。

<個人的評価>

  • 香り C: アイラモルトらしいヨード、正露丸のピートがあるが、レーズンは感じられず。加水でクリーミー。
  • 味わい B: ストレートでは辛いが、 加水で甘さ、うまみが引き立つ。
  • 総評 C: 興味深いところはあるが、ボウモアとして積極的に買うほどではない。


 

bigt今回はブレンデッドスコッチのビックTを飲んでみます。

ビッグTは、ハイランドにある蒸溜所、トマーティンが発売しています。
同蒸溜所のブレンデッドと言えば、エンシェントクラン のほうが有名ですが、こちらの方が少々上のランクになるようです。
実際、トマーティンのモルトをキーにしつつ、他の地域のモルト、グレーンなど、4~6年熟成させた原酒を使ってブレンドされているようです。 

では、いつものようにストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は淡い琥珀色、香りは青リンゴ、ライム、メロンの香りが鼻をくすぐります。

口に含むと、アルコールの刺激の後、ライム、メロン、バニラの香りが続きます。 
味わいは辛さと酸味が半々で、アルコールからのとげが目立ちます。

ロックにすると、青リンゴ、ライム、ナシの香りが先に立ち、奥にモルト、バニラの香りを感じ取れます。 
味わいは酸味が先に来て、あとからビター、最後に甘さが締めます。

最後にハイボールにすると、ナシやメロンの香りがほのかにやってきます。後を追うようにモルトも香ります。
味わいは少々のビターがあるものの、後から甘さが追いかけてきます。 

エンシェントクランと比べると、熟成感や甘さは上で、ストレートは少々辛いものの、ロックや割って飲む分には十分楽しめます。 

700mL、アルコール度数は40度で、価格は1700円ほど。少々お高いですが、それに見合うボトルです。

<個人的評価>

  • 香り C: 青リンゴ、メロン、ライム、ナシ、バニラと豊富。
  • 味わい C: ストレートではピリピリと厳しいものの、加水することで甘さが引き立つ。
  • 総評 B: ある程度の熟成された原酒だけあって香り、味わいも深い。


 

btwd今回は、バーボンの銘柄の一つ、バッファロー・トレースから、ホワイト・ドッグ マッシュ#1というボトルを飲んでみます。

バッファロー・トレースは、ケンタッキー州フランクフォートにある蒸溜所で、1775年にウイスキー作りを始めたアメリカで最も古い蒸溜所と言われています。
1857年にベンジャミン・ブラントンが買収、蒸溜設備を新しくしてバーボンの製造を始めました。

誕生から現在までに、この蒸溜所の名前はいくつも変わっていて、 リーズタウン、オールド・ファイヤー・カッパー、ジョージ・T・スタッグ、シェンレー、ブラントン、エンシャント・エイジと変遷し、1999年に、現在のバッファロー・トレースとなりました。

現在は、レギュラーボトルのバッファロー・トレースや、プレミアムボトルのブラントンを製造しています。

今回飲むホワイト・ドッグとは、いわゆるニューポット、蒸溜して樽に貯蔵する前の状態でボトリングされたものになります。
その中でマッシュ#1と呼ばれるものは、樽で熟成させることでバッファロー・トレースのレギュラーボトルとなるものです。

アルコール度数は62.5度と、実際にバーボンとして樽に貯蔵する際の上限に加水調整されていて、まさにこれから熟成させる直前の原酒を楽しめるものになっています。

早速ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は無色透明。香りはアルコールの刺激がもろにやってきます。

口に含むと、アルコールの刺激の奥からエステリー、メロン、バナナの香りがほんのりやってきます。
味わいはとても辛く、奥から甘味が通ってくるものの、見た目通りにウォツカ、スピリッツの類いに感じ取れます。

ロックにしても、アルコールの刺激は強烈で、あとからナッツ、バナナ、バニラの香りが続きます。
味わいはやはり辛さが強く、飲むには厳しいです。

最後にハイボールにすると、やっと刺激から解放され、コーン、バナナ、ナッツの香りが広がります。
味わいはビターが先に来た後、甘さが後を追うようになります。

正直言って、このボトル単体で飲んで楽しむ代物ではありません。樽で熟成されたバッファロー・トレースのレギュラーと飲み比べることで、熟成によってどれだけの香りと味わいが育まれるかを勉強する教材と思った方がいいです。

とはいうものの、普段から度数の高いウォツカを飲んでいるロシア人やポーランド人などであれば、ちょっとしたプレゼントとして送るのもいいかもしれません。

375mL、アルコール度数62.5度で、価格は2500円ほど。

<個人的評価>

  • 香り C : バーボンらしいエステリーさ、バニラ、ナッツ、バナナ、コーンの香りが漂う。しかしアルコールの刺激が強い。
  • 味わい D : アルコールからの辛さが強すぎて飲みにくい。水割り、ハイボールにすることで甘さ、ビターを楽しめる。
  • 総評 C: 単品で楽しむものではなく、熟成されたバーボンと比較して飲むための教材。

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