RERAのウイスキーブログ

40過ぎのおっさんが、ジャパニーズ、スコッチを中心にウイスキーを飲み、独断で評価していきます。

<おことわり>
当ブログは当方の道楽のもとで独断と偏見でレビューっぽいものを垂れています。
そのため、ご覧になっている方からのリクエストには一切お応えしておりません。
また、自腹でボトルを買い、なるべく1本しっかり飲むことを基本としていますので、その点はお察しください。

 

hamilton_islay今回は、久しぶりのブレンデッドモルトの銘柄、ハミルトンズ アイラを飲んでみます。

ハミルトンズは、グラスゴーにあるチャールズ・ハミルトン社が販売するブランドで、地域ごと(ハイランド、アイラ、ローランド、スペイサイド)のブレンデッドモルトウイスキーを販売しています。

同じようなものとしては、マクレランズやアイリークがあります。 

ブレンデッドモルトというと、複数の蒸溜所のモルト原酒のみをブレンドしたものとなります。

いつものようにストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は比較的濃いアンバー、香りはアイラモルトならではの正露丸のような香りを伴ったピートが広がります。

口に含むと、まず強い煙の香りが口の中に広がります。その奥から、ライム、レモンの柑橘系の香りを感じ取れます。
味わいは酸味がメインで、後からほんのりと甘さがあります。逆にアルコールから来るピリピリ感はほとんどありません。

ロックにしてみると、香りはストレートから衰えることはなく、強いスモーキーを堪能できます。
味わいは多少のビターがあるものの、甘さがさらに引き出された印象です。

最後にハイボールにしてみると、やはり独特のスモーキーな香りはしっかり伝わりますが、味わいはビターが目立つようになり、「煙たい」ハイボールという印象です。

全体的には、アードベッグやラフロイグの割合が高く、ボウモアやカリラ、ラガヴーリンのようなピート後の香りが深く伝わっていない印象があります。

700mL、アルコール度数40度、価格は3500円ほどです。
ノンエイジであるため、ボウモアやラフロイグのシングルモルトと比べても割高に感じます。これだと2000円台で買えるアイリークマクレランズ アイラのほうがいいでしょう。 

<個人的評価>

  • 香り C: アイラモルトならではの正露丸の香りがするスモーキーがメイン。奥からライム、レモン。
  • 味わい B : ストレートでは酸味、加水するとビターが表に出る。
  • 総評 D : マクレランズやアイリークと言った安く買えるアイラモルトのボトルがあるので、コスパが低い。 あえてラフロイグのボトルに手を出した方がいいかも...。


 

個人的にサントリーのウイスキーには好印象を持っていません。
確かに日本人向けにスモーキーフレーバーを抑えた飲みやすい味に仕上げていることは理解できますが、どうしても物足りない感覚が抜けません。

premiumKakuその中で気になっていたのが、2013年に発売されたプレミアム角瓶です。
通常の角瓶が1000円台前半なのに対し、こちらは1900円前後と中堅どころの値段。少し上にはスペシャルリザーブ(お店によってはローヤルが買える)、ニッカにはスーパーニッカがどっしりと構えている価格帯です。

まずはストレートで飲んでみます。
グラスに注ぐと、香りはバニラが主体で、液色はミドルな琥珀色です。

ストレートで飲むと、アルコールの刺激が先に来るものの、後からレーズンの香りが強く表れます。
味わいにおいても、アルコール由来の辛さが強いものの、後から甘さが訪れます。

傾向はブラックニッカ・リッチブレンドで感じたシェリー樽由来のものかと思われます。

ロックで味わってみると、スモーキーな香りはそこそこで、サントリーらしく抑え込んだ感があるものの、ウイスキーファンでも不満がない程度に残しています。
アルコールの刺激も43度ならではのレベルはあるものの、レギュラーの角瓶ほどの臭みは感じられません。プレミアムの名は伊達ではありません。 

氷がだいぶ解けて加水が進んでも、香りが落ちることは少なく、水割りやハイボールで飲む人にも十分感じられるでしょう。

確かに、全体的には角瓶の上を行くプレミアムの名は伊達ではありません。
ただ、熟成感、まろやかさの点では一歩足りない印象を感じます。

この上となると、ローヤルを飛び越えて、山崎や白州、響を求める必要があるでしょう。

<個人的評価>

  • 香り B:シェリー樽原酒由来のレーズン、さらにはバニラなどの甘い香りが鼻をくすぐる。
  • 味わい B:どんな飲み方でも甘さが目立ち、多くの人に受け入れられる。
  • 総評 B:サントリーとしてはできのいいウイスキー。値段相応。
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glenRoy一般的に、スコッチウイスキーは安いブレンデッドでも1000円前後が最安値になりますが、今回の銘柄は、税込みで750円という格安の値段がついていました。

その名は「グレン・ロイ」というものです。

が、ネットでいろいろ調べてみても、その情報はほとんど見つからず、正直、怪しさプンプンです。

ともあれ、ストレートから飲んでみたいと思います。

グラスに注ぐと、液色は一般的な琥珀色、香りはアルコールの奥に青リンゴらしきものが何となく感じられます。
口に含むと、アルコールの刺激の奥に、ゴム、青リンゴ、バニラ、バナナ、ライム、モルトの香りがします。ただ、それほど強くはありません。
味わいは、アルコールからの辛さがあるものの、 奥から酸味と甘さを感じ取ることが出来ます。

ロックにすると、アルコールの刺激は柔らかくなり、香りも豊かに開いていきます。それでも、ゴムの香りが先に来るので、人によっては違和感を感じるかもしれません。
味わいは酸味と柑橘系の苦さが主体になり、奥から甘さを感じることが出来ます。

最後にハイボールにしてみると、飲み始めにゴムの香りを感じますが、それ以上の香りは消えてしまった印象があります。
味わいも炭酸の刺激で飛んでしまったようです。 

全体的に見ると、ロックが最も香りも味わいも楽しみやすいように思えます。
価格を考えてみると、同価格帯の国産よりも上で、晩酌用として飲むにもいいかと思います。

なお、容量は700mL、アルコール度数は40度となります。 

怪しい部分はあるものの、他の1000円スコッチと比較しても、決して見劣りはしないブレンドになっています。

なお、同名のブランドで、ブレンデッドモルトのボトルもあるようなので、見つけたらレビューしようと思います。

<個人的評価>

  • 香り C : ゴムの香りに違和感があるものの、ストレートではバナナ、加水してもバニラ、青リンゴ、 モルトの香りが心地よい。
  • 味わい C : ストレートではアルコールからの辛さが強いが、加水で酸味、甘みを感じ取れる
  • 総評 A: 値段を加味して、晩酌用として飲むにはうってつけ。
グレン・ロイの購入はこちらから

 

ブラックニッカは4種類のラインナップがありますが、今回は元祖、というか2代目のDNAを引いたスペシャルを採り上げます。

bnspブラックニッカは、1956年に特級ウイスキーとして誕生しました。
初代はボトルが黒いことはスペシャルと同じですが、ラベルにはひげのおじさん、ローリー卿は描かれていませんでした。

1965年に、二代目のブラックニッカが1級ウイスキーとして発売されました。この時初めて、ローリー卿の肖像画が大きく描かれているのが特徴的なボトルです。 

ブラックニッカは、2級ウイスキーとして販売したハイニッカとともにニッカの人気を引っ張ってきました。

そして1985年、宮城峡のモルトを含めてリニューアルしたのが現行のスペシャルになります。

私が初めてスペシャルを手にしたのは2013年の時ですが、当時はクリアやリッチブレンドがメインで、一般的なスーパーやディスカウントストアでもお目にかかれず、何とか酒屋まで行ってやっと入手できました(ハイニッカはペットボトルのみで、700mlのボトルはありませんでした。なぜかG&Gの北海道限定ボトルがありましたけどね)。 

しかし、ドラマ「マッサン」が放送されると、ニッカが竹鶴政孝の信念を継承した本格的なウイスキーを消費者に提供しようと、ハイニッカとともにスーパーなどにも出回るようになりました。

まずストレートで。液色は少々濃い琥珀色、グラスからの香りはリンゴを思わせるものがあります。
口に含むと、アルコールの刺激が表に出ますが、その後はカラメル、ウエハース、バニラ、リンゴ、レーズンの香りが続きます。
味わいはアルコールからの辛さが強めに出ます。

ロックで味わってみると、最初は当たり障りのなくスモーキーな香りも抑え気味ですが、シェリー樽原酒から来るであろう香りはリッチブレンドよりも濃厚。
しかし後味にスパイシーな刺激が加わって、リッチブレンドよりも癖を持った味になっています。
味わいは甘みを持ちつつもアルコール由来の辛みもあり、なかなかに飲みごたえのあるボディになっています。

最後にハイボールにしてみると、ほのかにモルト、青リンゴの香りが前に来ます。
味わいは、ビターが前に出るようになり、後味として甘さを感じ取れます。

リッチブレンドに比べるとウイスキーらしい癖が強いものの、ディープブレンドほどの強烈なピートの香りはなく、飲みやすい部類に入るでしょう。 

価格は700ml、42度で1400円ほど。リッチブレンドよりも少々お高いですが、ウイスキーらしいしっかりした味を楽しむうえでは十分なコスパでしょう。
当たり障りのないウイスキーから、個性の強いものへステップアップするにはうってつけかもしれません。

<個人的評価>

香り B: シェリー樽原酒からの華やかな香りと、程よい余市モルトならではのスモーキーな香りが絶妙に絡み合う。
味わい A:他のブラックニッカと比べてもボディが重厚で飲みごたえがあります。アルコール由来の辛みがあるものの、濃い甘みもあとからやってくる。
総評 A:1000円台前半としてはしっかりとした味わいがあり、リッチブレンドよりお勧め。ノンエイジのブレンデッドスコッチにも対抗できるほどの個性。


 

kinchie今回は、久しぶりのローランドモルト、グレンキンチーの12年ものを飲んでみます。

グレンキンチー蒸溜所は、エディンバラから東に30kmほど離れた場所にあり、周囲は農地が広がり、ほとりにキンチー川が流れる場所にあります。

蒸溜所は1825年に創業しましたが、一度廃れてしまいます。
1890年代に入って、エディンバラのウイスキー承認やブレンダーらが組合を結成して買収、10年ほどの歳月をかけて蒸溜所を再生しました。

現在はディアジオが保有しています。

では、今回もストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は薄い金色で、香りは青リンゴに近いものがあります。

口に含むと、アルコールの刺激は少なく、青リンゴ、バナナ、フローラルな香りが広がります。
味わいはほのかな甘みが主体で、まさに青リンゴをかじった印象が強く感じ取れます。

1:1に加水すると、青リンゴの奥にモルト、バニラの香りが加わり、柔らかい香りに変化します。
味わいにおいても、甘さが強調されます。

最後にロックにすると、フローラルな香りが際立ち、鼻をくすぐります。
味わいも酸味がメインとなり、とてもさわやかな印象に変わります。

常温で飲む場合だと甘さが目立ってきますが、ロックなどで冷やしていくと、柑橘系に近い酸味が目立ちます。
全体的にみても、スモーキーさはほとんど感じられず、癖が少ないので飲みやすいボトルに仕上がっています。

700mL、アルコール度数43度で、価格は3500円ほど。
ウイスキーに慣れていない人でも、少々濃いめの水割りで出すと喜ばれるでしょう。

<個人的評価>

  • 香り B: 青リンゴ、バナナ。加水するとモルト、バニラも加わる。
  • 味わい A: 常温では甘さが目立ち、とても飲みやすい。
  • 総評 A: 癖のあるボトルが好きな人には物足りないが、初心者には受け入れやすい優しさがある。


グレンキンチー 12年 700ml
価格:3154円(税込、送料別)



 

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