RERAのウイスキーブログ

40過ぎのおっさんが、ジャパニーズ、スコッチを中心にウイスキーを飲み、独断で評価していきます。

2013年11月

NHKは、来年秋に放送する予定の朝の連続テレビ小説のモデルに、ニッカウヰスキー創設者、竹鶴政孝の妻、リタ夫人の人生を題材にすることを発表しました。
仮のタイトルは「マッサン」。リタ夫人が政孝氏を呼ぶ愛称です。

まだ主役を決めるオーディションは来年2月または3月ですが、初めての外国人が主役となる連ドラとなるそうです。 

舞台も、夫妻が長らく拠点にした余市がメインで、地元の町おこし、ひいてはニッカの売り上げにも貢献するのではないでしょうか。 

今回は少々マイナーなスコッチウイスキー、ブラックボトルです。

44711_1_lブラックボトルは、1879年に誕生し、アイラ島にある7つの蒸留所のモルト原酒を使ったブレンデッドウイスキーです。
実際に使われている原酒として、ボウモア、キルホーマン、ブルイックラディ、ラガヴーリン、アードベッグ、ブナハーブン、カリラ、ラフロイグです。
かつてアイラ島にはもう一つ、ポートエレンがありましたが、1983年に閉鎖されました。

実際に飲んでみると、意外にも癖は少なく、香りもそれほど強くはなく、初心者向けの味です。
香りは口に含んで鼻に息を通すことで、ナッツに似た香りが漂います。一方で強いピート香やヨード臭は少なく、アイラモルトを使っているにしては物足りなさを感じる人もいるでしょう。 

価格は2000円前後で、スコッチとしては比較的お手頃な価格帯です。 スコッチに手を出そうという人にとってはいい入り口かもしれません。

<個人的評価>(A~E)
香り:D 息を口から鼻に通してわかるほど少ない。
味わい:C  ロックではアルコールの刺激が強すぎて味が見えにくい。それ以外では癖が少ない。
総評:C ウイスキーを飲み慣れていない人にはいいかも。水割りやハイボール向きか?



連続してスコッチを取り上げていきます。

スコットランドのハイランド地区の西に、ベン・ネヴィスという蒸留所があります。
認定蒸留所としても古いところですが、1980年代に入り経営不振に陥り、そこでニッカが蒸留所を買収、現在に至ります。
買収交渉時は、バブル景気で成り上がった日本人が買いたたいていると思われるのが心配されたようですが、ニッカの品質を当時のスコットランドの人々は知っていたようで、買収には好意的に受けられたようです。

fortそのベン・ネヴィスで作られたモルト原酒とグレーンウィスキーを、ニッカのブレンダーの手でブレンドされたのが、今回紹介する「フォートウィリアム」 です。

ロックで飲んでみると、飲み始めのアルコールの刺激とともにやってくるピート香は独特で、後からバニラ、ナッツとヨードの香りがやってきます。
しかし思ったほどの癖はなく、比較的飲みやすい部類に入ります。 
ニッカのブレンダーが手がけていることを考えると、最近のマイルドなブラックニッカリッチブレンド やスーパーニッカのようなまろやかさを重点的にブレンドしたように思えます。
価格は1100~1400円ほど。スコッチとしては安い部類に入りますが、ニッカやサントリーとは全く違う味わいのウイスキーを飲みたいのであれば、十分それを満たせるでしょう。

<個人的評価>(A~E)
香り:C ピート香は独特。ただし全体的な香りは控えめ。
味わい:C  ロックやトゥワイスアップほどで楽しめる味わい。それよりも薄いとウイスキーらしさに欠けてくる。
総評:C 思ったほど癖が少なくて飲みやすいですが、香り立つ華やかなものは期待できません。


 

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