RERAのウイスキーブログ

40過ぎのおっさんが、ジャパニーズ、スコッチを中心にウイスキーを飲み、独断で評価していきます。

2014年06月

ここしばらく、1000円台のウイスキーをロールしていますが、今回も1000円台のスコッチを紹介していきます。

ac「古代の血族」という意味を持つエンシェントクランは、ハイランドにある蒸留所のひとつ、トマーティンが販売しているブレンデッドウイスキーです。
もちろんキーモルトはトマーティンのハイランドモルトです。

ロックで飲んでみると、若い原酒を使っているせいか、アルコールの刺激は強め。スモーキーさはライトな感じ。その奥からはナシ、青リンゴ、ナッツのような香りがついてきます。
味わいもアルコールからの辛みの奥で、甘みと酸味が半々に来る感じです。 

加水されていくと、甘みは後ろに下がってビターな印象になります。トマーティンの12年物をすでに飲んでいますが、やはり熟成年数が少ないために12年物が放っていた華やかな香りは薄く、アルコールの刺激からくる辛さ、苦みが強く出た印象です。良くも悪くもブレンデッドスコッチっぽさが出た味わいです。

たまたま「いろはすスパークリング」のレモン味があったので割ってみると、いい感じにビターな味わいが消えてフルーツ系の酸味のある味になりました。
ウィルキンソンでもレモン入りの炭酸水が出ているので、意外にレモンとの相性がよさそうです。

価格は700ml、40度で1300円ほど。ブレンデッドスコッチとしてはスタンダードな位置づけです。

トマーティンの公式サイトを見ると、自社のブレンデッドとしては、エンシェントクランよりもタリスマンやビッグTを推している印象です。
エンシェントクランは、トマーティンのシングルモルトも輸入している国分からの販売ですが、タリスマン、ビッグT、アンティクァリーは、かつて資本参加していた宝酒造が輸入しています。 

<個人的評価> 
・香り C:アルコールの刺激が強め。フルーツのようなさわやかさが前に出た印象。 
・味わい D:アルコールの辛さ、苦さが強く、モルト由来の甘み、酸味が見えにくい。
・総評 D:トマーティンがキーモルトだと思って買うと、期待を裏切られる印象。癖のある典型的なブレンデッドスコッチといったところか。
 

なぜか採り上げていませんでしたが、日本でも世界でも有名なウイスキーを紹介します。

jwbジョニーウォーカーは、18世紀前半に、ジョン・ウォーカーが雑貨店でウイスキーを販売したのが始まりで、息子のアレキサンダーが本格的に事業を始め、1870年に四角いボトルと斜めに傾いたラベルがつけられたウイスキーが売られるようになりました。
今回取り上げるのは、その中でも象徴的である黒ラベルです。1909年に12年熟成の数多くの原酒をブレンドしており、イギリスではウイスキーの最高傑作と絶賛され、日本でもジョニ黒の愛称で親しまれています。

しかし日本に輸入された当初(1957年)は、現在の価値で40万円ほどの値段で、庶民には手の届かない最高級品でした。そのため、団塊の世代以上になると、ジョニ黒は高嶺の花、最高級品というイメージを植え付けられていました。
今では手ごろで買えるようになりました。

いつものようにロックで飲んでみると、まずはアイラモルトのようなヨードを伴ったスモーキーな香りが先に来ます。その後、シェリー樽原酒のような華やかな香りとスペイサイドモルトのような青リンゴやナシのようなフレッシュな香りが後に続きます。

味わいは、 シェリー樽原酒ならではの甘みと、スペイサイドモルトのような酸味が合わさってきます。ビターな感じは薄く、飲みやすさを重視したブレンドになっています。
ブレンドされている原酒にはハイランドやアイランズモルトも含まれていますが、多種多様な原酒をブレンドしていながらもケンカせず、甘みがしっかり伝わる飲みやすいウイスキーに仕立てられているのはさすがです。 

バランタインやシーバスリーガルと並んで、ブレンデッドウイスキーとして指折りの逸品であることに間違いはありません。

価格は700ml、40度で2000円ほど。味を考えると十分にお値打ちと言えます。

<個人的評価> 
・香り A:アイラモルトのスモーキーさとシェリー樽原酒の甘み、スペイサイドモルトの酸味が合わさりながらも、絶妙に絡み合って心地よい香りに仕上がっている。
・味わい A:苦味、アルコールの刺激はほとんどなく 、甘みと酸味が絡み合った飲みやすい味になっている。
・総評 AA:万人に勧められるうまさ。最高傑作の名は伊達ではない。 


かつて採り上げたザ・フェイマスグラウスから、2012年に新たにラインナップされたのがザ・ブラックグラウスです。

ザ・ブラックグラウスでは、ザ・フェイマスグラウスで使われたザ・マッカランやハイランドパークのモルトに加え、潮の香りを伴ったピート香で有名なアイラモルトをブレンド、さらに豊かな香りと味わいを持ったブレンドに仕上げられています。

blackGrouseボトルからくる香りは、ザ・マッカラン由来のシェリーの香りが強く出ています。
いつものようにロックで飲んでみると、 マッカランの華やかな香りとともに、アイラモルト由来の塩っ気を伴ったスモーキーな香りも同時にやってきます。その奥からは、ハイランドパークかと思われるさわやかななしや青リンゴのような香りが通ってきます。

味わいは複雑で、アルコールの刺激、アイラモルトならではの渋味、ザ・マッカランならではの甘味、そしてフルーツの酸味が混在しています。
ザ・フェイマスグラウスのように甘くて飲みやすい印象は薄く、本格的なブレンデッドスコッチを飲む人向けという印象があります。
水割りにするとベルに近い気がしますが、ロックやストレートだと甘みが強く感じられてバランスがよくなっています。

価格は700ml、40度で1800円ほど。ワンランクアップしたとは言うものの、アイラモルトを得てカラフルになったと思えますが、水が加わっていくごとに雑味を感じてきます。
水割りやハイボールだとえぐい印象になるでしょう。

<個人的評価> 
・香り A:アイラモルトの海藻のようなピート香、ザ・マッカラン由来の強いシェリー樽原酒のもつ強いレーズンの香り、さらにはフルーツのさわやかさが伴ってきます。

・味わい B:甘さ、ビター、さわやかさが混ざっているものの、加水されるほど雑味が強く感じる印象。

・総評 B:アイラモルトを含めたことによる豊かさは感じられるものの、ザ・フェイマスグラウスのもつ飲みやすさが打ち消されてしまい、癖の強いものになっている。 

このブログで初めて海外のウイスキーをレビューしたのがホワイトホース ファインオールドでした。
また飲む機会があったので、評価しなおして更新させていただきます。

whitehorseスコッチウイスキーとして古くから日本でも知られているホワイトホースです。
30代以上の人にとっては、大地をかける白い馬のCMが有名かと思います。

ホワイトホースではアイラモルトの一つであるラガヴーリンのモルトをキーにしているため、磯の香りを伴ったスモーキーを感じられるように仕立てられています。

今回のファインオールド、アルコール度数40度、700mlで価格は1000円前後。 

実際に味わってみると、癖の強いスコッチを想像すると予想外に感じるかも知れません。
確かに奥からヨードを伴ったスモーキーな香りがするのですが、すぐにシェリー樽原酒のような甘い香りが癖を抑えます。
味わいは煙くささは少なく、全体的にアルコールの辛みとカラメルのような甘味が包み込む感じで、ブレンデッドとして飲みやすくしている感じです。

ロックでもいけますが、水割りやハイボールにすると、こちらの方が一般にはそつなく飲める感じになります。
ちょっと癖があるけど、甘さがある分飲みやすくなっていて、スコッチの入門としても悪くないでしょう。

このほかに日本向けに開発された12年が2000円ほどで売られています。こちらは別でレビューしていますのでそちらをご覧ください。 

<個人的評価>(A~E)
香り C:アイラモルト由来のヨード香が奥からするものの、それほどの強烈な印象はない。むしろシェリー樽原酒由来の華やかな香りでカバーされている。
味わい C:甘さは控えめ。かといってスモーキーな癖が少ない。少し癖を持っている印象。
総評 C:ストレートやロックでは比較的個性が出やすく、好き嫌いがはっきり出るかもしれない。むしろ割って飲む人向けのウイスキーという印象。 

今回は、ニッカ独自に作られたカフェモルトを採り上げます。
ニッカ・カフェモルトは2014年1月にヨーロッパで先行販売され、6月には日本でも発売が開始されました。

ニッカウヰスキーでは、グレーンウイスキー向けの複式蒸留器としてカフェ式蒸留器を採用しています。
これは、一般的な複式蒸留機に比べると効率が悪いものの、素材となる醸造酒の香りが残りやすい特徴があります。
創業者の竹鶴正孝は、早くからカフェ式蒸留機に目をつけていて、アサヒビールの子会社にあったこの蒸留器を使いたいと親会社に嘆願し、1960年代からグレーンウイスキーの蒸留用として使われてきました。
1999年には宮城峡蒸留所に移され、グレーンウイスキーの蒸留用にとして現役で使われています。

この蒸留機を利用して作られたのが、カフェモルトウイスキーです。
原料はモルトウイスキーと同じく大麦麦芽で、モルティングから醸造してもろみ(ウォッシュ)を作るまではモルトウイスキーと同じですが、蒸留をカフェ式の蒸留器で行うのが大きな違いです。
製造工程でいえば、モルトウイスキーではなくグレーンウイスキーの一種と言えます。

モルトのもろみを複式蒸留器にかける場合、コーンなどとは異なり、メンテナンスが厄介になることや、残りを家畜の飼料にしにくいなどのデメリットがあります。
また、グレーンウイスキーが格下とみられていた時期にカフェモルトウイスキーを作ること自体が無謀、贅沢な行動だったといえます。
それでも奇跡的できたのは、ニッカのブレンダーからの素朴な疑問と挑戦があってのことだといえます。

現在、カフェモルトを使っている銘柄は、オールモルト、モルトクラブ、そして宮城県限定販売の伊達の3銘柄です。

coffeyMalt_a今回は、カフェモルトと比較するために、まだ残しておいたカフェグレーンも飲んでみたいと思います。
そのため、ロックではなく、ストレートとトゥワイスアップにしてテイスティングします。

カフェモルトは、飲む前の香りはアルコールの刺激の奥にカラメルのような香りが伝わってきます。
ストレートで飲んで最初に感じられるのは、ゴムや硫黄のような香り、そのあとにバナナのような甘い香りがしてきます。 奥にはウッディな香りもしています。
味わうと多少のアルコールの辛味はあるものの、香りにつられるかのようにバナナのような味、 さらにはナッツのような味が奥から伝わります。

加水すると、鼻に伝わる香りにはビネガーのような刺激が加わった印象です。
舌に転がすと、甘い香りは穏やかになってモルトやウッディな香りが前に出てきます。 
味わいは、先ほどのビネガーの香りを延長したかのように酸味が加わり、深みが加わった感じがします。

いずれにしても、余市や宮城峡のシングルモルトとは異なる印象に仕上がっています。

対象として、カフェグレーンも味わってみます。

飲む前の香りは、アルコール由来の刺激が大勢を占めていて、甘い香りはあまりしません。少しエステリーな香りが来るかどうかという感じです。
ストレートで飲んでみると、カフェモルトと同じゴムのような香りが最初にしますが、そのあとには不思議と甘い香りはそれほどしません。バーボンほどではないもののエステリーな香りが後から続いて、多少とうきびのような香りが奥からします。
味わいはアルコールの辛味が強めで、甘みはそれなり。味はカラメルというよりも砂糖の持つ純粋な甘さを感じます。

加水すると、飲む前の香りはストレートと大差はないです。
舌に転がすと、アルコールの刺激が大勢を占めることに変わりはなく、多少加えたモルト原酒からくるモルトそのものの香りが後から追いかけてくる感じです。
味わいもストレートと比較してもさほど変わらない印象です。強いて言えば、バニラのような甘さが加わった印象です。 

全体的にみると、カフェグレーンがモルトウイスキーのとがった個性を穏やかにする役割を持たせるためか、とても当たり障りのない香りと味わいがありましたが、カフェモルトはモルトウイスキーのように主体性を持たせるためなのか、カフェグレーンよりも甘みや酸味が強く感じられました。

最後に両者を1:1でヴァッティングしてみました。
飲む前の香りは、不思議なことにそれぞれを嗅いだ時とは異なって華やかさがふえました 。
エステリーさがありつつも、シェリー樽原酒のようなブドウのような香り、さらにはメロンっぽい独特の刺激を伴い甘い香りも感じられました。

ストレートで実際に口にしても、ゴムっぽい印象はあるものの、 そのあとになぜかレーズンのような香りが後に来ます。後からはバナナ、バニラっぽさのある甘い香り、奥からはモルト、ウッディな香りが追いかけてきます。
味わいはアルコールの刺激、辛みが強いものの、奥からはバナナのような味を感じます。

1:1で加水すると、先ほどまでの香りは鳴りを潜めます。
舌に転がしてみると、モルト由来の香りと甘みが強く感じられ、 奥からはウッディな香りが顔を出します。
味わいはアルコールの刺激が控えめになり、モルトの甘みが感じやすくなっています。意外にもカフェモルト単体で感じた酸味は消えていました。 

3種類の方法で飲んでみましたが、驚くほど印象がそれぞれ異なる結果になりました。
特に1:1でヴァッティングしたときに、それぞれの印象とは異なる第三の印象が出てきたことはとても興味深いです。改めてウイスキーの奥深さを堪能できました。 

カフェモルトについていえば、単体でもカフェグレーン以上に個性が強く出ていて十分楽しめるものになっていました。
どうしてもグレーンウイスキーは格下に見られがちですが、カフェモルトはその概念を覆せるほどの個性を持ったウイスキーになっています。

価格は700ml、45度で5000円台前半が相場。ノンエイジのピュアグレーンウィスキーとしては割高なのは否めないですが、他の世界各地のメーカーが真似をしていないことを考えれば、十分な価値がある値段だと思います。

<個人的評価>
・香り C:アルコールの刺激の後にバナナのような香り、奥からウッディ。加水するとビネガーの刺激が加わる。
・味わい B:バナナ、ナッツのような甘い味。加水すると酸味が加わる。
・総評 B:ニッカしか作れない独自のウイスキーを楽しむうえでは決して高いとは言えない。



ニッカ カフェモルト 700ml 【RCP】

ニッカ カフェモルト 700ml 【RCP】
価格:4,590円(税込、送料別)

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ブラックニッカは4種類のラインナップがありますが、今回は元祖ともいうべきスペシャルを採り上げます。

bnsp1965年に発売された元祖ブラックニッカで、黒いボトルとローリー卿の肖像画が大きく描かれているのが特徴的なボトルです。 

1級ウイスキーとして発売し、2級ウイスキーとして販売したハイニッカとともにニッカの人気を引っ張ってきました。

しかし一般的なスーパーやディスカウントストアでもお目にかかれず、何とか酒屋まで行ってやっと入手できました(ハイニッカはペットボトルのみで、700mlのボトルはありませんでした。なぜかG&Gの北海道限定ボトルがありましたけどね)。 

実際に味わってみると、最初は当たり障りのなくスモーキーな香りも抑え気味ですが、シェリー樽原酒から来るであろう香りはリッチブレンドよりも濃厚。
しかし後味にスパイシーな刺激が加わって、リッチブレンドよりも癖を持った味になっています。
味わいは甘みを持ちつつもアルコール由来の辛みもあり、とても飲みごたえのあるボディになっています。

リッチブレンドに比べるとウイスキーらしい癖が強いものの、飲みやすい部類に入るでしょう。 

価格は700ml、42度で1400円ほど。リッチブレンドよりも少々お高いですが、ウイスキーらしいしっかりした味を楽しむうえでは十分なコスパでしょう。
当たり障りのないウイスキーから、個性の強いものへステップアップするにはうってつけかもしれません。

<個人的評価>(A~E)
香り B: シェリー樽原酒からの華やかな香りと、程よい余市モルトならではのスモーキーな香りが絶妙に絡み合う。
味わい A:他のブラックニッカと比べてもボディが重厚で飲みごたえがあります。アルコール由来の辛みがあるものの、濃い甘みもあとからやってくる。
総評 A:1000円台前半としてはしっかりとした味わいがあり、リッチブレンドよりお勧め。ノンエイジのブレンデッドスコッチにも対抗できるほどの個性。


キリンのラインナップの中でもプレミアムの部類に入るのがエンブレムです。

emblemエンブレムは1980年代に発売され、当時伝説的な人気を誇った漫才師、横山やすしを起用して話題となりました。当時は3500円という価格で、ロバートブラウン2800円ほどだったことを考えると、最上位の銘柄であったことは間違いないでしょう。
その後1995年にブレンドを変えて今に至っています。

ロックで飲んでみると、キリン特有のバーボンのようなエステル香はなく、燻製のようなスモーキーな香りがやってきます。そのあとからはブドウ、ナシのようなフルーティな香りが来ます。
味はフルーツの甘味がほんのりくる感じで、そのあとから樽のウッディな感じがやってきます。ボディは比較的しっかりした印象です。

富士山麓やボストンクラブと比べると、それらにあったバーボンのような雰囲気とは異なり、スコッチらしさが強く出たウイスキーに思えます。最初の商品であるロバートブラウンのオリジナルを飲んでないので何とも言えませんが、バーボンっぽさが嫌いな人にはお勧めできる銘柄かもしれません。

個人的には、スモークチーズやスモークサーモンが好きなので、この燻製のような香りは大好きだったりします。アイラモルトのようなヨードを伴ったスモーキーもいいですが、このストレートな燻製のようなスモーキーさもいいですね。

ただ、残念なことにエンブレムが現状のラインナップから外れ、在庫のみとなってしまいました。キリンにはエンブレムの後継となりうる銘柄を新たに出してもらいたいですね。

<個人的評価> 
・香り B: スモーキーな印象が強いものの、燻製のような印象でアイラモルトとは異なる印象。そのあとにフルーティな香り。

味わい C:多少フルーツのような甘味があるものの、そのあとはウッディ感が強い。アルコールの刺激は控えめ。

総評 C:ほかにはあまり見られない特徴があり、個性が強く出たウイスキー。それゆえに人を選ぶ味わい。燻製が大好きな人ならいけるかも。  

ブレンデッドのスコッチウイスキーの中には、なんだか怪しいものも混ざっていたりします。
今回紹介するストラスグレンもそのひとつです。

strathglen名前を見ると、「ストラス」はゲール語で大きな渓谷、「グレン」は小さな渓谷という意味で、日本語で意訳すると「大歩危小歩危」という感じでしょうか。まぁ、ネーミングはいい加減です。
特にどこの地方のモルトをキーにしているかも書いておらず、何とも怪しさ満点です。

ストレートでまず飲んでみると、まずペパーミントを思わせるようなスーッとする爽快感。
全体的にピート香やアルコールの刺激は少なく、さらには樽からくるウッディな香りも控えめです。 

トゥワイスアップにしてみると、 むむっ?取り立てて何かの香りがあるとは言えない、無味無臭の甲類焼酎レベルになってしまいました。よくよく嗅いでみることで、スぺイサイドモルトのようなビターな香りが少し来るほどです。

スコッチウイスキーにしてはやたらと大人しく、1000円以下の国産ウイスキーとほとんど変わりません。
実際、価格も700ml アルコール度数40度で950円(税抜)ほどで、それらの領域と一致します。
しかし、全体的にコストパフォーマンスの高いスコッチの平均からすると、500円くらいまで下げないと釣り合いが取れてないように思えます。

まぁ、ハイボールでぐびぐび飲んだり、カクテルベースにするにはいいかもしれません。

<個人的評価> 
・香り D: ミントのような爽快な香りがストレート、ロックでやってくる。だがその先がない。
・味わい E: 本当に無味無臭。どれだけ熟成した原酒を使ったのか小一時間問い詰めたい。 
・総評 D:あまりにも無味無臭で、まずいという評価にもならない。値段が安いので、グビグビ飲みたいときにはいいかもしれない。 

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