RERAのウイスキーブログ

40過ぎのおっさんが、ジャパニーズ、スコッチを中心にウイスキーを飲み、独断で評価していきます。

2014年12月

2013年からウイスキーのブログをはじめましたが、今年は飛躍の年になりました。
「マッサン」の放送をきっかけにウイスキーを飲み始めた人もいるかもしれませんが、ここ最近では1日で2,000ユーザー、10,000PVを突破することも珍しくなくなりました。
素人レベルの稚拙なレビューですが、それでも見てくださる人が多いことに驚きを感じます。

それに合わせて、ブログのデザインも元々あるものを少しずつカスタマイズしてグレードアップしてきました。

来年は本業であるWebサイトのデザイナーとしてのスキルアップを兼ねて、2号館の計画も立てています。そこでブログだけではないものも計画しています。
実現次第、おいおい公開していきます。

さて、31日は「マッサン」のテーマ曲である「麦の唄」を中島みゆきさんが歌う予定(ほぼ、ニッカの余市蒸留所で歌うに10,000カノッサ!)なので、久しぶりに紅白歌合戦でも見てしっぽりしたいと思います(合間にガンダムオンラインでも楽しみつつ...)。

皆様、良いお年を! なお、年明けにさっそく記事が自動で出てくる予定です。
 

このブログの挿絵用にも使っていたデジタル一眼レフが6年物となってさすがに性能に見劣りがしたこともあり、新品のエントリーモデルに買い換えました。
ビックカメラで買ったので結構なポイントもたまったので、酒販にあるウイスキーを買うことにしました。
しかし、竹鶴21年も山崎リミテッドエディションも売り切れてしまい、トホホとなっている私でしたが、高くて納得のいくものを選ぼうと決めたのは、グレンフィディック18年でした。

gf18同じグレンフィディックの12年が新樽のみを使って熟成するのに対して、18年ではオロロソシェリー樽とバーボン樽を使って熟成、さらに番号で管理されたスモールバッチに詰められて後熟を行って仕上げています。
ボトルには樽の番号が記載されています。

ストレートで飲んでみると、12年物でも感じられる青リンゴやナシの香りはさらに濃さをまし、加えてほんのりのピート香、シェリー樽からくるレーズン、さらには蜂蜜、カラメルも訪れてきます。

味わいはストレートであってもアルコールの刺激から来るからさは少なめで、さわやかな酸味と甘みが半々にやってきて、まろやかになっているのが理解できます。

加水してみると、シェリー樽原酒の香りがメインになって、レーズンのような華やかな香りがメインになります。味わいはストレートとの差は少ないですが、香りが花開くことでとてもおいしく飲めます。

価格は700mL、40度で5600円ほど。18年物のシングルモルトと考えれば圧倒的に安く、国産の12年物シングルモルトよりも安くなります。
グレンフィディック12年が森のさわやかさを体感できる仕上がりになっているのに対して、18年ではシェリー樽による華やかさが加わったことで、複雑で深みが加わったウイスキーに仕上がっています。

<個人的評価>
・香り AA: 青りんご、ナシ、レーズン、蜂蜜、カラメルが絡み合う。加水することで華が開く。
・味わい A: ストレートでは酸味が強いが加水すると甘さが前に出る。
・総評 AA:18年物のシングルモルトとしては安いが、パフォーマンスは本物。


ichiroMWR日本ではサントリーやニッカのような全国販売するメーカーだけではなく、スコットランドのように単一の蒸留所で少量生産するメーカーもあります。
イチローズモルトで有名なベンチャーウイスキーもその一つです。

創業者の肥土伊知郎氏は、埼玉県羽生市の酒造メーカー、東亜酒造の創業家出身で、サントリーでの営業を務めたのちに東亜酒造に転職します。
しかし東亜酒造は経営が破たん、日の出みりんで有名なキング醸造の傘下になりましたが、事業の一つであったウイスキー事業をやめることを告げ、売却先がなければ原酒もろともつぶすことを下されました。
伊知郎氏は方々を回り、福島県にある笹の川酒造に原酒の引き取りなどの援助を受けることに成功しました。

そして2004年にベンチャーウイスキーを設立し、残されたモルト原酒を使ったイチローズモルトを発売しました。
その中でも、キングオブダイヤと呼ばれる銘柄が、ウイスキーマガジン社によるアイコン・オブ・ジャパニーズという特集で最高得点を獲得しました。

2007年には、埼玉県に新たに秩父蒸留所を設立、小規模ながらもウイスキーの製造拠点を手にしました。
ただし、まだまだ製品化できるほどの熟成には至っておらず、現在は東亜酒造に残されていた原酒を使用している状況です。2015年あたりから秩父モルトが活躍することでしょう。

今回取り上げるミズナラウッドリザーブは、8年以上熟成させた羽生の原酒と某所のモルト(非公開)をミズナラでできた桶でヴァッティング、後熟させたものです。また、冷却炉化をしていないノンチルフィルタードでもあります。
シングルモルトではなく、ヴァッテドモルトにあたります。

ロックで飲んでみると、ピート香は比較的強め。それとともにレーズン、リンゴ、ナッツ、カラメル、西洋ナシと、華やかさとさわやかさが一緒に訪れます。

味わいはスパイシーで、フルーツ系の酸味が混ざることでさっぱりした印象になっています。

ハイボールでも十分飲みごたえがあり、 そこそこのボディを持っています。

価格は700mL、46度で6500円ほど。サントリーやニッカの12年物のシングルモルト並みの価格ですが、スコッチのモルトウイスキーとも十分戦えるほどの個性があり、価格に見合った満足感が得られるでしょう。

<個人的評価> 
・香り A: ピート香が強いが、レーズンやリンゴ、ナシなど、華やかさとさわやかさも感じられ、バラエティ豊かな香り。
・味わい B: スパイシーが先行し、酸味が追いかけてくる。甘さは少ない。
・総評 A: 価格が高いが、スコッチやジャパニーズのほかにはない個性があり、 趣深い。

最近ネットで話題になっているのは、ウイスキーのミルク割りです。
じつはカクテルとして「カウボーイ」という名前で古くからあるカクテルとしても知られています。

<作り方1>
ウイスキー1に対して、牛乳を3ほどいれてステアーする。 

<作り方2> 
バーボン2、生クリーム1をシェイカーに入れてシェイクし、クラッシュアイスの詰まったグラスに注ぐ。

2番目の作り方は細かいですが、一般的には1番目のつくり方が知られています。 

実は私の地元北海道では、ホクレン(北海道のJA連合会)が30年ほど前に牛乳の普及のためにカウボーイで飲むCMが流れたことがありました。かく言う父もそのCMに乗って短い間だけカウボーイでウイスキーを飲んでいました。

記憶から消え行きかけた私の脳味噌で再びよみがえり、手元に残っているウイスキーで飲み比べてみました。

1.バランタイン ファイネスト
1000円スコッチの代名詞ですが、カウボーイにすると、やたらとスモーキーフレーバーが強く残ってしまい、牛乳による滑らかさが薄れてかえって癖が強くなった気がします。

2.ザ・マッカラン シェリーオーク12年
もともとがまろやかなウイスキーであるため、カウボーイにすると薄れて物足りなくなってしまいました。

3.エヴァン・ウィリアムス12年
カウボーイの名らしくバーボンで飲んでみましたが、癖の元であるエステリーな香りが鳴りを潜め、甘さのメインであるバニラの香りが残りやすく、バニラアイスのような味わいとなり、とても飲みやすくなりました。
カウボーイにするなら、バーボン、アメリカンがよさげです。
ほかにバーボン樽原酒でバニラの香りが強い銘柄があれば、カウボーイにしてもいいかもしれませんね。

今月17日に、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝氏の養子で、2代目マスターブレンダー、そして社長、会長を歴任した竹鶴威さんが亡くなられました。

威さんは1924年に広島県に生まれ、1943年に母親の弟にあたる竹鶴政孝氏の養子となりました。政孝・リタ夫妻 が子供に恵まれない中での大事な後継者となりました。

1949年に北海道大学工学部を卒業後にニッカに入社、それから父・政孝氏の薫陶を受け、ブレンダー、職人として活動していきました。

そして政孝氏を継いで2代目マスターブレンダーに就任、1997年に佐藤茂生氏に譲るまで勤めてきました。
1985年に代表取締役社長に就任、1990年には会長となり、2003年まで取締役を務めました。

 父・政孝氏が夢を見ていた本物のウイスキーづくりに対し、本格的なモルトウイスキーの発売や、カフェモルトという新しいウイスキーを実現させるなど、ニッカを世界に名だたるウイスキーメーカーとして成長させる立役者となりました。

奇しくも朝の連続テレビ小説「マッサン」で、間もなく威さんがモデルのキャストが登場するかという中での悲しい知らせとなってしまいました。
心からお悔やみ申し上げます。 

toris_bkふと近所のコンビニに行くと、トリス ブラックがありました。
今はトリス エクストラに代わっていてフェードアウトしたと思われる銘柄ですが、売れ残ったのが流れてきたのでしょうか?
2L以上のペットボトルだとまだあるようですが、640mLのボトルは珍しいかもしれません。

トリスについて詳しいことはこちら

いつものごとくロックで飲んでみると、何とまるっきり香りがない!味わいも着色料で入れたカラメルの甘さで少々ごまかしているように思えます。 

以前に飲んだトリスエクストラはアルコール度数が40度でしたが、トリスブラックは37度で、さらに薄まった印象です。
おそらくはニューポットに近いほど熟成はほとんど行われず、 グレーンの割合が圧倒的で、度数の高い熟成甲類焼酎やウォッカといっても過言ではないように思えます。
それでも、トップバリュ(合同酒精が製造)やキングウイスキーに比べても、多少は品がよく仕上がっているのは、スピリッツや醸造アルコールを混ぜていないからなのかもしれません。

それほど癖がなく仕上がっているので、チューハイのように様々なジュースと炭酸水で割って飲んでも大丈夫ですね。最近でははちみつや紅茶で割ったウイスキーリキュールも売っているので、甲類焼酎やウォッカのように飲むのがいいですね。

価格は640mL、37度で800円ほどです。ブラックニッカクリアの値段と味を考えても微妙なところです。

余談ですが、アイラモルトのような癖の強い銘柄を香りづけ程度に加えてやると、かなりグレードアップした香りと味になるのをお教えしておきます。ただ、もともと安いお酒しか飲まない人にとっては意味がないアドバイスですね...。

<個人的評価> 
・香り E: 申し訳程度のモルト感。一般的な1000円台と比べても、全くないといわれて仕方ないレベル。
・味わい D: 着色料として加えたカラメルによって甘さがあるが、ウイスキーとしての深さがない。
・総評 E:ウイスキーと言ってはいけない。熟成甲類焼酎やウォッカと割り切るべき。

サントリーが2015年4月より、一部のウイスキーの価格を2割以上値上げすることを発表しました。
値上げする主な銘柄は下記の通り。

  • ザ・マッカラン ファインオーク12年:25%UP
  • ラフロイグ:21.7%UP
  • 山崎12年、白州12年:21.4%UP
  • 響、山崎ノンエイジ、白州ノンエイジ、ザ・マッカラン シェリーオーク:20%UP

ただ、原材料などの高騰が理由とありますが、12年物のウイスキーをいまから値上げするというのもおかしな話です。 
しかし調べてみると、2006年、2007年とスコットランドの大麦が不作で、価格が暴騰していたというニュースがありました。 

今の日本のウイスキーにしても、麦芽はスコットランドでフロアモルティングされたものを輸入しています。
12年物と考えれば時期が合いませんが、当時で相当なお金をかけて買い付けた可能性もあり、今後段階的に値上げしていく可能性もあるでしょう。 それはニッカやキリンなど他社にも及ぶでしょう。

一方で今後のことを考えると、景気回復の原動力として輸出業を活性化させるために円安が進んだことで、逆に輸入のコストが為替レート基準で単純計算でも1.5倍近くになっていることを考えると、今後モルトの輸入にも多大なコスト増加が考えられるかと思います。

個人的な意見ですが、国内メーカーには国産の大麦を使い、再び自前でフロアモルティングを行うことで、輸入コスト増大のリスクを分散させるよう考えてもらたいものです。
また、Made in Japan信仰の強い日本人に対しても、地産池消、100%国産のウイスキーというのはブランドイメージも高いかと思われます。さらにはTPPでおびえる国内の二条大麦生産農家にとっても興味深い話に思えます。 

誠に勝手ながら、私が1年間に飲んだウイスキーの中からベストとトップのものをピックアップしていきます。
あくまでも独断と偏見で選んだもので、まったくの客観性がないことをお断りしておきます。

<ジャパニーズ> 
ベスト:ニッカ シングルカスク余市10年
余市蒸溜所限定のボトルで、その名の通り、1つの樽だけから取り出された原酒を加水せずにそのままボトリングされたものです。

ザ・ニッカバーで初めて飲んで惚れ込んで、蒸溜所へ見学の際に真っ先に購入しました。

実際に飲んでも、香り、味わいともに濃厚で、バナナ、レーズン、ゴムの香りとしっかりしたスモーキーさがあり、味も磯の香りも感じられるピーティさと甘みがともに訪れます。

残念ながら、マッサンの人気によって原酒が足りなくなってしまい、販売停止してしまいました。

トップ
・ニッカ ハイニッカ
・ニッカ カフェモルト
・ニッカ シングルモルト余市15年
・ニッカ 竹鶴ピュアモルト17年
・ニッカ ザ・ニッカ12年
・ベンチャーウイスキー イチローズモルト MWR
・キリン エンブレム
・サントリー シングルモルト山崎12年
・サントリー シングルモルト白州12年
・サントリー 響12年 

ワースト:サントリーレッド、トリスブラック
どちらも個人的に、ウイスキーと名乗ってはいけないなぁ、というのが感想です。

それでも、昨年飲んだトップバリュ ウイスキーに比べればマシではありますが、1000円台でうまいスコッチウイスキーも手に入る今において、これらが本当に存在する意義があるのか疑問です。

正直、これらで満足している人がいたら、熟成焼酎にカラメルを加えたものでもわからないかもしれません。これらでウイスキー飲みを自称してはいけませんね。

<ブレンデッドスコッチ> 
ベスト: ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ
ウイスキーの要素を詰め込みつつもバランスよく整えている点で、ジョニーウォーカーは上を言っていると思います。

赤ラベルは甘さがメイン、黒ラベルはゴールドラベルのスタンダード版にしたような感じです。

人によってはジョニーウォーカーをスコッチと呼ばない人もいますが、逆に言えば完成されたブレンドに嫉妬しているのではないかと思います。 

トップ
  • カティサーク
  • オールドパー 12年
  • ザ・フェイマスグラウス
  • バランタイン 12年
ワースト:ストラスグレン
いかにもどこぞの蒸溜所のような名前ですが、味はドッチラケ。
ミントの香りがするのが取り柄ですが、それ以外は何もなし。1000円スコッチとはいえ、ここまでひどいものはありませんでした。 

<シングルモルト スコッチ> 
ベスト:アードベッグ 10年
個人的にしっくりくるものが多く、迷いがありましたが、その中でも強烈な磯の香、正露丸、煙たさを持ったアードベッグ10年の印象が強く、ベストにしました。

実際、自分の気に入っているのがスモーキーかつスパイシーな味わいで、アイラモルトもそうですし、タリスカーやスプリングバンク(後々レビューを公開予定)もお気に入りに入っています。

対照的に、ザ・マッカラン シェリーオーク12年のようにウイスキーらしくない飛び切りの甘さと香りを持つモルトも好きではありますが、このあたりはニッカの体験が尾を引いているのかもしれません。

トップ
  • ボウモア15年 マリナー
  • ラフロイグ10年
  • ザ・マッカラン シェリーオーク12年
  • タリスカー10年
  • トマーティン12年
  • ストラスアイラ12年
ワースト: グレンモーレンジー 10年
正直言って個人的な印象が薄く、確かに飲みやすいけどシングルモルトと考えると個性が目立たずに物足りない印象があります。 

ただ、グレンモーレンジーは様々なボトルが用意されているので、これらも飲んでみたいと考えています。 

ballantines_Xmasバランタインがクリスマス向けに限定の銘柄を出しました。それがクリスマスリザーブです。

マスターブレンダーのヒスロップ氏がクリスマスをイメージしたブレンドで仕上げられています。
日本では2880本の限定販売となっています。価格は700mL、40度で2500円ほどになります。

ロックで飲んでみると、ファイネストに比べると刺激は抑え目で、レーズンや青りんご、ナシの香りが強めに感じます。
味わいは甘みが少々強めで酸味がそのあとについてくる印象です。 

ノンエイジですが、ファイネストに比べてまろやかで落ち着いた雰囲気を感じます。
ただ、限定品として出すほどの魅力はなく、クリスマスのイメージも感じられませんでした。これだったら12年でもいいじじゃね? という感じです。

まぁ、来年も出るかどうかもわかりませんので、ボトルと箱くらいはとっておこうと思います。

<個人的評価> 
・香り B: ピートやアルコールの刺激は抑えられ、レーズン、青りんご、ナシなどの香りが目立つ。
・味わい B: 甘さがメインで酸味が後押しする。ファイネストほどのきつさはない。
・総評 C: 確かにうまいが、限定として出すほどの強いインパクトがない。コレクターズアイテムか。

サントリー響は、創業90周年を記念して発売された銘柄で、ローヤルに代わる最高級ブランドとして1989年に誕生しました。

名前の由来は、長期熟成した様々な原酒をブレンドすることによって、豊かな響きあい(ハーモニー)を奏でるウイスキーにしたい思いから来ています。また、当時のコーポレートスローガンであった「人と自然と響きあう」というのにもあてはめられています。
当時のチーフブレンダーがイメージしたのが、ブラームスが作曲した交響曲第一番の第四楽章でした。

特に4分30秒後のフレーズは様々なアレンジで広く知られています。このあたりの響きあいはイメージを想起させてくれるかもしれません。

hibiki17響17年は、ラインナップの中で最初に登場したもので、17年物のモルト、グレーンを30種類もブレンドしています。スコッチであればさまざまな蒸留所から買い付けていかないといけませんが、山崎とサングレインが所有する知多でいろいろな原酒を試し続けたことが甲斐となっているのでしょう。

たまたま近所のコンビニに50mLのミニチュアボトルがあったので試してみました。
まず、ストレートで飲んでみると、はちみつ、すもも、ナッツ、蝋 の香りが口の中に広がります。しかしアルコールからくる刺激が強く、なかなか甘い香りを楽しめません。
味わいは酸味がメインで、後からほのかに甘さが出る感じ。これもアルコールから来るからさが勝っている印象です。

1:1に加水してみると、柔らかなピート香、ナシ、青りんご、カラメルの香りが感じ取れるようになります。アルコールの刺激は弱くなります。
味わいは酸味がさらに強くなり、少々のスモーキーを舌で感じ取るようになります。

目立った癖はなく、それでいながらもウイスキーとして備える香り、味を楽しめるようになっています。
割って飲んだり、ロックにするのが向いている気がします。

同じ響の12年と比べると、さらに穏やかになった印象があり、ウイスキーに慣れていない人にもおもてなしのウイスキーとして出せるほどの格があります。
しかしながら、ローヤルと比べてもバラエティ豊かで深みのある香りと味わいがありますので、ウイスキーファンであっても物足りなさを感じることは少ないでしょう。

価格は700mL、43度で9000円ほど。なかなか手を出しにくい値段です。
ちなみにベビーボトルは800円ほど。ワンショットほどしかないですが、お店で頼むよりは安いかもしれません。

これ以上になると、21年、30年がありますが、庶民が手を出す代物ではないのは間違いありません。

<個人的評価> 
・香り A: ストレートと加水で別の顔を見せる。
・味わい B: 深みがあるが酸味がメインで、多少の癖を持つ。
・総評 A: 最高級ブランドを謳うだけの格式がある。ジャパニーズウイスキーらしい逸品。

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