本坊酒造のマルスウイスキーの中から、ブレンデッドのツインアルプスを飲んでみます。

twinAlps以前にも紹介しましたが、鹿児島に本社のある本坊酒造は、長野県にマルスウイスキーの蒸留所を抱えています。1985年に建設されたマルス蒸留所は、ウイスキー消費の低迷によって1992年に蒸留を停止してしまいます。
2011年に操業を再開し、この新しい原酒がマルスウイスキーの未来を担うでしょう。

今回飲むツインアルプスとは、マルス蒸留所のある駒ケ岳山麓が、中央アルプスと南アルプスという2つの山脈に囲まれていることに由来します。
ボトルには、上部に中央アルプス、下部に南アルプスの稜線を模したデザインがされています。

今回はロックで飲んでみます。
飲み口はアルコールの辛さとピート、さらにはブドウの香りが強烈にやってきます。後からはナシ、モルト、カラメルの香りがついてきます。
味わいは一貫して辛口。甘さや酸味はほのかにあるものの、辛さの前に目立ちません。
加水されていくと、アルコールの刺激は抑えられ、程よい酸味とさわやかさ、奥からはビターが出てきます。

一方でストレートにおいては、アルコールから来る辛さは一転して抑えられて、 ロックにするよりも飲みやすく感じられます。

意外にも、ロックではきつく、ストレートや水割り、ハイボールではおいしく飲める印象です。

750mL、アルコール度数は40度で、価格は1500円ほど。
地ウイスキーとしてはお手ごろな価格で、ブレンデッドスコッチとも渡り合える印象です。 

<個人的評価> 
・香り B: 先にブドウ、ピート、後からナシ、カラメル。
・味わい C: ストレート、水割りでは酸味とさわやかさがあるが、ロックでは激辛。
・総評 B: 1500円で本格的な香り、味を楽しめる地ウイスキー。