ops1日本では岩倉具視の使節団によって知られたほど古い認知度のあるオールドパーですが、2015年に新たなラインナップとしてシルバーが加わりました。
元々は2014年に九州限定で発売されたものが全国展開されたものです。

由来となっているのは、かつてスコットランドを襲った大寒波の影響で、マリッジ段階にあったオールドパーの樽が氷点下に冷やされたところ、レギュラーよりもまろやかでスムーズな原酒に仕上がったことにあるそうです。

そのため、レギュラーである12年物よりも若い原酒を使いつつも、-6℃でチルフィルタリングを行って仕上げています。 

シングルモルトなどでは、香りを残す目的でノンチルフィルターで出すボトルもありますが、このシルバーではすっきりした印象にするためにチルフィルターとしているようですね。

ops2ではいつものようにストレートから飲んでみます。
ウイスキーの液色は比較的恋琥珀色で、グラスからの香りはレーズンやドライフルーツの香りがします。

口に含むと、アルコールの刺激は意外に少なく、レーズン、わずかなゴムの香りが先に来ます。あとからカラメル、ハチミツ、モルトの香りが追ってきます。
味わいは全体的に甘く、特段の癖がなくてスムーズです。

コンセプトは12年物を継承していますが、ストレートでも飲みやすさがあります。

ops3次にロックにしています。
ストレートに比べると青リンゴやナシのようなさわやかなフルーツの香りが強くなった印象になります。
味わいも酸味や苦みが現れ、ストレートほどの甘さは伝わらなくなります。しかし加水が進むと角が取れて、ストレート同様の甘さが引き立つようになります。

メーカーでは、冷凍庫でキンキンに冷やしてから濃い目のハイボールで飲むことをお勧めしています。
札幌では1月になると0℃を超えない真冬日になりますので、外にさらしていれば自然と冷凍状態になりますから、おいおい試してみようと思います。

750mL、アルコール度数は40度で、価格は2500円ほど。12年物に比べるとスモーキーさは少ないので、12年物の印象で飲むと面食らうかもしれません。
むしろ初心者向けのボトルかもしれません。

<個人的評価>
・香り A : レーズン、カラメル、はちみつと甘くて芳醇な香りが目立つ。スモーキーさはほとんどない。
・味わい B : ストレート、加水されれば甘く、ロックの飲み始めでは酸味とビターがメイン。
・総評 B : オールドーパー好きであるほど、このボトルの香りと味わいには裏切られると思われる。むしろ知識の少ない初心者が好む印象。


オールドパー シルバー 750ml

オールドパー シルバー 750ml
価格:2,623円(税込、送料別)