sb10_1今回はスペイサイドモルトの中からスペイバーン10年を飲みます。

スペイバーンは、ゲール語で「スペイ川」の名のとおり、スペイ川の中流にある蒸留所で、近くにはグレンロセス、グレングラントがあります。 

日本での知名度は今一ですが、アメリカでは知名度が上がり、親会社であるタイビバレッジの意向もあって、東南アジアなどの新興国でも広く売る方針があるそうです。

sb10_2では、いつものようにストレートから飲んでみます。
液色は比較的明るめな黄金色。香りはピートが利くものの、レーズンの香りがメインになっています。

飲み口は、レーズンの香りが強烈に広がり、後からアルコール由来の刺激が来ます。深く探ることでやっとトースト、ナシ、柑橘系の香りが顔を出します。
味わいは全体的に穏やかであるものの、柔らかい酸味が支配してきます。

sb10_3ロックにしてみると、ストレートでは奥に眠っていた柑橘系の香りが表に現れ、味わいも酸味が伴った複雑なものに変化します。
ザ・マッカラン シェリーオークほどの強烈なレーズン感はありませんが、華やかさと甘さが主体のヴァッティングにしているようです。

700mL、アルコール度数40度で、価格は3000円ほど。シングルモルトとしては比較的安価で、癖が少ないことを考えても、シングルモルト初心者にもお勧めできます。 

<個人的評価>
・香り B : レーズンがメイン。後から柑橘系、トースト、ナシ。
・味わい B : ストレート、加水されると甘さがメイン。ロックの飲みはじめでは酸味、苦みが感じやすい。
・総評 B: シングルモルトを始めて飲む人には優しい香りと味。