hibikiJHサントリーは、4月よりウイスキーの一部銘柄の値上げをすることを発表しました。

サントリーのプレスリリースによると、対象商品は下記のとおりです。
  • 角瓶(全銘柄)
  • オールド
  • スペシャルリザーブ
  • ローヤル
  • 響 JAPANESE HARMONY
  • ジムビーム(全銘柄) - ただし7月より値上げ
  • メーカーズマーク
  • ザ・マッカラン(全銘柄)
  • バランタイン(全銘柄)
値上げ率を見ると、響 JAPANESE HARMONYが25%値上げで定価5,000円、それ以外のサントリーの銘柄は平均12%の値上げになります。
海外ブランドでも1,2割の値上げが予定されています。

やはり一番大きいのは角瓶で、居酒屋でもハイボールを中心に飲み放題として提供されている所も多いですが、4月からは利益確保のためにトリスへ切り替えるお店が増えるおそれがあるでしょう。

値上げをする理由としては、ウイスキーの需要が増えて原酒が不足していることと、今後の需要増のための設備投資費用を添加させることに加え、現在も輸入に頼っている大麦麦芽(モルティング済みのもの)や樽に使用するアメリカンオークやヨーロピアンオークと言った原材料の高騰(円安による輸入価格の値上げを含めて)を挙げています。

個人的な考えですが、今後さらに円安が進めば輸入価格が更に上がってくることを考えると、長期的な戦略として国内でのウイスキー用大麦の品種開発や、国内でのフロアモルティングも行うことによって、為替相場によるリスクを緩和させる必要があるのでは、と思います。
スコットランドのモルトスターに切り替えてきたのも、元々はポンド安による恩恵を受けていたからというのもあるでしょうから、これが逆のトレンドになるのであれば、輸入に依存する体制を見直すべきではないでしょうか。