haddington今回は、1000円スコッチからハディントンハウスを飲んでみます。

ハディントンハウスは、グラスゴーにあるQSI社がリリースするブレンデッドウイスキーです。

キーモルトは、蒸溜所こそ明かされてないものの、ハイランドとスペイサイドのモルトを使用、グレーンはローランドのものを使っているとのことです。

この何の変哲も無いボトルが注目されたのが2008年で、ジム・マーレイが毎年出しているウイスキーバイブルの2009年度版で、100点満点中85.5点がつけられ、世間が驚きました。 

では、著名な評論家が推したこのウイスキーをストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は平均的な琥珀色、香りはアルコールの刺激が強めで、奥からリンゴを感じ取れます。

口に含むと、 嗅いだほどのアルコールは感じられずに穏やかで、リンゴ、カラメル、バニラ、紅茶の香りが続きます。
味わいもアルコールからの辛さは多少あるものの、奥から甘さが追いかけ、ストレートながらも飲みやすくなっています。

ロックにすると、ナシ、ライムの香りが立ち上がり、カラメルやバニラが追いかけ、爽やかさがアップします。 
味わいも酸味が加わることでフルーティさに拍車がかかります。後にはビターがおとずれて柑橘系らしさが出ます。

最後にハイボールにすると、ほのかにレーズンの香りが表に出て、芳醇なフルーツを感じられるようになります。
味わいは甘さが主体となって酸味が柔らかくなり、とても飲みやすいです。

確かに全体的に見ても、ジム・マーレイが高評価するのも納得がいき、いずれの飲み方でも甘さがあってスモーキーさなどの癖が少ないため、初心者でもとっつきやすいブレンドになっています。
ハイボールからウイスキー道に入った人だと、ハイボールでも結構甘さと芳醇さが感じ取れるので、角瓶よりもこちらをおすすめしたいくらいです。

また、ウイスキー好きの人にとっても、普段飲みで手軽なものを探す際にもうってつけかも知れません。
個人的にはジョニ赤にも太刀打ちできるレベルだと思います。

700mL、アルコール度数40度で、価格は1000円ほど。とてもお手頃です。

<個人的評価>

  • 香り A: ストレートだとリンゴ、バニラ、カラメル、紅茶、加水するとナシ、レーズン、ライムが立つ。
  • 味わい A: 甘い。加水によって酸味などが立ち上がるが、基本的に甘さが先に出る。
  • 総評 AA:  1000円スコッチとしては上出来。初心者にも、晩酌用としてもうってつけのボトル。