今回は、島嶼系のモルト原酒をブレンドしたシックスアイルズを飲みます。
アイラ島は島嶼系の中でもアイラモルトとして特別に地域分類され、ボウモア、ラフロイグ、アードベッグを始め、大小様々な蒸溜所が存在します。
それ以外の上記に示す島々も、潮風を受けた荒々しい特徴を持つ銘柄が多いです。比較的有名なのが、スカイ島のタリスカー、オークニー諸島のハイランドパーク、マル島のトバモリーです。
これらの島々にある蒸溜所のモルトをブレンドして誕生したのが、シックスアイルズになります。
グラスに注ぐと、液色はとても淡いホワイトゴールド、香りは正露丸を思わせるほどの強烈なピートが鼻を突き通していきます。
口に含むと、強烈な正露丸と煙の香りが一気に広がり、後からマスカット、レモンの爽やかな香りが続きます。
味わいは、アルコールからの辛みが強烈で、その後も柑橘系の酸味が強く舌を刺激します。
ロックでは、スモーキーなピートは抑えめになり、レモンの爽やかさが強調されます。
味わいは、酸味が強めにきた後、灰のような苦味が後を引きます。
最後にハイボールにすると、正露丸の香りはほのかになり、レモンの爽やかな香りが主体になります。しばらくたつと、マスカットの甘めの香りが追いかけてきます。
味わいは、若干苦味を伴いつつも、酸味の方が全体的になります。
色味からしてもかなり若いモルトを使っていると思えますが、ラフロイグやアードベッグ、タリスカー、ハイランドパークを思わせる強烈なピートが印象的です。
ただ、加水が進むと早く腰砕けになり、苦味を持ちつつもレモンの爽やかさが広がっていきます。
ただ、それ以外のモルトの特徴が薄く、もっと香りや味わいの広がりがあってもいいのでは、と疑問に思いました。
700mL、アルコール度数43度、価格は5000円ほど。見た目に若いノンエイジのブレンデッドモルトと考えると、割高感が強い印象です。
六つの島の蒸溜所モルトをブレンド
シックスアイルズとは6つの島という意味がありますが、その6つとは、アイラ島、ジュラ島、スカイ島、マル島、オークニー諸島、アラン島です。アイラ島は島嶼系の中でもアイラモルトとして特別に地域分類され、ボウモア、ラフロイグ、アードベッグを始め、大小様々な蒸溜所が存在します。
それ以外の上記に示す島々も、潮風を受けた荒々しい特徴を持つ銘柄が多いです。比較的有名なのが、スカイ島のタリスカー、オークニー諸島のハイランドパーク、マル島のトバモリーです。
これらの島々にある蒸溜所のモルトをブレンドして誕生したのが、シックスアイルズになります。
若々しく強烈なピートが印象的
では、ストレートから飲んでみます。グラスに注ぐと、液色はとても淡いホワイトゴールド、香りは正露丸を思わせるほどの強烈なピートが鼻を突き通していきます。
口に含むと、強烈な正露丸と煙の香りが一気に広がり、後からマスカット、レモンの爽やかな香りが続きます。
味わいは、アルコールからの辛みが強烈で、その後も柑橘系の酸味が強く舌を刺激します。
ロックでは、スモーキーなピートは抑えめになり、レモンの爽やかさが強調されます。
味わいは、酸味が強めにきた後、灰のような苦味が後を引きます。
最後にハイボールにすると、正露丸の香りはほのかになり、レモンの爽やかな香りが主体になります。しばらくたつと、マスカットの甘めの香りが追いかけてきます。
味わいは、若干苦味を伴いつつも、酸味の方が全体的になります。
色味からしてもかなり若いモルトを使っていると思えますが、ラフロイグやアードベッグ、タリスカー、ハイランドパークを思わせる強烈なピートが印象的です。
ただ、加水が進むと早く腰砕けになり、苦味を持ちつつもレモンの爽やかさが広がっていきます。
ただ、それ以外のモルトの特徴が薄く、もっと香りや味わいの広がりがあってもいいのでは、と疑問に思いました。
700mL、アルコール度数43度、価格は5000円ほど。見た目に若いノンエイジのブレンデッドモルトと考えると、割高感が強い印象です。
<個人的評価>
- 香り B: 正露丸、灰のような強烈なピート。後からマスカット、レモン。加水でフルーツが強まる。
- 味わい C: 灰のような苦味の後に酸味が追いかける。それ以外には広がりがない。
- 総評 C: 強烈なスモーキーなウイスキーをストレートで飲みたい人向け。