RERAのウイスキーブログ

40代のロスジェネおっさんが、世界各地のウイスキーを飲み、独断で評価していきます。

カテゴリ:ウイスキー > ブレンデッドウイスキー

islay_mist8_今回は、ブレンデッドスコッチのアイラミスト8年を飲んでみます。

アイラミストはその名の通り、アイラ島のモルト原酒の中でもラフロイグをキーとして、スペイサイドモルトとグレーン原酒をブレンドしたものになっています。

ボトラーとしても有名なマクダフ・インターナショナル社が1922年にリリースしたこのブランドでは、5年熟成のデラックスをはじめとして、8年、12年、17年がラインナップされていて、さらには限定ボトルもリリースされています。

では、ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色はやや緑色がかった黄金色、香りはアイラモルトらしいピートとライムがします。

口に含むと、アイラモルトらしい正露丸のような香りを伴ったピートが先に訪れ、その後にライム、レモンと柑橘系のような爽やかな香りが続きます。

味わいは酸味が前に来て、ビターを奥から感じ取れます。

ロックにすると、正露丸とライムが揮発し、ストレート以上に強烈に感じ取れます。
味わいは、レモンやグレープフルーツのような苦みが先になり、酸味が後から付いてくる印象です。
下に残る後味にはヨード、海藻のようなうま味をほのかに得られます。

最後にハイボールにすると、ピートはかなり控えめになり、レモン、ライムの爽やかさが前に出ます。
味わいも酸味が前となり、爽やかなハイボールになります。

ラフロイグの強烈なパンチの効いたピートは控えめで、スペイサイドモルトの爽やかさがカバーされています。
一方で8年熟成により、アルコールの刺激、辛さは少なく、ストレートでもいけます。

700mL、アルコール度数40度、価格は2200円ほど。8年熟成のブレンデッドと考えると少々割高になりますが、アイラモルトの入門としては悪くないでしょう。

<個人的評価>

  • 香り C: ラフロイグ由来の正露丸に、ライム、レモンの爽やかさが加わる。
  • 味わい C: 柑橘系のような酸味とビターがあり、爽やか。
  • 総評 C: アイラモルトの癖をちょっと感じられるボトル。でも爽やかに飲める。

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jw_tg_今回はジョニーウォーカーの新作、トリプルグレーン アメリカンオーク10年を飲んでみます。

このトリプルグレーン アメリカンオーク10年とは、ジョニーウォーカーを手がけるディアジオが新たに手がける数量限定のシリーズ、ブレンダーズバッチのNo.3にあたります。
  • No.1:レッドライフィニッシュ
  • No.2:バーボンカスク&ライフィニッシュ
  • No.3:トリプルグレーン アメリカンオーク10年
  • No.4:ワインカスクブレンド
これらシリーズは、地域ごとに好まれるであろうブレンドを別々にしてリリースするそうで、日本向けのリリースとしてはこのNo.3が最初になるそうです。

ラベルにも書かれているトリプルグレーンとは、小麦、大麦、トウモロコシの3種類の原料を表していて、主要な蒸溜所は、2010年に閉鎖されたポートダンダスとなっています(それ以降のグレーン原酒は、キャメロンブリッジで製造)。

一方でモルト原酒は、同じくラベルに書かれているように、アメリカンオークの樽で10年以上熟成されたものを使っていて、キーモルトとなるのはカーデュ、モートラックになります。

では、ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は中庸な琥珀色、香りはアルコールの奥に青リンゴがほのかに感じ取れます。

口に含むと、ピート由来のスモーキーさが広がり、奥から青リンゴ、ナシ、バニラが続きます。
味わいはアルコールの辛さが比較的しっかりしていて、その後は酸味が訪れます。

ロックにすると、引き続きピートが前に出てきたのち、接着剤のようなエステリー香が続き、ゴム、バナナ、バニラと甘い香りが追いかけてきます。

味わいは酸味が最初になりますが、後味として甘さがしっかり舌に伝わります。

最後にハイボールにすると、青リンゴ、バナナ、バニラの香りが広がります。
味わいも酸味と甘さが訪れ、飲みやすいハイボールになります。

レギュラーのブラックラベルのようなピートもありますが、シェリー樽原酒由来のレーズンの香りはなく、スペイサイドモルトならではのフレッシュな香りとアメリカンオーク樽からのバニラなどの甘い香りが絡み合った印象があります。

また、10年熟成の原酒を使っているだけあって、それぞれの香りもしっかりしている特徴も感じられました。
ウイスキーらしさをある程度感じたい初心者でも安心して勧められるボトルになっています。

700mL、アルコール度数41.3度、価格は1700円ほど。

<個人的評価>

  • 香り B: ピートのスモーキーさの後に、青リンゴ、ナシ、後からバナナ、バニラ。
  • 味わい B: ストレートでは辛さがあるが、加水で酸味と甘さがバランスいい。
  • 総評 A: ウイスキーらしさがありつつも飲みやすいボトル。



henly_今回は、バーボンからヘンリー・マッケンナを飲んでみます。

ヘンリー・マッケンナとは、アイルランド出身のディスティラーで、地元の蒸溜所で働いた後、1839年にケンタッキー州フェアフィールドへ移住しました。

そして1855年に自らの手によるウイスキーを生み出しました。
その製造工程の殆どが手作業によるもので、当初は1日に一樽作れるかどうかの少量生産でした。そのために「幻のバーボン」と呼ばれていました。

製法にはいくつの特徴がありますが、特に貯蔵においては、オープンリック方式と呼ばれる、窓を広く開けて風通しを良くした貯蔵庫において熟成を行う点にあります。

今回飲むボトルは、並行輸入品になります。キリンから発売される正規品では、ボトルに直接プリントされたものになりますが、並行輸入品はラベルを貼り付けたものになります。

まずはストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は中庸的な琥珀色、香りはバーボンらしい接着剤がしっかり通ります。

口に含むと、先にメロン、その後にバナナ、ナシ、締めにバニラが訪れます。
味わいはアルコール由来の辛さがそこそこありつつも、その後に酸味をしっかり感じられます。

ロックにすると、ナシの香りが先に立つようになり、その後にバニラ、バナナ、生クリームへと続きます。
味わいはビターが強くなります。

最後にハイボールにすると、メロンの香りがほのかに漂い、あとからウッディ、バニラと続きます。
味わいはロックとは一転して甘さが前に出てきます。

全体的に見ると、バニラのようなの甘さはあまり感じられず、エステリーさやフルーツの香りが前に来た印象です。
苦みを持ちつつもさっぱりした印象ですが、幻のバーボンと言えるほどの熟成感は希薄です。

750mL、アルコール度数40度、価格は2000円ほど。一方で正規品は3000円を超えます。

<個人的評価>

  • 香り C: メロン、バナナ、ナシが主体。バニラ、クリームの香りはあるが薄め。
  • 味わい B: ストレートでは酸味が少々、ロックはビターメイン、更に加水すると甘みが出る。
  • 総評 C: 比較的さっぱりしていて、幻のバーボンとは言えない印象。
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miyagikyo_blend_今回は、ニッカの宮城峡蒸溜所限定ブレンデッドウイスキーを飲んでみます。

ニッカは余市、宮城峡それぞれの蒸溜所で限定販売しているウイスキーがありますが、その中でも最も安いブレンデッドウイスキーを8月にリニューアルしました。

このボトルでは、宮城峡モルトにカフェグレーンをブレンドしたものとなっています。

今回のボトルも、本来なら宮城峡蒸溜所でなければ買えません。しかし、近所の酒屋さんに置かれていたので買ってしまいました。

早速ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は淡い琥珀色、香りはマスカットと青リンゴをほのかに感じます。

口に含むと、アルコールの刺激は少なく、先ほどの青リンゴ、マスカットが口に広がります。後になると軽くピート、カカオを感じます。

味わいはほろ苦さを持ちながらも、フルーツの酸味が軽く訪れます。

ロックにすると、ゴムが先に感じられ、続いてレーズン、リンゴ、ドライマンゴー、カカオが香ります。

味わいはビターが落ち着いた感じで、甘さが表に現れてきます。

最後にハイボールにすると、レーズンが前に出てきて、リンゴがそれを取り巻くような香りです。
味わいは、比較的甘さが目立っていて、とても飲みやすいものになります。

宮城峡のシングルモルトと比べると、スモーキーさが抑えられた分、フルーティで飲みやすいブレンドに仕上がっている印象です。
特にストレートとロックでは性格が変わるので、好みに応じて2種類楽しめるイメージです。

700mL、アルコール度数40度、価格は3,000円ほどのようです。
お土産として買うにしても、比較的万人受けするように思えます。

<個人的評価>

  • 香り B: ストレートでは青リンゴとマスカット、ロック、加水ではそれぞれ熟成した香りに変わる。
  • 味わい A: ノンエイジながら、アルコールの辛さが少ない。ビター、酸味がメインだが、加水で甘くなる。
  • 総評 B: 宮城峡のお土産としてはうってつけでは?

crown_royal_今回はカナディアンウイスキー、クラウンローヤルを飲んでみます。

クラウンローヤルは、1939年にイギリスとともにカナダの国王であったジョージ6世のカナダ訪問に合わせて、シーグラム社(酒類部門はペルノ・リカールに売却、その後ディアジオが買収)が献上酒として作られたウイスキーです。

現在もオンタリオ州にあるラ・サール蒸溜所で製造されていて、カナディアンウイスキーとしてはプレミアムの位置にあります。

パッケージにしても、箱入りの上に金色の刺繍の入った巾着袋にボトルが入っていて、ちょっとした高級感があります。

では、ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は中庸な琥珀色、香りはメロン、接着剤が鼻を通ります。

口に含むと、ナッツ、メロンが先に訪れ、その後にバニラ、ナシ、ハチミツが続きます。
味わいは酸味が主体で、多少のビターが後に続き、後味は甘いです。

ロックにすると、ライムの香りが揮発します。その後にナシ、ウッディへと香りが訪れます。
味わいは酸味が更に増し、甘みが控えめとなり、ビターが目立ちます。

最後にハイボールにすると、ほのかにナシ、ライムの爽やかな香りが漂います。
味わいは多少ビターを伴った酸味があり、さっぱりした印象があります。

カナディアンクラブがバニラ由来の甘さがしっかりしたものに対し、クラウンローヤルはバーボンに近い、エステリーさを表に感じるボトルになっています。
しかし、バーボンと比べると熟成感があり、アルコール由来のエッジも比較的少ない印象です。

750mL、アルコール度数40度、価格は2400円ほど。プレミアムと言うには比較的お手頃かと思います。

そんなクラウンローヤルにおいては昨年、ジム・マーレイの著書、ウイスキーバイブル2016において、ノーザン・ハーベスト・ライがベストに選ばれました。
こちらはライ麦原酒を90%使用したものになっています。

<個人的評価>

  • 香り C: メロン、ナッツ、ライム、ナシが先立ち、後からバニラ、ウッディ、ハチミツが続く。
  • 味わい B: 酸味がメインで、ビターが取り巻く印象。ストレートでは後味の甘さもある。
  • 総評 C: バーボンに比べると落ち着いた印象。

reserve_silky_今回は、サントリーリザーブの古酒、シルキーを飲んでみます。

サントリーリザーブは、1969年に発売されました。

1961年に、鳥井信治郎から社長の座を引き継いだ次男、佐治敬三は、1970年に開催される大阪万博を前に、外国人にも見劣りのしない素晴らしいウイスキーを作りたいとの一心で手がけたボトルです。

当初は山崎のモルトのみをキーにしていましたが、1973年に白州蒸溜所が出来ると、徐々に白州モルト主体へとスイッチしていきました。

今回採り上げるシルキーは、1984年に発売されました。従来のリザーブが黒いボトルとラベルをつけていましたが、このシルキーは白いラベルとクリアーなボトルを採用しており、繊細な香り、味わいをPRしたものとなっています。

終売年は不明ですが、今回入手したボトルには、ネック部分に特級と表記されていますので、酒税法改正で等級表示が廃止される1989年4月以前のものとみられます。

では、ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は中庸な琥珀色、香りはアルコールの奥にブドウを強く感じます。

口に含むと、ラムレーズンが主体となり、奥からレモン、バニラ、ウッディと続きます。
味わいはアルコール由来の辛さがあるものの、その後は酸味がメインになります。

ロックにすると、レーズンの香りが更に引き立ち、奥からモルトの甘い香りも追いかけます。
味わいは酸味がかなり強くなります。

最後にハイボールにすると、ほのかにブドウ、バニラ、樽香を感じ取れます。
味わいは酸味がほのかに存在します。

フレッシュな印象のある現行品と比べると、シェリー樽モルトの影響があり、比較的濃厚な印象を感じます。
シルキーと標榜しますが、それほどに繊細なイメージは感じられません。むしろ当時のレギュラーのリザーブが骨太だったのではと想像されます。

1980年代のオールドにしても、このシルキーにしても、ストレートやロックでもしっかり飲める熟成度合いを持っていて、現行品とは雲泥の差に思えます。

760mL、アルコール度数43度で、発売当時の定価は3800円でした。酒税の違いから考えると、今だと2000円台後半というところでしょうか。

<個人的評価>

  • 香り A: ラムレーズンの香りが強く、後からバニラ、レモン、モルト、ウッディが続く。
  • 味わい B: ストレートではアルコールの刺激が強いが、酸味が主体の味。
  • 総評 B: 現行とは異なりシェリー樽原酒がメインで、濃厚な印象。




aromatic_今回は、ブラックニッカの限定品、アロマティックを飲んでみます。

ブレンダーズスピリット、クロスオーバーに続く限定品第三弾となるアロマティックでは、宮城峡モルトを中心に、同じく宮城峡で作られるカフェモルト、カフェグレーンと言ったグレーン原酒をブレンドしています。

このモルト原酒の構成は、宮城県限定のボトル、伊達に似ていますが、果たしてどうか?

公式サイトでは、飲み方としてここ数年でよく飲まれるハイボールを勧めています。

まずはストレートから。
グラスに注ぐと、液色は少々赤みがかった琥珀色。香りにおいてはリンゴをしっかり感じます。

口に含むと、ほのかにブドウが先に現れ、その後にパン、リンゴ、カカオと続きます。
味わいは多少のビターを伴いつつも、酸味がほのかに感じ取れる印象です。

ロックにすると、ナシやレモンの爽やかさが揮発し、樽からのウッディな香りも続きます。

味わいはフルーツの持つ酸味、甘みを持ちつつも、柑橘系のような苦さもあります。

最後にハイボールにすると、再びリンゴ、ブドウの香りが前に出てきます。

味わいは甘みの方が相対的に前にある感じで、かなり飲みやすいハイボールになります。

全く性格の異なるモルトを喧嘩させたクロスーバーとは対照的に、傾向の近い宮城峡モルトと、カフェモルト、カフェグレーンをブレンドすることで、和を持った全体的にも穏やかで飲みやすいボトルになっています。

しかし、似たようなブレンドになる伊達と比べても、香りの強さが総じて弱い印象です。
この点は値段の差が如実に表れている感じですね。

香りはブレンダーズスピリットやクロスオーバーに比べると薄いですが、フルーティな香りがメインで、味わいもビターが気になるものの、総じて甘さが得られます。

特にハイボールにすることで甘さが出て、ウイスキーを飲まない人でも受け入れやすいように思えます。

700mL、アルコール度数40度、価格は2000円ほどです。

確かに、レギュラーのブラックニッカのラインナップに比べれば、甘い香りを主体にスモーキーさを抑えたものになっているわけですが、2000円でリリースするのは微妙に思えました。

<個人的評価>

  • 香り C: ブドウ、リンゴが主体。奥からウッディ、カカオ。しかし少々薄い。
  • 味わい C: 酸味がメインで甘さが追う感じ。カカオ、柑橘系のビターを伴う。
  • 総評 B: 穏やかすぎるが、初心者でも受け入れられる甘いウイスキー。


tullamore_na_今回は、アイリッシュウイスキー、タラモアデューを飲んでみます。

タラモアデューは、アイルランドの中央部にある街、タラモアに存在したタラモア蒸溜所で作られました。

デュー(dew)は、「雫」という意味があるとともに、当時の蒸溜所を管理していたダニエル・エドモンド・ウイリアムスのイニシャルから採られています。

1897年に発売された当初は、大麦麦芽と燕麦を主原料にしたポットウイスキーでしたが、1948年にブレンデッドウイスキーへとモデルチェンジしました。

しかし、1959年に蒸溜所が閉鎖、タラモアデューの生産は、ジェムソンなどを手がけるミドルトン蒸溜所に移りました。

販売メーカーもいくつか移動し、現在はグランツやグレンフィディックで有名なWilliam Grant & Sons社が販売しています。

では、ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は中庸な琥珀色、香りはアルコールが主体に感じ取れます。

口に含むと、ナッツ、パイナップルのような香りが先に感じられ、あとからバナナ、モルトと続きます。ただ、全体的には香りが弱いです。

味わいはアルコールからの辛さが前に来るものの、すぐさま酸味が口に広がります。

ロックにすると、すだちのような強烈な爽やかさを持つ香りが先に立ち、それを囲むようにバニラ、生クリームの甘さが追いかける印象です。

味わいは、ビターが強めになり、酸味がついて行く感じです。

最後にハイボールにすると、ほのかにナッツ、モルト、青リンゴの香りが漂います。
味わいはビターがやはり強く、ほろ苦いものになります。

甘さが強いジェムソンに比べると、酸味、苦みがメインで、対照的です。

なお、現在タラモアデューのブランドを手がけるウィリアム・グラント・アンド・サンズは、2014年に当初の生産地であったタラモアに新しい蒸溜所を建設、稼働させ、今後はこの蒸溜所でタラモアデューをリリースするそうです。
ミドルトン蒸溜所製のタラモアデューを残したいなら今のうちです。

700mL、アルコール度数40度、価格は2000円ほどです。

<個人的評価>

  • 香り C: ストレートではパイン、ナッツ、モルト、バナナ。加水ですだち、バニラ、青リンゴ。全体的におとなしめ。
  • 味わい C: 酸味、ビターが主体。甘いという感じは薄い。
  • 総評 C: ほろ苦さが好きな人には向いているか。



1579159_originalニッカウヰスキーが、「ブレンダーズスピリット」「クロスオーバー」に続く、ブラックニッカの数量限定ボトルの第三弾を発表しました

その名は「アロマティック」です。

宮城峡モルトを主体に、カフェモルト、カフェグレーンをブレンドし、フルーティで甘い香りと味わいを追求したボトルだそうです。

ヘビーピート原酒とシェリー樽原酒を喧嘩させてエッジを効かせたクロスオーバーとは対照的に和みのあるものになりそうです。

一見すると、宮城県限定の「伊達」に似た原酒の構成ですが、伊達はモルトとバニラの香りを主体にしているので、どのような違いがあるか飲み比べてみたいと思います。

発売は11月21日、700mL、アルコール度数40度で、価格は2000円ほどになる予定です。


前回、1000円以下でコンビニで買えるウイスキーをピックアップしましたが、今回はジャパニーズウイスキーで、1000円以上の500mLからフルボトルまでの中からピックアップしてみます。

サントリー 白角

shirokaku_new700mL アルコール度数40度 1500円

1992年に、淡麗辛口を謳って誕生し、2016年にレギュラーの角瓶とともにリニューアルされました。

レギュラーの角瓶に隠れがちですが、ロックやトゥワイスアップで飲むと、青リンゴや柿のフルーティな香りがしっかりと出ていて、酸味のアクセントもあり、レギュラーの甘い一辺倒の味わいよりも豊かに感じられます。

実際、角瓶は山崎のバーボン樽原酒を主体にしていますが、白角は白州のホッグスヘッド樽を主体にしていて、キャラクターも異なっています。

水割りやハイボールにしてもさっぱりした印象になるので、食事と一緒に飲むのもいいです。

個人的にはレギュラーよりも推します。



ニッカ ブラックニッカ ディープブレンド

bn_deep700mL アルコール度数45度 1400円

ブラックニッカの中でも最も新しくリリースされたボトルです。

余市の新樽で熟成されたヘビーピート原酒を中心にしていて、ストレートでは強いスモーキーな香りが楽しめます。

それ以外の香りも、ストレートは青リンゴや柑橘系の爽やかさ、ロックではバナナ、バニラの甘い香りが広がります。

かつてのニッカが持っていたしっかりしたボディはないものの、ウイスキーならではのスモーキーさを感じるにはいいボトルかと思います。


ニッカ シングルモルト 宮城峡

miyagikyo_new500mL アルコール度数45度 3000円 

2015年にリニューアルしたシングルモルトです。

元々宮城峡のモルトはフルーティで甘さが主だって感じられるものでしたが、このボトルにおいては、リンゴ、ブドウ、ナシ、ライムの香りとともに、ピートのスモーキーさもそれなりに感じ取れるものになっています。特にロックでは顕著です。

ハイボールにしても、アップブランデーのような甘い香りの漂うものになり、癖のあるお酒が苦手な人でもとっつきやすいかと思います。

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シングルモルト 宮城峡 45度 500ml あす楽
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キリン 富士山麓 樽熟原酒50°

fujisanroku201700mL アルコール度数50度 1300円

富士山麓は、アルコール度数50度と高いものの、1000円ほどで買えるウイスキーとして知られていましたが、2016年にリニューアルし、値段が上がったものの、容量が増え、ノンチルフィルタードとなりました。

ストレートでも、50度と思わせない比較的マイルドな印象で、柿、マスカット、ウエハースと続きます。

ロックになると、バーボンに近いエステル系の香りが立ち上がり、後からバニラの甘い香りがついていきます。味わいも酸味も強調されます。
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キリンウイスキー 富士山麓 樽熟原酒 50度 700ml
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