RERAのウイスキーブログ

40過ぎのおっさんが、ジャパニーズ、スコッチを中心にウイスキーを飲み、独断で評価していきます。

カテゴリ:ウイスキー > ジャパニーズ

hi_3おかわりネタとして、今回はハイニッカを飲みます。

ハイニッカは1964年に二級ウイスキーとして発売され、少ないモルト原酒の混和率ながらも妥協しないうまさを追求したブレンドで人気を博しました。
その後酒税法の改正に伴って、当初はスピリッツを使ってた所に、カフェグレーンを使用することで、クリアーで甘さを帯びたブレンドになっています。

マッサンブームによって、ハイニッカが多く出回るようになりましたが、そもそも原価率が高いためにあまり出されていなかった中で、多く飲まれるようになったせいか、1000円以下だった価格も1200円ほどになってしまいました。

古くからハイニッカを飲んでいた方たちは、値上げで飲み控えているかも知れません。

で、久しぶりに飲んでみます。

ストレートでは、ナッツ、カラメルの香りが先に立ち、わずかながらにピートのスモーキーさもあります。
味わいは総じて甘く、アルコールからの辛さはあるものの、ギリギリ飲める範疇にあります。

ロックでもナッツ、カラメルの香りは健在で、ピートも脇役として演じています。
味わいも甘さがメインで、奥からビターが追いかけますが、ストレートよりもアルコールの辛さが薄まったことで、とても飲みやすくなっています。

ハイボールでは、多少のスモーキーさは残しつつも、カラメル由来の甘い香りがします。
味わいも、酸味、辛さ、甘さが交互に訪れてきます。

値上がりによってお買い得感が薄れてしまいましたが、それでも1000円台前半のジャパニーズとしては遜色は無く、晩酌用として十分楽しめるボトルに変わりはありません。
ウイスキーらしさをしっかり保ちつつも、甘さがメインの味わいに仕上げているのは流石と言えます。

720mL、アルコール度数39度で、価格は1200円ほどです。

<個人的評価>

  • 香り B: ナッツ、カラメルがメインで後からピート、ウッディが漂う。
  • 味わい B: 基本的に甘い。ストレートで多少の辛さがあるがつらくはない。
  • 総評 B: 1000円台前半のカテゴリーになっても、飲む価値のあるボトル。


bnbs今回は、ニッカから新発売されたブラックニッカ ブレンダーズスピリットを飲んでみます。

1956年に特級ウイスキーとしてブラックニッカが誕生してから60年を記念して、 60年前に蒸溜された余市モルトをドレッシング(香り付け)として使った贅沢なボトルになっています。

キーになるのは余市のヘビリーピーテッドモルトで、そこに新樽熟成の余市モルト、シェリー樽熟成の宮城峡モルトを使っていると言うことです。

さらにグレーンウイスキーも、西宮工場で蒸溜され25年以上熟成されたカフェグレーン原酒を使っています。

ボトルも高級感を持たせるように、インディゴに輝くフロスティボトルを採用しています。

では、いつものようにストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は濃いアンバー、香りはピート、レーズン、青リンゴを感じ取れます。

口に含むと、まず軽いゴムの香りとレーズンが口を回ります。その後ナシ、青リンゴ、バナナと続き、最後にバニラの甘い香りが締めます。

味わいは果物の甘さと軽い酸味がメインで、ストレートでも飲みやすく感じます。 

ロックだと、真っ先に余市ならではのヨードを伴ったピートが鼻をくすぐります。そのあとにナシ、レーズン、青リンゴの爽やかな香りが続き、あとをバナナ、ドライマンゴー、バニラの香りが漂います。
そして最後に締める香りがカカオです。

味わいは酸味が強く主体になりますが、後味が甘く、さほど辛くはありません。ビターも伴いますが、グレープフルーツやレモンのそれと言うよりも、ダークチョコに近いです。

最後にハイボールにすると、軽くピートとゴムの香りが先行し、あとからバナナ、ドライマンゴーの濃厚で甘い香りがしっかり追いかけます。
味わいも酸味が多少来る物の、甘さが追いかけるのでこれまた飲みやすい印象です。

700mL、アルコール度数43度で、価格は2500円ほど。
正直言って、限定品だからこそと言えますが、こんな値段で買えるような香り、味わいではありません。
この価格帯で行けば、バランタイン12年、ジョニ黒、シーバス12年が買えますが、そんな12年物のブレンデッドスコッチを軽く撃破してしまうほどの インパクトがあります。

あり得ない、何かの間違いではないのか、と、まだ残していたジョニ青を取り出し、ストレートで飲み比べてみると、ジョニ青は流石にモルト、グレーンともに熟成の長い原酒を選んでいるだけにアルコールの刺激も辛さもなくてとてもまろやか。
一方でブレンダーズスピリットはアルコールの刺激がやってくるので、若さが多少目立ちます。しかし若さ故の活気良さがピートなどの香りに反映されて、ジョニ青よりも華やかで豊かに感じます。 

全体的に見れば、若さと老獪さが見事に融合し、とても豊かで味わい深いボトルに仕上がったと言えます。
ブラックニッカの名前を使わず、エクストリームニッカみたいな名前にして5000円で売ってもバカ売れしたでしょう。
 
いずれにしても、限定品で2000円台にしては破格の香り、味わいと言えます。どんな飲み方をしても、飲みやすくてボトルの魅力を十分堪能できるでしょう。

<個人的評価>

  • 香り AA:  ゴム、ヨードが先に来て、あとから爽やかな青リンゴやナシ、濃厚なレーズン、バナナ、ドライマンゴー、バニラと、とても香り豊か。
  • 味わい AA:  総じて甘くて飲みやすい。ストレートではアルコールの刺激が訪れるが、つらくはない。
  • 総評 S : 2500円で売るにはあまりにも破格。高級ブレンデッドウイスキーを飲める大チャンス。


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reki今回はヘリオス酒造のヘリオスウイスキー ピュアモルト 暦(れき)を飲んでみます。

ヘリオス酒造は沖縄県名護市にあるメーカーで、沖縄特産の泡盛のほか、ビール、発泡酒、ラム酒、ハブ酒を製造しています。
実は、ヘリオス酒造ではかつてウイスキーも手がけていていました。 

しばらく前にウイスキーの製造は終わっていましたが、最近になって15年間眠り続けていたモルト原酒2000Lが見つかり、2016年9月にローソンのみ、200本限定で500mLのボトルとして予約が受け付けられ、すぐさま埋まりました。

その後この15年ものの原酒に若いモルト原酒をブレンドしたノンエイジのボトルとして、 ローソンから180mLのボトルとして発売されました。

早速ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は中庸な琥珀色、香りはサクランボのような甘い香りがします。

口に含むと、ゴムの香りが先に届き、その後濃厚なバニラ、サクランボ、バナナと続き、最後にスモーキーさが締めます。
味わいは若い原酒からの辛さがあり、その後は酸味とビターが半々です。

ロックにしてみると、燻したような強いスモーキーさが 口に広がり、あとからバニラ、バナナ、ドライマンゴーと濃厚な甘い香りが続きます。そして最後には栗の香りも鼻を通ります。
味わいは酸味が先に訪れ、あとからビターが付いてくる感じです。

最後にハイボールにすると、スモーキーさは健在で、ゴムの香りのあとにバナナ、バニラとハイボールの割具合にしては強い香りが残ります。最後にはヨードも感じ取れます。
味わいは炭酸とともに酸味が先に来て、甘さが追いかける格好です。

全体的にとても熟成が進んで濃厚でボディも重く、終売してしまった余市10年を彷彿とさせます。
若いモルト原酒を使っているわけですが、それでも15年熟成のモルトが強いキーとなっています。
恐らくは暖かい沖縄の気候によってバーボンのように速く熟成が進んだのではないかと推測されます。 
ハイボールでも十分に香りが堪能できて、高いポテンシャルを見せつけます。

180mL、アルコール度数は40度で、価格は800円ほど。720mL換算にすれば3200円ほどですので、山崎や白州のノンエイジよりも若干安い価格帯になります。 
ただし、15年原酒に限りがあるため、すぐになくなる恐れがあるので気をつけましょう。

眠っていた原酒の潜在能力からすれば、日本や海外で火が付いているウイスキーブーム に乗って事業再開というのもあるかも知れません。同社にはラム酒樽が多く在庫しているので、それを使ったウイスキーというのもおもしろいかも知れませんね。

<個人的評価>

  • 香り AA : 先にゴム、煙が来るので違和感があるが、あとからバニラ、バナナ、ドライマンゴーと濃厚な香りが追ってくる。
  • 味わい A : ストレートでは辛さがあるが、加水することで酸味、ビターが半々。
  • 総評 AA :  南国のハンデを乗り越えた高いポテンシャルを秘めた原酒。

pm_black2今回は、ニッカのピュアモルトブラックをまた飲んでみます。

以前に飲んだのは3年ほど前ですが、当時はロックでしか飲んでなかったので、もっと突っ込んでみます。

コンビニなどでも手に入る竹鶴ピュアモルトシリーズの前に、1984年にニッカはピュアモルトシリーズをリリースしました。
余市モルトが主体のブラック、宮城峡モルトが主体のレッド、そしてアイラモルト(後に余市のヘビーピーテッドモルト)を主体にしたホワイトの3種類がありました。

残念ながら、ホワイトは終売してしまいましたが、ブラックとレッドは現存しています。 

まずはストレートから。
グラスに注ぐと、液色は少々濃いめのアンバー。香りは燻製のごときスモーキーさが目立ちます。

口に含むと、余市モルトならではの燻製のごときスモーキーの奥に強いレーズン、さらに奥からリンゴ、モルト、バニラが追いかけます。
味わいは酸味が感じられるものの柔らかく、甘さがメインとなります。 

ロックにすると、スモーキーさとともにナシ、青リンゴの香りが立ち上がり、後からバニラ、カラメル、ナッツ、モルト、樽のウッディさが追います。
味わいは酸味が少々強くなるものの、芳醇なフルーツの香りとなり、甘さも殺されず、とても豊かで心地よくなります。

最後にハイボールにすると、スモーキーさを残しつつ、レーズン、バニラ、カラメルと、甘さと芳醇なフルーツをほのかに感じ取れます。
味わいはまさにレーズンのごとき酸味がほのかにあるものの甘く、多くの人がイメージするウイスキーらしさを堪能できるハイボールになります。

竹鶴ピュアモルトのノンエイジを飲み慣れている人が改めて飲んでみると、ああ、これがニッカらしい、余市らしい香りと味わいだな、と実感できるブレンデッドモルトウイスキーになっています。
最近のブラックニッカ ディープブレンドやシングルモルト余市に幻滅してしまった人にはうってつけかも知れません。

むしろもっと甘さを求めるなら、宮城峡モルトが主体になるレッドの方がいいでしょう。 

500mL、アルコール度数43度で、価格は2200円ほど。
700mL換算にしても竹鶴のノンエイジとも変わらず、ニッカの愛飲家にとってはニッカらしさを楽しめることでしょう。

<個人的評価>

  •  香り B: 燻製のようなスモーキーが前に出る。後からレーズン、リンゴ、バニラ、カラメル、ウッディ、ナッツと、香り豊か。
  • 味わい A: 酸味と甘みのバランスが絶妙で、香りとともに芳醇なフルーツを堪能できる。
  • 総評 A: ニッカ、余市らしさを堪能できるボトル。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

ピュアモルト ブラック 500ml
価格:2160円(税込、送料別) (2016/9/22時点)


clear2改めてレビューし直してみる「おかわり」の第二弾です。
ネタ切れ、というより、予算がきつい、安いボトルをどんどん飲んで高いものになっていくので、買いにくくなっているのも事実です。

今回はお手頃ウイスキーのブラックニッカ クリアです。
前回飲んだのは2年半以上前なので、だいぶ評価も変わるかも知れません。 

ブラックニッカ クリアは、ノンピートモルトを使うことで、癖を抑えてすっきり飲めるウイスキーを目指して1997年に作られました。
居酒屋でもハイボールをはじめとしたウイスキーとして出されることも多く、コンビニでも置かれるほどメジャーです。
ドラマ「マッサン」を見てウイスキーに興味を持った方が最初に飲んだのがこれ、という人も少なくは無いでしょう。

では、いつものようにストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、 液色は平均的な琥珀色(カラメルの着色をしていると思われ)、香りはアルコールの刺激がメインで、それ以上の香りが漂いません。

口に含むと、アルコールの刺激が強く訪れ、後からカラメル、ウッディ、ほのかにレーズン、青リンゴと続きます。
味わいは辛さがメインで、奥に甘さが秘められた印象です。ただ、若い原酒が多いせいか飲みにくいです。

ロックにすると、アルコールの刺激は消え、代わりにナシ、ナッツ、バニラの香りが立ち上がります。
味わいはビターが先に訪れ、後から酸味、最後に甘みが追いかける印象です。

最後にハイボールにすると、香りがめっきり消えてしまい、物足りなくなります。
味わいも、ほんのりとした甘さと酸味があるものの、ウイスキーを飲んでいる印象が薄くなります。

前回飲んだときには、ウイスキーとして最低限の香りと味を残していると思いましたが、サントリーがプライム、トリスクラシックと、ストレートでも刺激が少なく香りや味わいを残す商品を出したことで、それらよりも見劣りする印象になりました。

原酒不足が解消されていないのは重々承知していますが、まもなく発売から20年を迎えるクリアには、ブレンドの見直しが求められているでしょう。

700mL、アルコール度数は37度で、価格は800円ほど。今回飲んだ180mLは300円ほどです。

<個人的評価>

  • 香り C: ストレートではカラメル、樽香。ロックにするとナシ、ナッツ、バニラが開く。
  • 味わい C: ストレートでは辛くて飲みにくい。ロックで豊かになる。
  • 総評 D: ライバルの肉薄に、コスパの点でも低くなってしまった。ブレンドの見直しが求められている。


prime久しぶりにお安いウイスキーを採り上げようと思います。
今回はセブンアンドアイ限定のサントリーウイスキープライムです。

プライムは、イトーヨーカドーなどのセブンアンドアイのスーパーなどで限定販売されているプライベートブランドのウイスキーで、1.8Lのみがラインナップされています。
ボトルもペットボトルで安っぽさが否めないところです。

早速、ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は少々明るめの黄色が強いアンバー、香りはアルコールの刺激が強く若い印象です。

口に含むと、カラメルの香りが先に届き、後からほのかにバニラ、レーズン、ナシ、青リンゴがやってきます。
味わいは 思ったほど辛さは少なく、甘さが前面に出ています。

ロックにすると、アルコールからの刺激が立ち上がり、後からウッディな樽の香りが追いかけます。その後、バニラ、カラメルと甘い香りがしんがりを務めます。ただし、奥の奥で若い原酒らしいアルコールの香りが残り、違和感を覚えるかも知れません。
味わいは酸味が表立つものの、甘さも衰えず、フルーティになります。 

最後にハイボールにすると、香りはカラメルの甘さが伝わりやすく樽の香りはほのかに感じ取れます。
味わいは甘さが引き続き感じ取れて、飲みやすくなっています。

全体的に見ると、安っぽいイメージからすると結構うまいウイスキーで、トリスクラシックやブラックニッカクリアと同等もしくは少し上の印象です。 
むしろ、トリスクラシックよりもプライムの方が先に発売されているので、このボトルでつかんだものをナショナルブランドとしてトリスクラシックをリリースしたかも知れません。

1.8L、アルコール度数が37度で、価格は 1831円です。
700mL換算をすると、712円ほどになるので、トリスクラシックと同等です。

とはいえ、同じプライベートブランドである、イオン トップバリュ ウイスキーに比べれば格段に上で、これより上でちょっと贅沢をしたいなら、1000円スコッチを選んだ方がいいほどです。
個人的には角瓶を選ぶならこっちを勧めたいほどです。サントリーに嫌悪感を持つ人でも、値段の割にいい仕事をしていると驚くかも知れません。
晩酌用として、ストレート、ロック、水割りでもいけるし、友人などを家に招いて、ハイボールでわいわい楽しむにも適していると思います。

<個人的評価>

  • 香り C: バニラ、カラメルの香りがほのかに感じられる。後からレーズン、青リンゴ。加水するとウッディ。
  • 味わい C :  甘さが主体。アルコールの刺激は意外に少ない。加水すると酸味も出る。
  • 総評 B: コストパフォーマンスに優れたボトル。晩酌用としては悪くない印象。
ネットでの購入はこちらから

yamazakiNA13年前にすでに飲んで書いていたのですが、いろいろ飲んだ末にどう変わっているかを確認するため、改めてサントリーの山崎をおかわりとして飲んでみます。

山崎、白州ともに、かつては10年もののボトルがありましたが、2009年辺りにハイボールブームが到来し、原酒が足りなくなってきたことで2012年に終売し、同年5月にノンエイジが新たに加わりました。

ノンエイジの山崎では、他のラインナップでは使われていなかったワイン樽原酒を使用し、ミズナラ樽原酒など複数の原酒をヴァッティングしています。

早速ストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は中庸な琥珀色、香りは白ワインから香るブドウ、奥からモルトの香りを感じ取れます。

口に含むと、意外にアルコールの刺激は少なく、先にラムレーズン、後からドライマンゴー、バニラ、モルトが続きます。
味わいはダークチョコレートのようなビターが先に訪れ、後味として甘さ、酸味が追いかけます。

ロックにすると、ナシ、マスカットの香りが立ち上がり、後からナシ、ライム、ピート、モルトが追いかけてきます。後にはバターのようなオイリーでまろやかな香りが残ります。
味わいは柑橘類のようなビターに変わり、ほのかな酸味が爽やかさを与えてくれます。

最後にハイボールにしてみると、ワインやレーズンといった香りがほのかに広がり、ほどよい酸味が口に広がることで、芳醇なフルーティさを楽しめるものになります。

10年や12年と比べてみると、それぞれに見られるスモーキーな香りがあまりなく、従来の山崎が好きな人には違和感を感じることは否定できません。
しかし別物のヴァッティングと認識して飲むことで、ノンエイジとしては比較的アルコールの刺激が少なく、香りもそれなりに豊かで、1000円台のブレンデッドウイスキーに比べれば十分堪能できるボトルに仕上がっています。

700mL、アルコール度数43度で、価格は5000円ほど。量販店によっては4000円台前半でも手に入るでしょう。
それ以外にも、180mLのミニボトルもコンビニで売られていることがあり、こちらは1000円台で入手できます。 

<個人的評価>

  • 香り B: ワイン樽から来るブドウの香りが主体、後からドライマンゴー、バニラ。加水するとナシ、ライム、ピートも感じ取れる。
  • 味わい B: ビターが主体だがえぐい感じはなく、酸味、甘みがフォローしてくれる。
  • 総評 B: 比較的まろやかで芳醇。ノンエイジのシングルモルトとしては悪くない。


shinshu今回は、マルスウイスキーの信州を飲んでみます。

この信州は、長野県限定のブレンデッドウイスキーです。が、公式サイトにもそれ以上の情報は掲載されておらず、既存のレギュラーボトルとの違いがわかりません。

何はともあれ、とにかくストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は比較的濃い赤茶色、香りはアルコールの刺激の奥にカラメルを感じます。

口に含むと、意外にアルコールの刺激は感じにくく、ナシ、柿、レーズン、カラメル、モルトの香りが広がります。
味わいは酸味、ビターが先に来て、後から甘さを感じます。 

ロックにすると、アルコール由来と言うよりもピートの香りが立つようになり、ナシや柿の香りを引き立たせる感じです。
味わいはビターが主体で、ストレートほどの甘さは感じられなくなります。

ハイボールにしてみると、先にモルト、柿の香りがほんのり広がります。 
味わいはビターが主体で、炭酸の刺激を伴った酸味が強めに感じて、多少イガイガした飲みにくさがあります。 

全体的には、ツインアルプスと3&7の中間の香り、味わいに感じました。意外にもストレートの方が甘さを感じられて飲みやすい気がします。

正直に言って、長野県民が自慢できるような独自のキャラクターが見えず、レギュラーのボトルに埋もれている気がします。
ニッカの伊達だと、宮城峡のモルトとカフェモルト、カフェグレーンを使うことによって、レギュラーボトルにはない香りと味わいを出していました。
それを考えると、マルスも長野県限定にするにふさわしい原酒のチョイス、ブレンドを施すべきではないでしょうか。

720mL、アルコール度数が40度で、価格は1500円ほど。
県外であっても、通販で手に入れられることも珍しくはありません。

<個人的評価>

  • 香り C: 柿、ナシ、レーズン、モルト、カラメルの香りが広がるが、加水されるとフラットになる。
  • 味わい D: ストレートでは甘さがあるが、ロック、ハイボールでは苦みが強く、飲みにくい。
  • 総評 D: 地域限定ものとしてはいまいち。長野県民が自慢できるボトルを望む。
 


商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

【新発売】マルスウイスキー 信州 40度 720ml瓶
価格:1512円(税込、送料別) (2016/8/19時点)


shirokaku_new以前、リニューアルした角瓶を飲んでいたのですが、まだ白角はチェックしていなかったので、いまさらながら飲んでみようと思います。

改めて書くと、レギュラーの角瓶は山崎、白州のバーボン樽原酒をキーモルトにしていますが、白角では白州のホッグスヘッド樽モルトのみを使用しています。

新しいボトルは、レギュラー同様に以前より角張ったものを使用しています。
ラベルには、以前の「淡麗辛口」の文言が消え、首元に"CLEAR & SMOOTH"の銘が付けられました。

まずはストレートから。
グラスに注ぐと、液色は標準的な琥珀色。香りはアルコールの刺激が多いものの、奥からナシのような爽やかさがあります。

口に含むと、グラスからの香りに比べるとモルト、ナッツ、カラメル、バニラの香りが強めで、ほのかに青リンゴ、ナシの香りを感じ取れます。
味わいはアルコールからの辛さがメインですが、奥から酸味、最後には甘さを感じ取れます。

ロックにすると、ナシ、青リンゴ、柿の香りが引き立つようになり、バニラ、モルトが後を追うようになります。
味わいも酸味が主体となり、ビターがハーモニーのように酸味を支え、最後に甘さを得られます。

最後にハイボールにしてみると、香りはほのかな青リンゴの香りはしますが、それ以上の豊かさは感じられなくなります。
味わいは柔らかいフルーツのような酸味が感じられて、 さっぱり飲める印象です。

リニューアル前は、「和食とよく合う、淡麗辛口」を標榜していましたが、リニューアルによって爽やかな香りがよりリッチになって、食中酒と言うよりも単体でロック、ストレートで飲めるブレンドに仕上げた印象があります。
レギュラーの角瓶とは打って変わって、こちらはうまく改善されている印象です。 

ただ、和食と合わせるのであれば、1:3以上の水割りにすると、ほのかな爽やかさを残した香りが繊細な和食の味を殺さずに引き立てる食中酒になってくれます。

はっきり言って、サントリーファンこそこの白角を常飲にしてもいいのでは、と思います。 もし甘くて芳醇を求めるなら、ホワイトやオールドがいいでしょう。

700mL、アルコール度数40度で、価格は1500円ほどです。

<個人的評価>

  • 香り B: ストレートではバニラ、モルト、ナッツが主体、加水でナシ、青リンゴが顔を出す。
  • 味わい B: ストレートはアルコールの辛さがあるが、加水で酸味、ビター、奥から甘さが出てくる。
  • 総評 A: リニューアルでリッチな香りになり、白州モルトの個性を堪能できるボトルになった。 


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サントリー白角40° 700ML 1本
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kurayoshi今回は、鳥取にある松井酒造合名会社が出しているウイスキー、倉吉を飲んでみます。

あれ?鳥取でウイスキーって作っていたっけ?と思ったあなたは鋭いです。
実は、原酒自体はスコットランドや国内某所から樽ごと買い付けて 、それを自社内でヴァッティングして後熟、大山からの伏流水で加水してボトリングしたものです。
このあたりは札幌酒精のサッポロウイスキーや、広島の戸河内ウイスキーに似ています。

ラベルには堂々と「倉吉蒸溜所」と書かれていますが、実際にはそんな蒸溜所はありません。 ラベルも山崎をパクったデザインでとても胡散臭いです。

サイトには社長か担当ブレンダーと思われる人物の「文句」が掲載されています(現在はトップページからのリンクを外している状態)が、だからといって、存在しない蒸溜所で自前で作りましたと誤解されるようなラベルを付けるべきではないし、詐欺と言われても仕方ないでしょう。
サントリーから意匠権の侵害などで民事訴訟でも起こされたら、勝ち目がないのは目に見えています。全部回収した上で、正直な文言に代えるべきではないでしょうか。

まぁ、「松井」という名字を聞いて、ばれてから子供じみた言い訳をするところやラベルのパクリっぷりからしても、社長は在日コリアンだろうという憶測はしています。

今回飲むノンエイジは、オーク樽で3年以上熟成させた(恐らくは後熟用)と書かれています。

いつものようにストレートから飲んでみます。
グラスに注ぐと、液色は少々薄い琥珀色、香りはアルコールの刺激が強く、それ以外の香りはあまりしません。

口に含むと、 まずアルコールの刺激の後でラムレーズンが追いかけます。その後後味としてモルト、バニラがほのかに香ります。
味わいはアルコールから来る辛さが強く、酸味が付いてきます。一方で甘さは大人しいものです。 

ロックにすると、ストレート同様にアルコールの刺激、ラムレーズンの香りが引き続き訪れます。一方でモルトやバニラは鳴りを潜め、加水されるとトーストの香りとともにゆっくり現れてきます。
味わいは辛さ、酸味の後にビターが訪れ、後味として甘さを感じ取れます。

最後にハイボールにすると、さすがにアルコールの刺激はなくなり、香りはバニラとレーズンが半々に感じられます。
味わいは甘さが増すようになり、比較的飲みやすいです。

全体的に、3年+α熟成のブレンデッドモルトと考えればこんなものかな?という程度で、格段にうまいとは言えません。
自分のバカ舌、バカ鼻を頼りにすると、スコッチモルトはスペイサイドのどこか、ジャパニーズモルトは明石っぽさを感じます。

若い原酒を使っているだけに、ストレートやロックではきつく、水割りやハイボールなど加水した方がいけます。

700mL、アルコール度数は43度で、価格は4000円。ちなみに行きつけのお店では7000円で出していて、後で公式の値段を見て、してやられました (日頃からひいきにしているから、今回は礼金として許したる)。

いずれにしても、 ありもしない蒸溜所をラベルに標榜して自社製ウイスキーだと豪語するのは言語道断です。
さしずめ、「マッサン」ブームに便乗して儲けようという、あちらの国の人間が考えるような安直な詐欺で、ウイスキー飲みとしては許すことは出来ません。

<個人的評価>

  • 香り D: アルコールの刺激が強い。加水することでレーズン、バニラ、モルトを感じ取れる。
  • 味わい C:  ストレートでは辛くて飲みにくい。加水することで酸味、甘さが現れてくる。
  • 総評(評価に値せず: 悪質なパクリっぷり。買ってはいけない。松井酒造は真っ当に作る日本のメーカーに謝れ!
商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

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