おれと一乃のゲーム同好会活動日誌その1 ごく個人的な世界の終わり (2010/07/21) 葉村哲 商品詳細を見る |
あなたには私をあげるわ。――だから。
荒谷学園第三旧校舎、古い木造建ての一階にあるゲーム同好会部室。白崎宗司は孤高の美少女、森塚一乃と放課後のときを過ごす。ちょっぴり電波ちゃんな一乃との出会いは約一月前、宗司は一乃の秘密を握った。「契約をしましょう。あなたには私をあげるわ――だから」だから、一緒にゲーム同好会を立ち上げたのだった。何が起こるでもない平和な日々(しかもゲームしてない)。いや、何も起きていないというのはただの勘違いで、とんでもないことが起こっているのかも! 冷たい外見とは裏腹に、心は苛烈な炎のような一乃と実は誰よりも非日常を生きる宗司。二人の行く末は……世界の終わり!? 葉村哲が贈る、新感覚ラブコメディ……、のようなもの、登場!
以上、公式サイトの紹介文より引用
タイトルなげぇ・・・
なんかラノベっぽい感じだよねー表紙と合わせて
略称は挿画担当のほんたにさんの案を支持します
「おれいち」のがわかりすい気がする
あとがき見たらわかるけど、著者さんと編集さんのやりとり
編「日常系のラブコメ書かない?」
著「武器とか異能とか出てこないと無理」
編「なら出しちゃおう」
ってな流れでできたみたいです
舞台は、複数の中高が統合されて山一つがまるごと敷地の、中高一貫巨大学園「荒谷学園」
その第三旧校舎(木造)の一階、ゲーム同好会部室での活動がメイン
ちなみにこの同好会は見せ掛けなのでそれらしい活動は皆無です
内容はギャグテイスト多めな印象
読むのが遅い自分でも数時間で読了しました
先述しましたが武器、異能、二つ名とか出てきます
ですが、舞台設定では「平和な世界」なんですね
万人が持っているわけではない?ようですが、その特殊能力は主に「破壊するためのもの」でしかありません
それに苦悩する彼らの姿も書いていくのかな?
日々の生活では、自分の気持ちを表現するのが下手な少女二人に振り回される少年ってとこでしょうか
・・・まぁ、ちょっと双子の妹が黒い一面持ってるみたいなので不安ですが
白崎宗司
基本的に根が優しい人なのでよく他人の相談に乗っている。同性・異性からの評判は悪くないのだが、人当たりが良すぎて結局「良い人」止まりで終わってしまう(こういう人の『特別』になるのは難しいため)。
とある一件によって一乃の異能を知ってしまい、契約させられる。
彼自身も異能『零白夜』(ラスト・エレメント)があるが、効果は不明。武器の形状は両手にはめる白手袋。代償も明らかではない。
森塚一乃
頭脳明晰で成績優秀、運動神経も良く、外見も悪くない。だけど教室では、宗司曰く「私に近付くな」という雰囲気を放っているよう。
もちろん友達などいない。一人暮らしをしていることからも家族はいないもよう。
学園の制服では最も暑いと不評の黒のセーラー服を好んで着ているが、一時的に赤とピンクのセーラー服に着替えたときはやわらかい印象を受けさせた。意外とコスプレ好きっぽい。
宗司とのカラミでは「そう、私は森塚一乃、十六歳――」と切り出して後に皮肉やネタを言われる。
彼女も異能『煉獄』(カサルティリオ)を持つ。武器の形状は燃える槍。代償は『定期的に火を食べなければならない』こと。
七大罪の浄化場所=『煉獄』に因んで傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、貪欲、暴食、淫蕩に関する技を持つ。
沢村キリカ
荒谷学園の無駄に多い6種類の制服(統合の名残)をコンプリートしている。日本人ぽくない外見だが家族構成は不明。
好きなものは宗司、ジョーク、おいしいご飯。一乃とは恋敵。
彼女も異能『道化師の栄光』(バッドジョーク)を持つ。武器の形状は割れた仮面。代償は不明。
効果は『変身』で『煉獄』よりも使い勝手はいいか?
白崎リリス
宗司の妹で荒谷学園中等部に在籍。双子の姉妹だが同じ名前であり若干面倒。
喋り方が独特で、1つの文章を2人で区切って話す。
リリスかわいいよリリス。
犬五号
『煉獄』から生まれた生物。赤い子犬の姿。正式名称はアプリストスだが命名の際に宗司にアイデアを求めた。
その結果、犬五号、貪欲わんわん号、貪欲ちゃん、レッドポチの中から犬五号に決まった。
七大罪の貪欲に該当する。
ペンギン二号
これも『煉獄』から生まれた生物。赤いペンギンで口から炎を吐き出す。
命名はペンギン二号。
七大罪の嫉妬に該当。
動物の命名が適当感がしてたまらないww
個人的には宗司とキリカのジョークが好きかなぁ
俺のワイフのシュールネタは好きな類
宗司と一乃の契約は「卒業までに一乃が宗司のことを信用できるか」
達成できたら「私をあげる」というもの
彼らの年齢が16歳なので、作中だとあと2年ってとこですかね
それまでに何が起こるやら・・・多分他にも異能持ちが出てくるのは確実でしょう
一応ジャンルが「日常系ラブコメ異能バトル」なので
それなりに楽しかったかなー
笑える部分はあったけど、そこまでニヤニヤな部分は私にはなかったかな