9/18のNHKクローズアップ現代は「拡大する“ブラック企業”~過酷な長時間労働~」でした。
録画していたのをやっと観ました。

主題はみなし労働や裁量労働を拡大解釈(悪用)してる会社が多く
結果として過労死基準の残業月80時間を超える労働をしていても
規定の残業代以上は出さないし、労務管理も行っていないというものです。

みなし労働は営業など外回りが多く直行・直帰がある場合など時間管理できないもの、
裁量労働は研究職など完全に成果主義でできるところ向けなんですが
時間をしばりながらみなし労働だからと残業代出さないようにしているわけですね。

番組内でみなし労働で過労死した大手飲料メーカ子会社社員の事例が採り上げられていましたが
この大手飲料メーカとはキリンビバレッジです。コカ・コーラでの同様の事例がありますので
大手系列だからホワイトなんてことはないんでしょうねぇ。

残業代出せばいいと言うものではなく、残業は最悪でも月80時間以内、
本当は36協定を正しく運用した上で1か月45時間、1年間360時間にしないとだめなんですが、
「それでは会社が回らない」で議論が終わりそう。

結論は「働いたら負け」になってしまうのか?




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