大前氏 日本に必要なのは働き方改革ではなく「休み方改革」
いま日本に必要なのは、政府による強制的・一律的な働き方改革ではなく、国民が自由に長期間の休暇を楽しめるようにする「休み方改革」の施策である。

観光庁がまとめた2016年版『観光白書』によると、2015年の国民1人あたりの国内宿泊観光旅行の回数は年間1.4回、宿泊数は同2.3泊にすぎない。一方、欧米の観光旅行宿泊数は、統計では年間20泊前後だが、実際に私が見るところでは30泊以上だ。

大前研一の「休み方改革」提言。

長期休暇するなら、仕事で「この人に聞かないとわからない」ことは無くして
おかないといけませんが、日本では中小零細では属人的になっていることも
珍しくなく、ハードルは高いでしょうねぇ。

さらに「有休を取得することに罪悪感を覚える」という労働者側の意識の問題も
根深いのではないかと。

そういう点で非正規の方が有給を取りやすい傾向がありますが、
その有給付与までのハードルや付与日数が勤続年数で大きく変わる格差も。

有給休暇付与日数

最初6ヶ月は有給休暇とれず、6ヶ月勤務して10日付与。
6年半勤続で20日になりますが、もし転職したらこれがリセットされます。
新しい職場では最初半年取れず、6ヶ月勤務して10日。

政治家や有識者がよくいう「雇用の流動性」を妨げている制度ですよこれ。
長く勤務(=正社員)の方がいいってことなんですから。

でも会社側からみれば、勤務していきなり20日を付与して、
20日連続で取って3ヶ月後に辞める、なんて人が出てきては困るでしょう。

それを勘案の上、こんな制度にしてはどうでしょうか?
  • 勤務3ヶ月で5日付与
  • その後は3ヶ月毎に5日付与(年間20日)
  • 使用期限は付与から2年間
非正規でも3ヶ月以上勤務したら有給休暇が5日使えます。
1年間有給休暇を使わずいたら、20日貯まって一気に使うことも可能。

「雇用の流動性」「働き方改革」を言うなら、こういう勤続が長いほどメリットがある
制度は辞めないといけません。それが「休み方改革」に繋がればなお良し。

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