WUG青葉の記録、主な出演者について個別の感想にいきます。

この芝居、最大の収穫と衝撃を受けたのがI-1clubの皆さん。

本当、i-1のパフォーマンスと曲がパナイっす。
「Knock out」の曲はもちろん、歌うシーンの、
全員縦列になって左右に1人ずつ分かれて1人ずつワンフレーズ歌っていくパートとか、
大サビ前の1人ずつのソロダンスとかどちゃくそ格好いいんで何度見ても見足りんわ。

この7人、大坪氏以外は今までWUGにほとんど縁がなかった人たちだ。
そして既にI-1役の声優陣もライブしている以上、
観客を納得させるハードルはWUGメンバー以上に高かったはず。

それをビジュアルとライブパフォーマンスで、トップアイドルi-1clubをみごとに三次元化してました。
特にI-1組で一番目立っていたと筆者が思った、まいまい(近藤麻衣)役の小山梨奈さんの存在感。
本来I-1のセンターでまゆしぃのライバルは大坪氏演じるしほっち(岩崎志保)であり、
実際アニメも基本は志保を軸にドラマが進んでいるんですが、
その屈託のない美形ぶりとスタイルでどこに居ても目につくわ。i-1のまとめ役としての説得力が文句なし。

さてそのしほっちの大坪社長ですけど、
「トップアイドルとしての義務感」が伝わってくる舞台での演技。
それは自身がI-1役者の中でただ1人アニメ経験があるせいもあるし、
小山さん演じる麻衣のリーダーシップが強調されてたせいで、
「センターである前にi-1の一員である志保」として存在していたシーンが多かったせいかも。
まゆしぃと競わされようが、東京ドームライブだろうがどんな局面でも、
トップアイドルとして求められてる役割を忠実にこなすという義務感。
科白にこそ出さないけど「人間である前にアイドルである」を行動で示してたのがこの芝居の志保だと感じた。

まゆしぃと仲良しの癒し担当、よしめぐ(吉川愛)役の岩田華怜さん。
濃い目の顔立ちとそれと相反するおっとりした雰囲気が、
どことなくアニメのよしめぐ役の津田さんに似ていなくもない。
大坪氏をセンターに、リーダーの近藤さんと岩田さんがシンメで盛り立てる構図が美しい。 


水原ゆきさんのナノカス(相沢菜野花)、
こういう個性派タレントいるだろみたいな髪型とメガネ。
ナノカスが実在したらこんなルックスでバラエティ番組とか出てそう。
i-1の7人の中で最もアニメの絵通り、それでいて違和感のない現実的な容姿、最高です。

鈴木萌歌/鈴木玲奈のダブル鈴木はそれぞれ山下夏生さん/立花玲奈さん。

まず萌歌の山下さんーこの7人の中で最年少ながら劇中次期センターと目される役。
うん、いい意味で小生意気。
性格悪いとかそういう意味ではなく、 本人の得意分野がわかっていて(ダンスが得意な分やや協調性に欠ける描写あり)、
次のセンターを狙わんという明確な目的意識を持った、
戦闘意欲に満ちたアイドルとして描かれてた。


立花さん演じる鈴木玲奈、
かわいい。アニメの玲奈はこの舞台より大人びて穏やかな印象だったけど、
この玲奈はそれより野性的っつーか、萌歌ほど表に出さないけど、内心プライドと自信を秘めてアピールしている。もとがかわいいのでファンの目にもよく留まると思うし。
「一推しじゃないけど、2番目くらいに推し」というファンが多そうな玲奈だった。

小早川ティナ役の日下部美愛ちゃんはまだ16歳。Prizmmy解散しちゃうんですよね...。
デカイ。と思ったらそれもそのはず、公称身長167cmだった。
原作のナイスバディでお色気担当という設定は…その…女性らしい体型という点では大坪社長とかが目立ってたんでそこまで説得力なかったんだけど(まだ10代だから仕方ないね)、
そんなことより彼女で見逃せないのは「シャツとブラウス」「Knock out」のダンス力!
Prizmmyの経験は伊達じゃない。特に「Knock out」でひときわ派手なソロの振りをもらってるとこにも、スタッフの期待がうかがえます。


華と良曲を兼ね備えたライバルグループがあってこそ、
主人公たるWUGもより輝く。
他のアイドルものでもライバルグループが描かれはするけど、
WUGにおけるI-1ほど深い描写があるものってないですよね?
これからI-1声優の皆さんがライブに出るとき、かえってプレッシャーになるんじゃ?と思うくらい、
7人とも輝いていたI-1でした。