I-1の皆さんがよすぎて予想外に長くなってしまった。
WUGちゃん7名の感想に行きます。
や、今までは「Wake Up Girlsというユニットの一員」という視点でライブとか見てたわけですが、
この舞台は、アニメで描かれた架空のキャラクターを演じる7人の役者として見てます。
てことで、アニメのWUGちゃん像との違いを感じたこととががメイン。
もっとも、 筆者の主観ですんで感じ方は客席の人それぞれですが。

・あいちゃん(永野愛理as林田藍里)
筋書き上、WUGちゃんの中で最も重要な役はこの林田藍里。
本人は何の特技もない普通の女子高生、その役のまま、終盤まで何もせずモノローグを繰り返して何もしてないまゆしぃを動かすわけで、この難役を好演してたのがあいちゃん。
ちょっと気弱すぎるんじゃ?と思うくらい作り込んだ藍里像だった。
欲を言えばだけど、まゆしぃと接する時、もうちょい明るい表情にしてもいいかも。
藍里こそが、仙台に来たまゆしぃが「幸福にできた初めての人」なわけだから。
まあここは観客の解釈次第なんであくまで個人の印象ですが。

・まゆしぃ(吉岡茉祐as島田真夢
さてその真夢役ーまゆしぃですけど、
基本俯き気味で、前に前に出ようとなんて思ってない。
松田や藍里と話してる時も常に内気な印象を受ける。
これはI-1時代もそうだったんだろうなと、大坪氏や小山さんとの対比でも思う。よしめぐにとっては彼女、藍里にとってのまゆしぃとは違う意味でほっとけない存在だったと思える。
プロ意識の塊であることが練習風景やライブで描かれ、笑顔を絶やさないi-1との表情の違いもいいです。
勾当台ライブでの彼女のシリアスな表情は 、
まゆしぃなりに人生かけてWUGに挑んでる様子が伝わる。

・ななみん(山下七海as久海菜々美)
ななみん、本当は劇中の菜々美は最年少で体格も小柄なんだけど、
本人のスタイルがいいからさすがに中2には見えん。
でもスタイルで目立つ分、自己主張強いしスター性ある子なのはよくわかわるわ。

・みにゃみ(田中美海as片山実波)
割を食ったのはみにゃみかしらん。
基本オーディションしか見せ場がない上に、社長の失踪で消滅危機にあった時も、
ななみんやよっぴーのように強く自己主張することもないもので。
うめえにゃーの決め台詞も封印せざるを得ないし(時系列上WUG本格始動前の話なので)。
しかしライブパートじゃその小動物的かわいさを十二分に発揮してました。

・みゆちゃん(高木美佑as岡本美夕)
大きな役ではないけど上手いなと思うのがみゆちゃん。
オーディションでの「プリティオーラでみんなのハートを鷲掴み あなたの心をストマックホールド」とか、
何気に噛みそうな長い科白多いんだよなあ。
アニメの経験があるとはいえあれを生の舞台で噛まずに言える、
しかも毎公演ってなかなかきついと思いますよ。
決して順風満帆のおとぎ話じゃないWUGのドラマの中で、いるだけでムードメーカでした。

・よっぴー(青山吉能as七瀬佳乃)
みゆちゃんに次いでアニメのキャラ像に近いと感じたのがよっぴー。
真夢にひそかにライバル意識があり、中途半端なことが嫌い。それなりにスキルもある。
彼女(七瀬佳乃)が本音をむき出しにするのは終盤の解散危機の限られた時間なんですけど、
「あ、このくらいの人数の集団だと絶対こういうこと言い出す子いるよね」と思えるのがリアル。 
青春学園モノの「不器用なライバル」を実直に演じたよっぴーだった。

・かやたん(奥野香耶as菊間夏夜)
アニメ通りもうちょいほんわかしたお姉さん的キャラかと思いきや、意外と存在が濃い。
基本目鼻立ちがくっきりしていて濃い顔立ちのせいだろうか。
知ってる人には今更だけどこの人、地声は中学生か?と思うくらいかわいい。何も知らない人が声だけ聞いたら絶対同一人物と思わない。
それを抑えて、菊間夏夜としての声で3時間演じきっていた。
役者として当たり前のことだけど、WUGナーなら見届けるべし(円盤でなら見れる)。


以上です。
筆者ライト層の人間なんで、ソロイベントも行ったことないし、ツアーの遠征参加もしたことありません。
今回も結局他の公演同様のの1回観劇でしたけど、
こればっかりはリピートしてもよかったと思えるくらいのいい舞台。
MONACAの音楽を舞台で聴けるとか、フィナーレあるやんか!という個人の好みを差し引いても。
アイドル好きな万人に推したい。

WUGちゃんも、I-1の皆さんも、グリーンリーブスの2人も、大田組も、
熱演と笑いをありがとう。
4年前、海のものとも山のものとも分からなかったプロジェクトが、
アニメを飛び出し、ライブに舞台にと止まることなく進化し続ける。
その過程の大きなターニングポイントに立ち会えて、オタク冥利に尽きる。