ハロプロの曲だけで宝塚のショーを作ってみる。

…これ、ハロプロとヅカの兼業ヲタクなら一度は妄想したことあるのではなかろうか。

もとよりハロプロと宝塚の接点は少なくない。小田ちゃんやOGの高橋愛ちゃんのように宝塚好きなハロメンは少なくないし、演劇女子部に時々ヅカOGも出てるし。そもそもミュージカル「リボンの騎士」とかでのコラボしたり、ですね。
ハロヲタ演出家の小柳菜穂子氏は大劇場以外のディナーショーとかでたまにハロー曲使うし、今やってる星組の「食聖」でヒャダイン氏を招聘して劇中アイドルの曲書いてもらったりしてます。

ま、そもそも「強い女」が歌に登場するのが非常に多いハロー曲と男役至上主義の宝塚じゃ価値観が合わんし、歌詞がスミレコード何それ?おいしいの状態だろというのはあるけど、娘役の比重を男役と同等くらいに近づけた感じで考えてみた。
ハロプロと言いつつ半分以上モーニングの曲ですが、お付き合いください。

【プロローグ】
Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~/ワクテカ Take a chance/What‘s UP? 愛はどうなのよ~
ミスムンはタカラヅカっぽいステージの定番。けだし、プロローグの組子全員登場シーンでなくその前振りです。「愛をください♪」の第一声が娘トップで、男役2番手以下路線男役中心に客席を釣っていく。
ま、ミスムンは元々ジャズバンドだし、この後の、序盤その1や中詰めに入れても似合うナンバーなんですけどね、最近こういうジャジーな曲で始まるショー意外と少ないんですよ~それもあってこれ使いたい。
んで、ミスムンで温まった空気の中で、真のプロローグ曲のワクテカでトップスター登場。男役は激しく、娘役はアダルトに。ジャズのミスムンからのEDMのワクテカというギャップもいいし、ワクテカの圧の強さはプロローグでガツン!と客席を虜にするのに向いてる。というのが1つ目のパターン
しかし、愛どうも捨てがたい。イントロのワクワク感が凄いのとラップ風なBメロもプロローグに、向いてます。まさか男役に「へなちょこ男子」なんて言わせる訳にもいかないので、娘トップ筆頭に娘役だけで愛どう→男役だけでミスムン、という構成にしてみたい。プロローグ終わりで組子全員が揃わないショーってのもたまには意外性があっていいんじゃないでしょうか。

【ロケット】
タチアガール
ロケット(ラインダンス)は野口氏のショーみたいにプロローグのすぐ後に持ってきてみる。スマイレージ初期の若々しいナンバーが似合うんですが、その中からタチアガールをチョイス。
プロローグの「ワクテカ」のテンションからキャピキャピの下級生が主役の場面だし、打ち込みのBPMが何気にラインダンスの足上げリズムに合うような。

【序盤その1】
ちょっとイカしたPure Boy/グルグルJUMP
序盤のこのパートはよく2番手や娘トップが主役で、フレッシュな場面なことが多い。「ちょっとイカしたPure Boy」のはじけるラテンなメロディーが最高に似合います。2番の後の転調もメリハリが利いててショーっぽい!月組「BADDY」のブルーラグーンの場面みたいな感じ。
あるいは「グルグルJUMP」も推せる。どっちにしても娘役主役で女の子の圧が強すぎるので、娘トップほか路線娘役総出、相手の男役は3番手以下若手ホープってとこです。

【序盤その2】
イジワルしないで抱きしめてよ・Kiss me 愛してる
プロローグ→大きな場面その1と来て、着替えたトップスターが出てきて暗くアダルトな場面になることが多いこのパート。
Juice=Juiceから「イジワルしないで抱きしめてよ」を推してみる。アッパーなファンクだけどアダルトなナンバー。そこから「Kiss me 愛してる」と煽情的に続ける。舞台の上手下手に男役娘役が分かれて、互いの艶を競い合う、みたいなダンスシーンにしたいところ。


【中詰め】
女が目立ってなぜイケナイ・みかん・シャニムニパラダイス・泡沫サタデーナイト!
中盤に演者総揃いで高まる中詰め。はじまりで絶対使いたいのが「女が目立ってなぜイケナイ」。暗転から照明がついたらステージ前に娘役が勢ぞろい、歌いながら銀橋まで出てくるとかテンション爆上がりですよ。
そこから本舞台の幕が上がって「みかん」のソウルフルなボーカルで畳みかけ、「シャニムニパラダイス」が続き、最後「泡沫サタデーナイト」で組子全員銀橋と客席に降臨!DJの台詞はトップじゃなくてもコメディエンヌな中堅スターで聴いてみたい。

もう1パターン、「次々続々」→「なんちゃって恋愛」→「今夜だけ浮かれたかった」「泡沫サタデーナイト!」というセトリも考えてみた。次々続々で中詰めが文字通り次々続々と始まって、なんちゃって恋愛・今夜だけ浮かれたかったと哀愁漂うけど圧が強い2曲、んでラストを泡沫です。
あと、「Fiesta!Fiesta!」も中詰め出だしで使いたい曲なんですよねー。

【フィナーレまでの終盤】
CHOICE&CHANCE・時空を超え、宇宙を超え/無色透明なままで・The Vision・青空がいつまでも続くような未来であれ
一旦中詰めからクールダウンして次へのつなぎは「CHOICE&CHANCE」でしょうか。ここは場面転換のシーンでもあって、暗転から徐々に空気を変えていける楽曲がいい。CHOICE&CHANCEは男役ボイスでも娘役ボイスでも突き刺さる曲です。
中詰めとフィナーレの間の場面はたいていしっとりした感じで始まり、徐々に舞台上に人数が増えてって最後にトップスターが登場、全員で大合唱するエモいシーンになるのが最近の定番。
「時空を超え、宇宙を超え」か「無色透明なままで」で静かに始まり、「The Vision」のサビのみでつなぎ、「青空がいつまでも続くような未来であれ」で組子大合唱のエモいシーンとなって大団円がいい。「青空が~」の代わりに「笑顔に涙〜THANK YOU! DEAR MY FRIENDS〜」にすると、よりトップの退団公演っぽくなります。
トキソラのボーカルは特に美しくあって欲しいので、娘トップ、それも歌が上手い方に…

【フィナーレ】
夢見る15歳・Night of Tokyo City・ミステリーナイト!・明日を作るのは君/雨の降らない星では愛せないだろう・青春コレクション
フィナーレの構成もおおむねテンプレ化されてて、「路線スターが銀橋と舞台前で歌う」→「大階段で群舞」→「トップコンビのデュエット」という流れ。まずフレッシュさと哀愁が同居する「夢見る15歳」で若手組子が数人グループで本舞台→銀橋と回る。そして大階段が見えてくるけど、通常「トップか2番手と娘役のダンス→男役のダンス→デュエット」の流れが多いですが、中村一徳先生風に男役ダンス→娘役ダンスの順で行ってみる。曲はアーバンな「Night of Tokyo City」で。かっちりした黒燕尾じゃなくて、襟を開いてヒラヒラの変わり燕尾が似合う。
そして次の「ミステリーナイト!」で大階段上から娘トップを筆頭に娘役総出で降りてきます。
や、ミステリーナイトのラテン的なイントロ大好きで、これ演奏する中で娘役勢ぞろいしたらめっちゃ強いな!と。一言でいうと超コケティッシュなナンバーなので、アダルトな黒いドレスに扇なんか持っちゃって、ベテランの歌ウマ娘役がソロパート高らかに歌ってくれたりが見たい。
で、一番迷ったのがデュエット…なのだが、「明日を作るのは君」か「雨の降らない星では愛せないだろう」かしらん。どっちも名バラードと名高いし、「雨の~」はこないだのハロプロ三昧でもほぼ大トリでしたね(「無色透明なままで」をここに回してもいいけど)。
最後のパレードはプラチナ期のスルメ曲「青春コレクション」で。幸福感と高揚感がぴったしだと思います。


しかしこれでもベリ工やこぶし・カントリーの曲無し。入れたかったけど漏れた曲だけでも地平本願・大器晩成・ViVA!薔薇色の人生・待てないアフターファイブ・微炭酸・桜ナイトフィーバー…などなど枚挙にいとまが無いです。
これにミキティ・あやや・真野ちゃんのソロ曲や昔のユニットも入れて考えたら、もうショー何作分のセトリができるやら。

ま、ヲタの机上の空論ですけど、妄想してみると楽しい。ヅカで使えそうな曲はミスムンだけではないのです。