京都秘封探訪

「秘封倶楽部」を中心とした、東方Project関連の覚え書き。

2017年3月26日。東京秘封、頒布告知

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 2017年も3月に入りまして、厳しい京都の寒さも少しずつやわらいで来ております。身体を動かせば汗ばむ日も増えて参りました。まもなく、春です。

 さて。今回は3月26日に開催される東京秘封こと「境界から視えた外界 -至-」での頒布物の告知となります。今回の頒布物は二種となる予定です。

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小説「追放の物語」(再販)

【STORY】


 厳しい寒さの続く冬の京都。定期試験を終え、春休みを迎えた蓮子とメリーは偶然訪れた同人誌即売会で一冊の本と出逢う。

 「幻想之郷縁起」。そう記された本は二人を創作の道へと駆り立てることとなる。

 同人誌の執筆に挑戦する秘封倶楽部。順風満帆の蓮子、そして苦悩するメリー。求聞持の少女と判読眼の少女の導きの元、ふたりはそれぞれの物語を完成させる。

 啓かれる境界、曝かれる歴史。宇宙の根源と幻想の記憶、そして彼岸の追憶――

 夢は現に、現は夢に。嘘は真に、真は嘘に。そして幻想は真実へと変わる。

 蓮子とメリー。ふたりは忘れ去られた夢を見る。そう、異なる世界に生きる多くの妖怪たちと、少しの人間たちの営みを。秘められ封ぜられた幻想の物語を。

 追放の物語を――

【試読版ダウンロード】

→小説「追放の物語」(試読版)のダウンロードはこちら←

※オンラインストレージ「firestorage」 からpdf形式でダウンロードされます。
 スマートフォンでのダウンロード、閲覧も可能です。

【概要】

サークル:京都秘封探訪
文:慧
表紙:春日野トバリ(サークル 春日野企画)

文庫判278ページ
頒布予定価格:1000円

※同人ショップへの委託は行いません。

 こちらは2016年の「科学世紀のカフェテラス」で頒布致しまして、無事に完売させて頂いたものの再販となります。 試読版は冒頭70ページ分ほどとなっております。どうぞよろしくお願い致します。

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「月と星から考察する秘封倶楽部の年代」(※再販)

【内容】

 以前よりブログやツイッターの方で行っている秘封倶楽部の原作CDに描かれた月と星の描写から、秘封倶楽部の年代を考察する――という試みを、一つの冊子にまとめました。ブログの方での考察には、いくつかの抜けがありましたが。ツイッターの方で書きました「蓮台野夜行2151年説、大空魔術2153年説」が導き出されるまでの考察の過程の詳細をレポート形式で頒布致します。

【月と星から考察する秘封倶楽部の年代、試読版ダウンロード】

→「月と星から考察する秘封倶楽部の年代」(試読版)のダウンロードはこちら←

※オンラインストレージ「firestorage」 からpdf形式でダウンロードされます。
 スマートフォンでのダウンロード、閲覧も可能です。

【概要】

サークル:京都秘封探訪
文:慧

B5判10ページ(予定)
頒布予定価格:200円

※同人ショップへの委託は行いません。

 こちらは2016年の夏コミで頒布させて頂いた考察レポートの再販となります。そして東京秘封の翌週に名古屋で行われる「東方名華祭」と併催される東方の考察・評論系オンリーイベント「幻想郷フォーラム」にて、プレゼンテーション形式で発表する予定の、そのテキスト版となります。

 幻想郷フォーラムの会場では、この冊子を頒布することはありませんので、興味のおありの方は、どうぞよろしくお願い致します。

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 以上、二種となります。その他、新たな告知事項などがございましたらTwitterあるいはこちらのブログの方で告知させて頂きます。

 冬から春へと移り変わりつつある日々。季節の変わり目でもあります。どうぞ皆様、お身体にお気をつけて京都までお越し下さい。
 
 では、卯東京で逢いましょう……!

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蓬莱人形(C62版)、考察。

【蓬莱人形(初版)の登場人物】

①最も好奇心の高い僕

 楽園に迷い込む→謎のピエロに呼び止められて蓬莱の玉の枝を渡されて死亡→残りの正直者は7人に

②最も美しいボク

 楽園に迷い込む→ピエロに捕らわれる→ピエロは嵐の中に消え、「僕ら」の所へ帰ることは出来なかった→残りの正直者は6人に

③最も幼い僕

 楽園に迷い込む→6人のパーティから抜け出す→不吉なピエロに捕らわれる→殺される→残りの正直者は5人に

④最も臆病な僕

 楽園に迷い込む→走って楽園から抜け出そうとする(既に想い人も消えている)→自殺未遂→生まれ変わった→夕食後、睡魔に襲われる→永い夢を見ていた気がする→自殺→今度こそ死ぬ→正直者は全員消えた

⑤最も聡明な僕

 楽園に迷い込む→気が付くと5人で暗闇に→他の4人は暗闇を脱出→暗闇で暇つぶし→背後に気配、熱いものが伝った

⑥最も大人びた僕

 楽園に迷い込む→お茶の時間の珈琲に惚れ薬を盛られる→美しきピエロの恋する→眠りに落ちる(死んだ?)→残りの正直者は3人


⑦最も警戒心の強い僕

 楽園に迷い込む→⑥が死ぬのを見た?→木に打ち付けられている→死亡?


⑧最も早起きな僕

 楽園に迷い込む→巫女を見る→朝のハムエッグに毒を盛られる(最後の二人になってる?)→ブロンドの人物を見る→死んだ?

【蓬莱人形(初版)における出来事】

Ⅰ.蓬莱伝説

最も好奇心の高い僕は、先を急ぎ森の奥を目指した。
奥で謎のピエロに呼び止められ、なにやら嬉しそうに蓬莱
の玉の枝を手渡されたんだ。受け取ろうとしたら一瞬で首
と体が離れたようだ。僕は動く事も喋る事も出来なくなっ
て、二度と仲間に会うことが出来なかった。
残りの正直者は七人になった。

 ①最も好奇心の高い僕は、④謎のピエロに殺される。残りの正直者は7人、生存者は7人(②③④⑤⑥⑦⑧)

Ⅱ.二色蓮花蝶 ~ Red And White

朝は、池の上に紅と白の二色の巫女が踊ってるのが見えた。
最も早起きな僕は、その無慈悲で過激な舞に長い間魅了さ
れていたんだ。やがて雨が降り始め、僕は我にかえった時、
もう巫女の姿は無かった。

 ⑧最も早起きな僕、池の上の巫女を見る。我に返った時には巫女はいなくなっていた。

Ⅲ.桜花之恋塚 ~ Japanese Flower 

雨は止むことを知らなかった。巫女はしっとりと全身を濡
らしたまま、雨に溶け込む様に消えていく。巫女に見とれ
ているうちに雨は恐ろしい嵐になり、最も美しいボクはピ
エロに捕らわれたのだ。そのままピエロは嵐の中に消え、
もう僕らの所へ帰る事は出来なかった。
残りの正直者は六人になった。

 ②最も美しいボク、巫女を見る。巫女が消えていくのを見たので⑧とは別に見ていたことになる。
 そして②は④のピエロによって捕らわれる。そのまま④のピエロは、僕らの所へ帰る事は出来なかった。つまり④は最後まで失踪。死んではいない。

 ②は④が①を殺したことを知っていたが、その事実を黙殺。正直者ではなくなる。④は正直者のまま。

 残りの正直者は6人(③④⑤⑥⑦⑧)、生存者は7人(②③④⑤⑥⑦⑧)。

Ⅳ.明治十七年の上海アリス

夜、六人は異国風のパーティを開催した。最も幼い僕はま
だお酒も阿片も飲めなかったのでひどく退屈だったんだ。
僕は一人でこっそりその場から抜け出したんだけど、暗闇
で不吉なピエロに捕まってしまったんだ。僕は、あっさり
首を切られた。もう退屈することも二度と出来なかった。
残りの正直者は五人になった。

 6人がパーティを開催する。パーティのメンバーは(②③⑤⑥⑦⑧)の6人。④は生存しているが失踪中。
 ③最も幼い僕がパーティを抜け出すと、ピエロ(おそらく②である)に捕まってしまう。③は死亡。

 残りの正直者は5人(②⑤⑥⑦⑧)、生存者は6人(②④⑤⑥⑦⑧)

Ⅴ.東方怪綺談

僕は息が切れるまで走った。最も臆病な僕は、この楽園が
怖くなったのさ。この位予想していたことだけど、いくら
走っても帰り道を見つけることは出来なかったのだ。もう
僕の想い人も消えてしまっている、生きていても仕方が無
い、僕は失意の後に太い枝に縄を縛りつけ首を掛けた。
...僕はなぜか意識がある。縄が脆かったのか?...
最も臆病な僕は生まれ変わった。もう失うものは何も無い、
僕はもう一度だけ人間の真似をしてみることにしよう。

 ④最も臆病な僕、楽園からの脱出を試みるが帰り道が見つからない。枝に縄をかけ、首つりを図るが失敗。

Ⅵ.エニグマティクドール

目が覚めたら僕ら五人は暗闇に居たんだ。一人の言うこと
には、僕らは謎のピエロにさらわれたらしい。四人は幼稚
な脱出計画を立てている。最も聡明な僕は、止めとけばい
いのにと見ていたがとうとう口に出さなかったのだ。
四人の予定通り計画は実行され、一人の予想に反し成功に
終わったんだ。そして僕は永遠に逃亡出来なかった。
永い暗闇の中で暇を潰していると、すぐに僕らの中にピエ
ロがいたことに気づいてしまった。ふと後ろに気配を感じ
たが、身を任せた。熱いものが背中を伝った。

 目が覚めると5人は暗闇にいた。5人とは(②⑤⑥⑦⑧)。4人が脱出計画を立てるが、⑤の最も聡明な僕は逃亡しなかった。
 ⑤は暗闇で背後に気配を感じ、熱いものが背中を伝った。おそらく殺された。

 この時点での生存者は4+1人。4人は②⑥⑦⑧、そして失踪中の④.

Ⅶ.サーカスレヴァリエ

僕らは見事脱出に成功したんだ。僕らは何て賢いんだろう
と感心し、楽園に見つけた住みかに帰ろうとした。
 誰もお互いを疑う事なんて考えたことは無かったのさ。
 みんな正直者だったんだ。みんな仲良しだったんだ...

 僕らは見事脱出に成功した。成功したのは4人、②⑥⑦⑧。この中に正直者ではない者がいた。つまり②である。
 ②は④が生きていること、ピエロであることを皆に黙っていた。正直者ではなかった。

Ⅷ.人形の森

楽園は、僕らが住むにちょうど良い建物を用意してくれた。
森の奥にある古びた洋館は、いつでも僕らを受け入れてく
れる。でもいつもなら大量に用意する食事も、いつもの
半分で済んだ。
 正直者の僕らはいつのまにか半分になっていたのだ。

 正直者の僕らはいつのまにか半分になっていた。つまり4人。②⑥⑦⑧か、それとも④⑥⑦⑧か。

Ⅸ.Witch of Love Portion

午後は、いつもお茶の時間と決めていた。いつもならだた
苦いだけの珈琲が、今日は僅かに甘く感じたんだ。
 それが惚れ薬-Love Potion-入りだったとは...
最も大人びた僕は、美しきピエロに恋し幸福のままに眠り
に落ちた。
残りの正直者は三人になった。

 ⑥最も大人びた僕が、惚れ薬を盛られて、そのまま眠りに落ちる。死亡したとは書かれていないが、⑦最も警戒心の強い僕によると毒殺されたとのこと。

 残りの正直者は3人(④⑦⑧)、生存者は4人(②④⑦⑧)

Ⅹ.リーインカーネーション

僕は明らかに毒で殺された仲間を見てしまったんだ。あれ
は自殺のはずがない。珈琲は僕が適当に選んで皆の部屋に
配ったんだからな。他の二人には彼の死を伝えなかった。
最も警戒心の強い僕は、自分で用意した食事以外は口に入
れなかった。他の二人が寝静まるまで必死に起きていた。
僕らは別々に部屋に入って鍵をかけた。そう僕は二人のう
ちある一人を疑っていたんだ。
 どこからか、すぐ近くで木に釘を打つような音が響いて
いたんだ。一体どっちの仕業だろう? 暗闇の中恐怖に顔
が歪む。音に合わせ僕の手足が痛む。まるで五寸もある釘
で打たれたかのようだったんだ。霊媒師にでも相談しよう
とも考えたが、ある事に気付いてしまったんだ。
 そうだった、僕が木に打ち付けられていて動けないんだ
った。どっちが僕を木に打ち付けてるのだろうか?
 そして最後の釘が眉間に当てられた。
 そこには予想通りの顔が見えた。
 声を出す間も無く、光は完全に途絶えた。

 ⑦最も警戒心の強い僕、珈琲を他の3人に配る。3人とは②⑥⑧。うち⑥が死亡で、残りは②⑦⑧となる。
 ⑦は②か⑧が犯人だと疑っていた。
 ⑦がは眉間に釘を打たれて死亡。最後の瞬間、予想通りの顔を見る。おそらく②である。

INTERLUDE

君は余りにも腑抜けだったのだ。
正直者が馬鹿を見るということが分からないのか?
こんな隠居暮らしで昔の あの鋭い感覚が麻痺したのか?
もう一度街の賑わい、富と快楽が恋しくないのか?
僕は、昔みたいに皆で盗賊団になって、もう一度人生やり
直したいだけだったのに。
一仕事終えた僕は、朝食の準備をし夜があけるのを待った。

 インタールード。これは②の視点での述懐である。

 ②一仕事を終えた僕は、朝食の準備をして、そこに毒を盛る。一仕事とは⑦に釘を打つ作業だったと思われる。

XI.U.N.オーエンは彼女なのか?

最も早起きな僕の意識は、すでに虫の息だったんだ。今朝
のハムエッグに何か盛られてたんだろうな。なんて僕は頭
が悪いのだろう、二人になるまで全てが分からなかったな
んて。全部あいつの仕業だったんだ、気違いになった時点
で殺しておくべきだったんだ。
 いずれにしても、もう遅すぎたな...
いつかの巫女が見えた気がした。僕の幻覚なのか?
それにしても髪の色はあんなブロンドだっただろうか。
僕の命と引き換えに、もうしばらく幻覚を見せて欲しいと
言う願いは、前者だけ叶ったようだ。

 ⑧最も早起きな僕、朝食のハムエッグに毒を盛られて死亡。最後にブロンドの髪を見る、つまり②である。

 この時点での生存者は②と④である。

XⅡ.永遠の巫女

あれから生まれ変わった僕は、昨日は夕食後、強烈な睡魔
の襲われたんだ。頭が割れる様に痛い。昨夜のことが何に
も思い出せない、永い夢を見ていたような気がする。目の
前の現実さえ見なければもっと良かったのに...
 何てことだ、一人は珈琲に毒、一人は木に打ち付けられ
 ていて、そしてもう一人は 首をはねられてたなんて...
僕は椅子と縄を用意し最後に呟いた。
 最後に死んだとしたら、珈琲で死んだ奴しかありえない。
 つまり、そういうことなのか?
 そういうことなのだろう。
 僕の夕食にも何か盛られていたようだな。
 そんなことはもうどうでもいい、僕は一人だけなんだ。
 もうこんな嘘つきだらけの世に未練など、無い。
今度は丈夫な縄を天井に縛り、僕は高い椅子を蹴った。
今度こそ、二度と体が地面に着くことは無かった。

そして正直者は全員消えた。

 ④生まれ変わった僕が再び自殺を試みる。④はどうやら洋館に戻って来たらしい(天井という言葉がある)
 ④は「珈琲で毒殺された者、⑥」・「打ち付けれた者、⑦」・「首を切られた者、③」の死体を洋館で目撃する。
  これらは全て②による犯行である。なお①は森の奥(犯人④)、⑤は暗闇(犯人②)、⑧はハムエッグ(犯人②)で死亡。

 ④は、⑥が犯人であり、⑥が皆を殺した後に珈琲で自殺したと考えた。そう考えた後、④は首をつって自殺。

 正直者は0人、生存者は1人(正直者ではない②)

XⅢ.空飛ぶ巫女の不思議な毎日

楽園の巫女は、いつもと変わらない平和な夏を送っていた。
ある夏の日、巫女の日記にはこう書かれていた。

8月〇日
 今日遭った出来事といえば、森の廃洋館のある方から歩
 いてくる美しいブロンドの少女に遭ったこと位ね。その
 少女をどこかで見たような気がしたけど、私はそんな瑣
 末な事に頭を使おうとはしないの。その娘はいたずらに
 舌を出しながらぺこりと頭を下げて、大笑いしながら楽
 園の出口の方に向かっていったわ。変な娘ね。
 そういえば、あの娘は正直者八人組の唯一の女の子だっ
 たわね、そんなことはどうでもいいけど。
 あーあ、今日もまた退屈な一日だったわ...

この楽園「幻想郷」から人間の数が八人ほど減り、七人の
遺体は無事妖怪たちに持っていかれた。幻想郷は正直者を
永遠に失った。ただの数値の変化だ。
そんなことは、大したニュースでも無い。

 楽園の巫女、ブロンドの少女を見た。正直者8人の中の唯一の女性である。つまり②である。



~流れ~

8人の正直者が楽園に到達、洋館に居を構える。
④がピエロとなり、①を森の中で殺害。理由は不明。
②の少女は、④に捕まってしまう。④は想い人である②に罪を告白(正直)。②はそれを隠した為、正直者ではなくなる。
④はそのまま洋館に戻らず、姿をくらませる。そして②が、その他のメンバーの殺害を決意する。
この時点で①が死亡、④が失踪。洋館には6人が残っている。
洋館の6人はパーティを開催。③がパーティを抜け出した所を、②のピエロが殺害する。洋館は残り5人。
④、楽園からの出口を探して走り回る。木の枝に縄をかけて自殺を図るも失敗。生まれ変わって生きることを決意。
洋館の5人は気がつくと暗闇にいた。うち4人は暗闇から脱出。残った⑤が何者かによって殺される。洋館は残り4人。
洋館の4人、食事を取る。食事の数は最初の半分である(②⑥⑦⑧)。正直者は残り4人(⑥⑦⑧と④)
午後のお茶。珈琲に惚れ薬(毒)を盛られて⑥が死亡。洋館には残り3人(②⑦⑧)
⑦は、②か⑧が犯人だと疑う。⑦は②によって釘を打たれて死亡。洋館は残り2人(②⑧)
②は⑦を木に打ち付けた後、朝食を準備する。ハムエッグに毒を盛る。
朝食のハムエッグを食べて⑧は死亡
⑧が死亡の後、②は姿を隠す。
④が洋館に戻ってくるが、殺された⑥⑦③を見る。④は、おそらく⑦が犯人だと考える。そのまま首をつって死亡。
④の死亡後、②が楽園を脱出する。


神戸、東方合同読書会(2017/01/09)

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 2017年1月9日の祝日月曜日。この日は兵庫県神戸市にて、東方合同読書会が行われたので参加して参りました。

 こちらのイベントの主旨はと言うと、毎年秋頃に京都で行われている「文々。新聞友の会」「求代目の紅茶会」「科学世紀のカフェテラス」「エンジニアワルツ」の4つの東方オンリー、通称・京都合同の見本誌読書会でございます。

 多くの即売会において、参加したサークルは、その日頒布する本の見本誌の提出を求められるのですが。東方オンリーでは、それらの見本誌を全て展示して、自由に読むことのできる「見本誌読書会」が行われることが時々あります。この京都の4イベント以外では、「古明地こんぷれっくす」が京都で見本誌読書会を行っていますね。

 京都合同の読書会は、いつも年明けの1月に読書会を開催しておりまして。その発祥は2011年10月9日に北海道は札幌市で行われた「求代目の紅茶会の読書会」「科学世紀のカフェテラスの読書会」に端を発するのではないか……と思われます。

 なぜ京都のイベントの読書会を北海道で……ということの詳細はよく分かりませんが。初代の主催の方が北海道に移住されることになった……というのも理由の一つなのかもしれません。

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 いつも読書会の会場となっているのは神戸市にある「神戸市生涯学習センター・コミスタ神戸」でございます。この建物は、もともと神戸市立の吾妻小学校という学校だったそうですが、1997年の小学校統廃合によって廃校。後にその建物が生涯学習センターとして使用されるようになった……という歴史があるそうです。

 立地としては神戸市の玄関駅でもある三ノ宮から徒歩15分ほど。最寄り駅は三ノ宮の一駅隣りの春日野道駅となります。春日野道周辺は古くからの神戸の下町といった趣きの街でして、商店街のアーケードがいくつもたて並び、情緒溢れる地域でございます。

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 コミスタ神戸、401と403を使用して読書会は行われました。生涯学習センターということで、様々な文化行事や練習会、発表会なども行われているようでございます。

 また、もともとは小学校とは言えど。ちゃんとエレベーターも設置されており。4階まではシュッと一本で上がることもできました。

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 ここが4階の401と403でございます。向かい合った教室を借りて行う感じだそうでございまして。右側が「文々。新聞友の会」と「エンジニアワルツ」。左側が「求代目の紅茶会」と「科学世紀のカフェテラス」のスペースとなっておりました。

 開場は10時からだったのですが、ちょっと早めに着いてしまいまして。中を除くと京都文々。新聞社の社長さんである水越柚耶さんと、幻想之郷茶話会代表の久樹輝幸さんが忙しそうに準備に追われていらっしゃいました。各々、200以上のサークル分の見本誌を整理して並べていかなければならないのですから、大変そうでございます……

 受付は「求代目」「科学世紀」の側にて。入場料は300円。ただし、京都合同にサークル参加されていた方は無料だそうでございます。一足早くに準備の終わった求代目・科学世紀の方から入らせて頂きました。

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 ……!こうして見ると圧巻ですね……。何せ、京都合同で頒布された同人誌、CD、DVDなどが一同に会しているわけですから!

 手前の方にずらりと並べられているのが秘封倶楽部の本。奥にあるのが阿求の本。部屋の入り口には受付があり、その後ろにはCDとDVDが並べられております。ちなみにこの部屋は、もちろん元々教室であった場所でございます。

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 前回の京都合同は、確か秘封だけで過去最大の180サークルの参加があったと言います。ざっと見て周ってみると、見覚え聞き覚えのある本はもちろんのこと。お知り合いのサークルさんの本や、相互フォロー頂いている作家さんの本。さらには「こんな本が頒布されていたのか……!」と初めて知るような本も沢山ございました。そしてそんな中に……

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 ありましたありました。京都秘封探訪が頒布した「追放の物語」でございます。こうして見本誌読書会に自分の本が並んでいるのを見ると、なんだか不思議な気分ですね……!感慨深いものがございます。

 なお、右隣の本は空音さんのサークル「鳥の扉」の「円環の砂時計」。さらにその右側は、紛失王子さんのサークル「夜啓隊」の「ファンタズマゴリヰの鳥籠」でございます。お二人とも、イベント当日ではすぐ近くの場所に配置でございまして、お世話になりました……!あ、ちゃんと空音さんの所のペーパーの小説もラミネート加工されて置いてございましたよ。


 会場内ではもちろん椅子に座って読むことができまして。目に留まった本を色々と手にとってみては読ませて頂いておりました。あの時……第六回の科学世紀カフェテラス当日は本当に忙しく……。自分でサークルを周る時間がほとんどなく。周れた時には当然完売……という流れでございましたので。こうしてゆっくりじっくりと色々と見て手に取って読める機会というのは本当にありがたい限りでございます。

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 一方、こちらが文々。これまた本当に数が多く……。詳細なサークル数は忘れましたが、320スペース分の参加があったと記憶してあります。こちらも本当に周る時間がなくて、イベント当日は悔しい想いをしたものです……

 そして天狗島の本を見ていて気になったのは、あやさな本の多さですね……。つまり射命丸文と東風谷早苗の絡みのある本なのですが。あっちこっちが、あやさなあやさなあやさなでございました……。早苗さん推しの自分としては「こ……ここは天国か……!?」と目移りしておりました。風神少女と風祝、相性はとても良いと思うのでございます。

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 また、中には天狗島に秘封本がちらほらとございまして……。秘封の本は、秘封島だけではなく阿求島、天狗島でも頒布されていたものがあるそうでございます。サークルチェックは全島、入念に行わなければなりませんね……どこにどんな掘り出し物があるか分からないものですorz

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 さらにこちらが河童島でございます。いや……やはり青と緑の色を多用した本が多いですね……。エンジニアということで、技術解説系の本もあったりでございました。

 ざっと見ていてもコアな本が多い……という印象でございまして。当日の河童島がどのような様子だったのか、気になる所でございます。

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 また、文々。新聞友の会の方では無料頒布のスペースもございまして。毎年、輪転機で印刷して発行されている京都文々。新聞。そしてイベントポスターにティッシュ、ポストカードなどがありました。

 有料頒布ではありますが、文々。新聞友の会のカレンダーも頒布されておりまして。イベント当日を思い出す華やかさでございました。

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 さらにこちら、阿求島にて。「東方紅楼夢」「求代目の紅茶会/科学世紀のカフェテラス」「秋季例大祭」の、大阪・京都・東京の3イベント合同企画のクリアポスターでございます。

 それぞれのイベントで貰えるクリアポスターを組み合わせると一つの絵になる……という企画だったのですが。この三つが揃っているのを初めて見ましたね……。全て揃えた方って、どれぐらいおられるのでしょうね……

 なお、自分は目の前のスペースで頒布されている秘封のクリアポスターすら、忙しさのあまりに貰いにいくことができませんでした(血涙


 読書会は16時までだそうですが、お昼過ぎには撤収する運びとなりました。最終的にどれぐらいの方が来られたのかは存じませんが、皆さん黙々と読書をされておられて。静かに、静かに時の流れてゆくイベントでございました。皆様、お疲れ様でした。

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 そして次回の京都合同は……9月18日の月曜祝日。京都は竹田駅近くのパルスプラザで開催ですね……。もうあと八ヶ月ぐらいしかありません。今年はイベント日も早いですし、もう準備を進めていかなければなりません。


 ではまた京都にて。多くの人と本と、出逢える日を夢見て――

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同人サークル:京都秘封探訪です。秘封倶楽部を中心とした東方Projectのあれこれを書き綴っています。8/13のC90夏コミ2日目「l-04a(エル-04a)」にて秘封倶楽部の小説「開闢の物語」を再々販。新刊「月と星から考察する秘封倶楽部の年代」を頒布予定でございます。