京都秘封探訪

「秘封倶楽部」を中心とした、東方Project関連の覚え書き。

東方イベント

第七回 科学世紀のカフェテラス(2017/09/18)

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 2017年9月18日の月曜日祝日。この日は京都市内にて、毎年恒例となる「科学世紀のカフェテラス」が開催されましたので参加して参りました。

 毎年、京都の地にて開催される秘封倶楽部オンリーイベント「科学世紀のカフェテラス」。通称・京都秘封でございます。もちろん今年も稗田阿求オンリーの「求代目の紅茶会」、本居小鈴&稗田阿求プチオンリー「ビブロフィリアの休日」、射命丸文オンリーの「文々。新聞友の会」、河城にとりオンリーの「エンジニアワルツ」、そして音楽オンリーの「MUSIC COMMUNICATION」との併催となりました。前回の2016年は「MUSIC COMMUNICATION」は開催されなかったので、MCは2年ぶりの合流になりますね。

 これらの複数のオンリーイベントは、まとめて最近では「京都合同」と呼ばれることが増えて来ました。京都合同は毎年10月中旬から11月上旬に行われることが多かったのですが。今年は非常に珍しいケースとして9月18日の月曜祝日に行われることに。しかも会場は、いつもの「京都市勧業館みやこめっせ」ではなく、「京都府総合見本市会館パルスプラザ」での開催となりました。

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 今年の科学世紀のカフェテラスは、夏コミや例大祭からあまり日に開きのない9月中旬開催という異例の日程。それも土・日・祝の三連休の最終日だったのですが。参加サークルは181サークル195スペース。ちなみに前回は180サークル197スペースでしたので、過去最大の参加サークル数をまたも更新することになったそうです。

 例年なら10月中旬か11月頭の京都合同。一ヶ月スケジュールが前にずれこんだだけで、サークル側としてはかなりカツカツの日程でしたね……。おそらく、主催される側としても大変だったかと思います。しかもこれまで運用経験のない新会場でしたしね……

 そして今年は三連休に台風18号が日本列島を直撃。しかも一週間前に急激に鋭角に台風が針路を変えたおかげで……です。9月16日(金)は雨、17日(土)は日中は晴れるも夜中は台風襲来。早めに京都入りされて、京都観光をされた方には災難だったかと思います……(ちなみに今年は天空璋の影響で、奈良県の大和郡山の矢田寺に行かれた方も多かったようですね)

 ですが、何と言う行幸であるのか。18日の当日には台風も過ぎ去って、見事に晴れの天気となりました!良かった……本当に良かったです……

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 パルスプラザへは京都駅から直行バスが出ており、そちらが便利だったようで、そのルートを使われた方が多かったようですが。慧は今回は、徒歩でのパルスプラザ行きを選択致しました。

 9月18日の月曜祝日。パルスプラザの最寄り駅となる竹田駅。竹田駅は京都市営地下鉄の烏丸線と、近畿圏最大の私鉄である近畿日本鉄道とが乗り入れをする駅ですね。京都→竹田は烏丸線でも近鉄でも、両方で往復することが可能ですが、近鉄の方が安くて早いです。

 その竹田駅の南口にて。お隣のサークルさんである「夜啓隊」の紛失王子さん。そして売り子を務めてくださる、なすびさんと合流。紛失さんとは前回の京都合同以来、なすびさんとは4月の東方名華祭以来でございました。

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 そして徒歩で15分ほど。無事にパルスプラザに到着です。この日は台風一過で、天気は見事な晴れ。しかも不快な湿気や強すぎる日差しなどは一切なく、爽やかな風が吹き抜けるとても涼しい日でした。

 パルスプラザでは、もう一人の売り子でいらっしゃるやまださんとも合流。こちらは、昨年の京都合同前日に弊サークル主催で行った秘封倶楽部オンリー撮影会「秘封倶楽部の隠れ家」以来ですね。

 京都、奈良、大阪、青森と多様な出身地のメンバーが集まりました。入場までは時間がありましたので、ベンチに座って、少し休憩。そして簡単な打ち合わせでございます。

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 やがて時刻も10時30分となり、サークル入場開始です。開場までは残り1時間半ですが、既に多くの一般参加者の方がいらっしゃっておりました。

 また、サークル入場者もかなりの列ができており、少し時間をずらして列が捌けてからの入場です。


 パルスプラザ。みやこめっせと同じく大規模な展示場なのですが、その広さはみやこめっせ全面の1.3倍。京都府下の自動車ディーラーが集まってのモーターショーが行われる程の場所なのです。慧も久しぶりにパルスプラザへ来ましたが、本当に広い場所でした。

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 サークルスペースは「秘-20」。会場のかなり奥でしたね。紛失王子さんの「夜啓隊」は「秘-19」でございました。今回もお隣ですね^^

 スペースを確認したら、なすびさんとやまださんにはすぐに着替えに行って頂きます。そして慧は設営準備。まずはいつも通りにチラシ類の片付け等々ですね。

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 そして次は、宅配搬入された荷物の引取りです。いつもならば、それぞれの島の所にそれぞれの荷物が来ているのですが。今回は会場の北側の壁際に置かれていましたね。「秘」の島は南の壁際のあたりでして……会場の「縦」を二往復、三箱の荷物を抱えて運びました。結構大変でしたね…・・・

 また、今回はちょっと多めに刷っております。いつもは京都秘封で刷った分がもし完売したら、次は何かしらの東京イベントの際に増刷・再販という形を取っていたのですが。今回は増刷分も込みで発注致しました。いやいや、印刷代、ほんとかかりましたね……

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 何はともあれ検品です。これが今回の新刊「蓬莱の物語」でございます。ページ数は312と、過去最大のページ数。組版もいつもと違うので、去年の形式の合わせれば330~340ページぐらいですね……

 表紙については、今回はイラストではなく。本当に普通の表紙としてみました。印刷が綺麗すぎて、手で触ると汚れが目立ってしまいます(汗)

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 ざっと検品も終えた所で、次はいつもの見本誌提出ですね。机の上に配布されていた封筒に必要事項を記入して、新刊を一冊入れて、巡回してきたスタッフの方に渡します。これがサークル参加の確認にもなるのです。それにしても「蓬莱」なんて漢字、初めて書きましたね……

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 そして11時45分頃。着替えを終えたなすびさん、やまださんも戻って来られまして。お二人の頒布物も机の上に並べて……設営完了でございます。

 いやいや、いつになく豪華なラインアップとなっております(笑)

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 こちらは、やまださんがお描きになられたアナログ色紙。ジャケレベ、そして蓮メリですね。各1000円でございまして、いずれも一点ものという貴重な品です。ていうか、凄すぎて自分が普通に欲しいレベルでした(汗)

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 そしてこちら。なすびさん手作りの、手乗りZUN帽ストラップ。種類は蓮子・メリー・ゆかりの三種類。価格は蓮子が300円、メリーとゆかりが200円だそうで。いやほんと……お若いのに器用な方ですよなすびさんは……

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 今回のサークルスペースの様子です。女性レイヤーさんがお二人と、過去最大の華やかさですね(笑)やまださんがメリー、なすびさんが射命丸文でございました。

 そして設営が終わり、ゆっくりする時間もなく流れる開場のアナウンス。そして12時、今年も京都合同、開場でございます!


 開場してすぐ、次から次へと「蓬莱の物語」を手に取ってくださる方々がいらっしゃいまして、本当にありがたい限りです……。基本的に応対はお二人にお任せして、慧は後ろで補充作業に従事していたのですが、やまださんは初売り子、なすびさんも二回目だとのことで、ちょくちょく横からフォローに入りつつ……という感じでしたね。

 そしてやまださんの色紙はあっという間に貰い手が現れて、すぐになくなってしまいました。なすびさんのストラップも蓮メリがすぐに消えましたね(汗)さすが秘封オンリーです。

 お二人の頒布物は最終的には無事に完売となりました。おめでとうございます!お二人にとっては、自身の製作物に自身で値段をつけて、そして自身の手で頒布する……ということ自体が初めてだったかと思います。どうぞこの経験が、お二人の活動にとって糧となれば幸いでございます……!


 一方で慧の新刊ですが。売れ行きのペースは……かなり緩やかでしたね……。最終的には、京都秘封探訪としては過去最大の冊数が売れたのですが、例年のような勢いがありませんでした。

 表紙がイラストではないからか、マニアックな蓬莱がテーマだからか……とも思ったのですが。どうやら周囲のサークルさん、どこも同じような雰囲気でして。どうも全体的(少なくとも小説系は)に売れ行きのペースが遅かったようです。

 考えられる原因としては、やはり前日の台風かな?と。実際、台風が原因で西日本のサークルさんが欠席されているケースがありましたし。参加を見合わせることになった一般参加者の方も少なくなかったのかもしれません。本当の所は分かりませんけれどね……


 開場から一時間が経ち、なすびさんはコスプレ広場へ。もうしばらくして、やまださんもサークルスペースを発たれました。その後、やまださんに交代でスペースを代わって頂いて、少しだけコスプレ広場へ。

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 今回、売り子としておいで頂いた一人の、なすびさん。お若いながらも非常に高いクオリティのコスをされる方で、お歳を聞いた時は驚いたものです。

 関西では数少ない、女性の東方レイヤーさんのお一人で、次世代の関西の東方コス界を牽引してゆかれる逸材ではないかと慧は思っております。この度はありがとうございました!


 コス広場では、なすびさんだけ撮らせて頂いてサークルスペースに引き返し。紛失さんのスペースにバックアップで入ったりしながら、始終バタバタし通しでございました。

 また、今回も数多くの方にサークルスペースにご挨拶においで頂きまして感謝の念に耐えません。今回はスペースを回すのに余裕がなく、ほとんどお構いもできずに申し訳ない限りではありましたが、本当にありがとうございました!そして色々とカメラをお持ち頂いた方々、眼福でございました^^


 そして時刻も16時。今年も京都合同、終了です。皆様、本当にお疲れ様でした!

 「蓬莱の物語」については、まだ幾ばくかの在庫がございまして。こちらはこの先の、どこかしらのイベントで頒布しようかと思っております。来年の大阪の旧作オンリーか、東京の博麗神社例大祭か、夏コミか……になるとは思いますが、また決まり次第、ツイッターやこのブログで告知させて頂きます。

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 さらに、来年の京都合同の日程も発表されまして。2018年11月11日(日)。会場はいつものみやこめっせだそうです。いえいえ、今から本当に楽しみでございます!


 皆と共に会場の外へ出れば、そこはすっかり秋の空気。高秋の空を、雲が気ままにたゆたっています。

 朝晩、冷え込むようになって参りました。まもなく本格的に秋がやって参ります。皆様、どうぞ身体にお気をつけて……。そしてまた、京都で逢いましょう!

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古明地こんぷれっくす よっつめ(2017/06/04)

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 2017年6月4日の日曜日。この日は京都市にて毎年恒例となった古明地姉妹オンリー「古明地こんぷれっくす」が開催されましたので参加して参りました。

 古明地こんぷれっくす、略して「こめこん」。第一回より、大変な人気となったイベントで、その勢いは毎回カタログが完売してしまう程でございます。今回の第四回もまた、いつも通りに京都市は京都市勧業会館みやこめっせでの開催となりました。

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 京都市営地下鉄東西線の東山駅方面より、北に上って岡崎公園方面を目指します。この、白川沿いにみやこめっせへ向かうのは、京都のイベントでの恒例行事ですね。初夏の太陽に新緑が見事に映えて、とても美しく。そして空気がおいしいです。

 また、5月末頃の京都は、大変蒸し暑い日々が続いており撒いたが、この日は数日前に関西を襲った一時的な嵐の後ということもあり、比較的、涼しい気候でございました。もちろん、暑いことは暑いのですけれども……

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 晴れ渡る青空と、聳え立つ朱鳥居。仁王門通と神宮道の交差点にある、平安神宮の大鳥居です。即売会目的でここを訪れるのも、昨年10月の京都合同以来ですか。あれから八ヶ月近くが経つとは、時が過ぎるのは早いものです。

 それにしても、この日は本当に絶好の写真日和でございました。梅雨入りする直前、六月の初頭というのは本当に良い気候の日が多く。しかも、まだそれ程には暑くはない。こめこんの頃は、いつもいつも良い天候に恵まれますね。

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 そしていつものみやこめっせへ到着です。開場後、しばらくしてからの到着だったので、もう待機列はありませんでした……が。向かいのロームシアターにて京都合唱祭というイベントが行われており、そちらが大変な人の入りとなっておりました。岡崎公園も、かなりの賑わいでしたね。

 例年なら、こめこんは11時開場なのですが。今回は12時開場でございました。昨年の京都合同や、今年の東方名華祭など、近畿東海圏では12時開場の東方オンリーも増えて参りました。

 元々は、遠方から当日の現地入りで来られる方に配慮して……の12時開催だったと思いますが。ひょっとしたら、これからもそういうケースが増えていくかもしれません。

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 会場となるのはみやこめっせ地下一階。第一展示場と、特別展示場でした。

 第一回のこめこんは、第一展示場の半面のみでの開催でしたが、第二回からは全面使用。第三回からは特別展示場も用いての開催……になったような記憶があります。

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 開場の入り口には、こめこんよっつめのフライヤーの原画。そしてラナンキュラスの花束が飾られております。ラナンキュラスは、古明地こいしのスカートの柄として用いられている花ですね。こういった演出も、とても心憎い所がございます。

 会場内は、いつも通りの大変な賑わいでございます。参加サークルの方を見ていると、遠方から来られている方も少なくないようでした。

 最近の東方オンリーの傾向として、中高生ぐらいの若い参加者の方が増えているように見受けられる……というのがありまして、ここでもそういった雰囲気がちらほらと見え隠れしておりました。とは言え、目に見えて多かった、とまでは言えませんけれども……

 また、みやこめっせの他のイベントに来場された方々が、物珍しそうにこめこんを見ておられて。国内外の方々が入場しようとしておられるのを何度も見ることになりました。さすがに要カタログということで、カタログを購入してまで入場される方はいらっしゃらなかったですが……

 コスプレ広場の方は……。第一回の頃と比べると、顔ぶれががらりと変わりましたね……。もともとコスプレ界隈は人の入れ替わり、世代交代が非常に早い世界ですので、仕方のない部分はありますが。女性レイヤーの方で第一回の頃からいらっしゃっている方は……関西の方でも二~三人といった所ですね……

 ただ他地域のベテランのレイヤーの方々で、滅多に関西のイベントではお見かけしないような方を、何人もお見かけ致しました。色々な地方から来られる方が多いのも、こめこんの特徴の一つですね。

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 また。今回は「古明地こんぷれっくす」以外にも、東方深秘録オンリーの「フォークロアパレード」が初開催となりました。深秘録オンリーと言うと、なかなか定義が難しいですが。島を見て周っている限りでは、やはり宇佐見菫子に関する創作物が多く。ほぼ実質的には菫子オンリーといった感じだったでしょうか。

 「ロアパレ」と略されるフォークロアパレード枠。こちらも、こめこん枠に負けないぐらいの盛り上がりを見せておりました!


 そして15時半にはイベントと無事に終了となりまして、皆様お疲れ様でした!アフターイベントでは、次回のこめこんの日程も発表されたようで、2018年6月3日となるようです。ロアパレ枠については、ちょっと分かりませんけれど……

 こうして今年も京都こめこんが終わりましたが、二週間後にはみやこめっせで再び東方オンリーがありまして。ミスティア・ローレライオンリーの「東方遊宴雀」が初開催となるそうです。そちらも今から、とても楽しみでございます。

 他にも今週は名古屋で東方幻想紅魔祭が開催されたりと、ほぼ毎週、どこかで何かしらの即売会が行われる勢いですね……(白目

 日本全国、本格的に夏の時期へと入りつつあり。規模の大小を問わず、同人誌即売会も次々に開催される時期となって参ります。

 ではまた、再来週。京都のみやこめっせにて……!

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幻想郷フォーラム2017(2017/04/02)

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 2017年4月2日の日曜日。この日は愛知県名古屋市で、第三回目となる幻想郷フォーラムが開催されたので参加して参りました。

 幻想郷フォーラムとは、東方Projectの情報・評論系オンリーイベントでございまして。東海圏最大の東方オンリーである東方名華祭と併催される形で開かれています。東方オンリーは数あれど「評論」と「考察の発表」を主軸とした即売会は比較的珍しいと思います。

 そして今回は京都秘封探訪も、この幻想郷フォーラムに枠を頂きまして。考察の発表を行わせて頂きました。

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 幻想郷フォーラムへの参加形態は三種類、「デスク」「ポスター」「オーラル」です。
 
 デスクとは、通常の即売会のように考察系の同人誌を頒布する参加形態。ポスターは、ついたてを使い、そこに考察を掲示。その前で発表者が考察を解説するといった参加形態です。

 そしてオーラルは2016年の第二回から始まった形態でして。プロジェクターとスクリーンを用いて、プレゼン形式で考察を発表するというものです。

 複数の参加形態を同時に申し込める幻想郷フォーラムですが。今回、京都秘封探訪はオーラルのみでの参加とさせて頂きました。

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 イベントの会場となったのは、今回も名古屋港にあるポートメッセなごや。このポートメッセなごやには、かつて非常に広い平面駐車場があったのですが。そこは現在、レゴランドがオープンしております。そしてそのオープンの日は4月1日であり。名華祭の当日も混雑が予想されていたのですが……蓋を開けてみれば駐車場は十二分に余裕があり。電車においても混乱は見られなかったようです。

 この日、行われたイベントは、オールジャンルの東方オンリーである「東方名華祭11」「東方名華祭X-2」、東方地霊殿オンリーである「アンダーグラウンドカーニバル」、魔理沙・アリス・パチュリーの三魔女オンリー「グリモワール読書会」、評論系の「幻想郷フォーラム2017」。そして艦隊これくしょんオンリーの「名港海域 出撃開始」。そしてラブライブオンリーの「KiRa-KiRa PARADE 3シャイン!」と、6(7)イベント合同開催となりました。

 東方名華祭、そして合同で行われるイベント。ここ数年は非常に多くの人の入りがあり、少し前にはカタログ完売という快挙も成し遂げることとなりました。今回も朝から、かなりの待機列が出来ていたようでございます。そして名華祭の日は春先ということもあってか、悪天候に見舞われることも多いのですが、この日は非常に良い天気で、絶好の即売会日和となりました。

 12時の開場直後から、非常に多くの人の入りがありましたが。名華祭は開場の面積と人の混雑のバランスが非常によく。とても賑やかな、しかして余裕あるイベントとなっています。

 そういった会場環境も相まってか。東方名華祭では「名華祭X」という企画が設けられています。名華祭Xとは会場のスペースをサークルに「小間貸し」して。そのスペース内を自由に使用して良いというものです。

 具体的には音楽の生演奏や、その場で油絵や墨画を描くパフォーマンス。旧作や西方Projectの試遊台の設置。はたまた露天のようなものまで……。同人誌の頒布という形の囚われず、自由に様々な表現を発表することが可能となっています。

 他にも東方非想天則のトーナメントやカラオケ大会。企業ブースの設置など。様々な企画が催されているのも名華祭の特徴です。

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 さらに、名華祭の会場の片隅には、このようなものもありまして。そう、これが幻想郷フォーラム「オーラル」の会場でございます。

 スクリーンと、プロジェクターに接続されたノートパソコン。マイクにスピーカー、レーザーポインター。さらには写真には写っておりませんが、およそ50~60席分ほどのパイプ椅子も用意されております。

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 オーラルの時間は13時から。そして京都秘封探訪は、なんとトップバッターを務めさせて頂くこととなりました。

  テーマは「月と星から考察する秘封倶楽部の年代」でございまして。前々からこのブログで試行錯誤してみたり。昨年の夏コミや今年の境界から視えた外界でレポートを頒布したことがあるものでございます。

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 これまでは文章と画像のみでの説明しか行ったことがありませんでしたが。自分自身が直接、口頭で内容を解説する……というのは初めてのことでございました。気合、入れて、行きます!

 もちろん。今日、この日の為にきちんとパワーポイントによるスライドも作成して参りました。

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 ……しかしながら。持ち時間が準備や交代も込みで15~20分ということでして……かなりプレゼンで使える時間は短い感じでございまして。そして作成したスライドは15枚ありまして……1枚につき1分しか時間が取れないというのが実情でした。

 ちなみに事前に脳内で一度だけシミュレーションした所。プレゼンは30分以上の時間がかかりましてございます……

 かと言って、そんなに時間を食うわけには絶対にいかず。本当はアニメーションを多用したスライドも作成していたのですが。土壇場でアニメーションなしのスライドをしようすることを決定。少しでも時間を稼ぐ方向性で参りました。

 12時55分頃。座長を務められる松本様(御阿礼祭の代表さんでしたか)と、幻想郷フォーラムの主催でもある、いつもの久樹輝幸さんの挨拶と共に、オーラルセッションが開始となり。京都秘封探訪が発表させて頂くこととなりました。

 ……発表は、かなりの人が聞きに来て下さりまして。顔見知りの秘封民の方も少なくなかったですね。皆様、ありがとうございました。

 実際のプレゼンは、ひたすら早口で喋り倒した記憶しかないです。とにかく時間オーバーを避けよう、避けようという一心でしたね……

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 基本的には、以前に頒布したレポートに沿った内容ではありましたが。一つ一つの考察や検証、解説を挟み込む余裕が全くなく。結論→結論→結論といった感じの高速プレゼンとなりました。しかも途中で「ダイクウマジュツ」と言い間違えるポカをやらかすなど(白目。指摘して下さったそひかさん、ネコツグミさん、ありがとうございました。

 格好は、ブラックのスーツにグレーのカッター、ブラウンのネクタイ。敢えてレーザーポインターは使わず、指示棒を使用。席には一切座らず、最初から最後まで起立してのプレゼンでした。本当に慌しかったですね……。あんな解説で本当に聞きに来て下さった方が、理解して下さったのか非常に怪しいです。というか無理でしょう……レジュメも作っていませんでしたしね……

 それでも最後まで話し切って、改めて目の前を見渡すと。席はほぼ満席で、立ち見の方がずらりと周囲を取り囲んで下さっていました。少なめに見積もっても70~80人の方がいらっしゃるようにお見受け致しまして。おそらく100人前後の方が聞きに来て下さっていたのではないかと思います。皆様、本当にありがとうございました!

 プレゼンを終えて席に戻ると、聞きに来て下さっていた方々が温かく迎えて下さいまして、そちらもとても嬉しく思いました。一方、ずっと早口で喋っていたので喉が痛くて痛くて……でございましたorz

 後でタイムキーパーの方に確認したところ、時間にして17分と少しだったようで、本当に時間はぎりぎりだったいう感じでした。せめて時間は30分は欲しいですね……即売会そのものの開催時間を考えると難しくはあるでしょうけれど……

 いずれにせよ。あのような早口で、しかも途中途中を省略しまくってのプレゼンでは、聞きに来て下さった方が申し訳ない限りでございますので。できれば、またどこかできちんと解説した内容を発表したいと考えています。

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 自分の発表が終わった後、しばらくグッタリとしていましたが。改めて色々と幻想郷フォーラムを見て周っていると、どのサークル様も非常にユニークで個性的な考察を発表されておられまして。どのブースにも多くの人だかりが出来ており、サークル主の方の解説を皆さん熱心に聞いておられました。

 東方Projectの魅力は、キャラクターや世界観のみにあらず。そこの自らの妄想や考察が介入する余地が多いにあることもまた、東方が東方たる所以なのかもしれません。また何かネタが思いついたら、幻想郷フォーラムに参加してみたいですね……!

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 会場内では、今年の5月7日に開催される博麗神社例大祭のカタログも頒布されておりました。おそらく、今回のカタログの初頒布であったのではないでしょうか。

 と言うか例大祭まで残り一ヶ月もないのですよね……。京都秘封探訪としてサークル参加は致しませんが、もちろん一般で参る予定でございます!

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 企業ブースでは、こちらもゲット。ねんどろいど東風谷早苗です!もう新品は手に入らないものだとばかり想っていたのですが、まさかこんな所で手に入るとは……でございます。何年も何年も悩んで探して、遂に手に入りました!

 ちなみに企業ブースでは、i-con様の秘封倶楽部のフィギュア。そのワンフェス版の限定カラーもでるも頒布されておりました。

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 そしてチラシ置場ではこんなものが……!今年の「求代目の紅茶会」「科学世紀のカフェテラス」の新デザインの告知チラシでございます!

 いつもいつも本当に素敵なイラストとキャッチコピーなのですよね……京都阿求・京都秘封のチラシは。ただ、今回。名華祭のチラシ置場にこれがあったことに気がつかなかった方も少なくなかったようで……。自分も帰りがけに何となくふらりと寄ったら見つけたので、危ない所でございました。


 今回の名華祭。二年ぶりの参加だったのですが、若い世代が本当に増えたな……と感じました。一般参加はもちろん、コスプレをされている方の中にも小学生~中学生ぐらいの方々をよくお見かけしました。親子連れの方も何組も見ましたね……

 昨今、東方の即売会における世代交代。新規の若いファンが激増している……といったことがよく話題に上がりますが、本当にその通りだと思います。まだまだ東方Project、これからも盛り上がっていきそうな熱気を感じましてございます!なお、そういった内容の考察と分析を発表されているサークルさんもいらっしゃいましたね。

 16時にはイベントも無事に終了致しまして、皆様お疲れ様でした!

 今年も3月が終わり、いよいよ4月。そして例大祭もある5月、夏コミのある8月、京都合同のある9月と続いて参ります。今年も東方と、東方を愛してやまない方々に幸のあらんことを……!

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境界から視えた外界 -至-(2017/03/26)

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 2017年3月26日の日曜日。この日は東京に「境界から視えた外界 -至-」が開催されたので参加して参りました。「境界から視えた外界(けしき)」は言わずと知れた、秘封倶楽部のオンリー即売会でして。第一回の無印、第二回の「廻」、第三回の「結」に続いて四回目の開催となります。

 境界から視えた外界、人呼んで東京秘封。前回行われたのは2015年2月21日ということで、実に2年ぶりの開催となります。第一回は2010年11月27日、第二回は2010年9月9日ということで。二年に一度の開催というのが恒例となりつつあるようです。

 そして今回の東京秘封も前回と同じく。多数の中小規模の東方オンリーの複合イベントである「東方合同祭事」との併催という形となりました。今回はさらに古明地さとり・四季映姫オンリーである「地底の読心裁判」も加わってのイベントでございました。

 なお。この日、京都では八雲一家オンリーイベントである「八雲幻想祭」が開催されておりまして……しかも八雲幻想祭は今回で一旦終了となるとのことで。本当にそちらも行きたかったのですが……まさかの日程かぶりでございました(血涙。今回ほど「分身できたら……」と思ったこともありません。

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 今回は東京で一泊してからのイベント参加。前日の土曜日はとても良い日和だったのですが、当日は生憎の雨模様であり、一日中ずっと冷たい雨が降っておりました。

 小雨であったのは不幸中の幸いではありますが。サークル参加するとなると、どうしても荷物が増えてしまうので……やはりイベント当日は晴れて欲しいものでございます。

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 そして迎えたイベント当日。雨の中を歩いて会場までやって参りました。京急の蒲田駅前に佇む大田区産業プラザPiO。ここに来るのも二年ぶりです。それにしても、本当に特徴的な形をしております……

 イベントそのものは11時30分からの開始ですが、サークル入場は10時からでございます。10時よりは少し早く着いてしまったのですが、もう多くのサークルさんたちがPiOの中で入場を待っておられました。一般参加の方は、どこか別の場所に待機列があったのか……ちょっとよく分かりません……

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 ちなみに、こちらが今回の東京秘封のサークル通行証でございます。宇佐見菫子の通う東深見高校の生徒手帳を模したものですね。中身には身分証明書や、校則や校歌が記された冊子も挟まれており。割印やフィルムの貼り付けなど、本当に凝られた一品です。

 これまでも東京秘封のサークル通行証は、ヒロシゲの切符や、京都大学の学生証を模したもの。天鳥船神社のお守りなど。いつもユニークなデザインとなっております。

 今回の生徒手帳。製作に携わられたのはサークル・梶迫小道具店さんだとお聞きしております。2014年の京都秘封でメリーの手帳を頒布されたサークルさんと聞けば納得でございます。

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 さて。入場を果たしたら、何はともあれ、まずは設営を始めなければなりません。今回、京都秘封探訪が配置されたのは楽-29の小説島でございまして。壁際に面した場所でした。

 いつも通りにちらしを片付けて椅子を降ろし。スタッフさんが運んでおいてくれたと思われる、頒布物の段ボールを開封して検品を致します。

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 そしてこちらも記入しなければなりません。見本誌提出用の封筒です。とは言え、「今回のイベントで初となる頒布物」のみが要提出の為、再販のものばかりであった京都秘封探訪は見本誌定収tの必要はありません。

 ただし。この封筒の提出を以って出欠確認となるそうなので、こちらの封筒は空のままで提出致します。すると封筒と引換えに、今回のイベントのカタログを一冊頂けるという運びとなります。

 サークル入場すればカタログが一冊貰えるというシステムはありがたいですね。サークル参加でもカタログは別売りというイベントが大半なイメージですから……

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 そして設営も無事に終わりましてございます。これが、今回の京都秘封探訪のスペースでございました。サークル参加するのも、これで7回目。設営については何となく手馴れてきたような……気も致します。また、写真には写ってはおりませんが、いつものコスプレイヤーのシキさんが売り子として来て頂いておりました。今回は私服でしたので、写真はございません……

 なお、今回のイベント。全体では400スペースほど募集があったようでして。その内、実に182サークル208スペースが境界から視えた外界のスペースとなっていたようでございます。もう秘封だけでイベントが開ける規模ですね……。ちなみに2016年の京都秘封は180サークル197スペースでございました。

 前回の合同祭事と異なり。大展示ホールだけでなく、コスプレ広場といて運用されていた小展示ホールもサークルスペースとして使用してのイベントでしたが。サークルの島の中は本当に手狭でしたね……。京都秘封探訪では使用していませんでしたが、ポスタースタンドを立てようものなら、もはや通路の分のスペースすら確保が難しい感じでした。


 そうこうする内に11時30分となり、イベントも開場でございます。京都秘封探訪は入り口に割と近い場所に位置していたのですが、一気に人が会場内に流入して来た事により、風が巻き込んで参りまして。外の冷気も相まって、少し寒いぐらいでございました……

 開場してから、ふと後ろを振り返ってみると。秘封の島は、それはもう大変な混雑でございましたね。壁際の小説島は、通路が広いこともあってか、やや人も少な目な感じでありました。

 今回は再販、しかも昨年の京都秘封でそこそこの数が出ていたということもあり。今まで最も緩やかなペースで頒布物が捌けて参りました。昨年の京都は、目が回るような忙しさだったのですけどね……(白目

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 今回の頒布物は二種類。小説「追放の物語」と、考察レポート「月と星から考察する秘封倶楽部の年代」でございます。

 小説については2016年の京都秘封の新刊でございまして。ありがたいことに即完売となってしまったものの再販でございます。

 考察レポートは2016年の夏コミで頒布したものでございまして。こちらも当日に完売してしまいましたので、改めて再販という形を取らせて頂きました。内容については、タイトルの通りです。このレポートは4月2日に開催される幻想郷フォーラム2017で発表する考察と、同一のものとなっております。


 頒布中にあっては、これまた大勢の方々が御挨拶に来てくださいました。それこそ北は青森南は九州と言った感じでしたね……。また、既に買って下さった方々がおいでくださり、これまでの頒布物への感想等も添えて言って下さったことも多く。本当に嬉しく思いました。ありがとうございました!

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 最終的は今回も無事に完売させて頂きまして、重ねて感謝申し上げます。割と今回は良い感じの時間まで在庫がもった感じでございまして。今の自分が刷れる上限も何となく見えてきた感じではありますかね……

 とは言え、頒布の勢いはその時のテンションも深く絡んでくる印象なので(特に京都秘封とかは……)、実際問題、どれぐらいまで刷ればちょうどいいのか……の判断は非常に難しくもあります。本当に読めないです。ただ、今の時点でも、それなりの金額を印刷代に注ぎ込んでおりますので……委託も含めた大幅な増刷というのは厳しい状況にはありますかね……。まぁまぁ、これからも身の丈にあった活動をして参りたいと思います。

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 そしていつものチラシチェック。このチラシは初めて見ましたでしょうか。今年の文々。新聞友の会のチラシなのですが。ついに2017年版も登場した感じですね。

 今年はいつものみやこめっせではなく。京都は竹田のパルスプラザということだそうです。以前にも京都のモーターショーのようなイベントで行ったことがあるのですが、かなり広い展示場だったと記憶しております。

 日程は9月18日。まだまだ熱い時期ですね……!今から楽しみでございます。

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 こちらも同じく9月18日に開催に開催される「求代目の紅茶会」「科学世紀のカフェテラス」のチラシでございます!というかイベントまで、もう半年を切っているのですね……。そろそろ準備を進めていかねばなりません。


 今回の東京秘封。割と最後までずっとサークルスペースに詰めっぱなしでございまして。ほとんど会場を回れておらず。あまり会場内の動向等も見ることが出来なかったのが悔しい限りです。ずっと壁に向かって立ってましたからね……orz

 ……やがて時刻も15時30分となりまして、今回の東京秘封も無事に閉会となりました。皆様、お疲れ様でした!その後はアフターイベントにも参加せず。これまた雨の中をとぼとぼ駅までキャリーケースを押して歩いて。新幹線で早めに京都まで戻りましてございます。


 それにしても。サークル参加はサークル参加で、もちろん楽しいのですが。やはりどうしても自分のスペースの切り盛りを考えると、あまり自由には動けないというのが考えようでございます。2014年からサークル参加をして参りましたが、改めて一般参加の楽しさや尊さを感じる今日この頃でございます。

 そして次回のサークル参加ですが。4月2日の日曜日、名古屋で行われる幻想郷フォーラム2017(併催:東方名華祭)という、東方の考察・評論オンリーイベントに参加致します。

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 内容としてはオーラル参加ということで。プレゼン形式でプロジェクターを使用しての考察発表となります。テーマは、今回の東京秘封でも頒布した「月と星から考察する秘封倶楽部の年代」でございます。

 おそらく口頭で解説させて頂くのは、これが最初で最後となるかと思います。京都秘封探訪は13時からの発表予定でございますので、もしよろしければ足をお運び下さればと存じます。


 ではまた今週末。名古屋でお会い致しましょう……!

神戸、東方合同読書会(2017/01/09)

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 2017年1月9日の祝日月曜日。この日は兵庫県神戸市にて、東方合同読書会が行われたので参加して参りました。

 こちらのイベントの主旨はと言うと、毎年秋頃に京都で行われている「文々。新聞友の会」「求代目の紅茶会」「科学世紀のカフェテラス」「エンジニアワルツ」の4つの東方オンリー、通称・京都合同の見本誌読書会でございます。

 多くの即売会において、参加したサークルは、その日頒布する本の見本誌の提出を求められるのですが。東方オンリーでは、それらの見本誌を全て展示して、自由に読むことのできる「見本誌読書会」が行われることが時々あります。この京都の4イベント以外では、「古明地こんぷれっくす」が京都で見本誌読書会を行っていますね。

 京都合同の読書会は、いつも年明けの1月に読書会を開催しておりまして。その発祥は2011年10月9日に北海道は札幌市で行われた「求代目の紅茶会の読書会」「科学世紀のカフェテラスの読書会」に端を発するのではないか……と思われます。

 なぜ京都のイベントの読書会を北海道で……ということの詳細はよく分かりませんが。初代の主催の方が北海道に移住されることになった……というのも理由の一つなのかもしれません。

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 いつも読書会の会場となっているのは神戸市にある「神戸市生涯学習センター・コミスタ神戸」でございます。この建物は、もともと神戸市立の吾妻小学校という学校だったそうですが、1997年の小学校統廃合によって廃校。後にその建物が生涯学習センターとして使用されるようになった……という歴史があるそうです。

 立地としては神戸市の玄関駅でもある三ノ宮から徒歩15分ほど。最寄り駅は三ノ宮の一駅隣りの春日野道駅となります。春日野道周辺は古くからの神戸の下町といった趣きの街でして、商店街のアーケードがいくつもたて並び、情緒溢れる地域でございます。

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 コミスタ神戸、401と403を使用して読書会は行われました。生涯学習センターということで、様々な文化行事や練習会、発表会なども行われているようでございます。

 また、もともとは小学校とは言えど。ちゃんとエレベーターも設置されており。4階まではシュッと一本で上がることもできました。

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 ここが4階の401と403でございます。向かい合った教室を借りて行う感じだそうでございまして。右側が「文々。新聞友の会」と「エンジニアワルツ」。左側が「求代目の紅茶会」と「科学世紀のカフェテラス」のスペースとなっておりました。

 開場は10時からだったのですが、ちょっと早めに着いてしまいまして。中を除くと京都文々。新聞社の社長さんである水越柚耶さんと、幻想之郷茶話会代表の久樹輝幸さんが忙しそうに準備に追われていらっしゃいました。各々、200以上のサークル分の見本誌を整理して並べていかなければならないのですから、大変そうでございます……

 受付は「求代目」「科学世紀」の側にて。入場料は300円。ただし、京都合同にサークル参加されていた方は無料だそうでございます。一足早くに準備の終わった求代目・科学世紀の方から入らせて頂きました。

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 ……!こうして見ると圧巻ですね……。何せ、京都合同で頒布された同人誌、CD、DVDなどが一同に会しているわけですから!

 手前の方にずらりと並べられているのが秘封倶楽部の本。奥にあるのが阿求の本。部屋の入り口には受付があり、その後ろにはCDとDVDが並べられております。ちなみにこの部屋は、もちろん元々教室であった場所でございます。

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 前回の京都合同は、確か秘封だけで過去最大の180サークルの参加があったと言います。ざっと見て周ってみると、見覚え聞き覚えのある本はもちろんのこと。お知り合いのサークルさんの本や、相互フォロー頂いている作家さんの本。さらには「こんな本が頒布されていたのか……!」と初めて知るような本も沢山ございました。そしてそんな中に……

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 ありましたありました。京都秘封探訪が頒布した「追放の物語」でございます。こうして見本誌読書会に自分の本が並んでいるのを見ると、なんだか不思議な気分ですね……!感慨深いものがございます。

 なお、右隣の本は空音さんのサークル「鳥の扉」の「円環の砂時計」。さらにその右側は、紛失王子さんのサークル「夜啓隊」の「ファンタズマゴリヰの鳥籠」でございます。お二人とも、イベント当日ではすぐ近くの場所に配置でございまして、お世話になりました……!あ、ちゃんと空音さんの所のペーパーの小説もラミネート加工されて置いてございましたよ。


 会場内ではもちろん椅子に座って読むことができまして。目に留まった本を色々と手にとってみては読ませて頂いておりました。あの時……第六回の科学世紀カフェテラス当日は本当に忙しく……。自分でサークルを周る時間がほとんどなく。周れた時には当然完売……という流れでございましたので。こうしてゆっくりじっくりと色々と見て手に取って読める機会というのは本当にありがたい限りでございます。

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 一方、こちらが文々。これまた本当に数が多く……。詳細なサークル数は忘れましたが、320スペース分の参加があったと記憶してあります。こちらも本当に周る時間がなくて、イベント当日は悔しい想いをしたものです……

 そして天狗島の本を見ていて気になったのは、あやさな本の多さですね……。つまり射命丸文と東風谷早苗の絡みのある本なのですが。あっちこっちが、あやさなあやさなあやさなでございました……。早苗さん推しの自分としては「こ……ここは天国か……!?」と目移りしておりました。風神少女と風祝、相性はとても良いと思うのでございます。

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 また、中には天狗島に秘封本がちらほらとございまして……。秘封の本は、秘封島だけではなく阿求島、天狗島でも頒布されていたものがあるそうでございます。サークルチェックは全島、入念に行わなければなりませんね……どこにどんな掘り出し物があるか分からないものですorz

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 さらにこちらが河童島でございます。いや……やはり青と緑の色を多用した本が多いですね……。エンジニアということで、技術解説系の本もあったりでございました。

 ざっと見ていてもコアな本が多い……という印象でございまして。当日の河童島がどのような様子だったのか、気になる所でございます。

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 また、文々。新聞友の会の方では無料頒布のスペースもございまして。毎年、輪転機で印刷して発行されている京都文々。新聞。そしてイベントポスターにティッシュ、ポストカードなどがありました。

 有料頒布ではありますが、文々。新聞友の会のカレンダーも頒布されておりまして。イベント当日を思い出す華やかさでございました。

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 さらにこちら、阿求島にて。「東方紅楼夢」「求代目の紅茶会/科学世紀のカフェテラス」「秋季例大祭」の、大阪・京都・東京の3イベント合同企画のクリアポスターでございます。

 それぞれのイベントで貰えるクリアポスターを組み合わせると一つの絵になる……という企画だったのですが。この三つが揃っているのを初めて見ましたね……。全て揃えた方って、どれぐらいおられるのでしょうね……

 なお、自分は目の前のスペースで頒布されている秘封のクリアポスターすら、忙しさのあまりに貰いにいくことができませんでした(血涙


 読書会は16時までだそうですが、お昼過ぎには撤収する運びとなりました。最終的にどれぐらいの方が来られたのかは存じませんが、皆さん黙々と読書をされておられて。静かに、静かに時の流れてゆくイベントでございました。皆様、お疲れ様でした。

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 そして次回の京都合同は……9月18日の月曜祝日。京都は竹田駅近くのパルスプラザで開催ですね……。もうあと八ヶ月ぐらいしかありません。今年はイベント日も早いですし、もう準備を進めていかなければなりません。


 ではまた京都にて。多くの人と本と、出逢える日を夢見て――

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第六回 科学世紀のカフェテラス(2016/10/30)

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 2016年10月30日の日曜日。この日は第六回となる科学世紀のカフェテラスが京都市内で開催されたので参加して参りました。

 科学世紀のカフェテラス、通称「京都秘封」。言わずと知れた、毎年秋に京都で開催される秘封倶楽部オンリー即売会でございます。元はと言えば2011年の2月に始まったイベントなのですが、現在では他のいくつかの即売会と共に合同で11月の頭頃に開催されるようになり。現在ではその即売会を「京都合同」と呼ぶ声もあるようでございます。

 例年ならば、射命丸文とゆかいな仲間たちオンリー「文々。新聞友の会」。稗田阿求オンリー「求代目の紅茶会」。秘封倶楽部オンリー「科学世紀のカフェテラス」。河城にとりオンリー「エンジニアワルツ」。そして音楽系のオンリーイベントである「MUSIC COMMUNICATION」の5イベント合同で開催されている京都合同。しかし今回は「MUSIC COMMUNICATION」が開催されず、4イベントでの合同となりました。なお、今回の京都合同で「MUSIC COMMUNICATIONが開催されなかったのは、同日に東京で日本最大の音楽系同人イベントである「M3」が開催されていたからだそうです。

 そんな中でも「科学世紀のカフェテラス」。昨年は「東方深秘録」が発表され、今年は「燕石博物誌」「旧約酒場」と新作ラッシュとなった、飛ぶ鳥落とす勢いの「秘封倶楽部」がオンリーイベント。例年、参加サークルは増大する傾向にあり、今年はなんと180サークル197スペースと、またも参加サークル数の最高記録を更新したとのことだそうでございます。

 ……そして今年も、京都秘封探訪も科学世紀のカフェテラスにてサークル参加させて頂けることとなりました!

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 会場となるのは、もちろん今年も京都市勧業館みやこめっせ。みやこめっせへの最寄り駅は京都市営地下鉄の東西線・東山駅なのですが。いつも三条の駅から歩くことにしております。

 晩秋の京都の冷たい空気。湿度は少し低く、きりりと引き締まっています。息を吸い込めば、適度な冷気で肺が満たされて、身も心もすっきり引き締まるようです。京都合同の日は、雨などで天候の優れないことが多いのですが、今年は驚くほどの晴れ模様。絶好のイベント日和でございます。

 ちなみに前日は烏丸御池で秘封倶楽部オンリー撮影会「秘封倶楽部の隠れ家」を執り行っておりまして、そちらも大変な盛り上がりで本当に楽しい一時でございました。

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 天気も良く、気分も良く。軽い足取りで三条通りを歩きます。京都合同で、これだけすっきりと晴れたのは、おそらく2012年以来ではないでしょうか。こんなにも青い空の下、みやこめっせへ即売会に向かうというのも、なかなかありません。

 10月の末ということで、まだまだ紅葉の旬には程遠いのですが。三条通りの並木は真っ赤に染まっておりました。あと2~3週間もすれば京都中の樹々が見事に色づくことでしょう。……そして京都中が観光客で溢れ返ることとなるでしょう。ええ、地獄のシーズンの到来です(白目


 今回のサークル参加。お手伝い頂くのは、京都のコスプレイヤーであるシキさん。そして古くからの知人である、大分のゆーさくさんのお二人でして。お二人とは東西線の東山駅で合流する予定となっておりました。

 三条通りから東山の改札口へと階段を降りると……見覚えのある秘封勢の方もちらほらと……。集合場所にはシキさん、ゆーさくさん。そして前日の撮影会でもお世話になった紛失王子さん御兄妹のお姿まで(汗) なお、紛失さん御兄妹は青森の八戸から来られたそうで、今回はサークル「夜啓隊」としてサークル参加。しかも奇遇にも、京都秘封探訪とはお隣同士という配置となりました。

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 そんなこんなで5人の大所帯となって、みやこめっせへ向かいます。みやこめっせへのルートは色々とありますが、やはりいつもの白川沿いに歩くルートを選びました。

「さて、皆様。右手に見える川は白川と申しまして、その源流は比叡山方面となります。比叡から白川通りに沿って南下した後、琵琶湖疏水に合流致しまして。再び疎水より分離して白川となります。白川というよりは琵琶湖疏水の分線と言った方が正しいですね。この白川はさらに京都市内を南下して祇園方面へと流れた後、四条大橋のあたりから鴨川に合流します。ちなみにこの川には、かつてプールがあって……^^」

 ……など、という感じで、途中途中に観光の解説を挟みながらの道中でございました。

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 そして白川から仁王門通りに抜ければ、あの「鳥居」が勇姿を顕します。そう、京都岡崎の地に聳え立つ平安神宮の大鳥居でございます。

 この大鳥居の少し手前にある交差点にはセブンイレブンがありまして。そこがかつては、みやこめっせから一番近いコンビニエンスストアでした。現在ではみやこめっせ向かいのロームシアター京都の中にファミリーマートができて、そちらが最寄ではあるのですが。やはりこのセブンイレブンで、最後の補給を行いたい気分です。

 セブンイレブンで水と食糧を買い込んだ後、神宮道を北に上がって二条通り。交差点を左に曲がれば……到着です!

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 今年も京都合同の舞台となる、京都市勧業館みやこめっせ。関西の中規模オンリーの即売会のほとんどは、このみやこめっせで行われることとなります。

 かつては、西日本最大の東方オンリーである東方紅楼夢もここで行われ、みやこめっせ最後の回は、このみやこめっせの周りを待機列が一周したなどという伝説もあります。最近では、アイドルマスターシンデレラガールズのオンリー「シンデレラ・ステージ」がここで行われ、紅楼夢を彷彿とさせるほどの待機列が伸びたそうでございます……


 今回の京都合同は12時開場ということで、いつもより1時間遅めのスタートです。開場までは、まだ2時間半ほどがあるのですが、既にみやこめっせ敷地内には数多くの方々が集まり、待機列が形成されています。

 既にサークル入場も開始されており、サークル参加の方々も続々とみやこめっせへと入場してゆきます。さぁ、我々も急がなければ……っ!

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 こちらが今回のサークル入場証でございます。今回も栞の形状となっておりまいて、科学世紀のカフェテラス代表である久樹輝幸さんからの「末永くご愛用してくださいますと幸いです……」というメッセージが手紙で添えられていました。封筒の消印についても、わざわざ京都の中央郵便局まで持ち込んで消印を押して貰えるように手配してくださっているそうでございます!とても心にくい演出です……!

 5人でみやこめっせ館内に入り、3Fへ直行するエスカレーターに搭乗。3Fまで一気に上がり、スタッフの方にサークル入場証を提示して入場すれば、そこはみやこめっせ独特の黒い床の広がる第3展示場。4000平方メートル、収容人数5000人の広大な空間でございます。

 一般参加者の入場前、まだまだがらんどうなその「フィールド」には、理路整然と机と椅子が並べられ。その中ではスタッフの方やサークルの方が段ボールを積み上げポスターを立て、本やグッズを並べて、それぞれの祭の準備に忙しなく動き回っておられます。

 そして会場入り口から左手にまっすぐ、秘封島へと向かえばその角地が、封-04「京都秘封探訪」のスペースでございます。

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 なんと初のお誕生席でございます……。しかも秘封島の中では入り口に最も近い場所で、向かいは壁の場所に配置されるという、とても恵まれた配置でございました。

 何はともあれ、開場まで一時間と少ししかありません。一刻も早く設営を進めなければなりません。とりあえずコスプレをされるシキさんと、紛失さんの妹さんには着替えに行って頂いて。まずは恒例の、机の上のチラシの片づけからでございます。

 開場前、それぞれの机の上には他即売会や印刷会社、同人ショップなどのチラシが多数置かれており。それを片付けなければ設営はできません。これはコミケだと膨大の量になるもので、なかなか四苦八苦するのでございます……

 チラシを片付けるので一仕事。置き場所にも困りますしね。とりあえずチラシをよけて、椅子を降ろして広げて床に置きましょう。

 チラシを片付けたからと言って一服している暇はありませんよ?王子^^次は自分たちの頒布物を回収して来なければなりません。

 会場への荷物の搬入に、会場への直接の宅配搬入を使用した場合。荷物はそれぞれの島の端っこの方に仕分けられて集積されており。各自それを自分で取りに行かねばなりません(イベントによっては、印刷所の方やスタッフの方がスペースまで持ってきてくれますが……)。そういうわけで、紛失さんと共に集積所へと向かいます。

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 こちらが今回の、京都秘封探訪の宅配搬入の荷物でございます。いつもより、かなり多めに刷りました。これを自分のサークルスペースに運んできます。

 スペースにて、箱を開封して簡単に検品するのですが。段ボールを開けるのは、いつも緊張の一瞬ですね……。「落丁乱丁はないか?」「印刷の具合はどうか?」「破損はないか?」「誤字脱字はないか?」「ちゃんと刷れているのか?」「そもそもちゃんと届いているのか?」。不安は尽きませんが、もうここまで来たら取り返しがつきませんからね……

 不安な気持ちを振り払い、段ボール開けて厚紙を破って本と御対面です。うん、特に問題はなさそうでございます。いつもなら数もきっちり数えるのですが今回の数だと無理なので省略でございます。

 本の確認をしたら、次は見本誌の提出です。備え付けの封筒に必要事項を記入して、見本誌をスタッフさんに提出するのですが……

紛失さん「ボールペンが……行方不明……」
慧さん 「はい、どうぞ^^」

 こんなこともあるだろうと思って、ちゃんと予備も持って来ております^^手抜かりはございませぬ^^

 そして荷物の中から敷き布を出して、本を並べてポップをつけて。周りの荷物のもろもろを片付ければ……設営完了です!

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 これが今回の京都秘封探訪の頒布スペースの様子でございます。新刊小説が1000円、無料配布の京都風景写真が5種、シキさん製作のアクリルキーホルダー500円が3種……という感じでございました。

 ……三種類も品を並べると、けっこう手狭になりますね……。新刊の部数も増えて来ましたし、そろそろ2スペースを検討しても良いかもしれません……。既刊を持ち込むなら2スペースは必須になりそうです……

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 それはさておき、今回の新刊小説「追放の物語」でございます。文庫サイズ278ページですが、組版を変えたので、いつもの小説に直すと300ページを超える量となっております。フルカラーカバーつきで頒布価格は1000円でした。

 表紙のイラストは、いつもお世話になっている春日野トバリ先生にお願い致しました。お忙しい中、無理を聞いて頂きありがとうございました!

 今回の内容は蓮子とメリーが同人誌の製作に挑戦するというものでございます。去年の頭から書き進めていて、一旦途中で凍結。今年に入ってから執筆を再開してようやく表に出すことが叶いました。やれやれです。

 設営が終わった頃には、シキさんと妹さんも着替えから出て来られまして。スペースは↓ような感じに……

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 うまい具合に蓮メリが揃いましてございます。いやはや、素晴らしい光景でございました!

 初サークル参加の紛失さんは何かとバタバタされていた御様子でしたが、無事に設営が終わったそうでございまして。そしたらアレですよアレ。

慧さん 「あ、どうもどうも。これウチの新刊です。よろしかったらどうぞ^^」
紛失さん「あ、これはご丁寧にどうも。ウチの新刊もどうぞ。ってなんだよこの茶番」
慧さん 「まぁまぁこれも一つの儀式というか通過儀礼ということで^^」

 そういうわけで新刊交換の儀も無事に終了でございます^^


 その後も色々な方が御挨拶に来て下さったり。久樹さんがブロックノートを持って来て下さったり、コスプレイヤーの桜りせさんが「文々。」の企画で、射命丸のコスで新聞配達に来て下さったり(今回は香霖堂verでしたね)で。慌しく時間も過ぎて行きました。

 なお、久樹さんがフジフイルムX-T10を首から提げておられるのを見て、

慧さん 「おっ?久樹さん!いいカメラをお持ちではございませんか^^そう言えば前に仰っておられた望遠レンズ、お買い上げになられましたか?まだ?いけませんね^^あっ、紅葉の時期も近いですしね^^それに合わせて買うというのも良いかも知れませんね^^」
久樹さん「やめろぉ!」

 などということもありましたかねえ。

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 そうしていよいよ12時です。それぞれの即売会の代表の方々の挨拶の後、2016年の京都合同が開幕です!

 大きな拍手が鳴り止んで、にわかにざわざわと会場内が色めき立ち出します。会場の入り口の方からはスタッフの方々の注意喚起の叫び声が聞こえ、だくだくと一般参加者の方々が会場内に雪崩れ混んで参ります。

 開場から数分もしない内に、お隣の紛失さんの同人誌が初めて売れました!おめでとうございます、感動の瞬間ですね!自分も2年前の京都秘封、初めて買って頂けた時のことを思い出します。さぁ、我々も参りましょうか……!

 京都秘封探訪でも、初の購入者の方が現れて下さいました!

「一部ください」
「ありがとうございます!1000円お願いします!はい、1000円頂きます!またよろしくお願いします!」

 基本的に応対し、お金を受け取るのは慧さん。シキさんが本を手渡して。ゆーさくさんが後ろの段ボールから本を補充する……といういつものスタイルです。

 そしてその後も続々とスペースを訪れて下さる方が途切れませんでした。ツイッターでフォロー頂いている方、いつも買いに来て下さっている方、前作の感想を添えて下さる方、ありがたいことに再販の希望を出して下さる方……。ひっきりなしに、本当にひっきりなしに大勢の方がサークルスペースを訪れてくださいました。

 売り上げペースとしては過去最速となりましたね……。途中で窓口が一つでは間に合わなくなり、二窓で対応したりもしましたが、それでも後ろに列ができて……ということもございました。

 まずなくなったのは京都の写真。そしてシキさんのグッズもなくなって……。開場が40分が経過して、今回も無事に完売となりました!皆さん、本当にありがとうございました!

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 いや……本当に今回は今までで一番忙しかったです……。三人いないと頒布が間に合わなかったでしょうね……

 今回は部数も今まで一番多く用意して来たのですが、実を言うと試読版のダウンロード数がいつもの6割あるかないかというぐらいで……「これはやらかしたかな……まあ売れ残ったら来年の東京に持っていけばいいか……」という不安もかなりあったのですが。蓋を開けてみれば過去最速のペースでの売れ行きとなりました……!本当に秘封の人気たるや恐るべしでございます……

 そしてせっかくおいで下さったのに購入できなかったという方、申し訳ございません……。また来年3月の東京秘封で再販いたしますで、よろしければどうぞお願い致します……!


 完売札を出させて頂いた後も、御挨拶に来て下さる方が途切れることはなく。お一人、去って行かれたかと思えば、また新しく来られて。行かれたかと思えばまた来られて……。開場してから2時間近く、自分はずっと常に誰かと喋りっぱなしでございました……

 さすがに「このままではずっとサークルスペースで捕まってしまう」と思ったのでスキを見つけてスペースを脱出して、コス広場へ写真を撮りにゆくことに。

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 いつものシキさん。(Twitter:)京都秘封探訪の売り子と言えばこの方という感じになって来ております。今回の宇佐見蓮子は御自身のイラストに合わせて作ったのだとか。

 京都のレイヤーさんでして。最近はサークル「京春堂。」を立ち上げて、秘封を中心とした東方のグッズの製作と頒布にも注力されていらっしゃいます。今回もお世話になりました。ありがとうございます。

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 こちらも京都の方で、ゆんさん()です。昔からシキさんとよく行動をご一緒にされていたレイヤーさんでもあります。即売会前日の「秘封倶楽部の隠れ家」にもスタッフとしてお手伝い頂きまして、あれやこれやと立ち回っても頂きました。

 表立ってはおりませんが、何かとサークル活動でもお世話になっているレイヤーさんでいらっしゃいます。

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 大阪の、みゅみゅさん(@myumyu_cos )の古明地こいし。昔から時折、ネットで写真を拝見したり、即売会でお見かけしたりしていたお方でいらっしゃいまして、この度、初めて御挨拶をさせて頂きました。

 どうぞまた、どこかでお見かけした際にはよろしくお願い致します。

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 銀さん()の射命丸文。京都の方でいらっしゃいまして、京都秘封探訪のサークル参加デビュー戦で売り子を務めて下さったのもこの方です。

 昨年の東方紅楼夢でお会いして以来。一年ぶりでございました。紛失さんが銀さんの射命丸を見て、膝から崩れ落ちたりしてましたねえ(笑)


 コス広場でもお知り合いの方がたくさんいらっしゃいまして。何かと話しかけられたり話したりが多く、お知り合いのレイヤーさんの三分の一も撮れませんでしたかね……。それでも二時間近くコス広場にいたはずなのではりますが……

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 チラシの方では、こんなものが。2017年6月4日、みやこめっせで開催される深秘録オンリーの「フォークロア・パレード」でございます。今回が初の配布となったチラシだったはずでございます。来年の古明地こんぷれっくすとの併催という形となるようです。

 「境界から視えた外界」、「科学世紀のカフェテラス」「夢の世紀 魅知の旅」に続く新たな秘封イベントであると言えるでしょうか……?来年の6月が楽しみな限りでございます。

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 そしてこちらが、来年の6月4日に開催される「古明地こんぷれっくす よっつめ」のチラシでございます。こめこんも、もう四度目になるのですね……

 カタログが完売してしまったという第一回、第二回。もちろん第三回も大成功。ひょっとすると関西の東方オンリーで、最も成長著しい即売会であるかもしれません。来年は深秘録オンリーと併催ということで、一体どのようなことになるのでしょうか……?


 会場はどこへ行っても大盛況でございまして。サークル参加数は514サークル595スペース。コス登録された方は190人。総来場者数は3100人にも登ったそうでございます。しかも今回はカタログが完売してしまったという……!驚くばかりでございます。

 3時半頃まで会場内を見て周った後、サークルスペースへ戻ります。戻ったら戻ったで、これまたどんどん挨拶に来て下さる方がいらっしゃいまして、結局最後までそのまま喋り続けてましたね……

 実は今回、買い物には全く出る余裕がありませんでした……。ゆーさくさんに買い子を頼んで確保しておいて貰った「宇佐見妹」ぐらいですね……戦利品は……。自分でもこんなにも忙しいイベントになるとは思いもしませんでした……

 最初から最後までノンストップで喋り続けることとなった今回の京都合同。お隣の茶某堂のt.w.さんが「隣の京都秘封探訪のスペースが賑やかだった」と仰っておられましたか……

 御挨拶に来て下さった方々の一人一人のお名前。お話ししたこと、出来事、ネタの数々。その一つ一つをここで全てを列挙することは叶いませんが、本当に楽しく大忙しの4時間でございました。

 そして午後4時となり、今年も京都合同が閉場となりました。皆さん、お疲れ様でした……!

 来年の京都合同の予定も発表されまして。次回はなんと9月18日の月曜祝日。会場はなんと竹田のパルスプラザとのことだそうでございます。

 今回のカタログの編集後記でも久樹さんが「来年は一回休みもありえるかも……」ということを仰っておられまして。久樹さんによれば「東京オリンピックの影響か、大きい会場が取りづらい」。文々。新聞代表の水越さんによれば「景気の回復によるものという印象」とのことだそうで。みやこめっせを含めた大きな展示場の予約が撮り辛い状況にあるそうです……

 それにしても9月の中旬の京都ともなれば、まだまだ残暑の厳しい季節でございます。名実共に、熱いイベントとなりそうです……!


 閉会して後片付けをした後も、これまた多くの方がサークルスペースに集まって下さいまして、談笑が途切れることがありませんでした。こんなイベントは初めてでございます。

 とは言え、もう会場内は撤収作業が始まっています。スタッフの方が次々と机と椅子を片付けてゆき、みやこめっせの黒い床の面積が広がってゆきます。

 残熱のようなものが漂う会場内。満足感と、心地良い疲労感。そしてどこか寂寥と哀愁も漂っています。名残惜しくはありますが、長居するわけにもいかないので、皆さんにお礼を述べて会場を後にします……

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 3Fの会場を出て、エスカレーターへ一階へ……。夢から現へ。光景が、それまでの黒い会場から、真っ白なガレリアへと打って変わります。

 みやこめっせから外に出れば、涼しい風の吹く黄昏色の空。秋の夕陽が京都の街に降り注いでいます。

 ……今年も終わりました。終わってしまいました。ですが、まだまだ秘封と即売会は終わりません。来年の3月には第四回となる「境界から視えた外界」も控えています。来年のパルスプラザは9月ですし、締切を考えると、あまりゆっくりしている時間もありません。次の幻想へと向かって、すぐにでも準備に取り掛からなければ……!

 We are making our reverie a reality at this place.

 そして京都で逢いましょう……!

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コミックマーケット90 2日目(2016/08/13)

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 2016年8月13日の土曜日。この日は第90回となるコミックマーケット、その二日目が開催されたので参加して参りました。

 言わずと知れた「コミケ」。その夏コミでございます。開催場所はもちろん東京ビッグサイト。今回の夏コミは8月11日から14日までの四日間。11日が設営日で、即売会は12日から14日までの三日間でございます。

 日程としては1日目が女性向け、2日目が東方Projectや艦これ、3日目が男性向け……といった具合でございまして。今回は2日目と3日目に参加して参りました。そして……今回は遂に夏コミにサークル参加致しましてございます。

 当初の予定では8月13日の当日の、始発新幹線で京都駅を出発してビッグサイトに入ろうかと思っていたのですが。始発新幹線を使っても、りんかい線の国際展示場駅に到着するのが午前8時52分で。サークル入場締切時間の午前9時ぎりぎりという感じでしたので……なんとか予定を調整して、東京に前日入り。一泊した後、イベント当日を迎えるという形を取りました。

 ちなみに12日は高速バスで東京まで向かったのですが。やはりお盆シーズンということで各所で渋滞があり。1時間ほどバスは遅れて東京に到着することになりました。

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 そして8月13日の午前7時15分頃、東京ビッグサイトにやって参りました。カタログに記載されているタイムテーブルでは、サークル入場時間は午前7時30分からなのですが、いつも午前7時頃からサークル入場が始まっていますね。

 今年の夏は非常に熱い日々になると前々から言われており。実際、京都でも36℃を超える暑さの日々が続いておりました。そしてそれを受けて、「C90もとても熱くなる。ジェノサイドコミケとなったC84の再来になる」とまで言われていたのですが、実際には東京は驚くほどに涼しい気候でございました。これは嬉しい誤算でしたね……!

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 いつもの逆三角形下よりサークル入場。今回はサークル入場証も少し形状が変更になっており、入場証の一部を「もぎる」形になっていたのすが、特に大きな混乱もなくサークル入場は行われておりました。

 さらに、今回はサークルスペースの配置についても大きな変更がありまして。何と今回は、いつもならば企業ブースが設置されている西館の4階、西3・4ホールがサークルスペースに。逆にサークルスペースが設置されていた1階の西1・2ホールが企業ブースとなる運用でした。しかも企業ブースの設置は1日目と2日目のみであり、3日目は1・2ホールもサークルスペースになるという変則ぶりです……

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 そして2日目の3・4ホールに配置されたのは東方Projectとオンラインゲームの島でございました。その8割以上が東方Projectでして、実質的に東方オンリーと言った様相を呈していましたね(笑)

 今回、京都秘封探訪が配置されたのは西3ホールのl-04a。lはアルファベット小文字のLでございます。フォントによってはI(アイ)との判別がつかなかったり、東館には大文字のLがあったりするので、けっこうややこしいですね……。ツイッター上でも同じような苦言を何度も見ましたっけ……。これは改善して欲しいポイントではありますね。またコミケのアンケートに書いておきましょう……

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 入場してみると、少し蒸し暑い西3ホール。スタッフさんの会話を聞いていると「冷房は既に入っている」のだそうで……。まだまだ前日からの熱が引いていなかったようでございます。まだ開場まで2時間半もあると言うのに、既に少なくない数のサークルさんが入場しておられまして、設営を開始しておられます。

 今回の慧は、いつものシキさんやゆーさくさんと一緒ではなく。昔からの友人二人に手伝って頂くことになりました。ちょっと今回は、かなりバタバタしそうな雰囲気でございまして。夏冬コミケに参戦暦があり、かつ自身でもサークルを運営しているお二人に御願いする運びとなりました。コミケはルールや事務的な手続きが色々とややこしいですしね……。ちなみにシキさんとゆーさくさんは一般参加で来られていましたね。

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 ということで設営開始でございます。まずはいつものチラシの片付けからでございます……が。今回の夏コミはチラシが少なくなかったですかね……?昨冬はもっと多かったような……

 そしてこのチラシ類の片付けは、かなりの手間になるのですが。今回はK9(ケーナイン)という印刷所さんがビニール袋の形状のチラシを置いておいて下さりまして。とても助かりましてございます。こういうのは本当にありがたいですね……!

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 チラシは各種即売会や印刷所さんなどのものがほとんどで。その中には東方Projectのものも多いです。関西のとある東方オンリー主催の方にお話を伺った所、前日のイベント終了後に主催の方や広報の方が、関連するサークルさんの島を周って一枚一枚配っていくのだそうでございます。

 ちなみに今回は、秘封関連のチラシも多かったですね。これだけでも十二分にテンションが上がる所でございます!

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 チラシが片付け終わったら、次は頒布物を並べる作業でございます。今回も埼玉にある印刷所さんのコミックモールさんに印刷と製本、そして搬入までの作業を御願いしておりました。お忙しい中をありがとうございました!

 段ボールを開けて、検品を終えて。机の上の椅子をどかせて布を敷き。頒布物を並べてポップ類を置けば、設置の完成でございます。

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 入場してから既に30分ほど。まずは一息でございます。そして見本誌票を頒布物に貼り付けて、サークル参加証を添えて巡回のスタッフさんに提出して。内容をチェックして頂ければ完了でございます。やれやれ……

 今回の頒布物は二種類でして。小説の方は印刷会社さんが会場に搬入して下さったのですが。もう一つの方は京都で自分で印刷してホッチキスで綴じて、キャリーに詰め込んでえっちらおっちら運んで来たので何かと大変でしたね……

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 新刊として「月と星から考察する秘封倶楽部」の年代。既刊として「開闢の物語」。以上二種の頒布でございました。

 「開闢の物語」は2014年の科学世紀のカフェテラスでの本でございまして。今回が再々販でございます。そして「月と星から~」は、これまでもブログやTwitterで展開してきた、秘封倶楽部のブックレットにおける月と星の描写から年代を考察する……という試みを冊子にまとめたものです。

 ブログで考察してきたものは、色々と間違いや見落としがありまして。今回のものが一応は一つの完成形となっているバージョンでございます。ちなみに赤字頒布でした……はい。


 その後、お手伝いに来て下さったお二人と色々と打ち合わせも致しまして。慧は先にシャッター外行きの列に並びます。そう……今回は上海アリス幻樂団より、秘封倶楽部の新作である「旧約酒場」が頒布されるのでございます。これを買い逃す手はありません。

 9時半頃にはシャッターが開き、外からの涼しい風が吹き込むビッグサイト西館。上海アリスの待機列は館外に形成されましたが、少し日差しが強いものの、さほど熱くはない感じではございました。そしていよいよ午前10時にはコミックマーケット90が開場でございます!

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 いやいや、買えました買えました。旧約酒場でございます。上手い具合に、ちょうど神主さんの列に当たりまして、握手までして頂きました!ラッキーでございます。

 開場前には300人ほどの方が上海アリスの待機列に並んでおられましたかね。11時20分頃に完売したそうでございます。だいたい1時間と少しという感じですね。例大祭の時の「燕石博物誌」も、だいたいそれぐらいの頒布時間で完売したような雰囲気です。

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 旧約酒場を手に入れた後は、サークルスペースに戻りまして。頒布作業をしながら、ブックレットを読んだりしてました。CDプレイヤーも持ち込んではいたのですが、頒布作業があるのでちょっとすぐには聞く余裕はありませんでしたがorz

 今回の新作は前回の「燕石博物誌」の続編となる内容でございまして。その中で語られるエピソードや単語などなど、個人的には大興奮の内容でございました!

 委託については8月25日からだそうでございます。ネタバレがあるので詳細を語るわけには行きませんが、早く色々と話をしたものでございます!


 そして自分の頒布をしている中では、数多くの方が買いに来て下さったり御挨拶に来て下さったり……。人の多い中をありがとうございました!ゆーさくさんもサークルスペースにお出でくださったり、シキさんも一人で京都から出てこられたりでございました。ちなみにゆーさくさんが仰るには「今回は東方アレンジ島も秘封だらけ」だったそうでございます。

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 頒布のペースは比較的ゆっくりではございましたが、12時40分頃には無事に完売となりました!ありがとうございました!新刊の「月と星から考察する秘封倶楽部のねなぢ」はまだしも、既刊の「開闢の物語」については三度目の頒布でございますので……少し不安もあったのですが、無事に完売となってホッとしております……

 「月と星から考察する秘封倶楽部の年代」は赤字頒布の為、再販の予定はございません。また、「開闢の物語」も四度目の頒布は今の所は行わない予定でございます。さすがにこれ以上の増刷は怖いですね……それも要望があればどうなるか分かりませんが……

 なお、「月と星から~」については、いずれはまたどこかで表に出すつもりはしております。今の所、最有力であるのは2017年4月2日に名古屋で東方名華祭と併催で行われる評論系のイベント「幻想郷フォーラム」ですかね。そこで何かしらの展示や発表が行えればと思っています。冊子の頒布はないとは思いますけれど……


 その後、少し西館の東方島とコスプレ広場を見て周り。即売会は16時までなのですが、早めの14時半には撤収することに致しました。皆様、お疲れ様でした!

 旧約酒場が頒布された今回の夏コミ。そして10月30日には科学世紀のカフェテラスがあり。来年には3月5日に第二回の台湾での秘封オンリーが、3月26日には東京で境界から視えた外界が。そして6月4日には京都で東方深秘録オンリーのフォークロアパレードが開催予定だそうでございます。本当に昨今の秘封界隈の盛り上がりには驚くばかりでございます。

 では、また次なるイベントで……!

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八雲幻想祭 第五幕(2016/04/17)

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 2016年4月17日の日曜日。この日は、第五回となる八雲幻想祭が京都市の京都市勧業館みやこめっせにて行われたので参加して参りました。八雲幻想祭は、毎年2月から4月の春頃に行われている即売会で。東方妖々夢に登場する八雲紫・八雲藍・橙の、通称「八雲一家」オンリーの即売会でございます。

 関西の東方オンリーにおいて、毎年トップバッターとして開催されるイベントであります。開催場所は、京都産業会館で行われた第三回を除けば、毎年みやこめっせで開催されるのが通例であり。今回の第五回もまた、みやこめっせでの開催となりました。

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 そして当日。この日は残念ながら、京都は朝から雨でございました……。みやこめっせの最寄り駅である、地下鉄東西線の東山駅、二番出入り口の前も、この通り。やや強めの雨が降っておりました。

 天気予報では「90%の確率で雨」ということでしたしね……。一方「午後からは晴れ」という予報もありましたので、そちらに期待しつつ、雨の中をみやこめっせへと向かいます。

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 東山駅の出入り口の傍にある橋から裏道へと入り、白川に沿って歩みを進めます。白川は、比叡山方面か京都市方面へと流れてきている川で。その途中で琵琶湖疏水に合流。再び、琵琶湖疏水から分かれて、そして祇園方面を経て、四条大橋のあたりで鴨川に合流仕します。実質的に琵琶湖疏水の分線である――と考えた方が良いかもしれません。

 そして、この白川沿いに進むルートが、東山駅からみやこめっせへの近道となります。もっとも、本当の最短ルートは、東山駅の一番出口から古川町通りを北上するのが最短なのですけどね……。最短で600m、その他のルートだと750~800mという感じでございます。

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 白河から仁王門通りへと抜けると、平安神宮の大鳥居の交差点前へと出てきます。雨霞みの岡崎公園というのも、これはこれでなかなか風情があるというもので……

 なお、この交差点にはセブンイレブンがあり。昔から、このセブンイレブンがみやこめっせから一番近いコンビニエンスストアだったのですが。最近は、みやこめっせの向かいにある京都ロームシアターが完成し、その中にファミリーマートが出来たことによって、最寄のコンビニはそちらになりました。

 いずれにせよどちらにせよ、みやこめっせでの即売会に向かう者たちにとっては、重要な休憩・補給ポイントであることには間違いありません。セブンイレブンは店先にベンチもあって、晴れの日ならば腰を下ろすことが出来ますしね。

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 平安神宮の大鳥居を通り過ぎ、二条通りを左へ曲がった所にあるのが、京都市勧業館みやこめっせでございます。

 秘封界隈でもおなじみの場所ですね。この場所では毎年「八雲幻想祭」「古明地こんぷれっくす」「文々。新聞友の会」「求代目の紅茶会」「科学世紀のカフェテラス」「エンジニアワルツ」など、数多くの東方オンリーが開催されております。

 かつては東方紅楼夢も、この場所で行われており。第四回の時は、みやこめっせの周りを待機列が一周した……なんていう逸話もありました。そして最近だと、いつも大阪で開催されてきたモバマスオンリー「シンデレラ・ステージ」がみやこめっせで開催され。みやこめっせの周りを一周近く待機列が取り囲んだ……などということがありました。もう、このみやこめっせでキャパシティがオーバーしてしまうなら……あとは大阪のインテックスしか会場がありませんね……

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 今年も昨年と同じく、みやこめっせ地下一階の第一展示場。そこの半面であるBフロアをメイン会場とし。待機列は大会議室に収容されることとなりました。みやこめっせの情報板では「八雲緑想祭」なる謎のイベントが出現していましたが、ご愛嬌ということで……

 今回、八雲幻想祭は100スペース分の募集があったそうですが。蓋を開けてみれば86サークル・107スペースの参加があり、満了となっていたようでございます。

 また、一般参加の方も。開場前には大会議室も、ほぼ満杯となり。通路にも待機列が形成され。その数は軽く200人を超えていたと思います。

 さらに開場前には雨も上がり、日差しが差し込んで参りました……と思ったら天気雨で晴れているのに雨が降ってきたり……と「狐の嫁入り」状態に……。八雲一家には藍様もおられますし、ある意味で縁起が良いのかもしれません(笑)


 11時には無事に開場となり、一気に第一展示場は人で溢れかえります。最初の一時間ぐらいは、やや広めに確保されているはずの通路も、少し狭く感じられる程でした。さらには折からの雨による湿気。そして参加者の数の多さも相まって、会場内は本当に蒸し暑い程の熱気となりました……

 また、コスプレ広場について。前回は別室である大会議室に配置されていたのが、今回は即売会会場と同じ部屋に設置されておりました。第二回の幻想祭も、こういった運用でしたね。

 大会議室の方は、待機列が捌けた後は休憩スペースとなり。一部ではブルーシートも敷かれて飲食も可能なようになっておりました。今回は、ドヤァ焼きで有名なサークル「魔導工房」さんから、いなり寿司が頒布されていたりもしたので、それも考慮しての設置だったのかもしれません。

 ただ。即売会スペースの方が、かなりの混雑が見られたためか。途中から大会議室はコスプレ広場としても開放されることとなりました。結果として、レイヤーの方々のほとんどが、大会議室の方へと移っていきましたね。大会議室は空調も利いていて涼しかったですしね……


 そしていつものチラシチェックです。

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 今年の10月9日に行われる「東方紅楼夢12」のチラシです。今年の1月頃にビジュアルが公開され、配布されるようになったチラシでしたかね……

 今回のイラストは上白沢慧音先生ですね。慧音が、こういったイベントのチラシのトップを飾るというのも、少し珍しいですね……!

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 今年の10月30日に、みやこめっせで開催される「文々。新聞友の会」。2010年の「号外!文々。新聞友の会」に端を発するこのイベントも、今年で第七回になるのですね……。関西の東方オンリーの中では、すっかり古株のイベントですね……

 今回も、阿求や秘封、にとりやMUSIC COMMUNICATIONと併催ということで、今から楽しみでございます!そしてアヤチャンペンタックス。

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 そしてこちら!ついにチラシが配布されるようになりました!今年の10月30日に開催される「科学世紀のカフェテラス」「求代目の紅茶会」です!白黒刷りですが、配布されているのは初めて見ましたね……!

 既にサークル申し込みも始まっておりまsて。もちろん京都秘封探訪も新刊小説を引っ提げて参加する予定でございます。

 今年の5月8日の例大祭では約4年ぶりとなる秘封倶楽部の新作「燕石博物誌」が頒布されることとなり。来年の2017年3月26日には東京で第四回となる「境界から視えた外界」の開催も決定。今年から来年にかけては、一層、秘封倶楽部の熱い年になりそうです!

 また今年の京都合同イベントは開催時間が12時からとなったそうです。しかも開催時間は12時から16時までと、いつもより30分長めの開催となるようでございます。

 実は今回の八雲幻想祭に、科学世紀のカフェテラスの代表をされている久樹輝幸さんも来場されておられまして。少しだけお話を伺ったのですが。今回の12時からの開催は「宿が取りにくい為、遠方から来られる方への配慮」、「名華祭で12時開催が好評だった(※久樹さんは名華祭の共同代表の一人。今年の名華祭はマラソン開催の関係で宿が取りにくかった)」などの理由で、「一度やってみよう」ということでの12時開催だそうでございます。

 久樹さん、お忙しい中を色々とお話下さりありがとうございました。(同じく色々とお話させて頂いた「文々。新聞友の会」代表の水越さんもありがとうございました!)


 ……時間も13時を過ぎると、少し会場内の混雑もましになって参りました。大会議室の方へと移動して、休憩されている方も多かったようです。そして大会議室にて、コスプレを少しばかり撮っておりました。

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 京都府のゆんさんの八雲紫(永夜抄ver)。ゆんさんは、昨年も八雲幻想祭にお出でになっておられましたね。お会いするのは、今年の1月のこみっくトレジャー以来。お久しぶりでございました。

 いつものシキさんの御友人にあたられる方で、京都秘封探訪も何かとお世話になっているレイヤーさんでございます。どうぞこれからもよろしくお願いします……!

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 奈良県のあいさかさんの稗田阿求。サークル「ais-cream」を切り盛りされる同人作家さんにして、数年前からはレイヤーさんとしても活動を始められた方でございます。

 あいさかさんにも、関西でのイベントはもちろんのこと、関東でのコミケや例大祭などで随分とお世話になっております。

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 奈良県の、なすびさんの八雲紫。ツイッター上では時折お世話になっておりますが、実際にお会いするのは初めてですね。自らアレンジを施した永夜抄バージョンの紫ということで。

 最近は秘封倶楽部にも興味がお有りのようで、今後の活躍も楽しみでございます。


 そういえば、会場内では秘封倶楽部をイメージしたと思われる私服を着た方や、蓮子帽を被っている方を6~7人ほどお見かけしましたね……。去年までは、そんなのは全く見かけなかったのですが、去年の11月頃から、本当に秘封倶楽部が「キて」ますね……!

 他にも、秘封界隈でお世話になっている方々とも何人もお会い致しまして。皆さん、ありがとうございました!

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 13時30分頃の集合写真。八雲幻想祭、本当にレイヤーの方が増えましたね……!ここまでコス広場が賑わっている八雲幻想祭を見るのは初めてでございます。

 この後、「主催が写真を送れと言ってます」とのアナウンスの元で、八雲一家のみでの集合写真撮影があったりも致しました。そこでは約20人中、13人ほどが紫という圧倒的紫率でございました(笑)

 そして……今回は初めて顔をお見かけする若いレイヤーの方が多かったですね。一般参加のスペースにおいても同様です。

 2013年から2014年頃は「東方は、即売会の参加者も減って衰退傾向にある」という風に言われておりましたが。昨年の2015年では逆に一般参加者数が過去最大となり。また、2016年の例大祭のサークル参加数も、これまでは減少傾向だったのが増加に転じるなど(しかも艦これオンリー・まどマギオンリーと同日同場所開催なのに)、東方は再び勢いを増してきております。

 とある分析や統計では、東方界隈では世代交代が進み。若い世代の方々が東方にやって来るようになり、結果的に以前以上の人口となっている……という感じでございます。今回の八雲幻想祭も、まさにそういった流れを感じることの出来るイベントでございました。


 そのような感じで盛況だった八雲幻想祭も15時には無事に終了となりました。皆さん、お疲れ様でございました!

 アフターイベントでは色々と発表もありまして。2017年3月26日に第六回の八雲幻想祭が、みやこめっせで開催されることが発表されました。ただ、それと同時に色々と悲しいお知らせもありまして……まずは来年の3月26日は、東京で開催される「東方合同祭事」と日程調整に失敗して、日取りが被ってしまったそうです……

 ……そして、来年の第六回で、八雲幻想祭は「一旦、終了となる」そうでございます……。あくまでも「一旦」なので、主催の方の身の回りが落ち着いたら「再開するつもり」とのことだそうです。楽しみでもあり、寂しくもあり……ですね……!

 しかしながら。来年の日程は……東方合同祭事では……「境界から視えた外界」が併催されるので……来年の八雲幻想祭と秘封オンリーが被ってしまうことににに(白目。ああ……身体が二つ欲しいです(血涙


 アフターイベントも終わり。外に出ると、朝と打って変わって京都は暑いぐらいのお天気でございました。今年も春が終わり、間もなく夏がやって来ます。

 そして、また京都で逢いましょう……!

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コミックマーケット89 2日目(2015/12/30)

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 2015年12月30日の水曜日。この日は第89回となるコミックマーケットの2日目が、東京は有明の東京ビッグサイトで開催されたので参加して参りました。2015年の冬コミは12月29日から31日までの3日間開催で、28日が前日の設営日となります。なお、2014年は大晦日を外して28~30日開催でした。そしてコミケは……2015年が40周年だそうで……言わずと知れた日本最大、いや世界最大級となる同人誌即売会でございます。

 コミケへは何年か前から参加はしていましたし、お知り合いのサークルのお手伝いという形でサークル入場したことも何度かあったのですが……自分が自分のサークルでコミケへサークル参加するというのは初めてのことでございました。

 冬コミの申し込み時期は大変に早く、C89の場合はもう8月11日からオンライン上での申し込み受付が開始され、8月20日には決済が締め切られるという感じでございました。なので自分の場合は、2015年の夏コミで申込書セットを購入して、夏コミから帰って来た8月17日の早朝に申し込みをするという、かなりバタバタした中での申し込みでありました。

 そして10月30日には当落が発表となり(当選率は8割ぐらいだそうで)、11月6日には当選に関連する書類が送付されて来たという感じでございました。

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 こちらが当選に関連する書類の一式になります。青封筒に、サークル入場証が3枚、参加登録カードが1枚、会場内の地図、広報誌であるコミケットアピールが封入されています。

 サークル入場証は3枚セットがデフォルト(搬入の多い壁やシャッターなどの大手は増やせるようですが、ちょっとよく分かりません)。参加登録カードは記入捺印の上で当日提出という感じになります。ちなみにサークル入場証は当日の入場の際に回収となります。

 ……それからバタバタと日は過ぎて。遂に年末がやって参りました。

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 12月29日の午前10時頃、京都駅へ。京都は驚くぐらいの快晴でございました。ここしばらくは雨が降ったり止んだりで安定しない天気だったのですが、見事なコミケ日和でございます。

 京都駅へ到着後、近くの牛丼店で早めの昼食を食べることに。この時間帯、京都駅周辺で食事の出来る場所は意外なまでに少ないのです……。11時開店が多くて……これぐらいしか選択肢がないのです。そして食事を終えると、京都駅前の高速バス乗り場へ向かい、午前11時30分、東京へ向けて出発です。

 京都駅から烏丸通り。五条通を東へ向かって東海道国道一号線。山科を経由して京都東インターから名神高速に乗り、草津からは新名神。その後、東名阪、伊勢湾岸、東名高速、首都高速を経て、一路東京駅へ――

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 所要時間は8時間弱。午後7時過ぎには東京駅の日本橋口へ到着です。いつも年末は高速道路が混んで到着が遅れたりするのですが、今回は軽い事故渋滞が一箇所あったぐらいで、驚くほどにスムーズな道のりでございました。

 しかし、それにしても東京はやはり暖かいですね……。空気が京都とは全く違います。気温も、おそらく京都よりは数度は違うと思いますし、何より湿度が京都よりもずっと高い感じで、とても柔らかな肌触りの空気なのです。参考までに、先日、京都府下が最低気温-3度だった日は、東京の最低気温は2度とかそういった感じでございました。

 その後、秋葉原で晩御飯を食べ(秋葉原駅のエスカレーターで、蓮子帽を被った方とすれ違ったり)、東京で一泊。そしていよいよ2日目の当日がやって参ります。

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 午前6時に宿を出て、新木場にてJR京葉線からりんかい線へと乗り換えて、国際展示場前駅へ。午前7時ちょうど頃に東京ビッグサイトへ到着です!

 右手にパナソニックセンターとTFT、左手にワシントンホテルを従えるイーストプロムナード。そこには、まだまだ会場まで3時間はあるというのに人という人で溢れ返っています。この場所は午前9時ぐらいともなると、もはや身動きもまともに取れないぐらいに人で埋め尽くされたりも致します。今、見えているのは西館方面へ向かう方々の待機列ですね。今回の西は、企業ブースや東方Project、鉄道メカミリタリーなどでございます。

 確か東方Projectが西館に配置されるのは9年ぶりぐらいだったかと思います。この日は東方・艦これ・刀剣乱舞と、コミケの最大勢力3つが一堂に会する日でございまして……。これまでなら東方と艦これは、東館に集約されていたのですが、2020年の東京オリンピックを視野に入れた東京ビッグサイトの改修工事の影響もあって、かなり変則的なサークル配置となっています。

 ……なお。待機列では早くも3人ほど、蓮子帽を被った方をお見かけ致しました(笑)。

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 待機列の横をすり抜けて、西館方面へと向かいます。これが、かの有名な逆三角形ですね。この中身は会議場になっていたかと思います。「フルメタルパニック!」では対ベヘモス戦で、「ゴジラvsデストロイア」でも対デストロイア戦で登場してましたね。

 そして、この逆三角形の下部にサークル入場口がありまして、そこからの入場となるわけです。

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 午前7時15分頃の、サークル入場口近辺。サークル入場は午前7時30分頃からなのですが、既にサークル入場が開始されていました。

 今回は、サークル主である慧と、売り子をして下さる京都のコスプレイヤーのシキさん。そして、大分から来られた、ゆーさくさんの三人でのサークル入場となります。

 着替えがあるコスプレイヤーのシキさんにチケットを渡して先行させた後、慧はゆーさくさんと合流。この場所の一つ下のフロアである、バス停・タクシー乗り場の所に設けられたサークル入場口Cからの入場となりました。

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 サークル入場口Cからの入場し、そのまま少しまっすぐ歩けば、西館へと到着。そしてここがアトリウムと呼ばれる場所となります。真四角のホールがありまして、右手に西2ホール、左手に1ホール。4階には西3・4があり、企業ブースが設置されています。

 右手に写る長大なエスカレーター……昔はこのエスカレーターがワンフェスの時に参加者の重みで逆回転する事故が起きたとか、そういうのがありましたね……と、そんなことはさて置いて、自分のサークルスペースのある西2方面へと向かいます。

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 開場まで残り2時間少しとなった西2ホール方面。もう早くも皆さん、自スペースの設営に追われておられます。設営してたら1時間半ぐらいはあっと言う間に過ぎてしまいますからね……

 そして、あの奥の「こ」と書かれた柱のあたりが秘封倶楽部の島となります。自分のスペースである「こ-28a」へ到着すると、既にお隣で準備を始められていた「ロマンチックメロウ」さんに御挨拶して、「京都秘封探訪」も、慧とゆーさくさんとで設営開始です。

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 設営開始前のサークルスペースの様子がこちらでございます。ご覧の通り、山のようにチラシというチラシが積まれておりまして……まずはこれを片付ける所から始めないといけないのでございます。

 どんな即売会でもチラシは積まれているのですが、世界最大の同人誌即売会ともなるコミックマーケットは、そのチラシの量がハンパないのですよね……片付けて持ち運ぶのも一苦労。そして上手い具合に「とらのあな/真空管ドールズ」が紙袋タイプのチラシ(?)を置いておいて下さっていたので、そこにじゃんじゃかチラシを押し込みます。ありたがやありがたや……

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 後日、上のチラシの中から東方Projectのものだけを抽出すると、このような感じになりました……。東方だけでも、かなりの数がありますね……。これらにプラスして、印刷所や他ジャンルの即売会などのチラシが置かれていたりするわけでございます。

 これらのチラシは前日のイベント終了後に、各イベント・企業の主催の方や広報の方が、自ジャンルやそれに近い島へと向けて一生懸命配って歩いているとのことだそうで……京都の八雲幻想祭の主催の方も、毎年これを配る人員の募集をされていたりしますね。お疲れ様でした……

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 チラシを片付けて、パイプ椅子二脚を床に降ろすと、ようやく設営が開始できます……。机の下に置かれた段ボールをよいしょっと机の上へと移動させます。

 コミケへの荷物の搬入は色々あるのですが……今回は印刷所様が「直接搬入」して下さいました。つまり、印刷所からトラックでビッグサイトへ乗りつけて、それぞれのスペースまで頒布物を配達して下さる感じですね。ありがとうございました。

 段ボールを開封し、まずは検品。内容物の確認です。

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 こちらが、今回の頒布物である「黎明の物語」でございます。2015年10月12日の「第五回 科学世紀のカフェテラス」での新刊なのですが、ありがたいことに京都で全て完売と相成りましたので、再販させて頂くこととなりました。文章は慧、そしてイラストはサークル「春日野企画」の春日野トバリ先生によるものでございます。

 段ボールを開封して、冊数を確認。その後、荷物から敷き布を取りだして机に広げ、サークルのネームプレートと、価格のプレート。無料配布する写真を並べ……まずは設営の第一段階が終わりました。

 さらにしばらくすると、コスプレイヤーのシキさんが着替えを終えて出てこられまして。シキさんはシキさんで手作りのグッズを頒布されるということで、そちらも一緒に並べます。そして8時30分頃、設営が完了です。

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 今回の頒布物は、小説「黎明の物語」。無料配布の京都の風景写真が4種類。シキさんのポストカード&バッジのセット、手作りバレッタ、キーホルダー2種……となかなかのラインナップでございました。

 ですが、全ての準備が完了したわけではございません。まだまだ事務手続きは続きます。

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 まずは見本誌票を、頒布する本の裏側に貼り付けて(↑の写真は貼る場所を間違えてます。これの左側に貼るんですね。貼りなおしました)、サークル参加登録カードに署名捺印して……。それを回収に来て下さったスタッフの方に渡して確認を受けて、ようやく全ての手続きが完了です!

 なんだかんだでもう9時近くでしたかね……やれやれ、ようやく一息でございます……

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 こちらが、今回の売り子をして下さる、コスプレイヤーのシキさん。ツイッターの方ではおなじみの方ですね。今回は、御自身の頒布物に合わせて稗田阿求のコスでいらっしゃいました。

 そして、全ての手続きが終わったので、シキ阿求をお使いに出すことに。西アトリウムにある準備会の販売スペースへと、次回のコミケの申込書セットを買いに行って頂きました。方向音痴に定評のあるシキさん。それを矯正する為の訓練も兼ねております。はい、ちゃんと帰って来れました。

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 次回の夏コミであるC90の申込書セット。次回は8月12日~14日の日程で行われることになるそうです。なお、コミケの申し込みには、必ずこの申込書セットが必要となります。分かりやすく言うと、申し込みに必要なプロダクトキーみたいなものが記されているのでございます。お値段は1000円。

 コミケの申し込みには。この申込書セットが1000円、申し込み代金が8000円、そしてオンラインの場合はサークルドットエムエスのシステム料が1100円で……合計10100円が必要となって来ます。


 設営が終わり、見本誌と登録カードの提出も終わり、次回の申込書セットも手に入れて。ようやく開場前のミッションが全て終了です。やれやれ……。ここでようやく、開場までの間に少しゆっくり会場内を見て周ることが出来ます。皆で交代しながら会場内の偵察へ行ったりトイレへ行ったり、慧も少し会場内を周って参りました。

 ……で、遠征から戻って来たらですね……シキさんが「挨拶に来た人がいたので、新刊交換しておいた」と、こんなものを差し出して来まして……

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 !?!?!?!?!?

 そ……そんな……なんでこれがウチのスペースに!?そうです……サークル「京都幻想劇団」さんの新刊DVDである東方二次創作同人アニメ「秘封活動記録 -月-」でございます。秘封倶楽部で30分アニメを製作したという大作ですよ……

 え、嘘!?なんで!?どうしてウチみたいな弱小サークルに京都幻想劇団さんが!?え!?え!?と大慌ての大驚きでございました(汗)ありがとうございました!


 その後はしばらくサークルに待機してまして……。あっ、今通りがかったのRFさんだ。目と目で御挨拶。

 ちなみに館内は、ちょっと蒸し暑かったです……がシャッターが開いてからは冷たい風が吹き込んで、今度は寒くなってきたり。あと埃っぽくて乾燥もしてて、喉が痛い……。西アトリウムの自販機で水を買って来て喉を潤したりしてました。なお、この時間帯になると、待機列の移動が行われてたいたようで、西アトリウムは一般参加者の方でごった返していたそうです。

 そして、時間はあっと言う間に過ぎまして……遂にやって来ました午前10時00分、流れるアナウンス、響き渡る盛大な拍手と共にコミックマーケット89 2日目が開場です!

 開場はしたものの、ビッグサイトは広いので……一般参加の方が入ってこられるまでにはタイムラグがありまして。そのラグを利用して、一瞬だけお買い物。そう、戦術目標はお隣のお隣のお隣のサークルさんでございます。

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 「ゐた・せくすありす」さんと「鏡花風月」さんの、プロット交換合同。「ジムノペディが終わらない/幻想で逢いたい」でございます。鏡花風月の和紀さんから(東京の秘封喫茶劇場の主催の方でもありますね)、「一番最初の購入者です」とのお言葉を頂きました(笑) 


 そして自分のスペースに戻った後、本格的にサークルを回します。今回は初めてのコミケで……しかも再販ということだったので、どれぐらい本が売れるか……というのが不安だったのですが、想定の範囲内のペースで本は売れて行きました。

 いつも通り、自分がお金を受け取って、シキさんが本をお渡しする。ゆーさくさんはバックアップ……という感じですね。会場は違えど、三人とも幾度となくこなしたスタイルなので問題も滞りもなくサークル内でのタスクをこなすことができました。

 やがて10時55分頃。全ての小説が無くなりました!完売です!皆さん、ありがとうございました!

 頒布中、大勢の方が御挨拶に来て下さいまして……。科学世紀のカフェテラスの代表の久樹輝幸さんや、文々。新聞友の会の代表の水越柚也さん……。他にもツイッターでお世話になっている方々が、お名前を申し出て下さった方だけでも20人は来て下さいました。そして、皆さんと実際にお会いして色々とお話する時間は本当に楽しい一時で……決してお金には換えがたい、ありがたい瞬間でございました。重ねて、重ねてありがとうございました!

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 その後、ゆーさくさんやシキさんと、これまた交代でそれぞれが買い物に出たり。お昼になって、ゆーさくさんが三人分のケバブを買いに来てくださったり。ゴミ類を西アトリウムへと捨てに行ったりとあれこれしてておりまして、時間は13時近く。その時の状況が、こんな感じでございます。

 小説は完売。シキさんのグッズもほぼ完売でスペースと時間にも余裕が出来たので……慧はタブレットPCで京都の風景写真をスライドショーで流したり。シキさんは余った紙でシキ氏の色紙的なものを描いたりしておりました。なお、おの色紙(?)は紛失王子さんが引き取って下さいましてありがとうございました……!また、シキさんは他にもスケブをあれこれ描いておられましたね……

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 そして13時15分頃には、無事に全ての頒布物が終了致しました。こうして今回も完売札を出せたこと。聖地とも言える東京ビッグサイトで、こういった結果を頂けたことは、どれだけ感謝しても感謝しきれません。本当にありがとうございました!

 完売後も、色んな方々が何度も何度もおいで下さいまして。その度に皆さんと、慧・シキさん・ゆーさくさんも含めて大笑いしながら色んなお話に花を咲かせておりました。普段はお会いできない人たちと、こうして実際に会って交流できるということ……これこそ即売会の醍醐味ですね……!コミケは開催時間も長い上、来られる人たちの数も他の即売会とは段違いなので、色々な方々とお話できる時間も回数も本当に長く多く取ることが出来て、楽しく愉快で痛快でございました!

 しかし秘封が好きな方は、みんなスタイルもマスクも、服装や小物のコーディネートも、そして立ち居振る舞いも本当にセンスが良くてカッコいい方ばかりですよ……!

 また、今年の秋に予定している「秘封オンリー撮影会」についても「楽しみにしてます!」と仰って下さる方々も何人か来て下さいまして……ありがたい限りでございます。秘封オンリー撮影会については、1月の中旬頃から、きちんとツイッターとウェブサイトを公開して告知していく予定ですので、どうぞよろしくお願い致します!


 もちろん、多くの方々との交流以外にも自身の買い物も行って参りました。その戦渦……もとい戦果を少しだけ……

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 新刊交換という形での頂き物ですが「京都幻想劇団」様の「秘封活動記録 ―月―」。中国のサークルである京都幻想劇団さんが製作された、30分アニメのDVDでございます。

 秘封倶楽部の「大空魔術」。そして「東方永夜抄」をテーマにしたアニメーションでございまして、前々よりネット上で大きな話題になっている作品です。

 早速、帰宅してから観てみましたが……アニメーションとしての作り込みはもちろんのこと。劇中に登場する京都の街並みや小ネタなど……本当に京都という街を実際によく取材して、よく調査されているなと感じました。しかも、ここ一ヶ月ぐらいの京都の最新ネタまでが盛り込まれているという……。また、このアニメの街並みの描写などは、三条木屋町周辺がモチーフになってる感じですね。

 後日、少しだけ京都幻想劇団さんの監督の方からお話を聞くことも出来たのですが……実際に訪れたという場所の数は三桁にものぼっているそうで……驚くばかりです。恥ずかしながら、おそらく日本の京都府に住んでいる自分よりも、ずっと京都を巡っておられると思います(汗) 

 「東方ファンの中でも、特に秘封ファンは濃い」とはよく言われますが、それは日本だけでなく、海外でも同じですね……その作品への愛と情熱には脱帽するばかりでございます……!

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 こちらは「科学世紀のカフェテラス」の主催こと久樹輝幸さんのサークル「久幸繙文」さん発行の同人誌。「男性向け同人誌即売会 事前事務進行事例集 ver1.0」でございます。

 あまり一般には知られることのない「同人誌即売会が出来るまで」の裏側に焦点を当てた同人誌で、全体のスケジューリングや、広報告知、人員物品の手配、必要なソフトウェアやハードウェア、サークルの募集や、サークルの配置分類、参加案内やカタログ、事前の準備や当日の設営、事後処理など……ノウハウや注意点はもちろんのこと、具体的なイベント名や具体的な数字、品名を挙げながら、詳細に、かつ分かりやすく全体の事務的な流れが纏め上げられています。

 膨大な作業、無数の工数を整理整頓し、それをきちんと文面に起こして形にするのには非常に困難な作業であり、大変な労苦があったことだろうと思います。ですが、そこはさすがタスクの鬼と謳われる久樹さん。きっとこの本は、「これから新たに同人誌即売会を立ち上げてゆこう」と志す次代の若人たちの……ひいては同人誌即売会の未来に大きく貢献することだと思います。

 もちろん、まだまだ書き切れなかったことはあるのかもしれません……が、是非ともサークルの方々だけではなく、即売会へと一般参加されている方にも読んで頂きたい本でございます。

 ……ところで久樹さんって、今いくつ即売会の主催を兼任されてましたっけ……。「求代目の紅茶会」「科学世紀のカフェテラス」「幻想郷フォーラム」……あとは「東方名華祭」の共同代表もされてるんでしたっけ……。本当にお身体を大事になさってください……

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 そして、こちらも同じく久樹さんの同人誌ですね。「東方コミュニティ白書2015 速報版」でございます。毎年、久樹さんが発行されている本でございまして、東方Projectと、それを取り巻く商業・同人界隈における動向を数値データとして集計したものです。

 東方Projectの商業展開はもちろん、イラストや音楽、コスプレ、掲示板、SNSなど……その調査分析は非常に多岐に渡ります。今回、購入させて頂いて来たのは「速報版」なので、例年発行されているものの内容の、一部を抜粋した形になる……と言えば良いのでしょうか。

 しかし速報版とは言え、数え切れない程のグラフと表の数々に、膨大な量の分析コメントが添えられておりまして……いつもながらに、これだけのものを執筆するというタスク力はもちろん、その熱意には驚くやら溜息が出るやらでございます。あ、完成版も楽しみにしておりますね^^

 ……なお、この本を買いに行く際。わざわざ久樹さんがサークルスペースにおられるのを確認した後、シキ阿求をお使いに派遣するというお遊びをやってみたりしてました(笑)

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 こちらはサークル「ひよこ石」さんの、でねさんが執筆された「秘封星空探訪」。表紙はサークル「P-クラフト」さんの、えにさんの手によるものだそうでございます。

 蓮子とメリーの二人が、京都から星空を観る……というコンセプトの元。夜空に浮かぶ星々と、その観測方法、観測ポイントなどがストーリー仕立てで綴られています。

 もちろん、単なる物語風なのではなく。多くの観測写真や星座図が各所に挿入され、大変分かりやすく、そして実際の夜空をイメージし易い内容となっております。

 こちらの本、お昼過ぎに見かけた所、完売と相成っておりまして、おめでごうとざいます! 夕方頃、自分のスペースで、こちらを読んでいたら、ちょうどでねさんが目の前を通り過ぎていったので呼び止めて……

慧    「でねさん!でねさん!」
でねさん「?」
慧    スッ……(極上のゲス顔で「秘封星空探訪)を掲げる)
でねさん「貴様ァッ!」

 なんていうやりとりもあったり。


 完売後。三日目にサークル参加される予定で、前日入りされていた春日野トバリ先生もスペースにお出でくださりまして。ゆーさくさんと春日野先生にお願いして、サークルの番をお願いして、シキさんを連れてコスプレ広場にも行って参りました。

 コミケの主要コスプレ広場の多くは西館方面に集まっているので、西館にスペースがあると本当に広場へ行くのが便利です……

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 西館屋外展示場にて。シキさんの稗田阿求。この袖、見てあげてください。自分のイメージした通りの布が売ってなかったので、布を自分で染めたそうでございます。レイヤーの方は大変ですね……

 コスプレ広場は、西館屋外・西館屋上・有明西埠頭公園を周りましたが、今回は例年に比べて空いていたように思います。昨年ならば身動きがほとんど取れない程の混雑を見せていたのですが、今年は夏も冬もスペースに余裕がございました。

 とは言え、コスプレ登録されていた方については過去最高の数となっていたそうなので、どちらかと言えば、コスプレを撮る人、見る人が減ったという感じなのかもしれません。

 今回の冬2日目は17万人ということだそうで、やはり少し少なめな感じですね。もちろん、それでも十二分に多すぎると言えば多すぎる人の入りではあるのですが。


 コスプレ広場だけでなく、館内の様子も同様でした。いつもに比べると東方島は空いていて歩きやすい感じでございました。聞くところによると、艦これや刀剣乱舞が配置された東館も同様だったようです。去年の冬などは、こちらも、まともに歩けないほどの混雑を見せていたりしたのですが……

 その理由としては、絶対的な来場者の人数の少なさ(念の為に繰り返しますが、それでも多いのは多い)。そして、東方と艦これという、参加者層の被る二つのジャンルを西と東に分断したことによって、混雑が緩和されたというのがあるのかもしれません。

 一方で、サークル側のスペースは非常に狭く……島の内側は人ひとりがようやく移動できるかどうかというレベルでしか通路に余裕がありませんでした。これまで自分も幾度となくサークル入場して参りましたが、これだけ狭かったというのは初めてです。少なくとも東館では、全てのサークルの設置が完了して、一つのサークルに3名の人数がフルで入って荷物を置いたとしても、まだまだスペースに余裕はありました。

 おかげで。皆、島の内側への出入りや移動はもちろん。荷物の出し入れにも四苦八苦して……あまりゆっくりくつろぐことは出来ませんでしたね……。東館方面がどうだったのかは少し分かりませんが……


 そういうわけで最初から最後までバタバタしておりましたが、遂に迎えた16時。コミックマーケット89の2日目が終了となりました。皆さん、お疲れ様でした!

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  大分への飛行機の関係で、一足先に離脱するゆーさくさんと握手を交わし、机の上の物品を全て片付けて撤収準備。シキさんにも、閉場の少し前には更衣室へと向かって頂いています。この時間帯の更衣室は本当に混みますのでね……コスプレされたままのレイヤーさん達がずらりと並ぶ更衣室待機列は壮観ですよ。

 片づけを終えた後、やがてシキさんも着替えを終えてサークルスペースに戻って来まして。春日野先生と共に、皆さんからの頂いた差し入れをありがたく戴きながらコミケの余韻に浸ります……

 脳と神経と筋肉。全ての細胞と、そして心に甘物を補充した後、いよいよビッグサイトを後にします。西館からアトリウムを抜け、バス・タクシー乗り場方面へ。

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 ビッグサイトからの撤収ルートは色々とございます。りんかい線・ゆりかもめ・バス・タクシー・水上バス……16時過ぎはちょうどラッシュの時間帯でして、それぞれの混み具合を見極めながら撤収ルートを選択するという方針でございました。そして選ばれたのはバスでした。

 ビッグサイトへの行き帰りは、りんかい線やゆりかもめばかりが注目されがちですが、比較的穴場のルートがバスでございます。お値段も山手線沿線の駅まで210円と、非常にリーズナブルです。個人的には浜松町行きあたりがおすすめでしょうか(各停なので時間はかかりますが、本当に空いています。もちろん時間帯にもよるのはよりますが)。

 今回は東京駅行きの臨時増発の急行バスを選択。バス乗り場は大変な列ではありましたが、次から次へと続々とバスが送り込まれて来るので、ほとんど待たず並ばず乗ることが出来ました。おまけに座れましたし……

 東京駅到着後は、二駅離れた秋葉原へ。秋葉原では食事をしたりヨドバシカメラであれこれ観たり触ったりしたりで時間を潰しておりました。なお、マウス・キーボードコーナーのパソコンに凋叶棕さんの「うつつのゆめ」が入っていたのはどういうことなんですかねえ(汗)


 ……やがて時間は21時。京都へと帰る時間が近づいています。コミケから移動して来た人々で溢れる秋葉原の街を後にして東京駅へ。そして21時50分、関西方面行きの夜行バスが出発。翌日午前6時前には無事に京都駅へと帰りつきました。

 初のサークル参加でのコミックマーケット。とても忙しく、あまりに短い行程日程ではありましたが……とても密度の濃い、凝縮された時間を過ごすことが出来ました。コミックマーケットに通うようになって、はや何年か。晴れのコミケも雨のコミケも、そしてジェノサイドと謳われた灼熱のコミケも経験して参りましたが……その中でも最も楽しく充実した最高のコミケとなりました。

 コミケに関わる全ての方に最大の感謝を。そしてまた、ビッグサイトで逢いましょう……!

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東方紅楼夢11(2015/11/01)

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 2015年11月1日の日曜日。この日は大阪府大阪市のインテックス大阪にて、第11回目となる東方紅楼夢が行われたので参加して参りました。東方紅楼夢とは、言わずと知れた関西最大の東方Projectオンリーの即売会であり、日本で二番目に大きな東方オンリーでもあります。

 2005年より、大阪の地から始まった東方紅楼夢は、第二回からは京都のみやこめっせで開催されることとなり。2008年の第四回までは毎年11月に京都で行われ続けて参りました。しかし、来場者・参加希望サークルの増大に伴い、みやこめっせではスペースが賄いきれなくなり……2009年の第五回からはインテックス大阪へと会場を移すこととなりました。当時としては、個人主催のイベントがインテックスで行われるというのは異例のことであり、インテックスへの移る際にはみやこめっせからの紹介もあったといいます。

 大阪に移ってからは、毎年10月に行われて来た東方紅楼夢ですが、2015年はスケジュールが少し変則的となり、毎年11月に開催されている京都の合同イベント(文々。新聞友の会・科学世紀のカフェテラス・求代目の紅茶会・エンジニアワルツ・MUSIC COMMUNICATION)と日程を入れ替える形での開催となり、実に7年ぶりの11月紅楼夢となりました。

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 ここが大阪市住之江区、大阪南港にあるインテックス大阪。インテックスとはInternational Exhibition Centerの略だそうです。正式には大阪国際見本市会場と呼ばれるこの施設が、この地に作られたのは1985年だそうで、日本では東京ビッグサイト、幕張メッセに次ぐ、第三位の延床面積を誇る展示場になるそうです。

 1号館から6号館までの六つの展示スペースから成るインテックス大阪。かつての東方紅楼夢は、6号B、5号館、4号館の三つを使用して行われていた時期もありましたが……昨年からは6号Bと4号館の二館を用いての開催となっています。風の噂では、三館で開催するにはスタッフさんの人数も足りていないとか……

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 当日は、前々より天気予報で雨が危惧されていたのですが、蓋を開けてみれば見事なまでの晴れ模様。慧は午前9時頃、インテックス大阪へ入場です。

 西ゲート、目の前にそびえる半円状の建物はインテックスプラザ。第六回の時は、この下がコスプレ広場になりました。あの時は他にインテックスを使用する団体がなかった為、可能だった運用だそうです。今回はアウディの商談会や、日本女子博覧会なるイベントが行われておりました。

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 インテックスプラザを抜けると、そこはスカイプラザ。中庭の吹き抜けに待機列が形成されております。午前9時の時点で、1/3と少しが埋まる感じだったでしょうか……例年より少ないように感じられました。少なくとも今年は待機列の育ち方がゆっくりだったように思えます。インテックス周辺の駐車場を見ても、例年より自動車がかなり少ないようにも思えましたし……。最終的にはスカイプラザは完全に埋まる形とはなりましたけれども……

 待機列に並んでいると、ツイッターでお世話になっている桜橋静祈さんやワカ味さんが並んでゆくのが目に留まったり。これまたサークル入場してゆかれるRFさんと出くわしたりと、早くも見知ったお顔を拝見することが出来ました。RFさんからは「京都で秘封喫茶、やりましょうよ!」とせっつかれたりしておりましたが、なかなか難しそうですねえ……

 そして午前10時半には無事に開場致しまして、入場が始まりました。入場は昨年と同じく6号Bと4号館の間から入り、そこからそれぞれの館へと分かれて入ってゆくパターンです。一昨年の三館開催の時は、5号館に待機列を作り、5号の館外からそれぞれの館へ向かってゆく……という感じでしたね。


 まずは4号館を回って、お買い物と挨拶回り。待機列は少なめだったように思えたのですが、館内はなかなかの混雑でして。壁際の方は歩行が困難。中央の通路も、あちこち最後尾の札と長蛇の列が形成されておりました。この辺りを見ていると、例年よりもむしろ混雑しているように感じましたね……。やはり、開場前の待機列への出足が遅かっただけなのかもしれません。

 一方、6号館の方は、まだ余裕がある感じで動きやすかったですね……。それと不思議なことに、4号と6号で明らかに気温が違う感じでして。4号館は肌寒いぐらいだったのですが、6号は蒸し暑かったです……。ちょうど6号は東に面しており、日光を受けやすいというのが理由としてあるかもしれません。第八回の時も6号の壁際は灼熱地獄になっておりましたしね……

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 そして、6号館が暑かった理由の一つは……これでしょう……。写真で見てわかる通り、6号館が煙っています。これは今回から導入されたケータリングサービスの屋台から出た煙が6号館に流れ込んだことによるものです。

 ケータリングの中の飛騨牛の屋台からの煙が6号に流れ込み、6号館全域へと広がってしまいました。6号の出入り口付近は、かなり煙たくて、喉が痛いぐらいでしたね……。東方紅楼夢側からもアナウンスと対応が行われたようですが抜本的な解決にはならず、最後までこのような状況が続きました。ケータリングサービス自体は東方紅楼夢ではなく、インテックス大阪側の管轄となるものだったそうですが、ちょっとこれは酷かったですね……

 ケータリング自体は大盛況で、お昼ご飯を買いに行って下さった、ゆーさくさん(昨年の京都秘封でお手伝いして下さった方です)が「30分並びました」と仰っておられました。

 そしてお昼を周った頃にはsouさんとお会いしまして、次のようなものを頂きました。

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 東方鈴奈庵に登場した、射命丸の名刺ですね……!鈴奈庵が掲載された後、すぐに再現したものが製作されてTwitterでも話題になりました。ちなみに左下の方がsouさんのもので、右上はコスプレイヤーの桜りせさんが作られたもので、二つとも京都合同の時に、あちこちで配られたものでございます。souさん御自身も、今回の紅楼夢で桜りせさんと名刺を交換されたとのことだそうでございます。


 そして、買い物も終え、お昼を食べた後は6号館のコスプレ広場で写真を撮っておりました。

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 いつものシキさん。今年の京都秘封、そして東京秘封で京都秘封探訪の売り子を務めて下さったレイヤーさんです。Twitterでもおなじみの方ですね。
 
 シキさんは、今年の冬コミでも、京都秘封探訪のスペースをお手伝い頂く予定でございます。

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 こちらは、ゆんさん。シキさんの御友人で、御一緒にサークル活動もされている方でございます。今年に入り、衣装も御自分で作られるようになり、ますます成長の著しいレイヤーさんでいらっしゃいますね……!古明地こんぷれっくすの時のさとりも凄かったです。

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 こちら、福岡の黒胡さん。クロネコラウンジというサークルさんで、いつも売り子をされている方……と言うと、見覚え聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。

 秘封倶楽部もお好きな方でいらっしゃいまして。最近は写真集の製作を目指して活動される他、御自分でもグッズを製作して頒布されたりもしておられます。先日の京都に続き、大阪への遠征、お疲れ様でした……

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  こちらは京都府の銀さん。昨年の科学世紀のカフェテラスにおいて、京都秘封探訪の売り子を務めて下さった方ですね。お会いするのは、それこそ昨年の京都秘封以来なので……実に一年ぶりですね(汗)

 衣装の方は、静丘さんのサークル・EdelSoundsの新譜のジャケットに沿って製作されたものだそうです。お疲れ様でした!


 東方紅楼夢は、徐々に参加サークルも減少の傾向にあるような感じではありますが、一般参加者の数は、むしろ増えているのではないかと感じるほどの盛況ぶりでした。東京の例大祭がそうであるように、大阪でも新規の一般参加の方が増えて来ているのかもしれません。

 一方で、今回の紅楼夢は……これまではいつも参加されていた有名サークルの方やコスプレイヤーの方をほとんど見かけることがなく……どうやら秋季例大祭の方に行って、紅楼夢には参加しない……という形式を採った方が少なくないようです。ちょっとそれが残念ではありますかね……

 ただ、東方Projectの即売会界隈は、少し世代交代のようなものが起こりつつあるようにも見えまして……ひょっとしたら数年後には、いま新規で一般参加されている方が自分でサークルを立ち上げて、サークル参加……というケースが増えてくるのかもしれません。それを考えると、これからが楽しみですね!

 そして15時には東方紅楼夢11も無事に(?)終了でございます。皆さん、お疲れ様でした!来年の紅楼夢の日程も発表されまして、次回は2016年10月9日に開催されるそうでございます。来年は10月9日に紅楼夢、10月16日に秋季例大祭、10月30日に京都合同……とラッシュが続くようです……(汗)


 さて。今年も東方紅楼夢が終了致しまして、一年における東方Projectオンリーの即売会は、ほぼ終了となりました(11月8日は熊本で大⑨州が行われているそうですが……)。

 そしてまもなく……熱い熱い冬がやって来ます。そう、冬コミです。京都秘封探訪も今回はサークル参加することになりまして、2日目の西館こ-28aにて「黎明の物語」の再販と、京都の風景写真の頒布を行う予定でございます。

 今年も残り二ヶ月を切りました。季節の変わり目、何かと体調を崩しがちな方も多いようですが、どうぞお身体に気をつけて、張り切って参りましょう……!

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同人サークル:京都秘封探訪です。秘封倶楽部を中心とした東方Projectのあれこれを書き綴っています。8/13のC90夏コミ2日目「l-04a(エル-04a)」にて秘封倶楽部の小説「開闢の物語」を再々販。新刊「月と星から考察する秘封倶楽部の年代」を頒布予定でございます。