20120831-大石奈々絵福井県の一大ブランド・恐竜を将棋の駒に描いた知育教材「きょうりゅう将棋」を、輸出用梱包 こんぽう 材メーカーの中山商事(福井市高木中央)が商品化した。

企画した同社社員で、元女流アマ名人の石内奈々絵さん(28)は「福井らしく、親しみやすいデザインの将棋で、楽しみながら頭を鍛えてほしい」と話している。  

石内さんは、3歳頃から将棋を習い、2003年には女流アマ2冠に輝いた。同社では10年に入社後、知育教材の開発を担当。今年2月から、5歳の長女に将棋を通して集中力や想像力を養ってほしいとの思いで企画した。  
駒は3センチ四方で、これまで廃棄していた紙製の梱包材の切れ端を再利用。「王将」には最強の肉食恐竜とされるティラノサウルス、「角」には突進力のありそうなトリケラトプスなど、7種類の恐竜が描かれているほか、「歩」では表面にデザインされた恐竜のタマゴが裏面の「と金」で孵化 ふか するよう工夫した。



駒の動き方は同じだが、5歳頃から小学校高学年までの子どもが遊べるよう、将棋盤を9~81マスの4種類用意。発達段階に合わせ、対戦相手と1駒ずつ積み重ねてタワーを作ったり、盤上にバラバラに配置した駒を一度だけ動かしてハート型にしたりと、9通りの遊び方を考案し、写真入りのマニュアルにまとめた。

 石内さんは「私も将棋で自由に遊んでいたことで先を読む力が鍛えられた。恐竜の力を借りて、知育に役立てたい」としている。

 1セット2000円。石内さんが保育園や幼稚園で直接指導する出張講座は1回(2時間)1万円。問い合わせは同社(0776・53・8000)。