佐藤慎一四段この日は地元のコンサートを見たあとでスーパー銭湯に行きながらスマホでニコニコ動画観戦していました。そのため歴史的な一瞬はスーパー銭湯のレストルームで。
「将棋電王戦」第二局和服の佐藤慎一四段の背中が丸まりだんだんと小さく見え投了を告げ衝撃の空気が流れました(ex..2ch速報)。
解説の聞き役だった女流棋士・山口恵梨子さんも感極まって泣き出したのも驚きました。

このサイトでもコンピュータ将棋の進化を見守ってきました。プロ棋士の敗北の日、いつか来るとわかっていたとしても、あと数年かかると思っていました。クラウド化、合議制とコンピュータの進化は想定以上でした。

将棋のプロ騎士の凄さをわかっている将棋ファンから見たら衝撃的な日だったのですが、一般の人から見たら一秒間に1800万手も読めるコンピュータに勝てるなんてプロ棋士って凄いと逆に感心されてもいます。
もしかしたら本当にそうなのかも知れません。
この日の対局でも、見ていてクエスチョンマークの付く手をコンピュータが何手か指しました。しかしながらその疑問手を咎めることができません。疑問といっても人間が思っているよりも、もっと小さいものなのかも知れません。

今の将棋の形勢判断の常識をもう一度見直すチャンスなのか、その判断のためにも来週以降の「将棋電王戦」がより重要になってきました。
船江恒平四段は、そんな暗雲を明快に振り払ってくれるかも知れませんね。
5人のプロ将棋棋士がコンピュータ将棋ソフトと団体戦で戦う「第2回将棋電王戦」の第二局・佐藤慎一四段 VS ponanzaの対局が30日、東京・将棋会館で行われた。

第二局は、30日20:03、佐藤四段が第22回コンピュータ将棋選手権4位、オンライン対局サイト将棋倶楽部24で人類が作った最高レーティングを更新したponanzaに敗れ、全五局のうちプロ棋士側が1勝、コンピュータ側が1勝という戦績となった。手数は141手で、消費時間は佐藤四段が3時間59分(残り1分)、ponanzaが3時間31分(残り29分)。現役のプロ棋士が、コンピュータに公式の場で敗れるのは史上初のこと。

終局後の会見でponanzaの開発者・山本一成氏は「何度も読み筋をはずされてずっと苦しい将棋でした。最後の最後に逆転することができました。将棋連盟にこんなに強い人がたくさんいるんだと思いました」と対局を振り返り、佐藤四段は「序中盤、ミスをしてしまい、途中はやれるかなと思える局面もありましたが、最後に大きなミスをしてしまいました。負けたのは自分の実力なので仕方がないです」と悔しさを滲ませた。

4月20日(土)まで開催される「第2回将棋電王戦」は、第22回世界コンピュータ将棋選手権で好成績を挙げた上位5チームの最強コンピュータと、現役のプロ棋士5人による史上初の団体戦。1日1組の対戦で全五局を実施し、結果3勝した方が勝者となる。持ち時間は人間側、コンピュータ側ともに4時間。第三局は4月6日で、船江恒平五段 VS ツツカナの対局となる。