中国東北地方の大都市長春市に3年ほど前に出張したときに判ったのであるが,中国北部地方には 北朝鮮から移住してきた北朝鮮人がたくさんいて定着していた。 それは難民とか移住民とかというレベルを超えてその街に溶け込んでいるというなじみ方であった。

長春市は北朝鮮からは比較的距離の離れた都市であり, もっと国境に近い都市にはより多くの北朝鮮人が住んでいると現地の人から聞いた。色々な亡命方法があったのであろう。
しかし双方の国の事情もあり, その時代時代によって国境の境界の垣根が厳密だったり無きに等しいものだったりしたのであろう。というのも二つの国の付近の地図を見てみると地勢的に二つの国に分離する必然性は感じられない。人為的に作られた国だったのではないだろうか?
ボーダーレスと近年流行語となっているが どっこい昔の方がボーダーレスだったのかも知れない。

[PS] ちなみに長春では, 国営企業の技術指導のために行ったので, 毎晩宴会に誘われる羽目に。中国式乾杯には辟易したものであった。長春市は満州国の首都でした。