Returner lab. Guitar Restore&Customize.

リターナーラボへようこそ。エレキギター・ベース、シンセサイザーなどの楽器のレストア、修理を承っております。勝手ながらただいま多忙につき新規受付をお断りさせていただいております。

静岡県M様PG-300(赤)修理

おひさしぶりです!

はい、とういうわけで 久しぶりのギターシンセ修理です。

修理に集中して写真をほとんど撮ってませんでした・・・。 

静岡県M様からのご依頼です。
このブログからのご依頼です。
ありがとうございます。
m(__)m

チェリーサンバーストカラーのPG-300です。

DSC_1966


そういえば、ウチで修理させてもらっているPG-300は
ブルーサンバーストとブラウンサンバーストカラーが多いなぁ。

赤は2回目?かな?

スイッチをONにすると、電源は入る。
しかしシンセ音が出ない。

オーナー様にお話を伺うと、
「自分で修理を試みたがうまくいかなかった」とのこと。

ウチじゃない他の方が修理されたPGもたくさん修理してきているので大丈夫ですよ~

さて、修理に取り掛かりましょう。怪しいところにテスターを当てて調べてみるも・・・?

おかしなところはない。。。?


回路をたどっていろいろ調べてみると・・・
一部、パターンが腐食して断線していました。

そこをとりあえず処置して、電源を入れてみると・・・

とりあえずシンセ音が出るようになりました。が・・・

4弦だけ反応しない。

4弦の回路をたどって・・・いくが、目視ではなんともなさそう・・・。

テスターで一つ一つ調べていくと・・・。

ありました。原因。


IMG_20161008_204023


この一ミリほどの極小さな面実装型の抵抗・・・。
普通壊れるような部品ではないけど・・・。

部品の位置関係から見ても、特にパターン腐食するような場所にはない。

前回の修理のときにジャンプ配線してきた部分の付近です。

ルーペでよく見ると電極が剥がれていてる。
基盤もかなり修理の格闘のあとが見れます。

抵抗なんて、かなり強い部品の部類に入るのですが、
壊れるほど半田ゴテで熱を加えてしまったのか、無理な力をかえてしまったのかな・・・?

抵抗を入れ替えると、シンセ音がなるようになりました。

部品を入れ替える際は
ただ外してハンダ付けすれば言い訳ではありません。

外した後は残存したハンダをできる限り取り除き、腐食部分をサンドペーパーなどで削り取り
基板のランドの状態を確認、ハンダ付けに耐えうるランドであればクリーニングし脱脂処理してハンダ付け。
ランドがハンダ付けに耐えられなさそうな場合は工夫してジャンプ配線してきます。
そののち、レジスト膜の補修となります。

さて、修理はこれで終わりではありません。

今後、問題の出そうな部品をすべて取り外し、残存ハンダをすべて取り除き
基盤の腐食している部分をはがし、ハンダメッキ&レジスト膜補修

腐食防止措置は重要で、現時点で問題が出ていなくても
パンクしたコンデンサの電解液が少しでも残っていたら
ジワジワと腐食が広がっていきます。

こういうところは手間を惜しまずしっかりとやっておきます。
せっかく直ったのに数年後にまた故障したりしないように・・・。

細心の注意を払いながら一つ一つ部品をハンダ付けしていきます。


そして、調整して完成!

最終チェックは

全部の音色がすべてのポジションで問題なく出ることを確認。
追加音色カードをいれてちゃんと追加音色が使えるかどうか確認。
MIDIで正常に信号が出ているか確認。

と、すべての機能が正常に動くことを確認します。
そしてオーナー様の下へ返送♪

末永くご愛用くださいませ。
ご依頼ありがとうございました!

 

自作ギタースタンドVer.2

おひさしブリーフ!

さて、今回はギタースタンドを作りました。

P1010044


以前にも作りましたが構造上ぐにゃぐにゃしたり、見た目が無骨だったり
作るのが結構めんどくさかったり・・・。

で、考えてもうすこしシンプルでかっこいいギタースタンドを作りました。

ポイントは

■丈夫

■簡単に作れる

■かっこいい

■ソフトケースに入れたまま架けれる

です。


「ソフトケースに入れたまま」ってのが重要で、裸でギタースタンドにギターかけてると
やっぱりホコリかぶっちゃうのよねぇん ・・・。

ケースに入れっぱなしで保管は良くないといわれますが、実際どうですか?
ソフトケースにいれたまま壁に立てかけたりしていませんか?

壁に立てかけてたりすると転倒の危険性もありますし、 裸でスタンドにかけてても傷が付く恐れもあります。

ここは開き直ってソフトケースに入れたまま架けれるスタンドとしましょう。

免責事項:この製作記事を見てギタースタンドを製作された場合、このスタンドを製作・使用するに当たって生じた事故、怪我、金額的損失等に関しては当方はいっさいの責任を負いかねます。


さて、製作の手順です。

P1010033


●ダブルハンガーラック(ドウシシャ)×1set

●イレクターパイプ300mm×5本

●イレクター継ぎ手J59C×10個

材料は以上です。

ちなみにイレクターとはプラスチック樹脂でコーティングされた鉄パイプで、
日曜大工でスタンダードな部材です。
矢崎加工という会社が製造しており、たいていのホームセンターにあります。

P1010036


「イレクター」がないホームセンターでも類似品が置いてあるはずです。

継ぎ手に関してですが、こういう形のものを買いましょう。

P1010034

直交で片側がオープンエンドになっているやつですね。
イレクターの品番ですとJ59Cです。

今回は部品数も少なく、どこのホームセンターでもかんたんに手に入るものだけですね。


では、製作していきましょう!

まずはハンガーラックを組み立てます。

本当にそのまま組み立てます(笑)

ハンガーラックの説明書をよく読んで組み立てましょう。

P1010037


次にイレクターパイプを250ミリくらいにカットしましょう。
パイプカッターを使うと便利です。

P1010038

イレクターの直径28ミリですので28ミリが切れるパイプカッターを使いましょう。
このパイプカッターはダイソーで400円くらいで売っています。

ホームセンターのイレクター売り場に専用のパイプカッターがおいてたりしますが、
結構高いのでダイソーのやつで十分です。

パイプカッターでなくても金切ノコで切っても良いでしょう。

なんでしたらホームセンターで切ってもらってもいいと思います。

250ミリと書きましたがハンガーラックのメーカーによって長さが違うかもしれないので
必ず現物あわせで切りましょう。

さて、切ったパイプに継ぎ手を差し込みます。
P1010040

こんな感じで。
イレクターは本来接着剤でパイプと継ぎ手を接着しますが、
今回の場合は接着してもあまり意味がない構造ですので
ただ差し込むだけでOK!

同じものを5本作りましょう!
P1010041


 あらよっと!

で、こやつをハンガーラックの上のバーにパチコン!とはめ込んでいきましょう!

P1010042

完成です(笑)
 

ソフトケースに入れて架けるんだからクッションはありません。
シンプルですねえ・・・(笑)

P1010043

架け方は・・・上からだと通らないので下からくぐらせて架けましょう。
はずすときはその逆ね。

P1010044

まるで既製品のような出来映えだと思っているのですがどうでしょう(笑)

クッションを貼っていないのでソフトケースは厚みのあるクッションを使っているソフトケースをお勧めします。

さて、肝心の材料代・・・。

ダブルハンガーラック ¥1,680
イレクターパイプ300ミリ@115×5本 ¥575
イレクター継ぎ手J59C@77×10個 ¥770
消費税 ¥242

合計¥3,267

うーむ金額的には微妙・・・。

パイプカッターを買ったりするとさらに微妙・・・。

サウンドハウスさんで7本がけが¥3,980で売ってたりするからなぁ。。。


市販品より優れている点は、

■意外と場所をとらない。コンパクト!
■ソフトケースに入れたまま置けるのでホコリをかぶらない。
■キャスター付きなので部屋の中で移動もかんたん!床掃除も楽チン!
■かっこいい!

ってとこだろうか?

時間とお金のある方、チャレンジしてみてはいかがですか?



 

大分県H様PG-300(茶)修理その3

大分県H様PG-300(茶)修理その3です。


すいません、更新が滞ってましたね(汗) 
作業&納品はずいぶん前に済んでおります(笑)

 P1010026

今回はギターシンセのオーバーホールのほかにシンセ部分ののボリュームポット交換もお受けしました。

一通り作業終了した後にシンセの感度調整をするわけですが、裏面の感度調整ボリュームで調整します。
それぞれの弦が同じ力で弾いた時に同じボリュームの値になるように設定しております。

反応をMAXまでするとレスポンスが良く、弾きやすくなったように思えてしまうのですが、 
実際にはミュートしている弦の音を拾ってしまったり、特定の弦だけ音が小さくなってしまったり
音量が平坦になっていかにもシンセサイザー!な音になってしまいがちです。

ここは我慢して(笑)それぞれの弦が 均等の音のレベルになるようにしましょう。

具体的な調整方法に関してはまたの機会に紹介したいと思います、」
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