とんでもない度数のモルトがリリースされましたっ!

タイトルにもある通り、『67.2%』


とりあえず詳細です。
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アデルフィ
グレンロセス 7年  2007−2014
ワンショット:1500円
色:琥珀
地域:スペイサイド
Cask No:3524  1 of 324
Cask Type:リフィルシェリーカスク


このボトルはアデルフィ社が日本のボトラー【スリーリバーズ】に向けてボトリングしたもの。

驚くべきはこのアルコール度数!!

67.2%という高度数を、多分僕は今まで見たことがなかった。

通常モルトウイスキーを樽詰めする際、

63%くらいで詰めるのがスコットランドの慣例であるといいます。


ほとんどのシングルモルトが2回蒸留をしていて、2回目に出てきた蒸留液(ニューポット)は
アルコール度70%を越えます。

63%で樽詰めするというのは、つまり加水しているのです。


樽熟成を経ると、基本的には年々アルコール度数は下がっていくのが普通ですが、ある条件次第では
度数が上がってしまう現象も起こりえます。

しかし、今までいくつかのそういった現象が理由であろうウィスキーを手にしたことはありますが、67%超えるというのは驚きです。


数日前、あるバーテンダーとお話をしている時にこのウィスキーの話題になり、これが真相か、ということに思い当たりました。


何年か前に聞いた話で、
「樽の味わいを引き出す手段として、70%を超える度数のまま樽熟成させる実験的なことをしているらしい」
というのがあった。

おそらく今回の商品はこれなんじゃないのかな?

ですからこの67.2%というのも、通常どおり[度数の下がった現象]なのではないか。
そう思うわけであります。

仮にそうだとして、この実験的な試みは成功なのでしょうか?
味わい的には個人的に好きでした。
しっかりとしたシェリー樽感があって、最近ありがちな不快な要素はほとんど感じません。

しかし、今回のボトリング総本数324本という点に注目してみるとどうでしょう。
このモルトの樽には【シェリーカスク】を使用しているという情報がありました。

これも仮定ですが、
この樽が【BUTT】(約500リットルの容積)だとすると約700本ボトリングできます。
もちろん熟成を経ると中身の容積も減りますので、そんなにボトリングできないのが普通です。

このグレンロセスは7年熟成と結構に短め。
にも関わらず、製品化されたボトリング数が324本、計算上では樽の中身の半分以上が天使に飲まれたことになります。


7年で半分以上の原酒が失われたとすると。。。。商売的にはどうなんですかね(・・;)

僕らとしては結果、安くて美味しい、ければなによりですけど。


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