2010年03月04日
『ツルゲーネフによろしく ~ Give my love to Turgenev!』のレビュー
【ツルゲーネフによろしく とは】
本作品は、2009年09月に行われた第1回『One dot contest』の出品作品です。
『One dot contest』は、同人サークル『Neneko』の二位俊哉 様が主催し、開催されました。
(略)
「ツルゲーネフによろしく ~ Give my love to Turgenev!」は、その中で【最優秀賞】を頂いた作品です。
(公式サイトより)
前情報無しにプレイしたのであまりの超展開と短さに驚いたが、以下のようなルールの中で作ったそう。
【内容】
完全一本道で読むだけのノベル作品。
本編は非常に短く、ショートショートじゃないかと思うくらい。
プレイ当初は超展開に驚いたが、すごい勢いで物語が進んでいったのでそれはそれで爽快だった。
ストーリーについては語るほどのものでもない。ウェブサイトにある通り、「超王道学園ラブコメディ」でいいと思う。
【グラフィック】
キャラ絵(ツルゲさん)が可愛い。
背景は写真加工だが、かなりきつめにいじってある割にはそんなに違和感が無く、バランスが良かった。
特記すべき点として、キャラ絵や背景にトランスフォーム(移動回転拡大縮小等)を多用していることがあげられる。
今までそれなりの数のフリゲをプレイしてきたが、これほどまでにアグレッシブな動きを見せるキャラ絵にはお目にかかったことがない。
別に悪くはないが、動作が若干重くなることと、スキップ時にトランスフォームだけ普通に再生されるのがストレスだった。
また、特に背景のトランスフォームがかかる場所やモザイクなどのトランジションで強制終了も数回あった。もしプレイするなら、時々セーブすることをおすすめする。
【サウンド】
BGM、SEともにフリー素材。特に言うことはない。
驚いたのは、ツルゲさんに声がついていたこと。最近のフリゲは声つきがデフォルトなんだろうか。
ブロードバンドが標準になったからか、そういえば最近はMIDIファイル使用のゲームもとんと見かけなくなったなーなどと思ってしまった。
声優さんはあまり上手くないので、最初は正直イラネとなっていたものの、やっているうちに何だか可愛く思えてきてしまった。ヘタカワ系(?)ってやつだろうか。個人的にアイス食べるところが転換点。はむっ はふはふ、はふっ!! うっかりファンになってしまうところだった。怖い。
【おまけ】
本編を読了すると、おまけが選択できるようになり、「ツルゲーネフの初恋」と「ツルよろAfter」が読めるようになる。双方とも本編より長いのが何ともいえない。「初恋」がとても良くできていて、ツルゲさん大好きになれる。ツルゲさんかわいいよツルゲさん。
本編だけだと勢いはあるもののやはり中途半端という感じになるだろうが、おまけ二篇のおかげでずいぶんまとまったと思う。
二篇を全て読むと「宮崎美月によろしく」という声優さんのNG集も見れるようになる。かわええ。
【総評】
フリゲらしいフリゲ。
見た目に反して話は案外素直な感じで、個人的には好きだった。
短いし、ひとまず読んでみてもいいんじゃないかと思う。
結構バカな作品だが、キャラ造型はそんなに萌え萌えしくもないので、ボイスを消せば割と普通の人でも読める。たぶん。
何となく気に入ってしまったので、作者の他の作品も落としてしまった。いつかプレイする。
本作品は、2009年09月に行われた第1回『One dot contest』の出品作品です。
『One dot contest』は、同人サークル『Neneko』の二位俊哉 様が主催し、開催されました。
(略)
「ツルゲーネフによろしく ~ Give my love to Turgenev!」は、その中で【最優秀賞】を頂いた作品です。
(公式サイトより)
前情報無しにプレイしたのであまりの超展開と短さに驚いたが、以下のようなルールの中で作ったそう。
- 登場人物は最低で一人、最高でも二人まで
- 背景に使用出来る画像はスタッフロール時や一色のみの画像を除き十枚まで
- BGMは三曲まで(元々幾つかに分かれている曲を繋ぎ合わせたものは使用不可)
- テーマに沿った作品を仕上げること
- 文章量は20KB(スクリプト含まず)まで
- 期限はテーマを発表した翌日からの一週間
【内容】
完全一本道で読むだけのノベル作品。
本編は非常に短く、ショートショートじゃないかと思うくらい。
プレイ当初は超展開に驚いたが、すごい勢いで物語が進んでいったのでそれはそれで爽快だった。
ストーリーについては語るほどのものでもない。ウェブサイトにある通り、「超王道学園ラブコメディ」でいいと思う。
【グラフィック】
キャラ絵(ツルゲさん)が可愛い。
背景は写真加工だが、かなりきつめにいじってある割にはそんなに違和感が無く、バランスが良かった。
特記すべき点として、キャラ絵や背景にトランスフォーム(移動回転拡大縮小等)を多用していることがあげられる。
今までそれなりの数のフリゲをプレイしてきたが、これほどまでにアグレッシブな動きを見せるキャラ絵にはお目にかかったことがない。
別に悪くはないが、動作が若干重くなることと、スキップ時にトランスフォームだけ普通に再生されるのがストレスだった。
また、特に背景のトランスフォームがかかる場所やモザイクなどのトランジションで強制終了も数回あった。もしプレイするなら、時々セーブすることをおすすめする。
【サウンド】
BGM、SEともにフリー素材。特に言うことはない。
驚いたのは、ツルゲさんに声がついていたこと。最近のフリゲは声つきがデフォルトなんだろうか。
ブロードバンドが標準になったからか、そういえば最近はMIDIファイル使用のゲームもとんと見かけなくなったなーなどと思ってしまった。
声優さんはあまり上手くないので、最初は正直イラネとなっていたものの、やっているうちに何だか可愛く思えてきてしまった。ヘタカワ系(?)ってやつだろうか。個人的にアイス食べるところが転換点。はむっ はふはふ、はふっ!! うっかりファンになってしまうところだった。怖い。
【おまけ】
本編を読了すると、おまけが選択できるようになり、「ツルゲーネフの初恋」と「ツルよろAfter」が読めるようになる。双方とも本編より長いのが何ともいえない。「初恋」がとても良くできていて、ツルゲさん大好きになれる。ツルゲさんかわいいよツルゲさん。
本編だけだと勢いはあるもののやはり中途半端という感じになるだろうが、おまけ二篇のおかげでずいぶんまとまったと思う。
二篇を全て読むと「宮崎美月によろしく」という声優さんのNG集も見れるようになる。かわええ。
【総評】
フリゲらしいフリゲ。
見た目に反して話は案外素直な感じで、個人的には好きだった。
短いし、ひとまず読んでみてもいいんじゃないかと思う。
結構バカな作品だが、キャラ造型はそんなに萌え萌えしくもないので、ボイスを消せば割と普通の人でも読める。たぶん。
何となく気に入ってしまったので、作者の他の作品も落としてしまった。いつかプレイする。