2010年03月21日

ネット小説の世界と再読の素晴らしさ

読んでる本が中々進まず、新しいゲームも特にやらず、と更新のネタに尽きてきているので、今回はネット小説の世界について紹介をしたいと思います。
自分語りが多めです。

ネットノベル・パーフェクトガイドネットノベル・パーフェクトガイド
著者:三浦 一則
販売元:ラトルズ
発売日:2005-03
おすすめ度:2.5
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【ネット小説とは】
オンライン小説(オンラインしょうせつ)とは、インターネットやパソコン通信にて全文公開されている小説のこと。オンラインノベル、オンノベ、ネット小説、ネットノベル、ウェブノベル、Web小説とも呼ばれる。
インディーズ作家の作品が大半を占め、通常、無料で閲覧することができる。
Wikipediaより)

ネットで公開されている素人小説のことですね。
ずいぶん昔からあるみたいですが、私がはまっていたのは大体2003年から2005年くらいの時期でした。
当時はブログが浸透し始めていた頃で、何人かの著者はブログを採用していましたが、実に読みにくかったことを覚えています。

また、ネットという特異な空間なので、ギャルゲもどきのハーレムものやラノベもどきのファンタジーバトル物がたくさんあり、それ以上に多かったのは女性作者による乙女妄想全開の小説でした。携帯小説などというものが少し前にもてはやされていましたが、ネット小説はそんなものの出てくるずっと前から、女子中高生の妄想を垂れ流す場として機能していたのです。
そして、それらの比較的ライトかつ稚拙な作品群の中でも、極めて一般的な方向性で頑張っている小説というものもいくつかありました。
もちろん、ライトな作品だって面白いし、稚拙な作品にも(私の嗜好的に)非常に良い味わいというものはあるのですが、それでも一般的目線から見て良質な作品に出会った時というのは、やはり感動するものです。
そういった出会いがあるのが、ネット小説の魅力でした。
当時は学生だったこともあり、空いた時間にまかせて登録型のネット小説検索サイトを見てたものです。
こことかこことかこことか。

そんな形で、数多の作品を読んでいた私ですが、リアルの方が色々と忙しくなり、また当時並行して追いかけていた複数のサイトの更新が妙に滞り始めたこともあって、ネット小説を読むことをやめてしまいました。
そんなこんなで数年が経ち、物忘れの激しい私はほとんどの小説についてわすれてしまったのです。
いくつかの記憶の断片をたどってみると、おおまかな筋を思い出したり、中途半端に細かい部分の設定を思い出せるものはあるのですが、それでもぼんやりとしたものです。
しかしその中で、比較的はっきりと覚えている作品があり、最近その小説を読み返したいと思うようになりました。

【再読の魅力を語る】
良質な作品というのは「あぁ、記憶を消してもう一度新鮮な気持ちで楽しみたい」などと考えさせてくれるものですが、うっすら記憶を残したままの再読というものも悪くないものです。
例えば、中学生の頃に読んだロードス島戦記を最近読み直したいと考えていますし、ジュラシックパークは小学生の頃に読んでから4年に一回くらいのペースで読み返してます。ロリータも三回くらい読みましたし、蠅の王も四回くらい読みました。
時の車輪シリーズなんて、再読というか途中で諦めたので、改めて一気読みしたいものです。
白夜行魔笛なんかもそろそろ読み返したいものです。
CLANNADは1年か2年に一回くらいプレイしてるし、シュタゲももうちょっと記憶が薄れたらぜひ再プレイしたい。

記憶を残しての再読というのは良いものです。
小説だけにとどまらず、ゲームでも映画でも、思い出深い作品というのはその人にとっては特別なものでしょう。だから、いわゆる懐古厨って人の気持ちはよくわかります。
思い出深い作品に再びふれるということは、思い出にふれるということ、昔の自分と対話することに他ならないといったようなことを考えてしまうのです。
だから、ハーバーランドについて、狂信的とも言えるようなレビューを書いたりしちゃったわけです。

そんな私がふと再読したいと思ったネット小説、それがサイケさんのところにある作品群でした。
PsychedelicNote
稚拙だったり妙にナルシシズムを感じさせるような作品が多いネット小説の世界の中で、高い完成度を誇る良質な作品ばかりが揃っています。
たしか、「空まで何マイル」の完結くらいから「COMPLEX」の終了くらいまで追いかけてたと思います。
「二十四季」の続きの連載が滞ってたあたりで個人的に忙しくなってしまったこともあり、見るのをやめてしまったのです。
それからはるか数年たった今、覚えているキーワードは「ライカ」「写真」「プログラマ」くらいという悲惨な状態から検索し、何とかサイトを再発見することができました。
そして、昨日から改めて「StepBeat」を読み返しています。
当時は学生でしたが、今は社会人となったこともあり、また違った目線で見ることができますね。
また、読めば読むほど思い出されるディテールというものも面白い。
再読というのはどれもそうですが、作品そのものだけではなく、自分自身が持つ断片的な記憶が掘り返され徐々につながっていくという、記憶の再確認のカタルシスもまた気持ちよいのです。

というわけで、しばらくはネット小説再読の世界に没入しそうな予感がするのでした。
おしまい。


reviewmylife at 13:43│Comments(0)TrackBack(0) 生活 | 雑感

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