2010年08月10日

飛行機からの降り方あれこれ

八月九日の月曜日、ピッツバーグからニューヨークJFK空港に降り立った
Jet Blueの1052便で事件は起こりました。

駐機場へ向かう途中でまだ機体が動いているにも関わらず、
乗客の一人がおもむろに立ち上がり、
頭上の棚からスーツケースを取り出そうとしたのです。

「あなただけでなく周りのお客様にも危険ですので席にお戻り下さい。」
と放送しても無視。
乗務員のSteven Slater(39)氏は当の乗客の席まで出向いて
直接対峙することを余儀なくされました。

複数のニュースソースからの情報が現時点では
やや錯綜しているきらいがありますが、
この時点のやり取りで、Slater氏の指示に従わないどころか、
むしろ攻撃的に反応した乗客のスーツケースがSlater氏の頭を打った,
或いはその乗客がSlater氏を殴ったのいずれかが勃発。

当然Slater氏は乗客に謝罪を要求するも罵倒の返り討ちにあいました。

最近のTVや映画の影響で、「F**k」という単語を使うのはイカしてる、
という間違った認識が日本人の皆様のあいだに浸透しつつある現状を、
筆者は激しく憂いています。
客だろうが皇族だろうが、Fで始まる言葉を発した途端、
サービスを提供する側にはその「客」を叩き出す権利が発生します。 
そして大概においてその権利を履行します。
この場合責めを負うべきは叩き出された方であり、
これは英語圏どこに行っても当然の共通認識であることを学校は教えるべきです。

いろんなスジがありますが、とりあえず再び「ホン筋」へ戻りましょう。

休日には死期の迫った母親の面倒を見るために西海岸に飛んで過ごす心優しい、
しかし強度のストレスに満ちた日常を送るSlater氏は、
インターフォンを掴み、例の乗客にF付きのメッセージを送り、
「20年間、いろいろあったわ。でももうこの仕事はたくさん!」と言い放ち、


キャビン前方のバーカートから缶ビールを一本拝借したのち、

前方右手ドアのスライドを膨らませて(2秒強で完成です。)
機体から滑り降りましたとさ。


現時点(日本時間だと8/10の11:45pm)で、まだどこの日本のニュースサイトでも
とりあげていないのに吃驚です。

こちらではどこも一面扱い。
http://www.cbc.ca/world/story/2010/08/10/us-jet-blue-flight-attendant.html
http://www.nytimes.com/2010/08/10/nyregion/10attendant.html?_r=1&src=mv


興味深いのは読者たちやニュースキャスターのコメントです。
日本のように「客に強く出るなんて失礼千万!」という見方のものはゼロで、
最近の「客」たちの言動(や人格/品格)の驚くべき劣悪さを嘆き、
彼の早期釈放を要請すると同時に、逮捕されるべきはこの乗客である、
という意見も多々見られます。

以上、叶驚子が現場より中継でした。



  
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2010年05月28日

ざくろ食堂へ。


ここ多民族都市トロントに住む大きな醍醐味の一つに、
世界各国のおいしいご飯を体験できることが挙げられる。
殆ど網羅したつもりにはなっていたが、ペルシャ料理は今日が初めて。

学生やアーティストで賑わう一画の近所にあったその店の名は
「the Pomegranate」。店名がいきなり「柘榴」である。

石榴、ざくろ、ザクロ、、、口に出して発音すると、呪文の一種のようでさえある、
不思議な響きの名の果物。
最近の健康ブームでポリフェノール云々が取り沙汰されるようになるまでは
抒情詩か何かの世界で小道具として扱われる程度だった、
我々日本人には極めて非日常の世界の食品だ。

ところがイランのお料理ではかなり頻繁に出番があるらしい。
「日本ではダシ汁を良く使うでしょ?あれと一緒だよ。」と、
連れてきてくれたイラン出身の友人。

前菜には、ほうれん草と玉ねぎ、にんにくのミンスをヨーグルトと和えたディップ。
飲み物はこれまたヨーグルトを発泡させた、なんと淡い塩味のソーダで
ふわりと手で揉んだミントの葉がトッピングされたもの。 美味!!

メインには、お肉の煮込みを二種。
プラムとあんず風味の鶏胸肉シチューと、
くるみペーストをざくろジュースで伸ばしたものでラムを煮込んだシチュー。
どちらもサフランライスとてんこ盛りのサラダと一緒に。
 
前者もやさしい味がして大好きだが、後者にはホント参った!
くるみペーストとザクロのジュースで煮込むお肉の官能的な味わいと云ったら!! 
しかもまたこれがご飯に良く合う!

デザートは薔薇水シロップの風味も芳醇な小さめの揚げ菓子。
イスラム圏やヒンズー圏のお料理では、デザートに薔薇水を使うことがよくある。
氷菓子の場合には、レモンを少し垂らすと味が締まる。 

詳しくはこちら http://www.pomegranaterestaurant.ca/pomegranate/

大昔にここで初めてベトナム麺を食べたとき、
全く新しいカテゴリーの味の世界が開いた。
今回、約20年ぶりに、また新たな味の世界の扉が開いた喜びと興奮が、
しばらく冷めそうにない。
  
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2010年05月25日

女性の生殖器/消化器は


一見カラダの「内側」に位置するように思えど、位相学
(http://ja.wikipedia.org/wiki/トポロジー)なるものの観点から言及すると、
立派に「外側」にあるものであるそうな。

参考のため添付させていただいたウィキの頁、右上のアニメでおなじみの、
例の ”コーヒーカップ=ドーナツ”の図式、数年前には確かマスターカード
のCMにも使われていたので、どっかで見たことあるぅという御仁もおられよう。

へぇぇー、と感心したところで、これって「平和」で儲けることは結局
「戦争ビジネス」の一環に過ぎないんじゃないか、ということにちょっと
似てないか? という私お得意のムチャ振り。

だって似てるじゃーん。

「生まれた日」占い (はづき虹映 著 ¥619 王様文庫)によると
”11日生まれのあなたの注意点:直感的に「答え」がわかっても、「式」を
理論的に説明できず、周囲からは理解されにくい” んだそうだ。
そんなはづきちゃんは一体何日生まれなのかちょっと気になる。

ようやく土曜日に念願のMacBook Proを購入。黄金のキティちゃんの貯金箱
にこつこつ貯めた現金で買ったので、愛しさもひとしおです。
この一年強、自宅にコンピューター無しでよくもまあ生活できたもんだと感心
しておりますが、電脳世界におそるおそる”ただいま”です。

  
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2008年12月03日

雑感


化粧水をスプレー式ボトルに詰め足すので、
プシュプシュする部分を廻して取り外した。

ボトルにアタッチされてない素の状態のプシュプシュを、
ちょっとした興味で顔に向かって押してみたら、
下に伸びる細いチューブに残っていた化粧水が
霧状になって、いつもどおりに広がった。

ギロチンなどで一瞬のうちに切断された生首は
身体と切り離されてからもしばらく意識があるとか、
目や口を開閉して何かを伝えようとする、らしい、
というのに何となく似てるなあ、と思った。

唐突だが、
生まれる前に間引かれた方が幸せだった命というのは
ある。
きれいごとはもう止めてくれ。

これから香港行きのフライトだ。
初めてなのでおっかなびっくりしている。
おみやげリクエスト絶賛受付中。テキストクダサイ。  
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2008年11月25日

毒物/救世主

毎年この時期になると、子供の時分に味わった最初の
後ろめたい「暗い興奮」を思い出す。
ガイアナで起こった「人民寺院事件」である。

個人史としては
1)7歳のとき「ベルサイユのばら」初版の第8巻で
フランス国王が斬首されるシーンを見て失神、

2)8歳のとき平民との駆け落ちに失敗したサウジ王女と恋人の
公開処刑(王女は射殺、恋人の男性は斧に拠る斬首)の
隠し撮りグラビアを朝食時に週刊朝日で見て通学途中に
横断歩道で吐いた事件、

と来て「インパクトのある死三部作」の
大トリにふさわしい「色彩」と「匂い」、
そして大好きな「深い闇」を持つ事件である。

http://www.nazoo.org/cult/jimjones.htm

激しく心惹かれるのは大量殺害(強制自決)が
「毒物」に拠るものであるから、ということは当初から
はっきり自覚していた。
忘れもしない、小学3年生のときである。

同級生のMちゃんのおうちに他の友人と遊びに行って、
人生ゲームをしながら何気なく応接間の週刊現代を手に
取ったらその記事が載っていて、私の頭は静かに、しかし
確実に熱を帯び始め、視野も暗赤色に色づいていった。
あれは間違いなく性的興奮の亜種であった。
もう人生ゲームどころではない。
我が家では父が週刊朝日しか持って帰ってこなかったので、
その後数日は大人に嫌がられつつ本屋で週刊誌を貪り読み、
ジム・ジョーンズという米国の自我肥大妄想狂が引き起こした
狂気の情報を漁りまくった。

だが当の本人はどうやら銃で自ら頭をブチ抜いたらしい、
という検死結果はどの記事でも共通していて、自分には
そんなアメリカンな手法かいっ!?と激しく落胆し、
そのヘタレさを罵り呟きながら怒りを燃やすイヤな子供でした。

古くはエルゼベート・バートリ、数年前はタリウム女子高生
(静岡で母親を殺害未遂)の例を持ち出すまでもなく、
女性は「毒物」により何かを支配することに何か抗い難い
ヨロコビを見出してしまう性でもあるのか。
自殺の手段でも、服毒と入水は圧倒的に女性が多いそうだ。
反対に感電自殺の9割9分は男性によるものだそうだが。

  
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回転寿司と平岡公威

情熱・愛情・思い入れの激しすぎる対象はいくつかあれど、
公表できるものは二つ。
「回転寿司」と「三島由紀夫」である。

前者についての言及をすっ飛ばすのを御勘弁頂きたい。
11/25日。今日は38回目の憂国忌であるからだ。
http://www.nippon-nn.net/mishima/

あの日あの時、あのようなやり方で幕引きをすることが
絶対の運命であった人物という前程において、
1970年11/25日以降の日本(や世界の情勢について)彼に
直接問うてみたいことは山ほどある。

氏が深夜のゴーゴー喫茶などに出入りし、当時の若者の
生態を観察し自らもクネクネとモンキーなど嗜みつつ
「月」や「葡萄パン」といった時代の特色を取り入れた
リリカルな小品群を編み出した事実を鑑みれば、自決の
数年後に空前のディスコブームが到来したのをあの世から
どんな気持ちで眺めていたのか気になる。
大ヒットしたマンガ、楳図かずお氏の「まことちゃん」
にはきっとゲスト出演していたのではないか。

煌びやかな80年代。いくら流行だったとはいえ、氏は
ケミカルウォッシュのジーンズを履いただろうか。
「夕焼けニャンニャン」は齧りついて見たクチか、
はたまた唾棄の対象であったか。
ユーミンとの対談は実現したか否か。それともみゆき派?
レベッカは聞かなかっただろうが、Dead or Aliveは
NHKホールまで見に行ったのではなかろうか。
山田詠美・林真理子の台頭にどう反応しただろう。

混沌の90年代の幕開け。
盟友美輪明弘がDHCのテレビCMキャラ第一号に
なったことに驚愕したかそれとも嫉妬したか。
街行く女性の眉毛が太く口紅が真っ赤になったことは?
女優・鈴木保奈美やW浅野をどう評価したであろう。
筋金入りの華族に囲まれて育った氏は、「トレンディ」
ドラマなるものに冷笑を向けていたに違いないが。

ドリカムや小室の言語感覚には怖気をふるったことと
思うが、槇原敬之や平井堅にはどうだろう。
特に後者の「Pop Star」のPVを見て何と言ったか。
及川光博とは仲良くしていそうな気がする。

閑話休題。
殿方にご馳走して頂くときはカウンターだが、
自分で行くときのお寿司は「廻ってナンボ」である。
8年越しでお世話になっている成田イオン一階にある
「スーパー回転寿司 やまと」にて、金色に恭しく光る
お皿に乗ってしずしずと出てくるズワイガニ。
紅白に光るその身に挨拶しながら必ず思い出す一節。
「倅にとってカニは不倶戴天の敵でありました。
カニを見ると、たちまち真っ青になってブルブル震えて
逃げ出すという、実に念の入ったものでした。」
(文春文庫「倅・三島由紀夫」平岡梓・倭文重共著より。)

華々しく散る最後の舞台に備え、氏が自らの腹筋をあれほど
嫌った蟹の甲羅の如く強固に鍛え上げたことには、何か
因果めいたものを感じて止まない。

  
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2008年11月15日

"Yes, we can."





バンクーバーのホテルで見た投票結果と両者の演説。 
結果が出始めたころから外は雨が降り始めた。
雨の中、赤みの強い半月がポッカリうかんでいるなあ、と窓外の
決して吉兆とはいえない画に暫し見入っていたら、
オバマ氏本人の勝利宣言が始まった。

言っちゃ悪いがオバマ氏の支持者たちを見てると、
「オバマ氏を支援してる”自分”が好き」な連中が多い。
目の前に「肥大した自我」を振りかざした奴が いるとイライラする私が、
このお祭り騒ぎで不特定多数の自我肥大症のバカたちを見せられ続けた
わけだから、ウンザリを通り越してドンヨリした。

"Change(改革)" だの、" Yes, we can." だの口当たりの
良いマントラを一緒に唱和することは効果があったとみえる。
おそらく’南無妙法蓮華経’のお題目を 唱えるのと同じなんだろうか。

誰がどうみても経済的に極めて不平等で不健全な米国の社会構造。
「他人の不幸の上にそびえる我々の幸せ」という姿勢が
この国の基本理念である。対外的にも、対内的にも。

オバマ氏やその支持者が提言する理想の社会が実現したとしても、
貧乏人を救うための支出を強いられた、と感じた富裕層が
黙っておとなしくしているとは思えない。
連中はとことん「アメリカ人」なのだから。

どこかで私の裕福な生活を守るために、代々貧乏から
抜け出せずに悲惨な生活をしている連中がいる、ということを
知った上での幸せに甘んじてきた層は、この先もずっと、
その構造を死守するための武力行使は厭わないであろう。

オバマ氏とその理想実現を取り巻く現状は悲観的に
ならざるを得ない要因ばかりである。
マッケイン氏も、大統領になる資質は充分な人物ではある筈
だったが、何しろあのブッシュ家のバカ息子の尻拭い的立場で
あったことと、相棒に立てたアラスカのミスコン荒らし崩れの
知能指数の予想外の低さに躓いたのが運の尽きであった。

そんなマッケイン氏の祝福の電話にオバマ氏は開口一番、
「あなたの力が必要です。是非多岐に渡る指導を仰ぎたい」と
言ったとか。マ氏も快くそれに応じるつもりだという。
自分が正しい、と思った決議を通すためには、共和党、民主党の
枠を超えて協力しあおうという姿勢が昔からあったマ氏を
苦々しく思っていたた強硬派の共和党員たちの存在も、
彼の敗因の一つであろう。

第44代目の米国大統領となるオバマ氏の演説が終わるころ
には、窓の外の赤い半月にも真っ黒な雨雲が覆いかぶさり、
目の前の建物すら見え難いほど雨脚が強くなっていた。
ベランダに続くサッシを開けると、ザーザーと強烈な雨音とは
対照的な静かな水の匂いが部屋の中に流れ込んできた。


  
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2008年10月22日

「黒ゴマきな粉牛乳と私」

というタイトルで小論文なり短編なりを書いたら、
結構イイ線行くかもしれない。
私と連中との付き合いは2002年、とんねるずの番組で
ともさかりえが 「とりあえず一杯」毎日飲んでいると
いうのを聞いて以来である。

いつもいつも日本行きや欧州フライトのような仕事を
頂けるわけではなく、秋冬で全体の便数が減少すると、
「国内線ドサ周り」返り咲き、ということになる。
酔客から灰皿が飛んでくるようなネーミングが
涙を誘うので、自分では勝手に
「ここではないどこかへ」フライト、と名付けて
呼んでいる。

乗務員用の食事が乗っていないことなどざらにある。
自衛と美容と健康と国益発展のため(??)実はいつも
カバンにトップバリュ有機きな粉とオニザキの黒ゴマの
混合物を持参している。
どんなフライトでも必ず「牛乳」はギャレイの冷蔵庫に
常備されているから安心なのだ。
嗚呼、メラミンフリー。

乗客用のプラカップに二種混合の粉末をフリフリし、
牛乳で混ぜ混ぜしていると、必ず
「そりゃいったい何だね?」と聞かれる。
「ええと、炒った大豆を粉に挽いたヤツと、、、」と
”きな粉”の説明をムリヤリ英語ででっち上げた時点で疲労困憊、
さて”黒ゴマ”って英語で何て言うんだっけ?
どうでもよくなって

「アリの天日干しです。」

としたり顔で説明してからグッと飲み干す、
ということも多々ある。


今朝も自宅でいつも通りのフリフリ混ぜ混ぜをして
腰に手を当てて後ろにそっくり返ってゴックン。
いやー、いつもより滋味豊かじゃないか。
っていうか、滋味豊かすぎやしないか、今日の。
アミノ酸やアルギン酸の風味が強烈過ぎるし、
何より塩分高っっ!
って、いやっ、何これ、何なのこの子たち、
3cmくらいのヒモたちが
ウジャウジャ!!



黒ゴマと塩昆布は離して別々の場所に保管しましょう。



食べ物飲み物を無駄にすることは大和民族として
最低であるからにして、半泣きで咀嚼嚥下。
唱えたマントラはこちら:
「海の幸 ミネラルたっぷり繊維質」
一句できちゃいました。

  
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そら模様

空港に向かうバスの中。夕刻の7時過ぎとはいえ、サマータイム
施行中なのでまだ明るくて、停留所を出てすぐの大きな送電線の
乱立するエリアはまだ空が青く、真昼の白い月が真ん丸くぽっかりと
浮かんでおりました。

左側の車体から見る空はいまだ青いのに、車体の右側を突然、激しい
横殴りの雨粒が散弾銃のように襲い始めました。
空港へ行くバスの中、コトバの通じぬ乗客たちもみな顔を見合わせて
「ハァ?」と訝しがっていたところ、右斜め前方に垂れ込めていた
黒雲が紫色の閃光を発し、それに続く激しい雷鳴。
ピキピキと横に何本も走る稲妻の真下を通るも、後ろを振り返ると
そう遠くない送電線たちの周りの空は相変わらず嘘のように青く、
白い真昼の月もまだボンヤリと浮かんでいます。

「雷が発生しちゃあ、フライトの発着も遅れが生じるだろうなあ」
などと思いつつ、見えてきた空港ターミナルの建物はなんと、真っ赤
な夕焼け雲の中で、今まさに沈まんとする太陽にギラギラ照らされて
おりました。

雨雲を今まさに抜け出した、という瞬間を味わったのは初めてです。
まさかバスの中で青空(お月様付き)と雷雲、夕焼けの3コースを
同時に全て見渡すことができる刹那に立ち会えるとは、ちょっと
想像もつきませんでした。

いろいろなものを捨てて、いろいろなものに目をつぶり、いろいろな
ものをあきらめて、この夏で39歳になりました。
何となく、川向こうから市街地を眺めている気分です。
生まれ変わって是非、クラゲか煙になってみたいのですが。
  
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2008年02月05日

赤の広場に停めたボロ車の中で

赤の広場とクレムリン?Perfume。ナマでも可愛い!










運転席に座ったままの態勢で気持ち良くシャワーを浴びておりました。
バックミラーがそのままシャワーヘッドです。
お手手を空中で擦り合わせると当たり前のように軽やかな芳香の泡が
フウワリと立ちます。
なんかやたら暑い気がしたのでシャワーの温度を劇的に下げて、水だけ
にしたところ、ちょうどいい感じになりました。

そういうときの鼻歌はもちろん、Perfumeの「Baby Cruising Love」で
キマリ!です。三人分の振り付けもほぼ完コピできたのに、なにしろ
ボール紙で出来たトラバントよりももっと狭い車内のこと、シャワーを
済ませながら歌って踊る、というのはさすがの私でも至難のワザです。

Bメロの終わり→サビへの
「♪怖くて、、、しょうがないね、、(デデデン!)恋の運命はー!!」
の大盛り上がり部分。くっつけた二本指を頂上に高々と掲げようとした
其の瞬間、フロントガラスにゴツンと結構な衝撃が走りました。

大砲です。マジでホンモノです。

難しい顔をしたオッちゃんが降りてきました。たぶんものすごく偉い軍人
さんです。さすが上の方の立場の人だといい生地使ってるなー、と彼の
制服を見て思いました。何故か小さな赤と白の花束を持っていますが、
それが私へのものでないことはわかります。
口の動きだけで「後ろかなりつかえてるんだから、今すぐ動かせ」と
私に命令します。たしかに凄い痞えっぷりです。っていうか、これ、
軍事パレードそのものぢゃないすか!

赤の広場ド真ん中に停めた車のなかでの入浴&Perfumeの歌練習は確かに
あまり良いアイディアではありません。
泡まみれのスッポンポン(38歳)が「♪大切なものまで失くした」とか
「♪引き返せないほどの距離が〜」とか歌っても「そりゃそうだろ!」
としかツッコミようがないのが普通です。

しかも恐ろしいことに、私は車の運転ができません。
軍事パレード真っ最中のおっかない顔したおじさんたちに迫られても、
このボロ車を動かす術を知りません。

こんなことなら「Baby Cruising Love」じゃなくて
「リニアモーターガール」のおさらいしとけばよかった、と激しい後悔に
襲われていたらなんと、中学の同級生、岩崎くんが小走りに駆け寄ってきて
くれました。 かなり怒っています。
「あのね、****さん(私の苗字)、こういうことしちゃダメでしょ。」と
中学一年のときと変わらぬおっとりした口調と、それと真逆の狂ったような
ハンドルさばきでナゾのボロ車を必死に動かしてくれます。

キーキーと凄い音を立ててようやくボロ車は軍事パレードの進路から
退くことが出来ました。
岩崎くんと軍人さんたちが敬礼を交わしています。
後に連なる大砲たちはどれも花やリボンで美しく装飾されています。

気が付いたら我々の乗る車はオープンカーになっていました。
しかも車高が異常に高いです。というかまるで巨大なセグウェイです。
運転手にしがみついていないと間違いなく後ろに吹き飛ばされます。

もう夜です。案の定、我々は複数の車から追いかけられています。
振り切るようにすごいスピードで走りますが、私は岩崎くんの肩に
しがみつきながら後方にちぎれ飛んで行く泡たちを見ています。
残念ながらこの時点で私はなぜか着衣で泡まみれです。

とりあえず全部の追っ手を巻いて、ホッと一息ついて駐車場に入れた
とたん、遥か下の方から(車高が異常に高いので)トカレフを持った
丸眼鏡のおじちゃんに捕まってしまいます。
小太りで、どう見ても惣菜屋のおっちゃんみたいな人の好さげな風貌
ですので、トカレフに降参したようなもんです。

捕えられた我々は、それぞれ私は惣菜屋主人に連れられて左へ、
岩崎くんは黒づくめで長身の男と共に右へ連れて行かれました。

惣菜屋の主人に「ただ車内でシャワー&歌の練習をしていただけだ」と
一度言ったら、拍子抜けするくらいあっさりと「じゃあそれを歌ったら
帰してやる」と言われ、練習の成果を披露、拍手まで貰って無事解放
されるも、岩崎くんの行方はいまだにわかりません。

岩崎くんの奥様、ご家族のみなさま、本当に申し訳ございません。
  
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2008年02月04日

みなさんさようなら

マジたすけて









ひょっとしたら、どうしようもなくくだらないわが人生もそろそろ
終焉を迎える時期なのでしょうか。
いつになく気弱なのは、今まで罹った風邪だかフルーだかの中で
ダントツにパワフルなヤツにやられちゃってる真っ最中だからです。

高熱と全身疼痛と血の混じる咳と極彩色のハナミズちゃんなどなどとの
お付き合いもとっくに10日を超え、
普段、病的に健康な(??)カラダを誇る俺サマの生命力バンクも
そろそろ赤いランプがピコピコ点滅してきました。

津波級の食欲をなだめるのに苦労しっ放しの38年間でしたが、現在、
ポカリスエットとオレンジジュースの水割りしか受け付けません。
ここ数日、口にした固形物がカップケーキ(しかもカリカリと膨らんだ
上部のみ)だけで、蛋白質やら豊富な繊維質などのややこしいものは
全くカラダが欲しがりません。
「食べる」という行為にいかに体力が必要か、まざまざと実感です。

オレンジジュースの補給に、目の前のコンビニへ。こちらに来た
ばかりで右も左もわからない中国人のおネエちゃんが店番中。
ふと冷凍食品コーナーを覗くと、香菜入りひとくちワンタンが売って
いました。
こんな苦しい思いをするのはもうイヤだ。
さっさと終わらせてしまいたい。
高熱で朦朧とした意識のなか閃光のようにあるアイディアが。

「これ食って死のう。」

悲壮な覚悟で中国語まみれのパッケージを開け、沸騰したお湯にひとつ、
そしてまた一つ、と放り込みながら、38年間のいろいろな出来事が密度の
低い頭の中をよぎります。

自分でも驚くことに、茹でてるワンタンたちを見つめながら去来した
自分の人生の総決算とはなんと、
「あいつらやこいつらへの恨みつらみと、その復讐法」という、まあ
自分でも呆れるやら情けないやらのダメダメなことばかり。
ふだん「感謝の心がどうの、笑顔の大切さがどうの、」と自分や周りに
言って憚らない俺の真相/深層がこれです。ゾッとします。

どこも破れていないパッケージに不満を抱きながらも酢醤油でいただいた
ワンタン。
咀嚼・嚥下してからもうかれこれ30分以上経ちました。
ここだけの話、かなりおいしかったです。

いままで仲良くしてくれたみなさま、本当にありがとうございました。
俺はほんとうにシアワセものでした。(ゲホゲホ  
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2008年01月31日

嗚呼、仁義なき戦い

仁義なき戦い









このフライトさえ終わればおうちに帰れるばい!と
なぜか九州弁で独りごちる私。
-35℃という厳寒のカルガリーをさっさとおさらばして、
自宅であったかーいお布団にくるまって寝るんだもーん。

ビジネスクラス担当で金持ち相手にしか微笑みを
振り撒かないポリシーの私の顔が青褪めたのは出発の直前。
ごはんが七つしか載ってないのにどうちて13人も
乗客がいるんでちゅか?

上司に報告するも「おまえがちゃんと探さないからだ」
と怒られ、一緒に探してやっぱり見つからないと不機嫌
になり八つ当たりされ、会社の担当に電話しても
「13人と言われたので14個機内食を積んだ」と
言われナゾは深まるばかり。

ちょうどそこに居合わせた整備のおニイちゃんが
「そういえば一時間くらい前、この飛行機から制服の
乗務員が二人、機内食を抱えて小走りに駆けて行く
のとぶつかりそうになった。」と証言。

そんな危険を冒してまで食べたいものなのかなー、
ビジネスクラスのごはん。
と言ったら「おめえはホントにバカか」と
またボスに叱られ。
結局、となりのゲートに駐機していたその乗務員たち
(ハイ明日は私の同僚になりうる連中です)の機内に
充分な数の食事が載っていなかったから、
我々(というか、侵入可能な)の機内の台所から盗んで行ったらしい。

そういうときに限って13人の餓えた白人ビジネスマン
たちは目をランランと光らせて誰一人として眠らず、
毛むくじゃらのつき出たお腹を空かせてメシはまだか
メシはまだかと催促。

私は貝になってしまいたかった。

打ちひしがれて帰宅するも一晩バッチリ寝て、
ワタシ自身の貝もちゃーんと元気にパクパクしてるのを
確認しニッコリ、二度寝をキメ込んでしあわせをマンキツ。
おあとがよろしいようで♪


  
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2008年01月11日

ナマもの・生き物

耳で聴く名画たちを送り出す稀有な女性。しかも美しい。新年明けましておめでとうございますナマものにはご注意












オールナイトニッポンで葉書を読んでもらいついでに自宅にユーミン本人から
本番中に電話までいただいちゃったことのある我がダーリン。
当然クリプレはこないだ出た彼女の「秋冬ベスト版」。

俺サマの自宅から車で一時間半の田舎町に住む理系男子の口癖は
「いやー、なっちゃん、人間やっぱ美味しいモノ食べて美味しいモノ飲む
ために生きてるんだよねー^^」。
田舎町特有の真冬の静けさの中、二人で夕食の石狩汁を平らげてから、
仲良くマフィンを焼きました。
ダークチェリーとブラックベリーを刻んで入れて、オーブンの中でおっぱいの
ごとくプワーッと膨らんでいくマフィンたちを見ながら、ああ、こういう
しみじみした幸せっていいなあ、と、極めてエッヂの鈍った感慨にしばし
ふけります。
ちょっと前なら「マフィンとは英語圏における女性器の俗称であり、、」
と重力に逆らわないネタに傾倒していた私に、一体何が起きたのでしょう。

ライブはクラシックしか行ったことないという彼にとって、ユーミンの
ショウとは想像を絶するワンダーランドそのものらしいです。
クリプレのCDを聞きながらつい10分前にひとこと言い放ちました。

「いやー、なっちゃん、やっぱりユーミンもナマもの、っていうかまぁ、
生き物だからさぁ、やっぱ早めに見に行った方がいいよね。」

ちなみに芸能情報はユーミン以外全く知らない数学家の彼は、先週まで
「松田聖子が歌手である」という事実を知りませんでした。
まさかこの自分が、将来「松田聖子の何たるかを知らない殿方」と
将来チョメチョメする仲になろうとは、中高生のときには全く想像が
つきませんでした。
人生ってほんとに乱数表みたいですね。

年末フライトで食中毒→成田空港クリニックで半日点滴→
帰りのフライト病欠→元日に白目剥いて脱水状態で帰宅、という華やかな
2008年の幕開けでした。
成田ではどんなに浮かれていてもやはり仕事なのでなるべくナマものは
避けていたというのに、これも普段の行いやアタマん中での妄想が極悪非道
であることの報いでしょうか。
一人欠けた状態でのフライトを余儀なくされたクルーの皆様+成田在住の
美人チームの皆様には多大な迷惑をおかけして申し訳ないです。
みりちゃん、すあまちゃん、ほんとうにごめんなさい。

これを読んだあなたに今年も笑っちゃうようなイイことたちが
雪崩のように起きまくりますように。
  
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2007年05月25日

輪舞曲

輪ッかつながり、ということで。WAになって躍ってましたね、その昔。











仕事が仕事だけに、実にさまざまな人たちにお会いする。
乗客の皆様だけでなく、同僚や先輩方も含めての話であるが。

人間にとって「このように演出したい自分」と
「このように評価されてしまう自分」が乖離することはきっと
不可避なのだろう。

自覚があるから隠そうとするいやな部分、自覚すらないので隠そうとも
しない下品な側面など、まったく普通で無防備な状態で交わす
おしゃべりや振る舞いによってユルユルと表に流出してしまう。

何かを「隠しとおす」、というのは、もしかしたら絶対にできないこと
なのかもしれない。

数年前、某共産国の政府要人のご夫妻とその主治医が我々の
エグセクティブクラスをご利用になったときのこと。
財政が逼迫していて、そこの国民は決して豊かな生活を送っているとは
お世辞にも言えないというのに、その政治家の妻は東京の一等地にある
有名な病院の脳外科に二年半入院+数回の手術を経たあとの帰国に
向けての優雅で典雅な航路である。
我が社の国籍と、日本の病院とのつながりを、全く誰も予想できない
ような国の方々であった。

当然、日本語など読めるはずはないのに、その主治医の持っていた
東京の病院からの封筒に印刷された「脳外科」という文字は黒ペンで
塗りつぶされており、中身の日本語で書かれたカルテや報告書も
(離陸前に予め読んでおけとその主治医から私に手渡されました。)
肝心の病名や、予後などの部分は全て同様の処置が施されていた。
まるで終戦直後の教科書のようだった。

おかしかったのは(まことに不謹慎だが)、それだけ糊塗する作業
を周りがしたところで当の本人はとっくに自分の死期を判っていた
様子で、12時間のフライトの間、菩薩のような優しさを見せたかと
思えば、不安で泣き出したり、自分の立場を見せ付けるような尊大な
振る舞いを見せたりと、人間の脆さ大展示会状態だったことだ。

民衆が貧しさに喘ぐあの国で、政府高官の家族の病気にそんな多額の
カネが使われていたことが判明すれば、間違いなく暴動が起きる。
だからあの旅も国は秘密裏に処分したのだろうことは想像に難くない。
しかし必ずどこかからその一件が国民にバレることもまた、畢竟である。

今ではあの、赤毛で顎のガッシリした女性も生きてはいまい。

  
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2007年04月29日

スゴものたち(ラアスベガス4)

MSG不使用アルヨ!!簡易過ぎチャペル人魚仕様のハーレー













スロットマシーンにもピンからキリまであって、一回たったの5未箸い
ドン引きするようなチープなものもたくさんある。
様々な意匠を凝らしたマシンの中でもひときわ悪趣味なヤツ。
(写真1)
画面をタッチすると、チャイニーズ訛りの英語で
「No MSG! No MSG!!」(化学調味料は不使用アルヨ!)と連呼する
おバカなマシンである。

ベガスは結婚の手続きが超簡単にできてしまうことでも有名だ。
なるほど、街のあちこちに簡易チャペルが乱立している。
ブリトニー・スピアーズが衝動的に最初の結婚をした(相手は幼馴染)
チャペルの前でパチリ。(写真2)
その結婚は確か、50時間持たなかったんでしたっけか?
ちなみに、ワタシのこの黒皮コートの下は、鎖で出来たブラジャー一丁
だった、というようなことは決してございませんからねっっ!

トレジャー・アイランドホテル内の巨大カジノに展示されてた、ホテル
ご自慢の「宝島人魚仕様」バイク。(写真3)
ハーレイとも技術提携したらしい。
排気口パイプが尾ひれみたいなアンヨみたいな感じで、おっぱいも
正面で恥ずかしげにプルプルしてて、なかなか官能的でした。  
Posted by revolver_loaded at 11:27Comments(0)TrackBack(0) ラスベガス 

2007年04月28日

「神は死んだ」(ラスベガス3)

ニューヨーク・ニューヨーク!!んまー、今度はパリですって奥様!、、、道を説く君、、








いや別に、お正月に鎌倉駅前とか明治神宮の前で外人にヘンテコなプラカードを
持たせてる、フリーセックス疑惑のあるカルトとは関係ないんですけどね。
(関東の方にしかわからないであろうネタでごめんなさい。)

ベガスに着陸して一番最初に目に入るのは、なんとピラミッドである。
http://homepage2.nifty.com/awesomevegas/NO7LUXOR.htm
空港から比較的近いエリアにあるので、いきなりのお出迎えにビックリ
すること間違いなしだ。

車でメインの通りに入ると、「ニューヨークの街そのものを模した」ホテル
(写真1)が出現。ピンとこないかもしれないが、これ実は全部内部で
繋がっている、一つの建物である。中は巨大カジノ、ホテル客室&劇場。
表に見えるジェットコースターはもちろん本物で、中のフードコート
(ブルックリンの街並みを再現したっぽい造り)の天井付近をも
通り抜ける。 
ホテルにジェットコースター??
ホテルの建物が街そのもののレプリカ???

ピラミッド、ニューヨーク市街、と来たら、今度はパリです。(写真2)
下の方で小ーっちゃく写ってる蟻みたいな人間たちとの対比から、
その無駄なデカさを推し量っていただけることと思います。

パリのお向かいには、噴水ショーでおなじみのベラッジオホテル。
http://www.lasvegasconcierge.us/lasvegasguide/hotel/bellagio/bellagio_info_j.html
ホテル前の池だけで、大船高校の体育館4つ分くらはある巨大さ。
イタリア貴族の贅沢な暮らしを彷彿とさせる。

イタリア貴族の贅沢な暮らしといえば、シーザーズ・パレスホテルも
お忘れなく。
その他にもインドやアラビア王侯の宮殿を模した建物やら、なんと
五重塔っぽいつくりの”インペリアル・パレス”ホテルまである始末。

世界中の大抵のランドマークがこの7km弱の通りに集約されている。
見当たらなかったのは北緯38度線と原爆ドームくらいのものだ。

多額のカネと情熱だけをもって、何もない砂漠に地上の楽園を建設
しようとしたバグジー・シーゲルは、残念ながらその完成を見ることなく
殺されたが、残されたアメリカ人たちが実にいい仕事をしてくれた、と
草葉の陰で喜んでいるに違いない。

とにかく、無から何かを造り出すときには、一切の照れや遠慮は敵で、
見せ付けられる聴衆が完全に圧倒され、いたたまれなくなるくらい
徹底して壮大なハッタリをかますことのみが、一流の興行師の条件で
あり、礼節なのだろう、ということがイヤでも叩き込まれる街である。

昼夜を問わず、ピンクチラシを配り続ける不法滞在中と思しき移民たち。
その脇で「神のナンチャラ」について狂信的に声を張り上げる白人男性。
(写真3)
誰が地獄に落ちて、誰が救われる、というようなことを人間ごときの
勝手な解釈で撒き散らす手前の罪状だって、なかなか大したもんだろ?
  
Posted by revolver_loaded at 07:06Comments(0)TrackBack(0) ラスベガス | やんちゃな考察/グダグダ

2007年04月27日

( ゚д゚)ハァ?(ラスベガス2)

ロンダンってどこ??開封前からこの量の違い!!スポーツワールド+キムチ=(;゚д゚)ハァ?








空港を出てすぐ目の前、バス&リムジン乗り場のホワイトボード。(写真1)
到着便の情報を運転手に教えちゃおう!というその心意気は素晴らしい。
素晴らしすぎて泣けてくる。
そういえばこの国ではいつぞやの副大統領が、「トマト」のつづりを
間違えて披露したことのある、筋金入りのおチャメさんだったし。

ホテルのお向かいで購入したミネラルウォーター2本。
両方とも開封前です。(写真2)
運気の下がっているときなどには、上限が青いラベルあたりまで
接近しちゃってるシロモノを掴まされたりするんでしょうか。

あんまり説明する気力が湧いてこない(不思議だなー)のが写真3。
夜半過ぎに同行のSやんとこの店の前を通ったとき、赤く激しく点滅する
電飾の「KIMCHI」に腰を抜かして、んまー何て自己主張の激しい
キムチだこと!と二人でケラケラ笑った。
昼間もう一度この看板をじっくり見て今度は驚愕のあまり二人とも
押し黙ってしまった。
一体何がどうなったら「スポーツワールド」と「キムチ」って合体
するんでしょうか。

*写真の無断転載、盗用、大大大歓迎です。
  
Posted by revolver_loaded at 07:00Comments(0)TrackBack(0) ラスベガス | バカ

美人の基準(ラスベガス1)

グランドキャニオン砂上の蜃気楼 ラスベガス銃社会のアイドルってこんなの?









トンネルを抜けるとそこは雪国であった。

というのはやはり、味噌汁を啜り、米を喰う民族ならではの物語である。

コーラを飲み、脂の滴るベーコンチーズバーガーを常食する米国の方々
バージョンだとさしずめ、
「グランドキャニオンとコロラドリバー境目の集落を過ぎ(写真1)、
着陸に向け高度を下げる機内で”耳痛ぇー!”と毒づきながら
外を見ると(写真2)、そこはラスベガスであった。」
とでもなるのだろうか。

それほど大きくもない建物だが、JALもKALも英国Virginも発着する、
一応国際空港である。

預けた荷物が出てくるグルグルベルトの上で、いかにも肉喰ってます!
みたいなおネエちゃんがお出迎えしてくれた。(写真3)
あんまりうれしくない。
  
Posted by revolver_loaded at 06:56Comments(1)TrackBack(0) ラスベガス | やんちゃな考察/グダグダ

2007年04月18日

建築・躍る俺様(ドイツ3/3)

モダンと古典の織り成す美グーテンベルグゆかりの教会にて何がこんなに楽しかったんだか?














手前のモダンなモニュメントは地元の工業大学の建物。
その向こうには何百年もの歴史を誇る教会群。
こういう時空を超えたコラボレーションを堪能できるのがヨーロッパの
街並みの美しさ・素晴らしさである。(写真1)

ウィキにもあるとおり、このマインツという街は、活版印刷を発明した
ヨハネス・グーテンベルグの出身地である。
そのグーテンベルグゆかりの教会。(写真2)
もちろん、手前で一生懸命何かを廻してるのは彼自身の彫像。
第二次世界大戦時に激しい爆撃に会い、この写真に写ってるとこ以外は
完全に壊滅状態で、現在は小さな資料館としてのみ機能。

酒飲みの上司たちがみんなパブに出払ったあとで、二つ向こうの部屋に
いた仏系カナディアンのナントカちゃん(ぜったい発音できません。)に
奇襲を掛ける。
ヨーロッパはTVがやたら面白い!
MTVみたいな音楽番組も3つくらいあって、ジンジャーエールを呑みながら
しばし大騒ぎ(写真3)。
「ベーゼ・モア」というヤバい映画の話で予想以上に盛り上がってしまい
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%82%A2-%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3/dp/B00005NJQ0/ref=sr_1_1/250-7966868-3456256?ie=UTF8&s=dvd&qid=1176784734&sr=1-1
、、、、あとは言わぬが花、といったところですねw
  
Posted by revolver_loaded at 13:34Comments(0)TrackBack(0) ドイツ | 機内にて・仕事ガラミ

春・花(ドイツ2/3)

ドイツだって桜満開!真夏日!タンクトップの看板娘可愛らしいピンクの公衆電話









桜があちこちで満開。お天気の良さも相まって、デートには最高の一日。

「花」つながりということで、アイスクリーム屋のカワユイ女の子をこっそりパチリ。
お目目が半分閉じたショットになってしまったが、リア・ディゾンが
裸足で逃げ出すような美少女ちゃんでした。
やり取りから察するに、彼女が差し出しているのは「特盛り」。
私が注文したベーシックなシングル盛りは、この約半分。
ホンモノの乳脂肪やお砂糖を使うけれど、センシブルな量で楽しむのが
ヨーロッパ流。アメリカ人には真似出来まい。

初めてドイツに来たときに見てあまりの可愛さに感激してしまったこの
ピンクの公衆電話ブースも、もう所々にポツンと見かけるだけに
なってしまった。
みんな着陸した途端に、あちこちでモバイルの電源を入れてるもんなー。
  
Posted by revolver_loaded at 13:26Comments(0)TrackBack(0) ドイツ | 機内にて・仕事ガラミ