こんばんは。メルマガ編集員の住田です。
ちなみに編集長はちえさんです。

来年の1月でちょうど10回目の配信となるメルマガ。
まだまだ続けていきますので今後ともよろしくお願い致します。

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今回は、メルマガのネタ探しで現場にお邪魔してきました。

雨漏り検査の現場です。

こちらにも検査の様子の載ってますのでチェックお願いします。
>>>事務所の雨漏り調査(2013.12.13)
>>>雨漏り原因データベース【雨漏りストップ!】


今回の検査概要は以下の通りです。
 エリア :三重県四日市市
 規模・構造 :平屋 鉄骨造(屋根:折板、壁:ALCパネル)
 建物用途 :事務所
 雨漏り状況 :台風時のみの漏水 床に雨染みアリ

私が伺ったときには2箇所の散水が行われていました。
外壁(ALCパネル)のつなぎ目やたて樋の樋受け周辺等。

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鈴木さん(検査員)より今回の調査方法について聞きました。

・現調の際に床に雨染みを確認
・壁を伝って水が室内に現れた可能性アリ
・漏水のタイムラグをなくすために、壁内をチェックする必要アリ
(タイムラグが生じると原因箇所の特定が難しくなる為)

⇒詳細なサーモグラフィカメラを使ったチェックを行う
※サーモグラフィカメラは目視で確認できない部分を補完する役割で使用しています

今回は検査範囲が広く、感度の高い機械が必要でしたので
サーモグラフィ専門の技師に同行を依頼し、検査を行いました。

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散水前後の色の変化で漏水の前兆をチェックします。 

サーモ技師の方に検査について聞いてみると、
・周囲よりも温度が低い箇所(写真の青い部分)が漏水箇所とは限らないので
前後の変化を注意深くチェックする必要がある
・温度の範囲(上限と下限)を調整して総合的に判断する  とのことでした。
(上の写真の青い部分は浸水によるものではなく隅に集まる冷たい空気によるものらしいです)

また、サーモカメラは天井や壁の断熱材の有無や偏りのチェックもできるとのこと。
実際に事務所の天井をサーモカメラで見せていただきましたが、
断熱材の位置を確認することができました。


さてさて、検査の結果はというと、無事、雨漏り原因箇所の特定できたようです。
検査結果の報告と補修のご提案のため、現在、報告書を作成中。


明日は津で雨漏り検査があります。
天候が心配ですが、大雨でなければ検査は可能ですので、
小雨程度の天気を願っております。。

そちらにも取材に行く予定ですので、またレポートします!
では次回をお楽しみに( ´_ゝ`)ノ