板金工事が続いております。
板金屋さんなので当たり前といえば当たり前かもしれませんですが。

施工方法や納まり等勉強になるのでありがたいです!

さて、昨日は四日市市内で軒天の板金張り工事でした。


「軒天を張ってほしい」というご依頼をいただいて
お家へ伺ってみると、
お客さんから、「(土が落ちてきてて・・・)」と、、、↓↓↓
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赤丸のところです。

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上塗りした土(白)がごっそり剥がれていました。

木の板が張ってある軒天をイメージしていたので
初めて見る土の軒天にビックリしました。

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私の予想していた状況はこんな感じ。

触ってみると、モルタルと土が塗ってあって、
下地が片方にしかなかったり、破風(写真の手前の茶色の部分)がモルタルだったりと
どんな風に工事したらいいかわからなかったので、
今回は、工事部の山本さんに相談しまして、なんとか提案できました。

納まりをスケッチにするとこんな感じ・・・↓↓↓
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黒ペンが既存、緑ペンが新設です。
土にはビスが効かないので新しくドウブチを入れました。
左側は木ずり(塗り壁の下地材)に、右側は木ずりの下地にドウブチをビス留め。
 
下地の分、軒が下がってくるので板金の破風を巻きました。
 

なんとかうまく納めてもらって無事完工!
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軒天に張ったのはガルバリウム鋼板(ホワイト)の角波(4つ山リブ付き)です。
破風が少しアールがかっていたので破風は2段に分けて取り付けてもらいました。

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綺麗になってよかったです。

このお客さんは耳が不自由な方でした。
提案のやり方やコミュニケーションの取り方、生活スタイル、等々
打合せの中でお客さんに色々なこと教えていただきました。

また次回そのことについて書きますね。

ちえさんが少しブログに書いてくれてます。
コミュニケーション」(2013.12.25)
いつの間に撮られたんでしょう・・・(笑)