2011年08月

2011年08月31日

ウーセル・ブログ:地震から1年3カ月 慌ただしく訪ねたジェクンド

yuoo8ウーセルさんは夫の王力雄さんと供に先の7月26日、昨年の春大地震に襲われたジェクンド(ユシュ、ケグド、玉樹)を訪れられた。
今日のブログにその報告をアップされている。

雲南太郎(@yuntaitai)さんがこれをさっそく翻訳して下さった。

原文:http://p.tl/CjFe
原題:震后一年多,匆匆见玉树

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写真説明…写真は7月26日にジェクンドで撮影。2枚目の写真で白い服を着ているのは私だ。

◎地震から1年3カ月 慌ただしく訪ねたジェクンド

ジェクンドを訪ねる心中は複雑だった。昨年4月14日に大地震が起き、数え切れない住宅が壊滅し、数え切れない命が失われた。それ以前にジェクンドには何度も行き、半月ほど滞在したこともあった。ジェクンドの風土、人々には強い思い入れがある。印象深いのは、あるリンポチェが図書館を建てたことだ。仏教関係に限らず、チベット語を中心として中国語や英語などの本も収蔵していた。
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2011年08月30日

キルティ僧院僧侶プンツォの焼身自殺に関し、仲間の僧侶3人に殺人罪

ロブサン・ツンドゥ写真は殺人罪で11年の刑を受けた僧ロブサン・ツンドゥ(Tibet Timesより)

新華社電によれば、四川省ンガバ・チベット族チャン族自治州ンガバ県マルカムの人民中級法院は29日、3月16日に焼身自殺を計ったキルティ僧院僧侶プンツォを僧院に11時間隠し、緊急治療を妨害し、彼を死に至らしめたとして同じキルティ僧院の僧侶ロブサン・ツンドゥ(46)に「故意殺人罪」で11年の懲役刑、2年の政治的権利剥奪を言い渡した。

僧ロブサン・ツンドゥは焼身自殺した僧プンツォの叔父であり、先生でもあった。目撃者によれば、彼は僧プンツォが倒れた後、警官たちが彼に殴り掛かったところを救い出し、僧院に連れて行ったのだという。続きを読む

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2011年08月29日

アムドの有名な女性歌手ラルン・ツォ 拘束



ラルン・ツォが歌う「(恐れなき)心の歌」

南インド、デブン僧院僧侶プンツォが現地から得た情報をRFA等に伝えたところによれば、8月20日、歌手ラルン・ツォはツォエ(合作)で行われた文化人の夜会に招待され、ツォエに滞在していたが、夜会が行われる前に当局により拘束された。当局は拘束の理由などを明かさず、家族は非常に心配している。僧プンツォによれば彼女はこれまで政治的活動に一切関わったことはないという。続きを読む

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2011年08月28日

ジェクンド(玉樹)でチベット人たちの畑が漢人たちに横取りされつつある

1scan00068月25日付けTibet Netチベット語版http://p.tl/9Uv8(写真も)より。

今月25日に現地から寄せられた報告によれば:
ジェクンド(ユシュ、ケグド、玉樹)は2010年4月14日、大地震に襲われ多くの死傷者が出ただけではなく、家屋が破壊され、生活の糧であった商店や耕作地も長らく使用できない状態となった。中国当局は外部に対し非常に見てくれのよい被災地復興計画を発表し、宣伝している。
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2011年08月27日

抗議の焼身自殺をそそのかしたとして、キルティ僧院僧侶3人を殺人罪で起訴

僧プンツォ26日付新華社電によると、アムド、ンガバ、(追記:マルカム)の裁判所は29、30日に行われる公判によりキルティ僧院の僧侶3人を殺人罪で起訴するという。

3人は今年3月16日に焼身自殺した僧プンツォཕུན་ཚོགས་の仲間の僧侶たちである。

新華社によれば、僧ツェリン・テンジンཚེ་རིང་བསྟན་འཛིན་と僧テンチュンབསྟན་ཆུང་の2人は「仲間の僧侶の焼身自殺を計画し、そそのかし、ほう助した罪」、僧ドゥンドゥップདོན་གྲུབ་は「火傷を負った僧プンツォを運び、隠し、緊急治療を妨害したことにより16歳(実際には21歳)の僧侶を死に至らしめた罪」により裁かれるという。

「僧プンツォは3月16日に焼身自殺を計った後11時間隠されていた。そして次の朝病院に運び込まれたが、手遅れで死亡した」と説明される。

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参照:26日付けロイター http://p.tl/qBSQ
26日付共同>産経 http://p.tl/T7f_

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2011年08月26日

チベット自治区共産党トップ交代

chin新しいボス:陳全国(漢族 55歳)

25日付の中国新華社通信によると、中国共産党はチベット自治区トップの党委員会書記にこれまでの張慶黎から、河北省の陳全国省長(55)を起用する人事を発表。

張慶黎がなぜ降ろされたのか、次にどのポストに付くのかについては明らかにされていない。ま、5年間チベットのボスをやっていたので、そろそろ交代の時期だったと言われる。「チベット解放60周年」を終えるまで任期に付いていたことで、彼の政策が失敗ではなかったという印象を与えることを目的に少し長めに居座っていたという人もいる。何れにせよ、共産党総書記が代わる、来年秋の中国共産党大会を見据えた人事とみられるている。
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2011年08月25日

続報:拘束されたラプラン僧院僧侶ジグメ・ギャンツォ

jigme gyatso (guri) web続報と言うか、より詳しい拘束の経緯が今日のTCHRDリリースhttp://p.tl/BNRIと@freetibetorg
リリースで報告された。

僧ジグメは8月19日にツォエ(合作)で行われた文化祭にゲストとして招待されていた。この文化祭(チベットの有名文化人の「夜会」とfreetibetorgの方は呼ぶ)には有名なチベット人歌手シェルテンも招待されていたという。
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2011年08月24日

08年に拷問証言のビデオを制作した僧ジグメ・ギャンツォ、再び拘束される



ラプラン僧院の僧侶ジグメ・ギャンツォ(グリ、45)はこのビデオを制作し外国に送った。VOAを通じ世界中の人々が彼の証言を聞いた。この中でジグメ師は2008年3月22日に逮捕された後、当局によりどのような扱いを受けたかを詳しく語っている。続きを読む

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戦車と大砲がニンツォ僧院に向けられ、3人の僧侶が逮捕され、ダライ・ラマ法王は悲しみを表明

flash2208114044台湾で行われた追悼法要(写真は2枚ともTibet Timesより)

チベットの精神的指導者ダライ・ラマ法王は、29歳の僧侶ツェワン・ノルブの焼身自殺に対し、悲しみを表明された。

先の日曜日、ドイツのハンブルグで記者に対しダライ・ラマ法王は、僧ツェワン・ノルブの死のニュースを聞いて深く悲しんだと話され、中国政府の早急な政策変更の必要性を訴えられた。
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2011年08月23日

チベット人強制立ち退き

tibet-land-4008月19日付けRFA英語版より。http://p.tl/7lYe

中国当局がチベット人住居地区の土地を政府関係の建物用地や商業目的用地として取り上げる。

あるチベット人からの報告によれば、中国当局は、シガツェの近くにあるチベット人の村を政府の建物とパレード広場にするために根こそぎにしている。今年4月より200世帯が移住させられているという。

チベット自治区シガツェ県ナムリン郷にある僧院の下にある村の住民約1000人が強制退去の対象となっている。
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2011年08月22日

チベット人女性が日本人僧侶を介し、ビルマ人活動家を啓蒙

110821114256KO最近、TWA(チベット女性協会)執行部の2人がタイでビルマの少数民族活動家たちに民主的選挙の仕方についての連続講義を行った。

実はこれを仕組んだのは日本人の僧侶井本氏である。井本氏は四方僧伽という組織を立ち上げ、同じ僧侶同士の連帯を軸に、主にチベットとビルマを対象に圧政に苦しむ人々を支援することに非常な努力を払っておられる。彼が様々な危険を顧みずビルマの民主化のためにチベット人女性を引き込み民主的選挙への啓蒙活動をされた事を称賛する。
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2011年08月21日

自らを灯明と化したツェワン・ノルブ師の初七日法要

21.8.2011 Thuklhakan

















今朝、ダラムサラ、ツクラカンで執り行われた初七日供養会の会場に張り出されていた大きなポスター。
上からこれを読むと:

叫んだスローガン。
私の根本のラマをチベットにお呼びすべきだ。
チベットに自由を。
我々には人権が必要だ。

左手2枚の写真の下:
燃え上がりながらも、合掌し、スローガンを叫び続ける。

右手2枚の写真の下:
ダライ・ラマ法王の写真が置かれた玉座の下に安置された勇者ツェワン・ノルブの遺体。

2011年8月15日、午後0時30分、カム、タウ、ニンツォ僧院僧侶、愛国勇者ツェワン・ノルブ師、チベットの宗教と政治的自由のために、中国政府に抗議し、焼身自殺を行う。


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2011年08月20日

同郷の1人が語る焼身自殺した僧ツェワン・ノルブの人柄

Tsewang Norbu04昨日のVOAチベット語放送討論会http://p.tl/PkKIの中で15日に焼身自殺した僧ツェワン・ノルブを個人的に知る在ダラムサラ、タウ出身のロブサン・ジンバが彼の人となり等を語っていた。ロブサン・ジンバ自身も2008年に抗議デモを行い2年近く投獄されている。

そのいくつかを紹介する。
彼はどのような人だったか?と訊かれロブサン・ジンバは「僧ツェワン・ノルブは普段、控え目で、勉強に励み、立派な僧侶であったと思う。なぜかと言えば、彼は他の人々の幸せを願い、他の人々の苦しみを晴らすために、自ら苦しみを引き受けたのだから、これはすごい事だと思う。慈悲と菩提心を持っていたことは確かだ。…炎に包まれながらも『チベットに自由を、人権を!ダライ・ラマ法王の帰還を!』と叫び続けたのだ」と答える。

家族は父母と姉と妹。16歳の時、僧侶となり29歳で亡くなるまで13年間僧院で勉強し、ウマ(中観学)まで進んでいた。

ロブサン・ジンバは2010年にタウで僧ツェワン・ノルブと3日間一緒に過ごし、一緒に食事をしたという。そのときデモの話等も出たが、彼が焼身自殺をする気配はなかったという。

幼少より目に傷害があり、一人息子であるのでインドにも行かず、父母の面倒を見ていたと。

彼によれは今のところ当局は家族には特に危害を及ばしてはいない。今は僧院へ水は送られているという。


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2011年08月19日

ンガバ、キルティ僧院に対する弾圧は続く

c223693a8月19日付けTibet Netチベット語版http://p.tl/dUlS
及び、同日付けTibet Post 英語版http://p.tl/hKVh
より。

ダラムサラ、キルティ僧院の僧ロブサン・イシェと僧カニャック・ツェリンが18日、現地からの報告を伝えたところによれば、僧院の内外には今も大勢の警官隊と軍隊が駐留し、グループごとに分けられた僧侶たちへの愛国再教育が続けられている。「チベット解放60周年記念日」には僧侶たちはこれに関連した官製映画を見せられ、これを称賛する事を強要された。
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2011年08月18日

抗議の焼身自殺を行った勇者ツェワン・ノルブは17日朝、荼毘に付された

185389_10150302914513729_152968748728_7777857_4899674_n燃え上る勇者ツェワン・ノルブ。手を合わせているようにも見える。写真SFT India.

チベット人は彼のことをརྒྱལ་གཅེས་དཔའ་བོ་ギェルツェ・パボ(愛国勇者)と呼ぶ。











10rl_BZba-pjvRxmpnmwj5-BlZmltZNAニンツォ僧院の中に安置された僧ツェワン・ノルブ氏の遺体。ダライ・ラマ法王の写真の前に安置されている。写真:SFT Indiaより。

8月17日付けチベット亡命政府オフィシャルウェブサイト(Tibet Net)チベット語版http://p.tl/ebH2が現地からの報告を伝えるところによれば、先の15日に中国政府に抗議し焼身自殺した僧ツェワン・ノルブ氏の遺体は、17日現地時間午前7時頃ニンツォ僧院のそば(追記:Tibet Timesによれば裏山で荼毘に付そうとしたが阻まれ、僧院の中でおこなったと)で荼毘に付された。

荼毘に付す間、武装警官隊が3重の輪を作りその場を囲み、ニンツォ僧院僧侶以外の者が中に入る事を阻止した。普段荼毘に付される葬儀場に送る事も許されず、僧院の近くで行う事を強要されたという。

追記:同じくTibet Times http://p.tl/qj_9によれば、僧院の周りには1万人以上のチベット人が集まり、祈りを上げた。さらに僧院にカンゼチベット族自治州の党書記Lui Dao Pingが現れ、「この僧院は分裂主義者の巣窟だ。気を付けないと僧院を閉鎖するぞ」と脅したという。

タウ県にはチベット人5万人ほどが住む。ニンツォ僧院は地域で一番古く大きな僧院。中国の侵略を受ける前には僧院には2千人の僧侶がいたという。現在は300人弱と。



僧ツェワン・ノルブ氏が一瞬映っている映像。去年の法王誕生日会の折、彼は皆にカタを配っている。
僧侶たちの歌っている歌は「ロンショ(立ち上がれ)」。

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