2010年05月15日

5月22日、野田雅也・ヒマラヤ環境写真展とトーク

Photo ・Nona Masayaお馴染み野田雅也(N2)氏が一週間後に写真展とトークショーを行うそうだ。

定員たったの15人というから、チベット(問題)写真家第一人者の野田氏に是非お会いして、話をしてみたいという人は、早目にご予約を。

彼は今年3月、再びエベレスト方面を仕事がてら放浪していた。
美しいヒマラヤ襞に囲まれる、イムジャ氷河方面に向かったはずだ。

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JVJAオープントーク 野田雅也&國森康弘

○「アジア『水』の危機」 〜ヒマラヤ・チベットの環境異変〜

(報告 野田雅也)


○「命のバトン〜看取りの家で教わったこと」

(報告 國森康弘 )

http://www.jvja.net/

期日    2010年5月22日(土)

場所    JVJA事務所(千代田区神田淡路町1-21,静和ビル2B)

時間    13:00〜16:00

     (トーク終了後に國森康弘写真展(新宿)の観覧会)

参加費   1,000円

主催    日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)

予約先   JVJA事務局 office@jvja.net  電話 090-6101-6113


※予約制(定員15名になり次第、締め切らせていただきます)

13:00〜14:30

アジア「水」の危機 〜ヒマラヤ・チベットの環境異変〜

報告:野田雅也

雲上で白銀に輝くヒマラヤ山脈。その壮大な連峰を、いにしえの人びとは“神々の座”と崇めてきた。しかしその聖域は、気候変動により、大きく姿を変えはじめている。気温上昇により、永遠と思われた雪は解け、氷河が急速に減り始めている。

氷河は水を蓄えるタンクの役割を果たす。その水が枯渇すると、「アジア13億人もの人びとに影響を及ぼす」と警告されてきた。それが今、現実のものになりつつある。水が豊かであるはずのネパールで、深刻な水不足が起きているのだ。

昨年と今年4月に取材したヒマラヤの異変から、チベットの砂漠化や、永久凍土の融解など、アジア全土が直面している「水」の危機を伝えます。それは新たな争い、つまり「水」戦争を引き起こしかねないのです。

プロフィール

1974年福岡県出身。20代のほとんどを世界放浪の旅に費やす。そのなかでチベットに出会い、人びとの祈りの姿に魅了される。以来、長期にわたってチベットを訪れ、失われゆくチベットの現状を記録している。06年にはインドネシア・アチェ州にてインド洋大津波の被災地や独立を求めるゲリラ組織の密着取材を行った。08年にはチベット騒乱を撮影し、上野彦馬賞の部門・毎日新聞社賞を受賞。現在、ヒマラヤ・チベット圏を中心に「水」問題の取材を続ける。日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)会員。地球環境を伝える「EYEWITNESS 目撃者たち」のメンバー。

EYEWITNESS 目撃者たち

http://www.eye-witness.jp/

14:30〜16:00


「命のバトン〜看取りの家で教わったこと」

(報告 國森康弘 )

 急速に少子高齢化が進む日本において、最期を自身の望む形で迎えられない高齢者たちが大勢いる。8割の人が「自宅で家族とともに最期を迎えたい」と願いながら、現実には9割近くの人が自宅の外で亡くなっている。願いはかなわないのか。かなえるには、本人は、家族は、どうすればいいのか。島根県の看取りの家での取材を通じて教わった、「それぞれの

命のバトンの渡し方」―、について報告する。

 看取りの取材を始める原点にもなっている、イラクやソマリアなど紛争地、経済貧困地、そして日本での「命のバトンを渡せない死」についても紹介し、生死について考えてみたい。

(なお、今回報告のテーマとも重なる写真展『人生最期の1%』を新宿駅前コニカミノルタプラザ(20−31日)で開催中ですので、当日お時間の許す方はオープントーク終了後、一緒に写真展もご観覧頂ければと考えております)

プロフィール

1974年生まれ。神戸新聞記者を経て独立後、イラクやソマリア、ブルキナファソ、カンボジアなどを取材。国内では介護・看取りのほか、野宿労働者、元兵士たちの取材を重ねる。著書に『家族を看取る〜心がそばにあればいい』(平凡社・新書)、『証言沖縄戦の日本兵』(岩波書店)など。ナショナルジオグラフィック国際写真コンテスト2009日本版優秀賞。コニカミノ

ルタ・フォトプレミオ2010入賞。
www.kunimorifoto.net/








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この記事へのコメント

1. Posted by ターラ菩薩   2010年05月16日 11:04
氷河が無くなれば、森林限界が上昇するので、耕作地が増えるという良い面もあります。
2. Posted by トンバニ   2010年05月16日 12:13
「氷河が無くなれば、森林限界が上昇する」と言ってる学者が中国にはいらっしゃるのでしょうか?

私は「氷河が無くなれば、森林限界は下降する」と考えます。
なぜかと言えば、氷河が無くなれば、その辺りは砂漠化し、地下水も枯渇するからです。

水や湿気がなくても成長する森林を中国は開発したのでしょうか?

以下、参考に、無断で、野田くんのメールを貼り付けます。

これは、ちょうど昨日から野田くんとヒマラヤ水談義をやってて、私が「でも、大河全体の水量に対する、氷河の水量の割合は、案外少ないから、全体に及ぼす影響は少ないんじゃないかな?
もちろん、その他複雑な環境変化を引き起こすことは確かだけど」
と反論気味に昨夜突っかかってみた、後の今朝の彼からのメールの一部です。
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野田:

確かにヒマラヤの雪融け水は
アジアを潤す水の15%程度にしか過ぎません。
ガンジスの水の多くは、モンスーンがもたらす雨水です。

続く、
3. Posted by トンバニ   2010年05月16日 12:14
続き:

しかし環境異変は複雑です。
ヒマラヤが温暖化すると
モンスーン気候に影響が出ると言われています。
ネパールではすでに雨が不足し、
ヒマラヤ東部では乾燥化が進んでいるのに対し
ヒマラヤ西部では集中豪雨が増え、被害が出ています。
これはおそらく日本でも発生しているゲリラ豪雨のようなものでしょう。
(気象学者の意見を聞かなければ分かりませんが)

インドからの湿った風がヒマラヤで冷やされることで
モンスーン気候が持続され、
その流れは日本に梅雨をもたらします。
ヒマラヤがなければアジアの気温はもっと上がるでしょう。

そして氷河の減少は、確かに洪水をもたらします。
しかしその被害は一時的なものです。
今回、分かったことは
洪水や、河川の水量の減少よりも深刻なのは
地下水の枯渇だということです。

地下水は降水の一部が帯水層として地下に停滞し
その水を井戸やポンプでくみ上げています。
それだけでなく帯水層があるために、
土壌に潤いが保たれているのです。
一定量の降水が持続されなければ、
帯水層は減少していきます。

この降水を、雪解け水だと考えてください。
氷河からの一定量の雪融け水が枯渇すれば
地下水の減少につながります。
地下水の枯渇は、生活用水だけでなく、
その多くが農業用水として使用されています。
つまり水不足と同時に、
食糧不足を引き起こします。

こうしてひとつの減少が
大きな変化に繋がっていくのです。
4. Posted by sangetsuki   2010年05月16日 14:03
ターラ菩薩さんに科学の話をしても無駄です。
だって

http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51438752.html?1272378497
> 7. Posted by ドルマ 2010年04月27日 11:35
> 地震の起きる確率は、夜明けと休日が多いそうです。

って本気で言ってる人ですから。
自分の見たいものしか見えないし、知りたいものしか知ろうとしないし、自分に都合の悪い事実は脳内変換されて全く逆の意味にされてしますんです。例えば、

> 夜間夜明けが19時〜9時とすれば、17回で47%になります。

なんて書いた事もありますがこれって、一日の63%の時間に47%「しか」地震が起きてなことなんですが、彼は算数が出来ないので理解出来ないんです。
5. Posted by ターラ菩薩   2010年05月16日 16:16
トンバニ 様

「地下水は生活用水だけでなく農業用水に利用され得るのです」は、伏流水のことなので、野田様は両者を混同しています。

氷河が溶けるのは、平均気温が上がるのが原因なので、植物の垂直分布の高度は上がります。

氷河の溶けた跡は、岩石地帯(モレーン)になり、高山植物が育ちます。

野田様は、モンスーンのヒマラヤへの降雨量減少に関して、「複雑です」と簡単に片付けていますが、頭の整理が足りないようです。
6. Posted by sangetsuki   2010年05月16日 20:21
ターラ菩薩さん
ターラ菩薩さんはなぜ私を無視するのかな?
以前私とのやり取りで私が「私とのやり取りがストレスになっているようだね?」と言ったところ「全くストレスになっていない」と答えたじゃないか。

> 野田様は、モンスーンのヒマラヤへの降雨量減少に関して、
> 「複雑です」と簡単に片付けていますが、頭の整理が足りないようです。

じゃあ「ヒマラヤやその周辺地域にとって温暖化は単純に良い事だ」
そういうことでいいね?>ターラ菩薩さん

この質問は無視すんなよ。
7. Posted by 宇宙犬   2010年05月18日 11:51
ほんとにいつ観ても感動します、野田さんのお写真…

こちらのお知らせ、mixiへの転載をお許し下さいませ。
8. Posted by 宇宙犬   2010年05月18日 12:05
度々申し訳ありません。よく考えたら、15名なんてすぐですよね…。

お願い撤回させて頂きます。大変失礼致しました。

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