ウイグル

2010年07月05日

ウルムチ暴動から1年

e6c30154.jpg<ウルムチ暴動1年、悲しみに暮れる女性>

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2739191/5942829

中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)ウルムチ(Urumqi)市の大規模な暴動から、5日で1年を迎えた。武装警察など治安部隊が市内に多数出動する中、暴動で親族が死亡した場所でお供えものに火をつけて悲しみに暮れる女性の姿がみられた。

写真は、泣き崩れる女性を助ける通行人ら(2010年7月5日撮影)。
(c)AFP/Peter PARKS

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<総動員でウイグル族監視 暴動1年、愛国教育を強化>

http://sankei.jp.msn.com/world/china/100705/chn1007051924002-n1.htm

中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市で大規模暴動が起きてから5日で1年となった。当局は治安部隊を総動員して24時間態勢でウイグル族を監視しており、厳戒下で5日の市内の人通りや交通量は激減。当局はウイグル族の反漢族感情を摘み取るため、愛国教育の徹底を始めた。

 胡錦濤指導部は独立運動がくすぶる新疆を「反テロ対策の最重点地域」と位置付け、暴動1年を前に治安対策を強化。中国メディアによると、特殊警察部隊を今年春に5千人増強、6月下旬には警官千人を増員した。市民による監視員や民兵も大量動員している。

 市内に監視カメラ約4万台を設置。年内に約6万台に増やす計画だ。360度回転できる「タカの目」と呼ばれる高性能カメラはウイグル族居住区に集中。約100メートル間隔で設置され、住民の動きに目を光らせる。(共同)

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ウイグルと言えば、25年前に所謂シルクロードを旅した時の事を思い出す。
漢民族の土地ばかり旅した後で、ウイグル人に会い、笑顔に出会った。
「そういえば、今まで中国で笑顔を見たことがなかったな、、、」と初めてその時気が付いた。
それで、その時からウイグル人が大好きになった。
それから、チベットに入るともっとみんなが頬笑みかけてくれた。

もちろん、昔の話だが、そのころ中国本土で見るのは喧嘩ばかりだった。
人民服の世界。
ウイグル人やチベット人は今よりももっと残酷に弾圧され、本当に貧しかった。
あの頃に比べれば、少しは良くなっていると思う。

中国人もよく笑うようになって、本当に良かったと思う。



明日はダライ・ラマ法王のお誕生日!

朝9時からダラムサラのツクラカンで、歌と踊りが中心の祝賀パーティーが開かれる。
明日はひょっとして初めて法王自身がお出ましになるかもしれないそうだ。

今年はこのパーティーをdalailama.comでLIVEで見ることができるそうだ。
http://www.dalailama.com/

日本時間では12時半より。

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2009年12月22日

中国に送り返されたウイグル人たちがUNに宛てた手紙

918281bd.jpg前のエントリーでお知らせした、哀れなウイグル人20人は先週の土曜日、お知らせした日にプノンペン空港から中国に送還されてしまいました。

中国政府外務省もこれを認めたが、現在の居場所などは教えなかったという。

カンボジアに入ったのは22人で、幸い残る2人は未だ逃走中。

パユルに載っていた12月22日付APによれば、

http://phayul.com/news/article.aspx?id=26262&article=Deported+Uighurs+told+UN+of+fears+of+China+return

彼らは中国に送り返される前に、UNに対し難民として保護してくれるよう嘆願書を提出していた。

手紙には一人ひとりが置かれた状況について説明されていた。

例えば、以下はカシュガル出身の29歳の男性の話。

「私はウルムチで7月5日に起こった騒動を写真やビデオに撮った。
あの日ビルの屋上から撮影したのだ。下では武装警官隊がデモ隊と衝突し、発砲した。これに対しウイグル人たちは石を投げて応戦した。路上には沢山の血だらけになって倒れた人が横たわっていた」。
「自分はまさに戦場にいると感じた。下に見える路上は倒れたウイグル人で一杯だった。死ぬと思った」

「それから4日たったとき街で外人のレポーターに出会った。私は彼にその時撮影した写真とビデオを渡すことを了承した」

「もしも、中国に返されたら自分は間違いなく無期懲役或いは死刑になるだろう」

又、アクス出身の教師27歳は手紙の中で
「私は夏の騒動が始まる以前に公安局から生徒の中に反中国分子がいないかどうかを調査し、報告するよう強制されていた」

「私はかつて一年以上再教育キャンプに入れられ殴られ、拷問されていた」

「私は世界中にウイグル人に今何が起こっているかを証言することができる。そしてこれは中国政府の望まないことだ。もしも、中国に返されたら私は間違いなく監獄行きだ」
と話し、中国に返さないでほしいと懇願していたという。




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2009年07月19日

オバマ・ダライラマ会談実現か? 広州でアフリカ人がデモ、その他

法王とオバマ氏今日付のPhayul によれば、オバマ大統領がダライ・ラマ法王と会談するらしい。

http://phayul.com/news/article.aspx?id=25168&article=Obama+may+meet+Dalai+Lama+as+Beijing+seethes

この話は法王側から申し込んだのではなく、アメリカ側から法王事務所に接触があったとのこと。
記事を読む限り、かなり確かな話のようです。
時期は法王が今年9月末から10月初めにかけてアメリカを訪問される期間中、恐らくワシントンを訪れる10月8〜11日の間であろう、という。

中国はこれに強烈に反対するのは目に見えている。
このことを見越して4月には中国はオバマ氏に公式の脅しとして「ダライ・ラマと会わないように」と前もって釘をさしているくらいだ。

オバマ・ダライラマ会談が本当に実現したらこれは象徴として大きな大きなことだと思います。
もっとも経済との駆け引きで、、、今はまだどこまで本気なのか定かではありません。

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以下目立ったニュースをいくつか、

中国・広州でアフリカ人200人が集団デモ

中国南部の広東省広州市中心部で15日、不法滞在取り締まりに不満を抱いたアフリカ人約200人が集団デモを行った。アフリカ人が中国国内で集団デモに及んだのは今回が初めて。


16日付香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、デモ参加者は15日午後2時から広州市越秀区内の公安局派出所付近の道路を占拠し、約4時間にわたりデモを行った。


派出所付近にある「唐旗衣類センター」では同日、公安係官6人が外国人を対象に所持ビザの検査を行い、それを逃れようとしたナイジェリア人1人が地上18メートルの高さの店舗の2階部分から飛び降り、頭を強く打って死亡した。これに抗議する形で、同店舗周辺で働くナイジェリア、ウガンダ、カメルーン、マリなどのアフリカ人約200人が派出所に押し寄せ、抗議を行った。


アフリカ人らは「中国が建国60周年(今年10月1日)を前に意図的にビザ延長を認めず、不法滞在者を量産している」などと主張した。香港紙明報によると、広州市には約2万人のアフリカ人が住んでおり、このうち相当数は最近ビザ延長が認められず、不法滞在者となった。

朝鮮日報 2009年7月17日
http://www.chosunonline.com/

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政治的報復? 中国当局が著名人権団体を取り締まり

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090718/chn0907182114004-n1.htm

2009.7.18 21:09

 18日付の香港各紙によると、中国の人権派弁護士らでつくる著名な人権団体「公盟」が、商業団体として登録しているのに他の活動をしているとして、北京市当局が17日、北京にある事務所を捜索し、パソコンや事務用品などを押収した。

 公盟は汚染粉ミルク事件の被害者訴訟の支援や、公費を使った会食の情報公開を政府に要求するなど、活発な活動で知られる。取り締まりは、建国60周年の重要行事を前に、当局への不満を助長しかねないこうした活動を抑える狙いがあるとみられる。

 14日には納税を規定通りに行っていなかったとして、税務当局が公盟に罰金など計約142万元(約1960万円)の納付を要求。メンバーらは香港紙に、社会団体としての登録を拒否してきたのは当局側だとした上で、一連の圧力は「政治的な報復だ」と話した。(共同)


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これに関連するICTレポートを瓜子さんが翻訳して下さいました。


映画‘Leaving Fear Behind’「恐怖を乗り越えて」のDhondup Wangchenの安否と、中国の弁護士に弾圧強化
2009年07月18日18:29

全文翻訳できる前に一部のみ、ポストさせていただきます。
日本の司法関係者の皆様に宛てた、中国大使館に送るアクションと、詳しい内容はこちらをご覧下さい。
http://www.freetibetjapan.com/news/news.hrl.html

ICTレポート
中国の弁護士に弾圧強化;司法シンクタンクが就業停止命令、映画‘Leaving Fear Behind’「恐怖を乗り越えて」のDhondup Wangchenの安否が気遣われる。

 ICT report,7月17日2009年

中国当局による弁護士弾圧が強化されたもようが報告されました。
今日、チベット問題に関して当局による政策を批判した活動家弁護士らによる司法リサーチセンターが就業停止命令を受けました。また、チベットでは昨年春の動乱後から拘束中のチベット人の弁護をする弁護士らが妨害を受けている報告が寄せられており、その結果
映画‘Leaving Fear Behind’「恐怖を乗り越えて」のDhondup Wangchen(昨年3月、同ドキュメンタリー映画の撮影終了後に、逮捕)の安否が気遣われています。

Dhondup Wangchen, 37才は現在Xiningにて拘束されているが、健康状態が思わしくなく、B型肝炎を患っているという。彼の現在亡命中の妻の証言によると、病気に対する治療は一切与えられていません。
とくに、彼の裁判が近く行われる予定に際して、彼が希望する北京Gongxin弁護事務所の中国人弁護士Li Dunyongの弁護が受けられない可能性が高く なり、不安が寄せられています。
Dhondup Wangchenは昨年3月に、北京五輪に対するチベット人のインタビューとダライラマについてをまとめたドキュメンタリーの完成後、逮捕。


中国の画期的な司法シンクタンクGongmengに、就業停止命令

今朝(7月17日)、北京の民事局職員20人ほどが北京在住の弁護士による団体で司法リサーチセンターのGongmeng(公盟法律研究中心)を訪れ、コンピューター等の機材を押収しました。公盟法律研究中心の弁護士であるXu ZhiyongがAP通信に語った所によると
リサーチセンターはGongmeng(公盟法律研究中心)の部署であり、正式に登録されている。部長Tian QizhuangのコメントはAPの記事でも、紹介されていますが、
”我々は抵抗するつもりはありませんでしたが、彼等の行ったことは法律に違反することです。。。この部署(リサーチセンター)を停止させることはGongmeng(公盟法律研究中心)自体を停止させることと同じだからです”と語っています。

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【ウイグル暴動】中国内の民主化勢力が政府批判

産経
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090716/chn0907162042005-n1.htm
2009.7.16 20:34

【北京=野口東秀】中国新疆ウイグル自治区のウルムチで起きた暴動に関し、中国国内で民間人が政権の対応を公然と批判する動きが相次いでいる。言論統制が敷かれる中で、民族問題に対する政府の対応がこれほど表立って批判されるのは異例といえ、当局は民主化勢力の動向に神経をとがらせている。

 中国の民主、人権状況の促進を目指す民間団体(北京)の代表、張輝氏(41)は15日、10項目の要求を連ねた声明を発表した。暴動の真相や犠牲者の死因を調査するため、当局の意向を受けない国際人権組織などによる「独立調査委員会」を設置することや、集会、デモの自由を求め、「(中国政府が非難する)民族分裂勢力の範囲を明確にせよ」と訴えている。

 「7・5事件の再評価を」と題した胡錦濤国家主席あての書簡をインターネット上で公開したのは、孫文広・元山東大学教授(74)だ。「現地での通信遮断」は「公民の通信の権利を侵す」と批判したうえで、ウイグル族が武器を携帯し、突然襲撃を始めた理由を明らかにすべきだとしている。

 少数民族問題に詳しい作家の王力雄氏(56)ら国内外の知識人158人は、北京の中央民族大学のウイグル族の副教授が拘束されたことを批判し、「少数民族に対する政策の過ちを認めるよう」要求する声明を発表した。

 ネット上では、このほかにも、暴動についての疑問点を突きつける民主活動家の文章が発表されている。





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2009年07月10日

シルクロード

高昌古城私もかつて一度だけだが、シルクロードあたりを旅行したことがある。
確か1985年のことで、話は相当古い。

チベットに行くつもりが入域許可を得ることが出来ず、カシュガルまで行きつき、そこでも貰えなかったので、仕方なくカイラス経由でラサ潜入を企てたが途中で見つかり、カシュガルまで連行され、遠く蘭州まで追い返された。
この話は前したからもうしないが、とにかく敦煌から始まり、、ハミ、トルファン、ウルムチ、天山山脈、クチャ、カシュガルと遺跡巡りを中心に楽しく旅行した。

このころ楽しく旅行できるのは中国の中ではウイグルとチベットだけだった。
というのも、他の中国では(そのころ)人が笑うのを一度も見なかったからだ。
その時は香港でビザを取り、広州、雲南、成都、西安、蘭州と辿って行ったが、人々はほぼ全員上下ともに人民服だった。私もまぎれるために一着の人民服と人民帽を普段着とした。

服装が同じになると考え方や反応も同じになる傾向がある。
特に感じたのは女性が女性でなくなり、、、男化する。バスの運ちゃんも女性が多かった。
どこでもかな切り声を上げて口げんかばかりしていた。
男は男で本気の殴り合いの喧嘩をどこの街角でも見かけることができた。
まず、男ばかりか女性も全く笑顔をみせない。
人らしい親切さを要求するのは無理にしても、宿や店の女性も愛想笑いも決して見せなかった。
それが中国の当たり前と慣れたころ、、ウイグル人地区に入って女性に目が行く自分に気づいて、そうかここにはちゃんと女性がいるのだな、、、と変に感心したものだった。単に美人が多いので自然にこちらの顔がゆるんでいただけかも知れないが。

まず、ウイグルの女性は頭に派手なスカーフを巻きスカートをはいている。
人民服を着る女性は漢族と決まっていた。宿や店の女性はちゃんと愛想笑いをする。
ただ、それだけで私はずいぶん社会全体が違って見えたものだ。
中国人の家に誘われておじゃまするなどと言うことは考えられなかったが、ウイグル人の家庭には何軒か遊びに行った。
それまでの中国内地旅行中無意識に緊張し続けていたことが、心がほぐれて始めて気がついた。
天山山脈の中でパオで暮らすカザフ族の遊牧民と知り合い、数日パオに泊まって寒さで眠れなかったが、山と星だけは格別素晴らしかったことを思い出す。
カザフ人もみんなやさしく感じた。

カシュガルの宿では毎日夕方、屋外でウイグル人の歌と踊りのショーがあった。
一般的には私はローカルショーを楽しまない方だか、このときの連夜のショーのことは良く覚えている。
外の街には人民解放軍のトラックが銃を構えた兵隊を満載して、一日中住民を威嚇するように走りまわっている。
モスクは荒廃し明らかに民族、宗教弾圧を受けていた。
宿も経営者は中国人だ。
その庭で10人ほどの踊り子と5人ほどの楽隊が明るい顔をして、精一杯きらびやかに踊り、歌っていた。
その光景は私のシルクロード旅情のエッセンスのように今も鮮やかに思い出される。

そこは中国ではなかった。
ウイグル人たちは強く、開放的で明るい人々だと感じ、それからずっとウイグル人びいきなのだ。

BBCでは先ほども新しく数十人のウイグル人がデモを行ったところに武装警官隊が駆けつけ、蹴ったり、殴ったりするところを映していました。
「あ、今後ろから足でけられました。今度は、見てください、後の方で棍棒で思いっきり殴りつけています、、、」とスポットの当てられた映像とともに実況中継されていました。しばらくすると、「あ、ここまでです。見つかってしまいました」との解説とともに映像は切れました。
これは、チベットでは期待できない映像でした。

ダライ・ラマ法王 ウーセル女史のブログよりウイグル人にはダライ・ラマ法王のようなリーダーが居ないので、例えば今度のG8でも話さえ出なかったように、チベットのようには国際的支援が得にくいのが可哀そうです。
非暴力の運動を続ける限り、少なくとも法王は必ずチベット人と同じようにウイグル人を見守っていらっしゃると確信します。

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以下、サーチナより。

ウルムチ暴動:武装警察って?権限決めた法律なし

2009/07/10(金) 01:47

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0710&f=national_0710_002.shtml

  ウルムチ暴動に武装警察官の部隊が出動したことが伝えられている。現地の高官が敵対心をあおるような言動を行った一方で武警の権限と職責を定めた明確な法律が存在しないことが分かった。市民への不当な拘留や暴力的な取り調べを排して武警の暴走を防ぐためにも早急な法整備が望まれる。

■権限決めた法律なし

  中国国営の新華社通信によると、武警は人民解放軍と同様に中国共産党の指導を受ける国家武装力。国務院と中央軍事委員会の2重支配を受けている。同社は「武警の基本的任務は国家の安全と社会的安定を維持すること、国家の重要な目標を守ること、人民の生命・財産を保護すること、戦時には人民解放軍と協調して防衛作戦を展開すること」と説明。また反乱や騒乱といった社会秩序を揺るがす事案への対応も担当することになっている。

  ただし武警の権限と職責を定めた明確な法律が存在しないことが分かった。武警の王建平参謀長が今年1月に中国系雑誌の取材に応じて「『法治国家』でありながら法律による裏づけがないなんて先進的な武器を保有していないことよりも遥かに恐ろしい」と語った。このため王氏は「人民武装警察法」の立法作業を進めていく強い意向を示した。

■ウルムチ暴動 武警に注目集まる

  これを受けて4月に行われた全国人民代表大会常務委員会では「人民武装警察法」草案への審議が始まり武警の呉双戦司令員が説明を行った。同草案では現場指揮官の同意を経て犯罪の容疑者に対して職務質問を行った上で身分証明書の提示を求めることができることなどが盛り込まれた。呉氏はさかのぼること3月に新華社通信の取材に応じて「人民武装警察法」を今年中に制定・施行できるとの見通しを示していた。

  はからずもウルムチ暴動で全世界から武警に大きな注目が集まった。現地の高官が敵対心をあおるような言動を行った一方で武警の明確な権限と職責が定められていない状態では市民への不当な拘留や暴力的な取り調べに歯止めが利かないことになる。武警の暴走を食い止めるべく早急な法整備が望まれる。写真は新疆ウイグル自治区ウルムチ市の人民広場に集まる武警。7月8日撮影。(編集担当:麻田雄二)



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2009年07月09日

ウルムチを巡って

7.7.09 ウルムチトルコがウイグル支援のために今回のウルムチ事件について国連が審議するよう要請するというニュースはReuters伝としてパユルも伝えています。

http://phayul.com/news/article.aspx?id=25127&article=Turkey+wants+U.N.+to+discuss+Xinjiang+violence

同じ内容をおこちゃ様が伝えておられます。

2009年7月8日、英BBC放送の中国語サイトによると、トルコのアブドゥッラー・ギュル大統領が、中国の新疆ウイグル自治区で発生している暴動の平和的な早期解決を中国政府に呼びかけるとともに、事件について国連安保理に提出することを明らかにした。

また、ダーブトオール外相も「トルコ人にとってウイグル族は民族的に兄弟のような存在だ」とし、「彼らの今後に注目している」と事件についてコメントしたほか、中国の警察当局が国際的な人権保護のガイドラインを尊重した行動をとるように求め、住民の安全を最優先するべきだと話したという。

トルコの駐アンカラ中国大使館前では、暴動に対する中国政府の対応を批判するデモ活動が連日行われているほか、一部のトルコメディアはウイグル族団体を擁護する声明を発表、このほどのウルムチの暴動で殺害された人はウイグル族ばかりだと報じているという。現在、トルコには中国から逃れてきたウイグル族が多数在留している。

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これが中国側の日本語オンラインサイトによると、驚くべきことに、話が真反対になっています。「話は取りよう」の範囲を越えてると思えますが。

http://japanese.cri.cn/881/2009/07/08/1s143249.htm

新疆ウィグル自治区のウルムチで5日、暴動が発生した後、中国はそれに対応する適切な措置を講じています。これに対して、トルコやベトナムなどの国は支持の意を示しました。また、フィリピンなどの国のメディアは世界ウィグル会議が画策した残忍な暴動を非難しました。

 トルコのダヴトゥオール外相は7日、イスタンブールで中国のウルムチで発生した暴動に対して、痛みと配慮を示しており、「中国政府はできるだけ早く犯罪者を取り締まり、現地の平和と安定を回復させることを希望する」と述べました。

 ベトナム外務省の報道官はこの日、「ベトナムは中国の新疆ウィグル自治区のウルムチで発生した暴動事件に注目している。新疆の社会秩序を回復させるために、中国政府はすでに適切で効果のある措置を講じた」と語りました。

 フィリピンの新聞紙「世界日報」は8日論説を発表し、「世界ウィグル会議は今回の暴力事件を画策して、民族の団結を破壊しろうと企んでいる。これらの不法分子は法律の処罰を受けるべきだ」としています。(Katsu/金井)


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中国、治安部隊を大動員…ウイグル族は脱出の動き

(2009年7月9日03時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090709-OYT1T00018.htm

 【ウルムチ(中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区)=牧野田亨】ウイグル族と漢族の対立が続く中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで8日、ウイグル族住民がウルムチからの脱出を始めた。


 区都の人口で圧倒的多数を占める漢族住民が7日にウイグル族の商店を襲撃し、情勢が一層悪化する懸念が高まったためだ。中国公安当局は武装警察部隊などを大量動員し徹底した鎮圧に乗り出しており、現地は緊迫した状況が続いている。

 複数のウイグル族住民によると、ウルムチ脱出の動きは8日朝から始まった。ウイグル族居住区に近い市中心部南端の長距離バスターミナルは、大型トランクなど多くの荷物を抱えたウイグル族住民でごった返した。ウルムチ駅に向かう住民もいるという。主な避難先は出身地や親類がいるカシュガル、アクスなど同自治区南西部の都市。あるウイグル族男性は「不安でたまらない」と話した。

 公安当局は8日早朝から、漢族が多い市中心部北側と、ウイグル族居住区との境界である人民路を中心に大量の治安部隊を配置した。中央政府幹部として初めて孟建柱・国務委員兼公安相が8日、ウルムチに入り、陣頭指揮をとった。香港メディアによると、人民解放軍も動員された。

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ラサの時は事件後すぐにデモに参加したチベット人を逃がさないようにと、チベット人の移動は遮断されたものだが、今回は「出て行くなら出ていけ」なのでしょうか?



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東トルキスタンの状況に対するダライ・ラマ法王声明

6bb34cee.JPG2009年7月8日付 ダライ・ラマ法王声明

http://www.dalailama.com/news.394.htm

東トルキスタン(新疆)の状況が悪化し、多くの犠牲者が出たことを深く悲しみ、憂慮する。

中国政府に対し、この状況に対処するに当たり、理解の精神と長期的視点に立った抑制的行動を取るよう真摯に要請する。

私はこの悲しい展開により亡くなられた方々、その家族と他の被害者に対し、心からの祈りを捧げる。

ダライ・ラマ


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2009年07月08日

ジャミヤン・ノルブと街で立ち話

7.7.09 ウルムチ中国はウルムチに何万人もの軍隊、警官隊、武装警官隊、デモ鎮圧隊を投入して、街を戦争時のように占拠しています。

四川放送などでは、わざとらしく大軍の行列を見せつけた後、ウルムチ大学の学生や先生、町のウイグル人たちから「中国政府は素晴らしい。中国に逆らうのは意味がない」と言うような意味のインタビューを取って流しています。
病院で手当を受ける幼い中国人の女の子を取材したりして、中国人の被害を強調する内容が中心です。

7.7.09 ウルムチ 中国人武装団ラサではデモの直後に逮捕されたチベット人の数は数千人に達したといわれる。
それにしては今回逮捕1400人というのは少ない方です。
もっともすべて新華社発表ですし、この二日間死者数も更新されず、まるで信用できませんが。

デモに参加した者を見つけ出すためもあるでしょうが、結局、尋問中に拷問を加え、恐怖に訴えて以後の反抗を抑えようという政策です。
これまでも、今も、これから先も多くのウイグル人たちがチベット人たちのように拷問を受けることでしょう。
中国人は恐怖政治、洗脳政策しか思いつかないのでしょうか?
もちろん少数のまともな人もいらっしゃいますが。

7.7.09 ウルムチ2街角でジャミヤン・ノルブ氏に偶然遭遇。アメリカから一か月の予定でダラムサラに来ているとのこと。
特に、今回は二人の娘をTCVとユンリン幼稚園に一か月だけ、体験入学させることが目的とか。
アメリカの話とか、お互いの家族の消息とかについて話した後、「ところで、今回のウルムチの蜂起についてのコメントは?」と聞いた。

おお、すばらしいことだ!Revolutionだ!チベットもレボルーションだ。みんな本当に勇気がある。まともな人はみんな支持すべきだ。チベット人はもっと連帯すべきだ。北朝鮮を見ろ、ビルマもそうだ。中国はこれらの国を使って特に日本や韓国の政治的力を落とそうとしている。
アメリカだって、日本だって中国の人権状況は良く知ってる、ただ中国は今強いから、遠慮して、怖がって何も言わないだけだ。その意味では法王もサンドン・リンポチェも一緒だ。
もっとはっきり言うべきだ。スピリットが大切だ。胸を張って生きていくべきだ」
とおっしゃっていました。

写真二枚はパユルから、三枚目はウーセルさんのブログからです。

最後に日本での抗議デモのお知らせです。



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2009年07月06日

世界ウイグル会議の声明

65cb9678.jpg世界ウイグル会議「東トルキスタンで発生した虐殺事件に関する声明」

中国共産党政府がウイグル人に対して行ってきた民族的差別や抑圧、そして同化政策などの結果、ウイグル地区から沿岸部の広東省のおもちゃ工場に強制移送されてきたウイグル人たちは同工場の漢民族従業員たちにより虐殺される事件が発生した。この事件で60名近くのウイグル人が殺され、100名を超えるウイグル人が重傷などを負った。

そして今日7月5日、広東省で発生した悲惨な虐殺事件、そして長く続いてきたウイグル人に対する民族的虐殺に抗議するため、ウイグル民族がウルムチの中心地4か所に集まり計1万人が参加し、平和的なデモで自らの不満を表した。しかしこのデモは多数の警察、軍や車両の出動で武力的鎮圧を受けた。

世界ウイグル会議が直接現地から入手した情報によると、この武力鎮圧で死亡した人は100人を超え、多数が負傷した。この中で幼い子供や女性もいた。

酷いのは、ウルムチの人民広場、南門、ラビヤ・カーディルデパートの前、延安路、陶器工場前などのいずれのデモ場所も一律悲惨な虐殺を受けた。軍の車両下で踏み殺された。軍・警察の銃で殺された。暴力で殺された・・・・・

我々の把握した情報では、すでに逮捕された人は1500人を超える。全ウイグル地区ですでに軍事態勢が敷かれている。一方、ウイグルのアクス県でも7月5日の夜からデモが始まっていることが分かった。カシュガルで起こっているデモについてはまだはっきりとした情報を入手していない。

世界ウイグル会議としては、全世界の民主主義国家や国民、人権団体などがこの事件に緊急な対応を取り、ウイグルで中国軍や警察などに虐殺されているウイグル民族を助けるよう促す。国連やNATOなどが関与し、検察団を派遣し、平和秩序を守り、冷静に対応し、今でも虐殺が続いているウイグル民族を一刻も早く鎮圧軍から守るよう呼び掛ける。
2009年7月6日

※翻訳 イリハム・マハムティ


日本ウイグル協会のサイト

http://uyghur-j.org/urumqi_090705.html

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2009年05月12日

ウーセルさんの新書「聴説西蔵」/ウイグル/天安門/ブン川

08a14623.jpg北京のウーセルさんが旦那さんの王力雄さんと共著で新書を出版されました。

「聴説西蔵 Voices of Tibet(チベットの声)」と題されたこの本、題からして
チベットの人々の証言が沢山載っていそうです。

http://woeser.middle-way.net/2009/05/blog-post_11.html

漢字が生まれつき嫌いな私には読めません。

それでもここにコピペします。
どなたか中国語の得意な方、目次だけでも翻訳お願いします!

听说西藏:发自西藏现场的独立声音

Voices from Tibet

作者:唯色、王力雄
出版社:台湾大块文化
出版日期:2009年5月1日
语言:繁体中文 ISBN:9789862131190
装订:平装 400页


内容简介

让中共当局害怕,让全球藏人看见希望的发声──你从未见过或听过的西藏

他们是处于现场的人。身在西藏现场,又敢于把真知说出来,还具有分析和传播能力,这样的人在今日中国不说绝无仅有,也当是凤毛麟角。在西藏资讯被中国官方垄断和遮蔽、外界难以进入西藏现场的今天,他们的作用难能可贵。即使在中国官方媒体傲慢地宣称境外媒体没有记者在西藏──正是因为中国的限制──因而没有发言权时,也不能不承认境内“有两名自由撰稿人”在给外面供稿(见众多中国官方网站刊登的文章“自由亚洲电台为藏独分子做宣传”)。

这本书是从唯色和王力雄为位于华盛顿的“自由亚洲电台”所撰写的数百篇专栏文章中选辑编成。从二○○五年至今,他们每人每周各写一篇文章,再翻译成藏语,用卫藏、安多、康三种语音对藏地进行广播。因此,无论是从哪个角度出发,无论是研究西藏、了解西藏,甚至是旅游西藏,只要想面对真实的西藏,想听到发自西藏现场的独立声音,他们二人就不能不被当作最重要的来源之一。

可以说,这些文章相当于西藏的脚印,一步一个脚印走下来,描绘出西藏在时间中的轨迹,凝聚成西藏现实的缩影。如果仅以他们那些大部头的出版物,只能在知识界产生影响;而这些短小精悍、切中现实、反映藏人民众心声的广播,却使他们在今天藏区各地的普通百姓中享有广泛声誉,无论走到哪里,都会遇到众多知音,挂满表达感激的哈达。

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目录

致 谢

拉萨与“蛰萨”

妓女和圣战
西藏的爱滋病
说说“西藏的新名片”
西藏值多少钱?
是酒店,还是寺院?
人满为患的大昭寺
逐渐消失的拉萨
拉萨林卡的变迁
拉萨与“蛰萨”
政治与性包装的西藏歌手
布达拉宫会不会被踩塌?
兽皮“时尚”是如何产生的
妓女改行当导游
一个汉人的西藏挨宰记
在下密院欺骗游客的是谁?
藏区出现郤匆

大一统的“中国表情”

古城如同大超市
朗色林庄园的命运
大一统的“中国表情”
唐卡是文成公主发明的吗?
住在“社会主义新农村”的藏人
走出大山的藏人少妇
虫草之害
钱多人受苦
重回半世纪前的劳改地
“我们把我们的神灵抛弃了”
草原是有文化的
把整个藏族装进一个城市?

袈裟与警服

活佛死刑与僧房被拆
保佑发财的扎基拉姆寺院香火旺盛
袈裟与警服
摆柜台的松赞林寺
与佛决裂的画家
众生需要“时尚活佛”吗?
“毁我教者是穿我衣服的人”
权力、金钱和宗教的“三角”
上帝不再寂寞?
由耶诞节看基督教在西藏

西藏山河做赌场

从此且把他乡当故乡
不许藏人入内的商场
西藏市场谁输赢
“吃年夜饭一小时”的告示
有无宗教的区别
没有自治,青藏铁路就不是“幸福路”
不再是吉祥八宝的拉萨
在西藏开矿的故事
西藏山河做赌场
谁来“模拟仿真”藏人的命运?
文化帝国主义的广场
谁把编织“松阿”的资格转让了?
鄂款人是如何打西藏牌的?
释迦牟尼法像成了洗脚的广告
爱喝甜茶的拉萨人要小心
拉萨的那些假冒伪劣商品集散地
拉萨也有“结石宝宝”

藏人为何舍命逃印度

全球最年幼的政治犯还是藏人
一个牧民对国家政权的“颠覆”
穿,还是不穿?这成了一个问题
“康巴艺术节”上刺眼的豹皮虎衣
与其迁怒民众,何不清理门户
从一个个禁令中了解传统和历史
一位活佛使用伪造的护照
藏人为何舍命逃印度?
流亡意味着什么?
为什么要从内地往西藏派导游?
西藏历史的空白
记者的尴尬与“回答敏感问题的口径”

达赖喇嘛的儿女

你凭什么妖魔化西藏?
谁不愿意达赖喇嘛回来?
谁的感情“被伤害了”?
达赖喇嘛让藏人自豪!
弥漫拉萨的桑烟
西藏流亡埋藏的伏笔
达赖喇嘛的儿女
没有争取,哪来得到?
离开体制的自由
“天杵”拒绝伴唱
发生和发声中的西藏新艺术
过藏历新年:这是一种民族身份的象征
对比深夜的“太阳岛”和帕廓
宗教与直升飞机
藏人还剩下什么?
教育不应是文明的取代
当今西藏妇女现象
西藏旅游的另一种模式

八年前的预言,来年还将重演

三月十四日之前发生了什么?
我为何对玛曲发生的“打砸抢烧”不惊讶
八年前的预言,来年还将重演
原来是宠物与人的关系
给藏人制造“恐怖分子”的证据
当僧侣成为对手
地震为大,但也要为人权呼吁
走过囚牢般的藏地
游客稀落的香格里拉
贴在城镇和乡村的通缉令
抓特务与民族问题
青藏铁路的新用场
那些覆盖藏地的标语和红旗
玛曲人创作的笑话
北京奥运对藏人说“不”
一场不但政治化,而且种族化的奥运会
西藏公安厅加给唯色的罪名
又一场文革悄然席卷藏地寺院
把寺院变成旅游景点的用意
消失在无人知晓的无边酲詢ぁ帖

“丢掉幻想,准备斗争!”

藏人的梦想太多了
达兰萨拉的退步换取不到进步
谈啊谈,白了特使头,空悲切
达赖喇嘛是否可能来中国
“丢掉幻想,准备斗争!”
对西藏未来道路的不同观点
参与和愿景
没有结果的谈判有作用
达赖喇嘛还有什么牌?
西藏的下一次暴动
达赖喇嘛的棋局
西藏独立的条件正在齐备

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次はウイグル人の話です。

対テロか人権か パキスタン、「容疑者」ウイグル人を中国送還

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090512/asi0905120912004-n1.htm
【ワシントン=山本秀也】パキスタンの山岳部族地域で、イスラム原理主義勢力タリバンなど武装組織のメンバーとして拘束されたウイグル人(中国国籍)9人の身柄が、パキスタン側から中国政府に引き渡された。在米ウイグル人組織や人権団体は「処刑や拷問などの危険性が高い」と反発を強めている。だが、頼みの米政府がパキスタン情勢の安定化へ中国との協力を模索している状況にあるだけに、厳しい処遇も予想される。

在米ウイグル人で組織する「ウイグル人権計画」(UHRP)などによると、パキスタンの治安当局は4月末、拘束していた9人を「テロ容疑者」として中国に引き渡した。新疆ウイグル自治区の分離・独立運動を警戒する中国政府は、独立活動家ら少なくとも40人のブラックリストをパキスタンに提示し、身柄の引き渡しを求めていた。

中国から逃れたウイグル人が、滞在していたアフガニスタンからパキスタンに越境後、対テロ掃討作戦で身柄を拘束されるケースがこれまでもあった。このうち、2003年に中国へ引き渡された活動家が07年に処刑されたと伝えられる。

ウイグル出身の人権活動家ラビア・カーディル氏は「パキスタン当局は、ウイグル人の文化・宗教上の自由を抑えるべく中国との協力を強化している」と非難。人権団体フリーダム・ハウスは「パキスタンを含む各国は、中国がテロ容疑を乱用することを拒否し、ウイグル人を迫害から守るべきだ」と訴えた。

一方、米国もキューバのグアンタナモ米海軍基地内に収監されてきたウイグル人17人の処遇問題を抱えており、収容施設の閉鎖を決めたオバマ政権の対応が注目されている。司法レベルでは昨年10月、17人を米国内で釈放するよう命じる判決が出たが、ブッシュ前政権の申し立てで差し止められている。中国政府は、米国にもウイグル人収容者の引き渡しを要求。ブッシュ、オバマ両政権とも要求に応じることには慎重だ。

産経新聞 2009年5月12日


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オマケです。

北京・天安門広場では異例のデモ 
四川大地震1年で被災地にエール

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090512/chn0905121906008-n1.htm
中国四川省ブン川県を震源地とした四川大地震から1年となる12日、北京市の天安門広場では、学生ら数百人が「頑張れ中国」「頑張れ藷縺iブン)川」と被災地応援のシュプレヒコールを上げながらデモ行進を行った。

同広場でのデモは極めて異例で、警官らが遠巻きに見守る中、地震発生時刻約10分前から学生らが集まりシュプレヒコールを開始。黙とう後に約30分間、デモを行った。男子学生の1人は「『愛国』の2文字のために参加した」と興奮気味に話した。(共同)
(ブンはさんずいに文)

産経新聞 2009年5月12日


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そういえば、BBCでは朝から、この「ブン川」が一大観光地になっている様子を伝えています。
町は無残に壊れたままです。
死体が今も沢山埋まっているのは明らかです。

そんな巨大墓場をバックに笑って記念写真を撮ってる中国人が沢山いました。

近いうちに一大地震テーマパークとして生まれ変わるのだそうです。




rftibet at 19:44|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2009年04月09日

チベット人死刑犯解放要請署名運動/ウイグル人2人4000人の前で公開死刑裁判

d90a19fc.jpg写真:野田雅也

今日は停電が長くて仕事?になりませんでした。

家はだめだと、ルンタ・レストランに来て書き始めたら、、、また停電です。
このところ嵐が続いて電線が切れるのです。

昨日お知らせした「ラサで2人(4人)に死刑判決」のニュースに素早く反応したSFTが彼らの解放を求める署名運動を始められました。
みなさん署名・その他お願いします!

以下、eli wakamatsu さんからのお知らせメールです。

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緊急要請です。

4月8日付けで中国はチベット人2人Lobsang Gyaltsen さんと Loyakさんを昨年春の動乱に加担したという罪で死刑宣告しました。
他の2名 Phuntsokさんと Kangtsukさんも2年の執行猶予付きで死刑と宣告されました。

SFTが緊急アクションとして、署名嘆願をこちらで始めました。
http://actionnetwork.org/campaign/stoptheexecutions/

モット、出来るなら、上記ページのひな形を使って以下の
住所まで郵送、ファックス、電話!!!

死なせてなるものか。。です。

とにかく、大声をあげてがんがん中国政府に届けましょう。
取り急ぎ、お知らせまでですが、またのちほど詳しい報告を指せていた
だきます。

よろしくおねがいします。

Ministry of Justice
Minister: Wu Aiying
No.10 Chaoyangmen Nandajie, Chaoyang District
Beijing 100020, China
Tel: +86 10 8313 9065
Tel: +86 10 6520 6706
Fax: +86 10 8313 9051
Fax: +86 10 6529 2345

Ministry of Foreign Affairs
Minister: Yang Jiechi
No. 2 Chaoyangmen Nandajie, Chaoyang District
Beijing 100701, China
Tel: +86 10 6596 1114
Tel: +86 10 6596 3100

Supreme People's Procuratorate
Tel: +86 10 6525 2000
Tel: +86 10 6559 2000

LHASAラサ:

Secretary of the Chairman of the Tibet Autonomous Region (TAR)
Tel: +86 89 1632 5889

TAR People's Government
Tel: +86 89 1633 2067

TAR People's Congress
Tel: +86 89 1683 2423

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以下、毎日新聞の記事ですが、
中国はウイグルでは4000人を集めて見せしめ死刑判決を行い刑場に連れて行ったとか。その場で銃殺刑に処するのは流石にやめたようですが、このままだとまた復活しそうです。


中国:新疆での五輪テロ ウイグル族2人に死刑執行 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/world/news/20090410k0000m030069000c.html


 【北京・浦松丈二】新華社通信によると、昨年8月の北京五輪直前に新疆ウイグル自治区カシュガルで武装警察部隊が襲撃され、17人が殺害された五輪テロ事件で9日、死刑判決が確定したウイグル族男性2人が処刑された。

 中国では8日にもチベット自治区ラサの暴動で被告4人に死刑判決を言い渡したばかり。中国当局は民族自治区でのテロや暴動に厳罰で臨む姿勢を示している。

 ウイグル族2人の処刑は、カシュガル市民スタジアムに市民約4000人を集めた「宣告大会」で死刑判決が改めて言い渡された後、刑場に送られたという。

 昨年12月のカシュガル地区中級人民法院(地裁)の1審判決で「北京五輪を妨害するためのテロ攻撃だった」と認定していた。

毎日新聞 2009年4月9日 20時16分

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それにしても気になるのは、2人(4人)の死刑判決を伝える日本の新聞は、ほぼ中国の発表のままですね。
少しはこのころはましになったと感じるのですが、、、
これでは、普通の人たちはただの犯罪人を処刑したぐらいにしか、思わないでしょう。
何時になったらBBCのように「異なるバージョン」をちゃんと知らせるようになるのでしょうか?




rftibet at 20:20|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2008年06月02日

チベット ウイグル 外モンゴル

Scan18

昨日は中国がいかに世界中に悪政を蔓延らせているかについて少し書いたが、
もちろん国内においてはチベットのみならず、ウイグル、内モンゴルにおいても同様の弾圧が続いている。

大きな違いは悲しいかなウイグル人やモンゴル人にはチベットのダライラマ法王という強力な統率者、代弁者がいないことだ。
そのためチベットに増してその弾圧の実態は隠され続けている。

所謂新疆ウイグル自治区の総面積は現在の中国の六分の一(歴史的チベットはちなみに中国の四分の一)にあたる。総人口は1963万人で内ウイグル族45%、漢民族41%、その他14%がカザフ族等の少数民族だ。
1949年に中国人民解放軍が侵攻してくる前には漢民族はたったの2%だった。

ウイグル人は約1000万人ということだ。チベットでチベット人は文化大革命の終わりまでに人口の5分の1にあたる120万人の虐殺に会ったわけだが、この率をウイグルにそのまま当てはめれば200万人が毛沢東により虐殺された計算になる。
勝手な計算だが、、実際おかしくない数字に見えないだろうか?。

彼らだって戦っている皆が独立を掲げているわけではないが、東トルキスタン独立運動という組織もある。

アムネスティーの招待で来日したウイグルの人権活動家、ラビア・カーディルさんの去年11月21日大阪で行われた講演録が以下に載っている。
http://www.news.janjan.jp/world/0712/0712227716/1.php

その中:
「しかし、ソ連が崩壊したときに西トルキスタンの諸民族が次々に独立したこと対して中国は危機感を抱き、むしろ体制を厳しくしたのです。1997年、グルジャという町で、1万人を越す人が自由や平等を求めてデモをしました。手に武器を持った人はおらず、平和的なデモでした。しかし、中国は軍隊で鎮圧しました。その場で407人の人が殺され、逮捕者は6万人を越えました。デモに参加した人の家族や友人まで逮捕したからです。しばらく経ってから、トラックで引き回したうえでの公開処刑がおこなわれました。当時、私や欧米の記者たちも現地調査に行きましたが、捕まってしまい、結局、国際社会は何もしてくれることはできませんでした。

このグルジャ(イーニン)の弾圧については
http://www.uygur.org/japan/et/2006/02_05.htmの中で:
「東トルキスタン文化協力協会アンカラ支部長のハイルッラ・エフェンディグリ(Hayrullah Egendigil)が中国大使館の前で、中国侵略者が東トルキスタンで行なっている国家テロ政策を批判する講演を行なった。グルジャ事件の後中国侵略者はイリ、タルバガタイ、アルタイ地区で計6万1千人のウイグル人を逮捕し、1500回も裁判会を開き、8000人以上を死刑に、他の5万人以上を無期懲役にしたのだ。」
という。

これに比べれば今回のラサ弾圧は中国にとってはまだまだ甘いやり方の内なのかと思ってしまう。

一方、外モンゴルは大戦前の日本とソビエトが決めた国境線が下で内モンゴルから離されることになった。
人口は2400万そのうちモンゴル人は現在たったの17%とか。漢民族が79%も移住してきた。

その後1947年以後毛沢東の統治下で彼らの受けた悲劇はチベットと変わりない。文化大革命中にはほとんどの僧院は破壊され、チベット仏教は一旦徹底的に破壊された。その当時有りもしない「モンゴル独立運動」に反対するとして大量虐殺が行われた。

現在「内モンゴル人民党」という独立を目指すグループがアメリカのニュージャージーに本部を構えているという。

この3地域を合わせると今の中国のおよそ半分になる。
中国はこれらの地域からの資源供給なしにはもうやって行けない。
取ったものはとことん利用する。
これもかつての日本等の植民地政策と変わらないのだが、ただ大きく違うのは漢民族は人口を増やしすぎており、これらの地域を移民のはけ口とし、多量の中国人が移住してくるということだ。
これを侵略の「最終的解決」と中国は呼ぶ。




rftibet at 13:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)