オリンピック

2008年08月31日

北京、福島さんのブログより

cff21659.jpg写真は28日ムンバイの病院に入るダライラマ法王

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27日付の福島さんのブログより
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/692833/

北京五輪 100年の夢の跡に何がのこったか?

■本当は25日にアップする予定だった、五輪総括エントリー。楽しかったね。予想に違わずつっこみどころ一杯の北京五輪でした。個人的に一番うけたのは、体操選手の年齢詐称疑惑について、中国人から極めてまじめに、「中国の地方によっては、実年齢に2〜3歳を加える数え方をとるところがある」と説明を受けたことです。たとえば1月某日に生まれ、1ヶ月後に旧正月をむかえるとその時点で、2歳だそうです。本当に農村にはそういう習慣があるそうです。もともと、誕生日も不明で、戸籍のない子供もけっこういる世界ですからね。


■北京五輪 
つわものどもの夢のあと、には屍るいるい。
国際社会の批判の洗礼を受けて
この屍を乗り越えてゆくのだ!



■17日間の真夏の夜の夢が終わった。難癖をさんざんつけた北京五輪だが、正直、競技のさなかは、美しく鍛え抜かれたアスリートたちの熱戦に魅了され興奮した。陸上界を席巻したジャマイカ旋風や、日本女子ソフトボールの鬼神のような闘いぶり、半魚人フェルプス選手の8冠達成など、つくりものでないドラマは、これほど人の心をゆさぶる。五輪開幕式の視聴率が98%、閉幕式が80%以上。会場に足が運べた人は極めて限られていたが、多くの中国人たちがテレビにかじりついて熱狂したのだろう。


■だが、閉幕式で宋祖英とドミンゴのデュエットを聴いたとき、VIP観客席に、老いたかつての最高指導者の姿をみたとき、私は夢から目が覚めた。ああ、北京五輪は、やっぱり共産党の、共産党による、共産党のための五輪(権力者の権力者による権力者のための五輪)であると。莫大な財を投入し、膨大な人民を動員した今世紀最大のアトラクション。ある人が、こう指摘した。北京五輪をみていると、奴隷に闘わせ、皇帝の寵姫を彩りとし、皇帝の権力を国内外にしめすと同時に、市民に享楽を与えるサーカスとなす、古代ローマの剣闘競技を思い出す、と。


■農村からかき集めた子供たちをステートアマ体制で鍛えあげ、競わし、その闘いぶりで観客を熱狂させ、権力者の力を誇示し、民衆の求心力を高め、国威を示した。奴隷出身の剣闘士(グラディエーター)が勝ち上がれば、皇帝に謁見もできる天下の英雄とあがめられるように、貧しい出身の選手も金メダルをとれば国家の英雄の称号と富を与えられる。奴隷は自由のために、農民は貧困からの脱却のために、自らの肉体を鍛えいじめ抜いて勝たねばならないのである。奇しくもあの「鳥の巣」はコロシアムの形にも似ている、と。


■ローマ帝国の滅亡の背景にはコロシアム建造など、大量の土木工事および建造物の維持費がかさんだことによる財政疲弊もあったことをごぞんじだろうか。ローマ帝国を滅亡に導いたコロシアムをモデルにブリューゲルはかの有名な「バベルの塔」を描いたが、北京五輪の閉幕式でも「人間バベルの塔」が現れた。人がその分をこえて天にも届かんとする塔を築こうとして、神の怒りを誘ったという旧約聖書にある伝説の塔・バベル。だから、それがコロシアムににた鳥の巣の真ん中に現れたとき、いわくいいがたい予感にかられたのである。これは予言夢?総合演出を担当した張芸謀監督のブラックユーモア?


■中国新聞社によると、中国はこの7年、五輪ホストの北京市の都市インフラ整備に2800億元かけた。会場建設・拡張費用は総額130億元。うち「鳥の巣」建設は31億元。なんやかんやあわせると、日本円にして5兆円がかかった。ちなみに中国のGDPは2007年24兆6619億元(360兆円)。


■「鳥の巣」はじめ五輪用の建築物は普通の建物より維持費がかかる。鳥の巣だけで、メンテナンス維持費に年間5000万元(7億2500万円)かかる(第一財経日報によれば1億3000万元)。水立方は、屋内の気圧を一定にするために通常の3倍の電気がかかり、維持費に年4000万元前後(6億円)、という推計が報道されている。アテネ五輪の場合、30会場の維持費が年1億ユーロ(162億円)前後というから、アテネも傷は重いのだが、四川大地震の復興や、社会保障整備という重大任務をかかえる13億人口の自称・途上国にとって、その負債の重圧はいかばかりだろう?


■都市インフラ整備、環境整備は北京市民が恩恵を受けることになる。だから、少々金がかかるのも致し方なし、というのが当局側の言い分ではある。地下鉄はじめ交通インフラ整備はたしかに、渋滞を緩和し都市機能を高め、長い目でみれば経済発展に有利に働くであろう。


■だが、世界最高建設費の8億砲かかったCCTV新社屋はじめ、金ばかりかかり、必ずしも機能的とはいえない建築物はどうだろう?最高の溶接技術を必要とするCCTV新社屋は、鉄骨をつなぎ合わせる段階でずれが生じ、工期が大幅に遅れたという。五輪までに竣工という目標は達成できず、中身が出来ていない状況で表面のガラスタイルをはって、完成したように見せかけた。


■ある建築の専門家はいう。建築物というのは、工程に手順があり、その順番を変えるだけで、設計通りの強度が保てないことがある、と。こういう造り方をされたビルの耐震性などが心配である、と。ある市民は言う。どうせ五輪に間に合わないのなら、見栄などはらず普通のシンプルなビルにすれば良かったのだ。ずっと安価に機能的に安全なビルが造れ、なおかつ余った分の予算を、四川大地震の復興に寄付でもしたほうが、よっぽど公共の利益に合致する、と。CCTV新社屋は建物の重心が、建物の外にあるという前代未聞の構造物であり、その耐震性に疑問を呈する声も多い。



■五輪期間中、株価は11・8%さがった。下がったのは五輪とは直接関係のない、たとえば、非流通株流通化による株の大量放出への懸念や、企業業績悪化、インフレ懸念など、経済先行きへの不安が主要な原因だが、「五輪祝儀買い」がなかった、という事実は、株民8000万人の心情をあらわしている。彼らの多くにとって、五輪の夢よりも、現実に直面する危機の方が切実、ということだろう。胡錦濤国家主席もPRに訪れた人民日報運営の掲示板・強国論壇は、五輪の話題よりも圧倒的に株と不動産の急落の話題で盛り上がっていた。


■そういった経済の先行き不安や財政面の危うさを隠すかのように、ことさら絢爛におこなわれた北京五輪は、IOCのロゲ会長に「くらぶものなし」と言わしめたが、中身のできていないビルの表面にタイルをはり完成したかのようにみせかけのと同様、開幕式の口パク少女の歌声同様、良いところをつぎはぎし、完璧のようにみせかけるのと同様、「見せかけ五輪」「擬装五輪」ともいわれた。



■さらにいえば、五輪招致時に約束された人権、報道の自由拡大も、表面的につくろうばかりで、その本質は改善するどころか悪化した、という実感がある。デモ専用公園を3カ所もうけ、民主化の推進ぶりを標榜するかとおもえば、実は77件あったデモ申請をすべて却下するだけでなく、デモ申請者を逆に「社会秩序を乱す」として拘束した。一部のデモ申請者は期間中、北京から離れるよう命令された。ネットのアクセス禁止は確かに一部解除され、香港紙や台湾紙がネットで閲覧できた。たが、グーグルの用語検閲は、以前にもまして厳しくなり、使い続けるとIPアドレスの取得を拒否されることもしばしばだった。携帯電話の強制遮断は、信じられない多さだった。中国国内メディアは、五輪マイナス報道を禁ずるとの通達を受け、新華社に準じた報道を強いられた。外国記者の取材を歓迎するという建前とは裏腹に、取材妨害は激しくなり、五輪期間中30件以上の記者の一時拘束を含む取材妨害があった。「フリーチベット」の旗を掲げるなどした10人の外国人が拘束されたうえ、国外退去処分になった。


■列に並ぶといった文明的なマナーなど北京市民にのこした精神的遺産は大きい、と人民日報はうたったが、20数万の動員された市民による「文明拉拉隊(模範的チアリーダー)」の応援は、けっして文明的でなかった。タダ券で一等席を大量に占める拉拉隊の空気のよめない応援こそ、「スポーツ観戦」という楽しみを、真のファン、市民から取りあげた無礼・無粋な張本人だったといっていい。テニスの応援ではサーブのときに「加油!」とかけ声をかけるマナー違反を平気でやり、応援していた自国選手から「シャラップ!」ど怒鳴られるしまつ。しかも、応援側はその選手に逆ギレして、ネットでは罵詈雑言があふれた。


■胡錦濤国家主席は五輪開幕直前の記者会見で、五輪への莫大な投資は、「価値があった」、と高く評価した。だが、宴が終わって、夢からさめると、目の前には屍るいるい、荒涼とした風景が広がっている感覚である。金をかけて作り上げた街並みは張りぼてだし、労力を注いで育てた文明的マナーは付け焼き刃で、株も不動産も下がり続け、上半期だけで6・7万の中小企業が倒産する経済停滞がはじまりつつある。そして国際社会の目からも隠しようもなく露呈した少数民族問題、社会不満の深刻さ。


■五輪閉幕翌日の25日の人民日報はじめ、中央紙の見出しはみんな同じで、
「第29回オリンピック大会北京にて円満閉幕」
「より早く、より高く、より強く楽章をかなで、団結友誼和平絵巻を描いた」と
胡錦濤国家主席の写真つきで報じた。しかし、いち早く夢から覚めた庶民は、これをしらじらしく感じている。強国論壇のには、「まるで文化大革命のころの新聞」と揶揄する書き込みもあった。


■結局、五輪は中国になにをもたらしたのか。膨大な資金と労力を注ぎ、人民を動員し厳しい規制をしき、外国の要人と金持ちと共産党VIPに見せるためだけにお祭り騒ぎをし、合計100個のメダルを獲得しただけ、なのか。


■私はあるベテラン中国人記者に、率直に上記の考えをぶつけてみた。冷静で多様の見方のできる彼はこう答えている。


■「動員と規制の中で行われた五輪は、結局、中国に当初期待されたようなプラスの影響を与えられなかった。しかし、一党独裁の国家が行う五輪は、こうならざるを得なかったことは、はじめから人民も含めて皆、分かっていた。分かっていなかったのは国際社会だけである。

■ただ、中国共産党にとって良かったことは、自ら正しい、すばらしい、完璧だと思って、満を持して実行してきた五輪の準備と運営が、かくも国際社会から叩かれたことである。国内の人民は、党のやり方がおかしい、と思っても、逆らっても無駄という諦観もあり、党のやり方に対し面と向かって罵声を浴びせるものはいない。だが、国際社会には、一般の観光客から指導者にいたるまで批判の声があった。そのことは、中国の指導者にとってかなりショックであったと思われる。とくに、最初の大ショックは、聖火リレーの妨害だろう。


■正直、これほど短期間に、多様な批判を面と向かって受けた経験は初めてである。もし、五輪が中国にもたらしたものは何か、と問われれば、この面とむかった批判の洗礼の経験である。この経験は、すぐに中国を変えることはないだろうが、じわじわきいてきて、あとからみれば、やはり五輪は中国の自由化、民主化、国際化を推進した、と言われるようになるのではないか」


■国際社会からの批判を雨あられと受けた北京五輪。中国はその経験を糧とすることができるのだろうか。そして、夢の跡地に野ざらしになった諸問題に真摯に向き合うことができるのだろうか。北京五輪が中国にもたらしたものの価値は、そのときにやっと判明する。


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2008年08月14日

オリンピックとチベット

63cc430d.jpg写真はパリでの記者会見に臨む法王とフランス語通訳
http://phayul.com/news/article.aspx?id=22468&article=I+am+a+free+spokesperson+of+the+Tibetan+people+%e2%80%93+the+Dalai+Lama
いろいろとフランスのことを書こうと思っていますが明日かな?


以下はいつもの委員会リリースです。
<委員会>と呼んでいるのは今年3月から発足したチベット亡命政府と議会、民間団体(すべてではない)が集まった緊急委員会のことです。
(内実を詳しく話すと長くなる)
一般には<チベット亡命政府>と思ってもいいです。

連帯委員会リリース 2008年8月13日 Y女史訳
http://www.stoptibetcrisis.net/pr130808.html

<北京オリンピックを通して見えるチベット>


「もし部分を見通すことができれば、全体を把握できる」というチベットの諺にあるように、現在北京で開催されているオリンピックというプリズムを透かせば、チベットの状況をある程度は把握することができそうだ。

北京でオリンピックが始まるほんの2、3週間前、中国当局はチベット人達を北京やその近隣都市から、生まれ故郷やその他の遠隔地へと強制的に追放した。
次いで、それらの都市にあるホテルや宿泊施設は「チベット人がやってきたら最寄の
警察当局に報告するように」と要請された。


チベット自治区からやってきたチベット人の演技団は、北京オリンピック開会式で演技するために、数ヶ月もの間練習を重ねてきた。
北京当局は事前にさらに厳しいリハーサルを行うよう要請してきたため、昼夜を問わずにリハーサルを続けて本番に備えていた。
にもかかわらず、開会式本番では、99%の演目は多数派である漢民族によるパフォーマンスによって独占され、チベット人を含むその他55の民族による演目は、ほんの数秒間披露されただけだった。
これはまさに、中国政府による常態――漢民族中心主義そのものを示していたといえる。

(チベット人団員はさぞ悲しい思いを抱いたであろう、、、)

チベット人は一般に、勇敢さ、力強さ、機敏さによって知られている。
だが、こうした生来の性質にも関わらず、チベット人がこれまでオリンピックにおいて中国代表選手として活躍したことはない。
チベット人が卓越した技術を持っている馬術やアーチェリーといった種目はおろか、他のスポーツにおいてもである。
現在、国家レベルのスポーツ選手として養成されているチベット人は、一人もいない。
北京オリンピック期間中、国内向けに流されている特別番組では、中国政府が共産党の指導によって「暗黒で野蛮な古めかしいチベット社会」を「輝かしく幸せな」社会に発展させたものとして描かれている。


中国は報道関係者に対して、オリンピック期間中、厳格な軍事弾圧や制限下に置かれているチベットを除き、全ての場所を自由に訪れてよい、と許可している。
チベット人が逮捕されたり家が急襲されたり、理由もなく撃たれる、といった報告は、今も続いている。
ラサ付近のデプン僧院とネチュン僧院は未だに厳しい統制下に置かれており、僧侶らの移動は厳しく制限されている。
さらに、チベット人職員はオリンピック期間中に休暇をとってはならないと命じら
れている。

北京でチベット人を支援して抗議行動に出たチベット・サポーター達はただちに
逮捕・追放されている。
こうした事件を記録しようとしたレポーター達も乱暴に扱われて拘束され、その報道を阻まれている。


要約すると、オリンピック期間中の北京の態度は完全に人種間の公平性に欠けており、チベット人への抑圧は相変わらず続いている。
こうした状態は、「北京は中国の56種の民族全体のもの」という毛沢東の公式見解とはまったく矛盾するものである。



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2008年08月13日

北京でのプロ・チベッタンデモ

d36f107a.jpgさっきNHKで北京でフリーチベットを叫んでいる外人たちの姿を見ました。
やってますね!
その代表格はペマ・ヨーコさんというチベットと日本人のハーフ?とか。

早速phayulに載ってたSFTの発表を訳そうと思ってたらすでにDAYSさんが訳されたのがあったので、それをまずはコピペさせていただきます。

http://phayul.com/news/article.aspx?id=22455&article=Tibet+activists+hang+banner%2c+blockade+Beijing%e2%80%99s+%e2%80%98Chinese+ethnic+culture+park%e2%80%99SFTのニュースリリースによると、きょう12:30頃、北京市の中華民族園で5人のチベットサポーターが入り口を自転車で封鎖してアピールを行った。6人は "Free Tibet" Tシャツを着て、「チベット人が自由のための死んでいく」という横断幕を掲げた。中華民族園はオリンピック公園の南側にあり、近くでは別の2人が歩道橋から "Free Tibet" と書かれた横断幕を広げた。

歩道橋の2人はすぐに公安に取り押さえられた。公園の6人は約5分後に拘束された。
メンバーはチベット人と日本人のハーフで英国在住のペマ・ヨーコ(25)と、米国のトム・コーエン(41)、マーティン・トーマス(36)、ジェニファー・キルビー(30)、ジャナ・デスパイン(31)、ジェイムズ・ブラッディ(41)、バニ・キャンポザーノ(20)、イスラエル出身の米国人ジョナサン・フォックス(29)。拘束後の状況はわかっていない。

ーーーーー

AFPによれば、このチベット支援の外人部隊の活躍を取材していたイギリス人ジャーナリストを警官が取り囲み近くの食堂に連れ込まれた、床に押し付けられたいう。
ITNテレビの北京特派員ジョン・レイ氏は「自分はイギリスのジャーナリストだと説明しようとしたけど、まったく取り合われることもなく非常に乱暴に扱われた。身分証明書を見せることもできなかった」と語った。
同僚のカメラマンのベン・イングランド氏も写真を撮ることを暴力的に邪魔され続けたと言っている。

http://phayul.com/news/article.aspx?id=22460&article=British+journalist+arrested+for+covering+Free+Tibet+protest+in+Beijing

それにしてもこのペマ・ヨーコさんお父さんがチベット人お母さんが日本人とか?
そんな昔にチベット人と結婚された日本人って誰のことなのかな?、、、


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2008年08月03日

オリンピック原則に対する矛盾

09641e37.jpg写真は6日目に入った死のハンスト。
デリーの暑さの中、6人の身体は死への最終段階に入った。


連帯委員会リリース 2008年8月2日
Y女史訳
http://www.stoptibetcrisis.net/pr020808.html
<オリンピック原則に対する矛盾>

オリンピックは、平和、調和、進歩といった概念の象徴である。
オリンピック憲章の第四原則では、「スポーツの実践は人間としての権利である」と述べられている。
同様に、第五原則では「人種・宗教・政治・性別その他に基づいた国家や人へのいかなる形の差別も、オリンピック運動に属するものとは相容れない」と明記されており、いかなる形式の差別にも反するというオリンピック精神を強調している。

北京オリンピック委員会副委員長であるリウ・ジンミン氏は、2001年に、「北京
にオリンピックを主催する権利を与えてくれることで、皆さんは人権の発展を促
すことになるでしょう」と語っている。これを受けて2002年4月、国際オリンピッ
ク委員会のジャック・ロジェ委員長は、「オリンピック開催は中国における人権
状況を改善するであろう」と保証している。

ダライ・ラマ法王とチベット中央行政府は当初から、中国の歴史ある文明と中国
の人々への尊敬の念から、北京オリンピックは中国にふさわしいものとして支持
してきた。しかしながら、オリンピック警備の名目の下に、中国政府はチベット
人の宗教的自由や人権を窒息させるに等しいような治安弾圧を強めてきている。

1. 現在、チベット全域およびチベット人の居住地域は重々しい軍の弾圧下にあ
り、チベット人の自由な動きはきわめて制限されている。デプン僧院を含むラサ
周辺の僧院の数々は、事実上の刑務所に変わってしまっており、僧院の内外への
動きは厳しく統制されている。

2. 北京ほか中国の各都市に住んでいるチベット人は精査され、大多数の人々が
出生地に戻るよう命じられている。同様に、チベット人が滞在していると判明し
ているホテルや宿泊施設はすべて管轄する警察が徹底的に捜査するよう命じられ
ており、チベット系宿泊者への嫌がらせが生じる事態となっている。
これは明らかに国籍や人種に基づいた差別といえる。

3. チベット全域において集中的な「愛国再教育運動」が展開されている。僧侶
や尼僧達はダライ・ラマ法王を非難するよう強制されている。さらに、18歳以下
の僧侶や尼僧は全員、所属している僧院から追放されつつある。

4. カンゼ県のいくつかの地域では、僧院を閉鎖して僧侶の居住施設を破壊する
という新しい規制が施行されつつある。この規制は最近、チベットにおける僧院
社会に強要されているもので、抗議行動に参加した僧侶や尼僧の人数の割合に基
づいて実施されている。

5. 平和的な抗議を行った者への弾圧や囚人への不公正な裁判が、未だに相次い
でいる。

6. 8月が近づくにつれて、チベット全域におけるチベット人の移動が制限されてきている。カンゼ・チベット自治区のダゴ地域などでは、明らかにチベット人
の自家用車での移動を抑制するため、当局はガソリンスタンドまで閉鎖させてい
る。

7. 通信施設に対する取締りが幅広く実施されており、特に電話やインターネッ
トの使用が規制されている。警察による取調べの一環として、チベット域内にか
かってくる通話やチベットから外にかけられている通話のすべてに対する盗聴や
監査が行われている。

8 すべてのチベット人職員や政府関係者は、8月の間、(職場を)離れることを禁じられている。警察による手入れ捜査や恣意的な逮捕・拘束が頻繁かつ不規則に
実施されている。

要約すると、現時点において、チベットではあらゆる制限がチベット人に対して
かけられており、巨大な刑務所と化している、といっても過言ではない。一方、
中国系の移民には何の審査も統制もかけられていない。人権という観点からして
、チベット全域では以前と比較していかなる重要な進歩も見られないどころか、
状況は著しく後退している。

古代ギリシャでは、オリンピックの祭典ごとに、その期間前および期間中には休
戦協定が設けられていたという。戦争は一時停止され、死刑の実行は禁じられ、
旅行者や訪問者の安全は保証されていた。近代オリンピック史上もっとも悪名高
い1936年のオリンピック期間中でさえ、ヒットラーによるユダヤ人への抑圧は、
中国が現在チベット人に対して行っている弾圧に比べれば、物の数ではなかった


中国は、その人権状況に対する国際社会からの批判をかわすために、オリンピッ
クの政治利用について不満を漏らしている。だが今回のオリンピックにおいては
当初から、中国自身が人権問題との関わりを言明しており、オリンピックを政治
利用しているのは中国そのものであるといえる。中国はいまだに、政治的な課題
を解決する道具としてオリンピックを利用している。

したがって私達は、中国政府が即刻あらゆる弾圧行動を停止してチベット人の基
本的人権や宗教的自由を尊重するよう、中国政府に対して圧力をかけることを、す
べての国々、特に世界中の人権団体に対して、要請するものである。

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2008年07月31日

言論の自由

b4dc4869.JPGTCHRD(チベット民主人権センター)
7月30日付のリリースより。

http://www.tchrd.org/press/2008/pr20080730.html

オリンピック祝賀会に反対したチベット人4人が逮捕される

青海省北東部ナンチェン県のジュクンド地区ではオリンピックに向かって開かれる5日間の夏祭りのために一家族のうち最低一人が参加することを強制した。
25日にはそのリハーサルがあった。
歌われる歌はチベット文化を高揚するようなものとか、ダライラマ法王あるいはカルマパを讃える歌詞が含まれていないかを事前に念入りにチェックされたという。

祭りの3日前7月26日
アサン・ベサツァン21歳、ゴスー・コンキャップツァン35歳、ジャンセンとカドの4人が準備のために集まっていた大勢の地方役人とチベット人の中で
次のように叫び始めた、

今年は祭りをするような年ではない。大勢のチベット人が殺された。むしろ弔いと祈りを捧げるべき年だ」
「我々は自由を求める!」
「ダライラマ法王よ!チベットにお帰りになられよ!」


同時にパンフレットも配った。

その時はそのまま彼らは村に帰ったという。
それを見たチベット人たちは祭りのためにテントを張るのをやめ、全員テントをたたんで引き揚げて行ったという。
残ったのは中国政府のテントだけとなった。

その夜彼ら4人はドショ地区で逮捕された。
現在ナチェン県公安拘置所に拘置されている。
この逮捕を知った地区のチベット人たちは28日、公安に対し「4人の即時解放を要求する。解放されるまでチベット民衆が後ろについている」という手紙を送ったという。














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2008年07月08日

中国の弾圧と情報戦、10秒の遅れ

95509cbb.JPGダライラマ法王は本日朝9時頃、私の住むジョギバラ村を通過されアメリカに向かわれました。

以下これからのアメリカでの法王のご予定です。
http://www.dalailama.com/page.60.htm

Teaching in Bethlehem, Pennsylvania, USA from July 11 to 15: His Holiness will give five-day teachings at Lehigh University's Stabler Arena on Je Tsongkhapa's Great Treatise on the Stages of the Path to Enlightenment (lamrim chenmo) organized by the Tibetan Buddhist Learning Center of New Jersey. Contact Website: www.dalailamajuly2008.com

Public Talk in Bethlehem, Pennsylvania, USA on July 13: His Holiness will give a talk on Generating a Good Heart at Stabler Arena organized by Lehigh University, Bethlehem, Pennsylvania. Contact Website: www.dalailamajuly2008.com

Public Talk in Madison, Wisconsin, USA on July 19: His Holiness will give a public talk (topic yet to be decided) at the Alliant Energy Center Coliseum. Contact Website: www.dalailama2008na.com or www.deerparkcenter.org

Teaching in Madison, Wisconsin, USA from July 20 to 24: His Holiness will give four-day teachings from July 20 to 23 on Shantideva's A Guide to the Bodhisattva's Way of Life (chodjug) & Kamalashila's Middle Stages of Meditation (gomrim barpa) at the Alliant Energy Center Coliseum. On the morning of July 24 there will be a long life offering ceremony (tenshug). Both the teaching and the long life offering ceremony are being organized by the North American Tibetan Associations (NATA) and Geshe Lhundup Sopa of Deer Park Center. Contact Website: www.dalailama2008na.com or www.deerparkcenter.org
Teaching in Dharamsala (H.P.), India from August 4 to 6:

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http://www.stoptibetcrisis.net/pr080708.html
July 08, 2008
連帯委員会リリース 2008年7月8日

昨日からダラムサラに来られ、手伝って下さってるY女史が久しぶりに町のネット屋で翻訳してくださいました。


チベット人への侮辱と、年に一度の競馬祭への制限

昨日7月7日、中国政府運営のオンライン版「中国チベット情報センター(www.tibet.cn)」は、「なぜチベット内には不和が生じているのか・何が僧侶達を独立を求め
て闘うように駆り立てているのか」と題した惨憺たる論評をまた一つ発表した。
その解説では、「チベットの遅れた文化こそが、チベット人に強い信仰心をもた
らす背景の主要因となっている」と軽蔑的に断定し、従って「チベット人達が幸
福と繁栄の道へと導かれるために、中国中央政府は多数の学校と刑務所を建設し
、一般のチベット人すべてを学校へ送り、僧侶達は刑務所に送られるべきである
と述べた。

この論評ではさらに、「ダライ・ラマ法王の誕生日には法王の命令によりギュト
僧院の若い僧侶二名の皮膚を献上するのが伝統となっていた」と述べている。さ
らに、かつてのチベットにおいて上流階級のチベット人が客をもてなす際に、最
高のプレゼントは彼の女性の奴隷であり、その奴隷を主人と客が一緒に強姦する
のが常だった、などとしている。
チベットの生活習慣に関するこうした主張や事実の歪曲は、すべて歴史的事実の
偽造であり、チベット人とその文化遺産を見下し、侮辱していることに他ならな
い。それはまた同時に、いかに中国政府がチベットの宗教や文化を破壊しようと
必死になっているかという事実の確証ともいえる。これはまた、チベットの宗教
的な人物に対する中国側の侮辱的態度をあからさまに示している。

ーーー

信頼できる情報筋によると、四川州カンゼ・チベット自治区リタン郡では、7月5
日に予告なしで外出禁止令が敷かれたことが確認されている。ダライ・ラマ法王
の誕生日前夜であるこの日には、大量の軍隊と武装警察隊員が配備された。また
、現地時刻午後8時前後にはチベット人の移動に対する厳しい取締りが実施され、
それは三日間続いた。命令に反しているとみなされた者には、その場での銃殺を
含めた断固たる対応が行われるであろうと警告された。


ニャンチュカ、バパ、ニャグロンの近郊地域に住むチベット人は全員、リタン郡
に入ることを禁止された。政府はまた、毎年この時期にリタンで開催される競馬
祭をキャンセルするよう命じた。リタン郡には昨年8月1日にルンギェ・アドラク
が反政府行動を行ってから、大量の軍隊が駐留し続けている。この地域における
治安要員の存在は今年さらに増加し、複数の情報筋によると、彼らの多くは身分
を隠すために地元のチベット人のように装っているという。

一方レコン郡では、チベット人達は今年は年に一度のピクニックを祝わないこ
とに決めた。この地域に広がった自由を求める抗議行動によって弾圧され、殺さ
れたり負傷したチベット人達との連帯を示すためであると同時に、四川省で起き
た5月の大地震で亡くなったり負傷した大勢の中国人を追悼するためでもあるとい
う。

(以下、いつもの6か条要求)


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生中継は10秒遅れで 選手の政治的行動に対応

 中国共産党宣伝部はこのほど、北京五輪の生中継を10秒間遅らせて放送するよう全国各地のテレビ局に通知した。選手らがカメラの前で政治的行動をした場合などに対応するための措置。8日付香港紙、明報が伝えた。

 外国人選手らが競技場で政治的スローガンを掲げたり、チベット旗を掲げたりした場合、放送する画面を切り替え、視聴者に見せないようにする。こうした措置はこれまで国内で開かれた国際大会でも取られたという。

 一方、中国の通信社、中国新聞社によると、中国中央テレビのスポーツチャンネル幹部は8日、北京五輪では慣例を破り、時間差を設けない生中継を同テレビ史上初めて実施すると述べており、完全な生中継が実現するかどうかが注目される。(香港、共同)

http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008070801000636.html

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2008年05月22日

チベッタン オリンピック

f39f94aa.JPG去る5月16日にダラムサラのバグスホテルの裏庭に大勢のプレスを集めて、
チベッタンオリンピックの開会式が行われた。
本格的な競技は今日から25日までの4日間行われる


と書くと大そうなイベントのようにも聞こえるが、じつは参加者は男性15人、女性8人合せて23人のみ。
ダラムサラ一のイベント屋ロプサン・ワンゲルが二年前から準備してやっと実現にこぎつけたもの。
彼は数年前から<チベット美人コンテスト>を主催し、保守派に睨まれながらもダラムサラでは大いに受けている。
その他最初に、このイベントを前に独自の<オリンピックトーチリレー>を企画し、実行したりもした。
もっとも彼の発想も平和時にはいいのですが、今回のような緊急事態となり、その雰囲気に何かそぐわなくなってきたようにも感じられる。

一昨年広島の宮島に法王がいらっしゃったとき、冬にも関わらず、いつもの白いパンツに白いジャケット、ピンクのシャツ姿の彼が、いつものように目立った場所に立っているのを見て「なんでお前が日本にまで現れるのか!?」と驚いたものだった。

彼は時々写真を借りるプレス仲間でもあるし、憎めないやつなので応援はしたいのだが、、記者の質問に「どうして、こんなに参加者が少ないのか?このオリンピックは失敗ではないか?」と、きつい質問も出ていた。

しかしまあ、一人一人の選手に話を聞いてみると、多くは最近チベットから亡命してきた人であり、みんなそれぞれ熱い思いがあって参加していると感じた。
一人セラの僧侶だという選手がいた、
「僧院には黙ってきてしまった。帰ったらどうなるか分からない」
「僧侶って普通運動なんかしてはいけないんじゃないの?」
「そうだけど、一年に一回だけ、セラではカムツェン(学堂)ごとに分かれて運動会のようなものがあるよ。そこで、おれは何でもうまくできたから、きっと今回も頑張れば優勝できるよ」
「中国がオリンピックをやるなら、チベット人だって同じようにオリンピックをやっていいと思う。権利はあると思う」
「今チベットの中では大変なことが起こっている。
こんな田舎の小さなイベントでも少しでもチベット問題について誰かに知ってもらう契機になればと思ってる」
と話していました。
みんな頑張ってください。応援します!

もっともどうもロプサン資金不足が悩みの種のようでして、最初は総合優勝者の男女には約US$3000という話でしたが、到底それは無理の状況だそうです。
その上<オリンピックに反対しない>という政府の方針に抵触するとか言われ、政府にもそっぽを向かれているようでした。本人はもちろん濡れ衣と思っていますがね。
寄付したい人は以下に、
http://www.tibetanolympics.com/

変わったところではこのイベントを取材するために日本からわざわざダラムサラに来られた方もおられました。ある雑誌に10ページの特集として紹介されるとのことです。詳しくはそちらに任せます。

以下に関連記事あり
http://phayul.com/news/article.aspx?id=21344&article=Tibetan+'Olympics'+hit+financial%2c+political+hurdles

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これでチベッタンオリンピックの話は終わりにしようと思っていたのに、さっきルンタレストランで余りにおかしい話を聞き、続きを少しだけ:

最近ダラムサラに長いする日本人の中に一人、元自衛隊というハンガーストライキ仲間がいます。
彼の下に昨日、「明日射撃競技があるので、銃の撃ち方を教えてほしい」というネパールから来た女の子が訪ねてきたとか。
彼女は今までに一度も銃など撃ったことはないとのこと。
空気銃で教えたそうですが、彼ゆわく、
「今日の競技には近づかない方がいいですよ。」と言うことでした。

私も選手にインタビューしてるとき、その子が「中距離とか走るよ」と言ったので、
中学まで陸上をやってた私は「へー、400とか800のタイムは幾ら?(オレは中学の時800が2分10秒だったけど)」
と聞いてしまいました。
まだ一度も走ったことも、計ったこともないとか!?
おいおいロプサン!

だいたいこの話を知ったとき、始めはインターナショナルな大会と言っていたので、私はすぐにロプサンに「俺を必ず入れろよ!」と言ったら「年齢制限がある!」と答えたので、それからきっぱり無視してきたのでした。

だいたいチベット人ほど<運動>に対して関心(文化)のない人種もいない。学校で体育をやるほど余裕がないせいもある、先生がいないこともある。
何よりも仏教では「馬鹿が踊って、歌って、走る」というような偏見?が無きにしもあらず、、、

私もかつておかしな経験をしたことがある。
昔ここに来た頃は仏教に余りに熱心だったことと、第一テレビが無かったので、スポーツなど何年も目にしなかったものだ。
そんなある夏にタイの島に子供を遊ばせに行った時。
丁度オリンピックをやってる時期だったので毎日テレビは選手が必死に競技する様を映していた。

嘗ては、運動好きの私はオリンピックを楽しみにしていたように思う。
しかしその時はその選手たちが必死に競い合っている様を見て、何とも言えぬ違和感、距離感、虚無感、無意味さを感じたのだった。
お金や競争心、名誉のために踊らされてる人々、経済効果や政治的道具として行われる競技。
仏教では「心の善き資質は無限に増強できるが、体の能力には限界がある。体は心を育てるために使われる道具に過ぎない」という考えがある。
つまり頭や心を競うのが人であり、体を競うのは動物である、ということでしょうか。
金メダルの数に特に固執するのは昔から共産圏の国々だし。

はっきりしていることは、スポーツより人権が大事と言うことだと思う。




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2008年05月18日

ゴロ トンコル地方で虐殺が?

ゴロ、トンコルの状況については5月1日その他でもお知らせしてきた。
大規模なデモの後、逮捕を恐れて500人近い人が山にこもっていること、戦いを宣言したこと、一人が銃殺されたこと等が伝えられていた。

先ほどRFAを聞いてると耳に入ったのは、
これまでに16人が殺されたと伝えられていたが、
ゴロのトンコルに最近入った人の情報として、33人が殺され、多くの者たちが重症
」とのこと、耳を一瞬疑った。

今後詳細が解り次第お知らせいたします。


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2008年05月13日

中国がダライラマ法王をオリンピックに招待!?他

地震は余震がM6を含めて100回以上もあり、M6.8(6.9)を阪神大震災の時のM6.3から計算して約30倍の強さと言ってる人もいます。

別に全く中国人とチャン人とチベット人を区別するつもりはないが、、
幹線道路沿いには中国人が多く、そこから離れた奥地にチベット人やチャン人が住んでいる。
言わば中国人に追いやられた人々だ。
アバには80万人のチベット人がいる。

昔ながらのチベット人家は石造りだ、セメントも使われてない。新しくレンガで造られた家もあろう、しかし鉄筋がまともに入っている建物は少ないはずだ。
私はこちらで建設現場を知ってるので大方想像できるが、田舎では耐震設計など皆無だ。
映像では鉄筋がそれなりに入っていたらしい建物も跡形なく破壊されていた

私は本当に閉ざされたチベット人地域の人々の安否を心配する。
このままではチベット人だけでも数万人の犠牲者がでるような気がする。

地震の最新情報は以下に
http://fukushimak.iza.ne.jp/blog

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ちょっとその他の情報のお知らせです。

上映会:チベット難民の日常生活を記録 200人が参加−−丸森 /宮城
のニュース

http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080513ddlk04040226000c.html


最近RFA(ラジオ自由アジア)にこれまでの主な内地での出来事をまとめたものが発表されていました。私も訳そうかな?でもこれまでにほとんどはカバーしてきた思いつつも日がたってしまい、、
と今日著名なO氏が全訳されてブログにアップされているのに気が付きました。
時系列で簡潔にまとめられているので是非ご参照ください。

http://tibet.cocolog-nifty.com/blog_tibet/


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いよいよ本題の<ダライラマ法王を中国がオリンピックに招待する!?
です。

このニュースは今日インドの新聞Time of Indiaにこんなこと載ってたけど、ほんとですか?と朝方翻訳をお願いしたりしてるA女史から突然電話が掛かってきて、知ったのでした。


でRFAを聞いてると確かに簡単ではあるがそのようなこと?を言っていた。

それによると「2週間ほど前、ある中国の高官が台湾にいるチベット亡命政府代表ケドゥップ ドゥンドゥップ氏に、中国政府はダライラマを北京オリンピックに招待したいと考えるが、どうかね?」と言ってきたという。


しかしそのラジオの伝え方が何だか本気っぽくなかったので何だかなといま思ってるところです。
他のチベットメディアもまだ今のところニュースとして出してるとこもありません。
亡命政府はこの提案について考慮中とのこと。

2週間前と言えば例のお化け会談の前、高官というだけで名前が無いし、第一なんで今頃隠してたらしい情報が漏れるのか?

さらなる情報があればまたお知れせします。
大した話でもなさそうですみません。
いつもの中国のちょっとした冗談でしょうかね?



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