ドゥンドゥップ・ワンチェン

2011年01月05日

ラモ・ツォの悲しいLove Story

ラモ・ツォドキュメンタリー・ビデオ「ジクデル/恐怖を乗り越えて」を制作し、現在獄中にあるドゥンドゥップ・ワンチェンとその妻ラモ・ツォの話は当ブログで何度も紹介してきた。

今、この2人の話が日本の津々浦々まで伝わっている。
共同通信さんが去年の11月、ダラムサラに来られ、ラモ・ツォを取材して下さったからだ。
去年の12月15日以降、この素晴らしい記事は全国の地方紙30社に配信され随時掲載されつつある。


まあ、何と言うか、キャッチの「抱きしめてキスを」は強烈過ぎると思わないでもないが、、、

何しろ、「地球人間模様@LOVE」シリーズだからね。

下のURLをクリックすれば神戸新聞掲載分がはっきり読める。
ただし、読み込みに少々時間が掛かる。それと記事は中心にない。出て来たら十分拡大して読んでほしい。
http://www.axmag.com/data/201012/U9256_F14291/index.html

このシリーズはなかなか優れもの、他にも例えば、
キューバ:http://www.47news.jp/47topics/ningenmoyou/20.html
アフガニスタン:http://www.47news.jp/47topics/ningenmoyou/1.html
ベトナム:http://www.47news.jp/47topics/ningenmoyou/25.html
パラオ:http://www.47news.jp/47topics/ningenmoyou/34.html
等がある。

このシリーズを担当している記者さんは2008年以降、何度かダラムサラに来られ、チベットの記事を書いて下さっている。
彼女がこのシリーズを担当していると知って、是非ラモ・ツォの泣けるLove Storyを一発書いてくれ!!! と頼んでいたのであった。

先日、ラモ・ツォに会って、記事のコピーを渡した。
ラモ・ツォ「何て書いてあるの?読んで」
私「いや~、ちょっと、、、(モジモジ)、、、でも、読んだ人が、泣けるって言ってたよ、だからほんとにいい記事だよ!」
ラモ・ツォ「何恥ずかしがってるの?」
私「何せ、ラブストリーだからね。この前、話したことがそのまま書いてあるだけだよ、、、」







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2010年10月15日

獄中のドゥンドゥプ・ワンチェン氏に、励ましの手紙を送ろう。

ラモ・ツォ獄中にある夫ドゥンドゥップ・ワンチェン氏をどうにか助けようと妻のラモ・ツォは今、ヨーロッパ・ツアー奮闘中。
ドイツでは多くの議員に会い、彼らから中国政府に「獄中にあるドゥンドゥップ・ワンチェン氏を開放せよ」という手紙を送らせることにも成功しています。

以下,彼に関するITSNからのお願い。

----------------------------------------------------------

獄中のドゥンドゥプ・ワンチェンに、励ましの手紙を送ってください。

多くのチベット人元政治囚は、受刑中に彼等の刑務所のもとに世界 中から手紙が届いていることを知ったと証言しています。
そして、 それは元政治囚に偉大な力と勇気を与えたと報告されています。

さらに中国党局にとっては、政治囚の元に多くの手紙が届くことに より、国際社会が、その個人の状態を心配しているというサインを 送ることになり、彼等に対する扱いに対して再検討を促すことに繋 がります。

過去の例をとるまでもなく、受刑中の政治囚へ送る手紙アクション・キャンペーンは受刑者の状況改善に繋がり、なかには刑期が減刑になったケースもあります。

ドゥンドゥプ・ワンチェンは現在東チベット(中国表記)青海省の西寧強制労働所で6年の刑に服役中です。ドゥンドゥップ・ワンチェンはB型肝炎を患っており、尋問の際に課せられた拷問の後遺症と医療処置の受けられていない病状について、心配されています。

ITSNでは獄中のドンドゥプ・ワンチェンのもとへ、世界中から手紙を送ってくださいと呼びかけています。

http://freetibet.holy.jp/2010/10/世界一斉ドンドゥプ・ワンチェン・アクション/

サイトから、以下の文がチベット語と英語で書かれたレターヘッドをダウンロードできます。

『あなたを力づけるために、この手紙を送ります。世界中の何千という人々とともに、映画を作ったあなたの行動に感謝して、あなたの一刻も早い釈放を訴えます。』

Free Tibetan Heroes サイトの、強衛・青海省党書記と呉愛英司法部長(法務大臣に相当)にあてた『ドゥンドゥプ・ワンチェン即時釈放嘆願、オンライン署名アクション』にも、合わせてご協力ください。

http://org2.democracyinaction.org/o/5380/p/dia/action/public/?action_KEY=3185

手紙キャンペーンに先駆けてドンドゥプの2人の娘、ラモ・ドルマ(9歳)とダドゥン(11歳)から父親のドゥンドゥプ・ワンチェンへ送った手紙を許可を得て以下に掲載します。


ラモ・ドルマ『ラモ・ドルマからの手紙』
大切なお父さんへお元気ですか?
私は元気です。
どこにいるのですか?
私は学校に通っています。
学校がとても楽しいです。
お父さんも楽しいですか?
おとうさんがいなくて淋しいです。
おとうさんは、私達に会えなくて淋しいですか?
おじいちゃんとおばあちゃんも、大好きなお父さんに会いたがってます。
早く帰って来てください。
愛を込めて、ラモ・ドルマ


ダドゥン『ダドゥンからの手紙』
大切なお父さんへ
元気ですか?
私は元気で、がんばって勉強しています。
勉強をしっかりしているので、心配しないでください。
まず、最初に聞きたいことは、お元気ですか?幸せですか?淋しいですか?
私達はお父さんの身体の具合が悪いことを知っています。
皆、心配しています。
お母さんとおじいちゃんとおばあちゃんが特に、心配しています。
おとうさん、どうぞ健康で元気に戻って来てください。
早く戻って来てくださることを祈っています。
皆、少しでも早くおとうさんに会えるように、帰りを待っています。
愛とともに、 お父さんの娘、ダドゥン


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2010年05月22日

ドゥンドゥップ・ワンチェン氏解放のため、家族とITSNからのお願い

62bc7d84.jpg以下まずITSNからのお願い。

緊急要請:
ドゥンドゥップ・ワンチェン氏に関する最新情報
ヒラリー・クリントン米国務長官が来週、中国訪問

(以下敬称略)

ドゥンドゥップ・ワンチェンの家族は「国家分裂扇動罪」により、6年の懲役刑を宣告されたチベット人映像作家ドゥンドゥップ・ワンチェンが、青海省西寧の刑務所から同じく青海省にある「労働改造所・強制労働キャンプ」に移送されたとの情報を得ました。

この情報からドゥンドゥップ・ワンチェンが6年の求刑に対して上告していたことは確認されているため、彼の上告が失敗したか、審議は終わったと考えられます。


この情報が、米国、クリントン国務長官の北京訪問のニュースと時を同じくして届いたことから、ドゥンドゥップ・ワンチェンの家族は緊急プレスリリースを発表し、クリントン長官の北京滞在中に中国政府に対してドゥンドゥップ・ワンチェンの件を問いただしてほしい旨を訴えました。


(毎日新聞:米国務長官>21日から日中韓訪問 正式発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100519-00000021-mai-int


****** ITSNでは以下のアクションを緊急要請します:

1.米ヒラリー・クリントン国務長官宛に、緊急アクション:
ドゥンドゥップ・ワンチェンの釈放と、緊急事態として彼の妻であるラモ・ツォが医師を伴って彼を訊ねることができるよう要請する。

オンライン・アクションのリンクはこちらです。
(以下にアムセスして、下の方にある、空欄に氏名とメールアドを入力するだけです。サインお願いします)

http://org2.democracyinaction.org/o/5380/p/dia/action/public/?action_KEY=3128
SNSや皆様の仲間へのメールで緊急アクションとして広く、ご紹介下さい。


2. メディアにコンタクトをする:
ドゥンドゥップ・ワンチェンの家族は緊急プレスリリースを英語で発表しました。(下に掲載)このプレスリリースを皆様のメディア・コンタクトへ送ることを要請します。
リリースには中国語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語の翻訳があります。


3. 外務省と 在北京大使館へ訴える:
ITSNでは全メンバー団体、個人へ、このドゥンドゥップ・ワンチェンに関する緊急情報を自国の政府機関に届けることを要請します。その中で、Xichuan強制労働キャンプへの移送情報についての確認と、彼の上告に関する情報を中国政府に問い合わせてくれるよう要請することと、同時に今回の移送、罪状内容と彼の健康状態について遺憾の意を表明してくれるよう要請してください。


ドゥンドゥップ・ワンチェンの背景資料、これまでに使用されたひな形や写真はITSNメンバー用エリアに用意されています。
http://www.tibetnetwork.org/resources-dhondupwangchen (要ログイン)

またはFreeTibetJapan日本語サイト
http://freetibet.holy.jp/news-action/dhondup_wangchen/ 
他にも、ドゥンドゥップ・ワンチェンのタグで御覧下さい。

なにとぞ,よろしくおねがいします。
Mandieより
ITSN Campaigns Coordinator

(以上若松訳、以下中原訳)

以下家族からのお願い(この部分は注記部分を半日本語にした以外、昨日と同じ)


****** 緊急プレスリリース *********

服役中のチベット人映像作家ドゥンドゥップ・ワンチェンがXichuan強制労働キャンプ(労働改造所)に移送された。

家族は彼を解放するための国際介入を求める。


2010年5月19日、チューリッヒ:

2009年12月28日、「国家分裂扇動罪」により、6年の懲役刑を宣告されたチベット人映像作家ドゥンドゥップ・ワンチェンは、西寧の刑務所から同じく西寧にある「強制労働キャンプ(1)」に移送された。
彼の妻をはじめとするドゥンドゥップ・ワンチェンの家族は、今日(19日)、来週中国を訪問するヒラリー・クリントン国務長官に対し、政治的理由により不当に囚われている者たちを解放するため、中国政府に圧力を掛けてほしいと要請する。

ドゥンドゥップ・ワンチェンは6年の求刑に対し、上告していたが、今年4月6日Xichuan刑務所に移送されたということからして、彼の上告は失敗し、審議は終わったと考えられる。2010年2月、彼を弁護するために西寧に向かった中国人弁護士チャン・ボヤンにもドゥンドゥップ・ワンチェンとの面会は許されなかった。さらに彼は3月、当局から、このケースを扱うなら、彼の法律事務所を閉鎖するとの脅しを掛けられた(2)。

今日(19日)、インドにいるドゥンドゥップ・ワンチェンの妻ラモ・ツォは、「私たちは今、絶望的な気持ちに陥っています。勇敢な中国人弁護士チャン・ボヤン及び、かつての弁護士リー・ドゥンヤンは、夫を助けるために危険を冒し、多くのことを実行して下さいました。
しかし中国は、今回、、もはや私たちが法律に則って問題を解決しようとすることの不可能であること示しました。
従って、私は諸外国政府に対し、表現の自由と言う権利を行使しただけで囚われているドゥンドゥップ・ワンチェンを即時・無条件解放するために(中国政府に)介入して下さることをお願いします」と語った。

ワシントンDCにあるLaogai Research Foundation(強制労働キャンプ研究財団)によれば、Xichuan強制労働キャンプはアルミニューム・サッシ、普通レンガ、多孔及び中空レンガ、焼結コンクリート・ブロック(3)を生産しているという。
スイス在住のドゥンドゥップ・ワンチェンの従兄であり、自身も元政治犯であるジャミヤン・ツルティムは今日(19日)、「この工場での重労働はドゥンドゥップ・ワンチェンの健康にとって非常に危険なことだ。去年すでに、彼がB型肝炎を患っているにも関わらず何の治療も受けられないと聞いている。過去にこの強制労働キャンプに送られた数人のチベット人を知っているが、彼らはそこの生活と労働の厳しさについて証言している。私はドゥンドゥップ・ワンチェンのことが非常に心配だ」と語った。

ドゥンドゥップ・ワンチェンは、オリンピック、ダライ・ラマ及び中国政府のチベット政策に関する一般チベット人の意見をインタビューによって集めたとして、2008年3月26日逮捕された。
これらのインタビューは後に「ジクデル(恐怖を乗り越えて、Leaving Fear Behind)」というドキュメンタリー・フィルムにまとめられ、世界30カ国で上映されることとなった。

------------------------------------------------

コンタクト:
Gyaljong Tsetrin: +41 (0) 76 462 67 68 (Tibetan & Chinese)
Dechen Pemba: +44 (0) 77 848 23907 (English)
Tenzin Tsedoen: +41 (0)79 384 05 63 (German)
www.leavingfearbehind.com

Notes:
1. Xichuan prison は"Qinghai Xifa Water and Electricity Equipment Manufacture Installment Limited Liability Company".という名の下に産業的生産基地と言う仮面をかぶった労働改造所である。 The complex of Xichuan Prisonは以下のグーグルマップで見ることができる:http://tinyurl.com/xichuan-prison.

2. Amnesty Internationalの April 21, 2010付け記事参照:http://www.amnesty.org/en/library/asset/ASA17/018/2010/en/5578278e-7772-487e-a1d4-93802bb6c50b/asa170182010en.html
3.Laogai Handbook 2007-2008: http://laogai.org/books37ページより
Enterprise: Qinghai Xifa Water and Electricity Equipment Manufacture Installment Limited Liability Company
Prison: Xichuan Prison
Details: Location: 108 Xichuan South Rd., Xi'ning City
Postal Code: 810029
Tel: 0971-5219370 / 5219352



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2010年05月21日

ラモ・ツォに話を聞きに行った

21.5.2010 Lhamo Tso前のエントリーをアップしてすぐ、マクロードに上がり、いつものように路上でパンを売るラモ・ツォの下へ話を聞きに行った。

彼女は最近夏痩せなのか、、、少しやつれたように見える。

以下、会話をほぼそのまま載せる。

「タシデレ! ラモ・ツォ・ラ デモ?(アムド語の元気?)」
「デモ、デモ、、キュ・カンデン?」

「デモ、デモ、、、で、昨日の夜、ラモ・ツォたちの書いたスイスからの手紙、読んだよ」
「アレー、ありがと、あれはスイスのジャミヤン・ツルティムが作ったんだよ」

「いつ頃ドゥンドゥップがラオガイ(強制労働キャンプ、労働改造収容所)の工場に移されたと知ったの?」
「数日前にスイスから電話があって、知った」

「最初、どう思った?」
「そりゃ、、、もっと心配になった。すごく心配してる。病気の身体で重労働させられたら、どうなると思う、、
そりゃ、世界の多くの人がドゥンドゥップは無実であることを知ってくれてる。でも中国は全く聞く耳を持たない。
ドンドゥップは元気だったんだ。病気になったのは、監獄で酷い目に遭わされたからだと思う。中国の監獄の中じゃ、死にそうにならない限り病院で治療を受けることはできない。ドゥンドゥップの身体が持つかなと思い心配してる」

21.5.2010 Lhamo Tso「手紙には、ラオガイに移動させられたということは、彼の上告はもう却下されたと考えられる、と書いてあったが、これはラモ・ツォもそう思うのか?」
「私には分からない。そうかもしれないけど、私はドンドゥップが今も無実を訴え続けていると思う。本当に無実なのだから」

「アメリカのヒラリー・クリントンが来週中国に行くけど、彼女に“中国に行ったら必ずドンドゥップ・ワンチェンのような人権活動家を解放することに尽力してほしい”という願いを伝えようとしているのか?」
「ヒラリー、、、、なんて、、、?」

「ヒラリー・クリントンと言って、アメリカの国務大臣で今、世界一強い女さ。アメリカのえらいさんが中国に行く時には、昔から何人かの人権活動家を指名して、彼らの解放を中国に要求するという慣習があるんだよ。だから、これはあり得る話しなんだよ。もっとも実際には今アメリカと中国仲いい時期じゃないから、、、微妙だけど、、、でも、希望はあるよ。やってみる意味はあるよ」
「そうかね、、、私には良く解らないけど、、、そのヒラリー、、、クリトンとかに頑張ってもらいたいね」
「大丈夫、昨日からこの家族からの手紙を機に、世界中のサポーターが一気にヒラリーに圧力掛け始めたからね」
「ありがとう」

「ま、こんなこというとなんだが、、、強制労働所に送られたということは、ドゥンドゥップは倒れて、動けない状態になってるわけじゃないということだけは確かだよ。病院に担ぎ込まれたと聞くよりはましだろう。
確かに、酷い工場だろう、セメントの塵埃がひどそうだ、でも大丈夫、きっとドゥンドゥップは生き抜くよ。
チベット人みんなのためにやったのだし、ダライ・ラマ法王を信じてるし、、、ラモ・ツォはこうして毎日マントラ沢山唱えながら頑張ってるし、、、」

「そうだね、きっと」
と言って、笑ってた。

ラモ・ツォはこの秋10月からヨーロッパ、その後アメリカへ飛び、夫ドゥンドゥップ・ワンチェンの解放を訴えるスピーチ・ツアーを行なう。



追記:チベットのラオガイについて、

http://www.tibet.to/tnd/tnd40.htmlより

「囚人労働力と地元の経済市場の結び付きは、チベット自治区以外のチベット領域でも、地元経済にとって重要な意味を持っている。青海日報の記事が、青海省刑務所労働会議について報じているところによれば、青海省の刑務所全体で1998年には65万トンの穀物と植物油を採る作物を生産した。また「国内資金を注入し、外国との合弁事業を起こす方向で、(刑務所が)積極的な役割を果して行く」とも報じている。青海省刑務所管理局は、「囚人全員の協力と勤勉」のお陰で、1998年には「総額1千万元(1200万ドル、12億6千万円)の赤字を解消することができたと、2月24日付けの記事は報じている。現在青海省にはおよそ19カ所のラオカイ(労働改造収容所)が存在し、実質的な強制労働が行われている。その内の12カ所は、西寧市近郊にあると、ジェームズ・セイマールとリチャード・アンダーソンの共著『新幽霊と古幽霊:中国の刑務所と労働改造収容所(New Ghosts, Old Ghosts:Prisons and Labor Reform Camps in China)』は伝えている。この12カ所の労働改造収容所企業グループは、木材、鋼材、プラスチック製品、衣服、皮革製品、水力発電設備まで製作している」

翻訳小林様

資料
TIN News Update, 27 October 1999
New Prison Capacity in Lhasa : Photographs Indicate Increase in Proisoners
and New Factory Inside Drapchi



チベットのラオガイで、60年初頭をピークに数へ切れないほどのチベット人が死んだ。その数は10万〜20万人と言われている。
1万人の収容所の中で生き残ったのがたったの数100人というところもあったという。その地獄そのものであった労働改造所の有様は、アマ・アデさんの証言本などの中に記述されている。
多くのものは餓死した。

ラオガイと聞けば、チベット人はすぐに語り継がれた昔の凄惨を極めていたころのイメージが浮かぶ。
大袈裟と言えばそれまでだが、チベット人にとって、そこは「生きては帰れぬ地獄のようなところ。或いは五体満足で出所することははできないところ」なのだ。。











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緊急プレス・リリース:ドゥンドゥップ・ワンチェン氏の家族より

10dea009.jpg服役中のチベット人映像作家ドゥンドゥップ・ワンチェンがXichuan強制労働キャンプに移送された。
家族は彼を解放するための国際介入を求める。


(敬称略)

2010年5月19日、チューリッヒ:

2009年12月28日、「国家分裂扇動罪」により、6年の懲役刑を宣告されたチベット人映像作家ドゥンドゥップ・ワンチェンは、西寧の刑務所から同じく西寧にある「強制労働キャンプ(1)」に移送された。
彼の妻をはじめとするドゥンドゥップ・ワンチェンの家族は、今日(19日)、来週中国を訪問するヒラリー・クリントン国務長官に対し、政治的理由により不当に囚われている者たちを解放するため、中国政府に圧力を掛けてほしいと要請する。

ドゥンドゥップ・ワンチェンは6年の求刑に対し、上告していたが、今年4月6日Xichuan刑務所に移送されたということからして、彼の上告は失敗し、審議は終わったと考えられる。2010年2月、彼を弁護するために西寧に向かった中国人弁護士チャン・ボヤンにもドゥンドゥップ・ワンチェンとの面会は許されなかった。さらに彼は3月、当局から、このケースを扱うなら、彼の法律事務所を閉鎖するとの脅しを掛けられた(2)。

今日(19日)、インドにいるドゥンドゥップ・ワンチェンの妻ラモ・ツォは、「私たちは今、絶望的な気持ちに陥っています。勇敢な中国人弁護士チャン・ボヤン及び、かつての弁護士リー・ドゥンヤンは、夫を助けるために危険を冒し、多くのことを実行して下さいました。
しかし中国は、今回、、もはや私たちが法律に則って問題を解決しようとすることの不可能であること示しました。
従って、私は諸外国政府に対し、表現の自由と言う権利を行使しただけで囚われているドゥンドゥップ・ワンチェンを即時・無条件解放するために(中国政府に)介入して下さることをお願いします」
と語った。

ワシントンDCにあるLaogai Research Foundation(強制労働キャンプ研究財団)によれば、Xichuan強制労働キャンプはアルミニューム・サッシ、普通レンガ、多孔及び中空レンガ、焼結コンクリート・ブロック(3)を生産しているという。
スイス在住のドゥンドゥップ・ワンチェンの従兄であり、自身も元政治犯であるジャミヤン・ツルティムは今日(19日)、「この工場での重労働はドゥンドゥップ・ワンチェンの健康にとって非常に危険なことだ。去年すでに、彼がB型肝炎を患っているにも関わらず何の治療も受けられないと聞いている。過去にこの強制労働キャンプに送られた数人のチベット人を知っているが、彼らはそこの生活と労働の厳しさについて証言している。私はドゥンドゥップ・ワンチェンのことが非常に心配だ」と語った。

ドゥンドゥップ・ワンチェンは、オリンピック、ダライ・ラマ及び中国政府のチベット政策に関する一般チベット人の意見をインタビューによって集めたとして、2008年3月26日逮捕された。
これらのインタビューは後に「ジクデル(恐怖を乗り越えて、Leaving Fear Behind)」というドキュメンタリー・フィルムにまとめられ、世界30カ国で上映されることとなった。

------------------------------------------------

コンタクト:
(以下英文のまま)
Gyaljong Tsetrin: +41 (0) 76 462 67 68 (Tibetan & Chinese)
Dechen Pemba: +44 (0) 77 848 23907 (English)
Tenzin Tsedoen: +41 (0)79 384 05 63 (German)
www.leavingfearbehind.com

Notes:
1. Xichuan prison is a labour camp concealed as an industrial manufacturer under the name of "Qinghai Xifa Water and Electricity Equipment Manufacture Installment Limited Liability Company". The complex of Xichuan Prison can clearly be seen here on this Google Maps image: http://tinyurl.com/xichuan-prison.
2. See Amnesty International's public statement of April 21, 2010: http://www.amnesty.org/en/library/asset/ASA17/018/2010/en/5578278e-7772-487e-a1d4-93802bb6c50b/asa170182010en.html
3. The following information is given on page 37 of the Laogai Handbook 2007-2008: http://laogai.org/books
Enterprise: Qinghai Xifa Water and Electricity Equipment Manufacture Installment Limited Liability Company
Prison: Xichuan Prison
Details: Location: 108 Xichuan South Rd., Xi'ning City
Postal Code: 810029
Tel: 0971-5219370 / 5219352
Est. in Mar.1956. Orig. called Prov. No. 5 LRD. 1995 changed name to present. Houses minorities. Beside Tibetan, Uyhgur, also Miao, Bai and Yi prisoners. 40% inmates are minorities. Enterprise formerly Qinghai Hydroelectric Equipment Factory, controls Qinghai Gaoyuan switchgear plant, Qinghai Xifa, Jian'an limited co., Qinghai Xifa Gaoyuan machinery, Qinghai Xifa water and electricity, and Qinghai Xifa goods and utilities co. Companies have 560 equipment types including tertiary levels of electricity installation and LBAC construction quality. Produce 35KV high and low voltage switching cabinets and control equipment, aluminum alloy windows, ordinary bricks, porous and hollow bricks, sinter concrete blocks, etc. Annual production 140 mil. sinter blocks.

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ITSNはこの件に関し、ヒラリー・クリントンへのアクションプラン等を発動している。
これらについては追ってお知らせする。







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2010年05月15日

AI・ワールドカップ・チームにドゥンドゥップ・ワンチェン氏選抜

d21499da.jpgドゥンドゥップ・ワンチェン氏がアムネスティ・インターナショナル・ワールドカップ・チームに選抜される

アムネスティ・インターナショナルのロンドン本部は、南アフリカで行なわれるワールドカップに向け、特別な人権擁護キャンペーンを開始した。

各国は2010年ワールドカップに向け選手を選抜し、戦いの準備をしている。
アムネスティ・インターナショナルは人権を守る戦を行なうために、もう一つのチームを結成した。
団結し立ち上がる勇敢なチームのメンバーとして、チベットからドゥンドゥップ・ワンチェン氏が選ばれた。

他に、ロシア、カメルーン、メキシコ、イランなどで命を掛けて人権を守ろうとした人々計11人が選ばれている。
この告知サイト:
http://www.amnesty.org/en/worldcup2010/dhondup-wangchen-china

の中ではチベットの現状について以下のように短くレポートされている。

<中国でチベット人であることは、、>

「中国に住むチベット人は職業と教育の面で差別を受ける。
自由な宗教活動も妨げられている。

反体制派弾圧の状況の中で、尼僧、僧侶、農民、遊牧民、芸術家、教師、小中学校の子どもたち、そして大学の学生たちが中国の統治に反対し、ダライ・ラマ法王を支持する市民デモに参加した。

デモに参加した多くのチベット人たちは、ただ自分たちの意見を表明したと言うだけで逮捕され、拷問を受け、不当な扱いを受けている」

サイトの下の方にある音声アタッチ?をクリックすれば、ドゥンドゥップ・ワンチェン氏の妻ラモツォを始め、何人かの証言を聞くことができる。

また、「JOIN THE DEFENDERS!」をクリックして、あなたもこのキャンペーンに参加のサインをすれば、ディフェンダー・チームに加わることもできる。

サッカー好きの方も、そうでない方も是非、このチームに参加しましょう。







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2010年01月20日

朝日新聞がドゥンドゥップ・ワンチェン氏の記事を掲載

ドゥンドゥップ・ワンチェンと長女チベット取材監督、中国で実刑
日本の支援者が抗議


2010.01.19   朝日新聞夕刊10面
チベットの同胞を訪ね歩き、2008年夏の北京五輪に対する「生の声」を映像に残したチベット人がいる。トンドゥップ・ワンチェンさん(35)。中国で国家政権転覆扇動罪に問われ、09年末、懲役6年の判決を受けた。日本の支援グループが抗議の声をあげている。
インドに亡命していたワンチェンさんが、同胞取材のためチベットへ戻ったのは、北京五輪前年の07年11月。ワンチェンさんは映像の中で、「本土のチベット人が五輪をどう考えているのか、記録しておく必要があると考えたのです」と動機を語っている。
 5ヶ月かけて、100人以上を訪ねた。ラマ僧、遊牧民のおじいさん、子連れの若い女性・・・・・・。雪のちらつく草原や薄暗い家の中で、彼らはカメラに顔をさらして証言する。安全のために顔を見せる必要はないと説明しても、「顔を見せなければ話す意味がない」と答えたという。
 「(五輪は)みんなが喜んで祝うべき平和と自由の祭典です。でも私はチベット人なので、自由でもなければ平和でもありません」
 「中国は宗教の自由はあると言います。しかし自由など全くありません」
 「もう疲れ果てました。一人で、あてもなくさまよい続けているかのようです」
 撮影が終わって数日後の08年3月、ワンチェンさんは逮捕された。米政府系のラジオ自由アジアによると、判決は昨年12月28日に言い渡されたという。しかし、取材テープは逮捕前に国外へ出て、約25分間のドキュメンタリー映画「恐怖を乗り越えて」に編集された。
 支援グループ「SFT日本」代表で名古屋市のツェリン・ドルジェさん(35)もチベット人。同い年のワンチェンさんの境遇をひとごとと思えない。「彼は命をかけてチベットに帰り、映像を通して勇気をくれた。私は自由の国にいる。彼を助けたい」と、署名活動などをしている。
 映画は、英語タイトル「Leaving Fear Behind」を検索サイトGOOGLEの動画で検索すれば、英語字幕付きがネット上で見られる。「SFT日本」も日本語字幕付きを各地で上映している。問い合わせは同会(sftJapan2008@gmail.com)へ。

(記事は、かにたまさんの書き起こし)

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2010年01月07日

ラモ・ツォに電話してみました。

ca34eaf0.JPG先ほど、広島からラモ・ツォに電話してみた。

不当にも刑期6年を言い渡されたドゥンドゥップ・ワンチェン氏の妻ラモ・ツォは今、ダライ・ラマ法王の潅頂と教えを得るため、ブッダガヤに家族とともに巡礼に出かけている。

電波の状態がよくなく、雑音が強く、途切れがちだったので結局まともな話はできなかった。
彼女の声は、力なく聞こえたが、それでもいつもの気丈さが感じられるはっきりとした話方だった。
こちらからは、刑期確定を知り残念ではあるが、日本でもできる限り解放運動を続けるし、希望はまだあるのでどうか気落ちしないでほしい、と言うしかなかった。
彼女は「私は大丈夫、ただ長く会えなくなることと、病気が心配だ」と話していた。

以下はITSNのプレスリリースに載っていた昨日ラモ・ツォさんがプレスに語ったという話です。
「私は西寧の裁判所に対し、夫に本人が選択した弁護士を付けることを許可して頂きたい。
私と子どもたちは、かくも長い年月、夫に会うことができなくなることに耐え難さを感じる。
私たちは中国当局に対し、夫を解放することで人間性を示すことを願う。
私の夫は如何なる罪も犯していない。
ただ、真実を示そうとしただけなのだ」


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以下、ITSNからこの件に関するまとめ等。(日本語訳・若松えり様)

ドゥンドゥップ・ワンチェン6年の刑を宣告される

皆様

ドゥンドゥップ・ワンチェンの判決に対し、家族による公式声明が発表されるのを待つ間に、この件に関して最新情報とまとめを送らせていただきます。

現在、以下の緊急アクションに、最新情報を折り込んで、新たに発表する準備が進められています。
www.freetibetanheroes.org (http://org2.democracyinaction.org/o/5380/p/dia/action/public/?action_KEY=1125)
www.tibetnetwork.org (http://org2.democracyinaction.org/o/5380/p/dia/action/public/?action_KEY=1009)

各団体におかれましては、引き続き自国の政府に対して、中国政府に刑と罪状についての確認をとるよう要請してください。
またその際に各自の政府より、ドゥンドゥップ・ワンチェンの刑に対しての遺憾の意と,彼の上訴の権利を支援する内容を発表するよう、働きかけてください。(ドゥンドゥップの家族は上訴に対し弁護士を手配出来るよう望んでいます。)

中国大使館や総領事近辺での抗議行動も各国でお願いします。
画像やプラカードのテンプレはITSNの要ログイン箇所に保管してありますので、ご活用ください。
http://www.tibetnetwork.org/resources-dhondupwangchen

(日本語ではhttp://freetibet.holy.jp/news-action/dhondup_wangchen/から画像やプラカードのテンプレをダウンロード出来ますので,どうぞご活用下さい。注;若松)


最後に、the freetibetanheroesのウェブサイトに皆さまの“支援の声”をメッセージとして残してください。
以下で、すでにポストされたメッセージがご覧頂けます。 http://www.freetibetanheroes.org/gallery/dhondup-wangchen,

http://www.freetibetanheroes.org/gallery/submit-your-words-photos-or-videos

以下は、この件に関する要点を箇条書きにしたものです。ご活用ください。

* チベット人映像作家ドゥンドゥップ・ワンチェンは一般チベット人を五輪、ダライラマや中国の政策についてインタビュー撮影して罪に問われ、6年の刑をいいわたされました。

* 中国はドゥンドゥップ・ワンチェンの宣告について公式に発表していませんが、チベット亡命政府とラジオ フリー アジアの両方で12月28日に刑の宣告があった発表しました。さらに、双方からドゥンドゥップ・ワンチェンが上訴する覚悟である事も報告されました。

* ドゥンドゥップ・ワンチェンあ2008年3月28日に東チベット(青海州)のTongdeで拘束されました。ドゥンドゥップ・ワンチェンは1974年10月17日生まれ青海州Hualong, Haidong出身

* 確認出来ている政府の公式発表によるとドンドゥプ・ワンチェンは2008年7月に”分裂主義を煽動し、窃盗、秘密裏 に購買または入手した情報を不法に国外の組織、施設または人に対して諜報活動を行った”疑いをかけられ、2009年6月に正式に逮捕され
ました。

* 2009年9月に拘束先の西寧市第一拘置所から密かに持ち出された手紙に中で彼は裁判の開始が近づいていることにふれ、こう語っています。
「解放される望みは薄く、今後長期間に渡り獄に留まるであろうと思うとき、
両親に対し、面倒をよく見る、良き息子であることができなかったなあと感じる。
私の裁判はすでに始まっている。
知らせたい良いニュースは何もない。
刑期が何年になるかまだ判らない。」

* ドゥンドゥップ・ワンチェンが僧侶Jigme Gyatsoとともに作成したインタビューの映像は,その後ドキュメンタリー映画として「ジグデル;恐怖を乗り越えて」 "Leaving Fear Behind" (www.leavingfearbehind.com)と名ずけられ中国支配下にあるチベット人の生の声をかいま見ることのできるまれな映像となり、世界30カ国以上で上映され、次のウェブサイトよりインターネット上でも公開されています。http://www.leavingfearbehind.comフィルムは2008年3月初めにチベットから、国外へ秘密に持ち出されました。

* 彼の家族が弁護を依頼した北京のGong Xin (共信法律事務所)のLi Dunyong (李敦勇)弁護士との接見も禁止されており、ドゥンドゥップ・ワンチェンの裁判を傍聴許可を要請した外国政府に対しても、中国政府は拒否をしています。

*ドゥンドゥップ・ワンチェンの健康状態について。
ドゥンドゥップ・ワンチェンはB型肝炎を患っており、尋問の際に課せられた拷問の後遺症と医療処置の受けられていない病状について心配が寄せられています。

*2008年5月に尼僧院で起こった平和的抗議行動に関連した罪で、2009年12月23日には、尊敬されるチベット人高僧プルブ リンポチェPhurbu Rinpocheは8年半の刑を受け、2009年12月25日 には中国の民主化・自由化を求める「 08 憲章」を起草、発起人に名を連ねる中国人作家、活動家の劉暁波(Liu Xiaobo)氏に刑期11年を言い渡す等して、中国は表現の自由に対しゼロトレランス方式を用いて取り締まっています。

* ITSNでは政治囚キャンペーンサイトwww.freetibetanheroes.org
を立ち上げ,その中でドゥンドゥップ・ワンチェンの件に焦点をあてて紹介しています。
彼の釈放を求める署名アクションには世界から何千筆もの署名が集まっています。

* ドゥンドゥップ・ワンチェンとともカメラマンとして活動したラブラン僧院の僧侶ジグメ・. ギャツオJigme Gyatsoは2008年3月23日に逮捕され2008年
10月に仮釈放されるまで、連打や尋問用の椅子に何日間も縛り付けられる、足を縛
られて天井から逆さに吊るされるなどの残酷な拷問を受けました。

その後、彼は2009年3月に再び40日ほど、拘束されています。

Alison Reynoldsより
Executive Director, International Tibet Support Network
alison@tibetnetwork.org
www.tibetnetwork.org
+44 7711 843884


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2010年01月06日

ドゥンドゥップ・ワンチェン氏に6年の刑

ドゥンドゥップ・ワンチェン1月5日付RFAチベット版が伝えるところによれば、
http://www.rfa.org/tibetan/otherprograms/newsanalysis/dhondup-wangchen-sentenced-to-six-years-in-jail-01052010160632.html

「恐怖を乗り越えて(ジクデル)」の制作者ドゥンドゥップ・ワンチェン氏に6年の刑期が言い渡された。

現地から電話で寄せられた情報によれば、この判決は西宁中級法院により12月28日秘密裏に決定されたという。

ダラムサラにいる妻のラモ・ツォ以下家族もこの事実を確認した。

スイス在住のドゥンドゥップ氏の従兄ジャムヤン・ツルティム氏は「この判決によりチベットに言論の自由等がないことが象徴的に証明された。裁判の過程もすべて正当なものではなかった。彼は肝炎に苦しめられており
治療も受けられない。これからの監獄生活に耐えられるかが心配だ」と語った。

ーーーー

この刑期6年をどう見るか?
私は漠然と10年位か?と思っていたので、6年も長く非常に残念ではあるが、見方によれば世界的キャンペーンの成果も少しはあって6年で済んだ、と思えなくもない。

だた、チベットの監獄では一般的に囚人の外的・内的疾患に対し何らかの治療が行われるということは全くなく、最後の段階になったとき軍病院に担ぎ込むか、家族に引き取らせる。
家族の心労は続く。

本人も、家族も無実を訴え続けており、ドゥンドゥップ・ワンチェン氏は上告すると思われるので、引き続き解放運動を続けたい。


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2009年11月10日

ラモ・ツォさんに会って日本での上映会のことなど報告しました

11月10日 ラモ・ツォを笑わせる今日ラモ・ツォさんに会って、チベット女性協会が作ったビデオの日本語版「ラモ・ツォ、悲しみの湖をわたって」が日本で上映されたこと、会場でも多くの人がドゥンドゥップ・ワンチェン氏の解放を訴える手紙をオバマ大統領や日本の首相宛てに送ったこと、世界中で解放運動が盛り上がっていることなどを報告しました。
もちろん喜んで何度もうなづいていました。

写真はその報告のせいで笑っているのではなく、笑わせてくれる連れの岩佐監督以下4人の日本人を見て笑っているところです。

岩佐監督、くうくう殿、鈴木さん、田嶋さんがダラムサラに来られた日からこの季節にはあり得ないことに天候が荒れ、冷たい雨が降る日が続いています。
今日は4人に「朝8時にバス停でラモさんに会うから集合してください」と前の日に言っておきながら、朝雨が止まないので自分がバイクに乗りたくないというだけで勝手に「きっとこの天気ではラモ・ツォさんもパン売ってないだろうからラモさんは明日にしましょう」と言った。

11月10日 家に帰るラモ・ツォ10時ごろ他の人に会うためバス停に行くと、なんとラモさんはちゃんとパンをまだ売っていた。
いつもなら9時には全部売れて家に帰れるところを天気が悪くて売れ行きもよくなく10時近くまで座っていたのだ。
そうか、こんな寒い日にも構わず朝から座っていたのか、、、と私とはまるで根性が違う、というか環境が違うと痛感した次第です。

残りのパンをみんなで平らげ、その後ラモ・ツォさんの部屋にお邪魔して、いろいろ雑談をしてきました。
ドゥンドゥップ・ワンチェン氏が最近獄中で書いた手紙のことももちろん知っているとのことでした。

ソナム・ワンモ部屋に帰るとビデオにも登場する姪のソナム・ワンモが待っていました。
くうくう殿は彼女の写真を撮りまくっていました。







岩佐監督とラモ・ツォ最後のおまけ写真は監督がラモ・ツォの手を握り、というかメロメロ状態で彼女の手に依りかかっておられるところです。
丁度偶然、何かおめでたいことがあったかのように、二人の背後には「Apple Wine」の特大ボトルが置かれていました。
監督はきっとこれでいい映画を作って夫の解放運動に助力してくださることでしょう。





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2009年11月03日

緊急行動要請;ドンドゥプ・ワンチェン世界一斉行動

バンガロールの現場にて昨日の夜中過ぎにバンガロールの現場に着きました。

この大学の名前変わったことはもう言ったっけ?
<TCV College>から<The Dalai Lama Institute for Higher Education>
になって今度は名前負けしそうです。

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ところで、日本の皆様に是非ともやってほしいことがあります。
ドゥンドゥップ・ワンチェン氏を救うために手紙を書いてほしいのです。
オバマ氏の中国訪問を前に世界規模で進められている運動の一環です。


以下、若松様が手紙のひな型を作ってくださいました。

<緊急行動要請;ドンドゥプ・ワンチェン世界一斉行動>

以下はドンドゥプ・ワンチェンの釈放を求める手紙のひな形です。先日
のニューヨーク タイムズ掲載「ドンドゥプ・ワンチェン獄中か
らの手紙」にあるようにドンドゥプ・ワンチェン自身による報告から、
彼の裁判はもう始まっていることがわかりました。
先日チベッットで起きた処刑執行を考慮すると、これまで以上に緊急な
状態です。
どうぞ、皆様からも、事態の緊急性を訴えてください。


手紙は宛て名等を各自でアレンジして下記3名にお送りください。

宛て先は;

1)岡田外務大臣

https://www3.mofa.go.jp/mofaj/mail/qa.html


2)在中国日本国 宮本雄二 大使
住所; 北京市建国門外日壇路7号
郵便番号post code :100600
電話:+86-10-6532-2361
ファックス:+86-10-6532-4625
メール:keizai@eoj.cn (経済部) *サブジェクトの欄に
「チベット担当の方へ転送ください」と入れてください。


3) 外務省 上田秀明 人権人道大使 
外務省中国デスク;山本様(内線番号 ; 30741) 
住所;〒100-8919
千代田区霞が関2-2-1
代表電話:03-3580-3311
ファックス:03-5501-8239


手紙ひな形


拝啓(議員/大使/大臣の氏名を記入)様


日本政府に対して、中国により2008年に平和的に表現の自由を行使
した結果、逮捕されたチベット人映画制作者ドンドゥプ・ワンチェンの
釈放を求める要請をしていただきたく、手紙を差し上げます。

ドンドゥプ・ワンチェン(中国語ピンイン表記Dunzhu Wangqin;
中国語名 当知項欠)はチベットで2008年3月26日に北京
五輪やダライラマ、チベットにおける中国政府の政策等について一般チ
ベット人のインタビューを撮影し、逮捕されてました。


撮影されたインタビューは "Leaving Fear Behind"「ジグデル;
恐怖を乗り越えて」と名付けられ、ドキュメンタリー映画として、中国
支配下にあるチベット人の生の声をかいま見ることのできるまれな映像
となり、世界30カ国以上で上映され、次のウェブサイトよりインター
ネット上でも公開されています。http://www.leavingfearbehind.com.


今回入手された公式情報によるとドンドゥプ・ワンチェンは2008年
7月に”分裂主義を煽動した”罪と諜報活動の罪に問われ逮捕されたこ
とがわかりました。2009年6月に求刑を受けました。先
日、 獄中にあるドンドゥプ・ワンチェンによって書かれた手紙
を、密かに(国外に)持ち出されたものを、 彼の家族が受け取
り、それによって彼の裁判が開始されたことがわかりました。

手紙の内容は以下のように綴られていました。


「数日前、私は悪夢を見た。
<何か大変なことが家族に起こったのではないだろうか?>
という思いと戦わねばならなかった。
私は年老いた両親のことを心配した。
本気に心配した。
二人の近況を知らせてほしい。
どうか隠し事はしないでほしい。
私の状況についていえば、何も心配する必要はない。
私は自分の運命に向き合う用意ができている。
解放される望みは薄く、今後長期間に渡り獄に留まるであろうと思うと
き、
両親に対し、面倒をよく見る、良き息子であることができなかったなあ
と感じる。
私の裁判はすでに始まっている。
知らせたい良いニュースは何もない。
刑期が何年になるかまだ判らない。」

更に、中国は外国政府機関に対して,今件が”現在、司法手続の途
中”にあると語っており、もし有罪判決が出されれば、ドンドゥプ・ワ
ンチェンは重刑を受けることになるかもしれません。

中国政府は当初、ドンドゥプ・ワンチェンの裁判に際し第3者の
傍聴を許可しませんでした。その結果、ドンドゥプ・ワンチェンの裁判
が秘密裏に行われる可能性が高くなりました。重ねて、彼の家族が弁護
を依頼した北京のGong Xin (共信法律事務所)のLi Dunyong
(李敦勇)弁護士との接見も禁止されています。

2009年10月20日にラサで起きた4名のチベット人の処刑の
ニュースとともに、ドンドゥプ・ワンチェンの裁判が公平で公開された
裁判にならない危惧が指摘されています。
処刑されたチベット人は昨年チベットを覆い尽くした抗議行動に関わっ
た罪で逮捕され、彼等の処刑は政治的な意味を持つと信じられており、
有罪判決を受けた者は公平な司法配慮を受けていないことがわかってい
ます。

11月15日から18日にかけて、中国を訪問する米オバマ大統領にあ
わせ、今こそが、世界中の政府機関よりドンドゥプ・ワンチェンと、全
ての政治囚のの釈放を求め、そして、中国の首脳陣に対して、公平で公
開された裁判を可能にするための司法制度を煽動することを強く要請す
る重要な時期と信じます。

どうぞ、中国に対し以下の項目を要請するよう日本政府に働きかけてく
ださい。

1.ドンドゥプ・ワンチェンの起訴内容と裁判の状態を含む、全ての情報
の公開、

2. ドンドゥプ・ワンチェン の裁判に傍聴人を許可するとこと、
彼の裁判が中国の憲法に守られた公開された完全な裁判であることを保
証する。そして彼の選んだ弁護士の弁護が受けられるよう保証する

3.国連の世界人権宣言で保証される表現の自由を平和的に行使したのみ
の”犯罪”に問われている ドンドゥプ・ワンチェン の即時釈放

なにとぞよろしくお願いします。

敬具

(送り人の氏名を記入)


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2009年10月31日

ドゥンドゥップ・ワンチェン氏の獄中からの手紙

Dundup Wanchen Release Demand10月30日のニューヨーク・タイムズ紙は「恐怖を乗り越えて」の製作者ドゥンドゥップ・ワンチェン氏の手紙を入手し発表した。

http://www.nytimes.com/2009/10/31/world/asia/31tibet.html?_r=2

この手紙は一カ月前に書かれたもので、獄中から極秘に外に持ち出され、スイスにいる従兄経由で発表されたものだ。

ニューヨーク・タイムズには全文発表されていないがITSNのAlison Reynolds氏より全文と思われるものが送られてきたので以下、その手紙を訳す。


「数日前、私は悪夢を見た。
<何か大変なことが家族に起こったのではないだろうか?>
という思いと戦わねばならなかった。
私は年老いた両親のことを心配した。
本気に心配した。
二人の近況を知らせてほしい。
どうか隠し事はしないでほしい。
私の状況についていえば、何も心配する必要はない。
私は自分の運命に向き合う用意ができている。
解放される望みは薄く、今後長期間に渡り獄に留まるであろうと思うとき、
両親に対し、面倒をよく見る、良き息子であることができなかったなあと感じる。
私の裁判はすでに始まっている。
知らせたい良いニュースは何もない。
刑期が何年になるかまだ判らない。



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アメリカを中心にオバマ大統領の中国行きを前に、特にドゥンドゥップ・ワンチェン氏の解放をオバマ氏に直接訴える運動が熱を持って来ました。

ルンタもSFT・Japanさんに手伝ってもらい、ドゥンドゥップ氏の妻ラモ・ツォさんを中心にした残された家族の物語「ラモ・ツォ 悲しみの湖をこえて(原題Behind the Sea)」の日本語版を完成しました。

さっきそれをYoutubeにアップしようとトライしたのですが、分割できず、まだできてません。

11月7日、東京でSFTさんが上映会を開かれるはずです。

獄中で悪夢を見、両親に何かあったのか?死んでしまったのかもしれない?と思う優しい息子。
理不尽な運命の判決を待ちながらも、自分のことより周りの人のことを常に心配してる人なのでしょう。















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2009年09月24日

ドゥンドゥップ・ワンチェン氏解放世界キャンペーンの日ダラムサラでは

23.9.09 Dhondup Wanchen Release Campain昨日はドゥンドゥップ・ワンチェン氏解放世界キャンペーンの日でした。

ダラムサラでもまず、朝からマクロードのバス停で胡錦涛に送るはがきの署名活動が行われ、約1000名の署名はがきが集まりました。(以下関連パユル記事)
http://phayul.com/news/article.aspx?id=25558&article=Dharamsala+joins+'Global+Day+of+Action+for+Dhondup+Wangchen'

夕方からはキャンドル・マーチが行われ、街を三週した後、ツクラカンに向かいそこで集会が開かれました。

23.9.09 Dhondup Wanchen Release Campaign犠牲者への黙とうで始まり、チベット女性協会と9−10−3の会の代表が話をし、英語の説明の後、みんなで「ツェメー・ユンテン」を歌い、最後に‘Dispatches: Undercover in Tibet’.が上映されました。
このイギリス、チャンネル4のドキュメンタリーはとにかく素晴らしい。



23.9.09 Dhondup Wanchen Release Campaign私は妻のラモ・ツォが檀上に上がるのを待っていたのですが、昨日はとうとうそのような場面は無く、残念でした。
以前に一度檀上で夫の解放を涙ながらに訴えられたことがあります。





ラモデモの前に町で夫解放を訴えるポスターの前でキャンドルを配るラモ・ツォ。
その横でいつもの姪のソナム・ワンモが黒いキャンペーン鉢巻を配っていた。
今日のラモ・ツォの顔は終始悲しげでした。
















23.9.09 Dhondup Wanchen Release Campaignみんなと一緒に座って檀上の話を聞く二人









23.9.09 Dhondup Wanchen Release Campaignツェメー・ユンテンを歌う(唱える)二人



















23.9.09 Dhondup Wanchen Release Campaignツクラカン前に集められた祈りのキャンドル











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