マチュ

2011年02月09日

アムド、マチュで16歳の少年に1年半、38歳の男性に11年の刑期

昨日のVOT: http://www.vot.org/
RFA: http://www.rfa.org/tibetan/chediklaytsen/amdolaytsen/amdo-stringer/china-sentenced-two-tibetan-from-amdo-machu-02082011144754.html
及び今日付けのphayul.comによれば:

甘粛省甘南チベット族自治州マチュ県中級人民法院は2人のチベット人に懲役刑を言い渡した。この情報は現地と連絡を取ったドルカ・キャップがVOTに伝えたもの。(RFAには現地から別の人が伝えている)

2010年11月14日、16歳の少年トゥプテン・ダルゲは友人の15歳の少年ドペルと共に、マチュ市内で「チベット独立!ダライ・ラマ法王に長寿を!」と声を上げた。2人は直ちに駆けつけた警官に逮捕された。

ドルカによればドペルは懲役刑にはならなかったが、解放されたとき、拷問を受けたらしく、衰弱しきっていたという。刑期を受けなかったのは、年齢のせいではなく、拷問で弱ったからではないかと彼は話す。
ドペルは家族に引き取られたが、家族はその時まで、全く何も知らされていなかった。逮捕の後一度も連絡を受けていなかった。

刑期を受けた16歳のトゥプテン・ダルゲ少年についても、法律で決められた未少年に対する法的手続きは何も取られず、ドルカによれば「トゥプテンの家族は法律で決められた、逮捕状等一切の書類を見せられた事もなく、拘留中も面会を許されず、裁判にも呼ばれなかった」という。

また、同じマチュの裁判所では2010年11月26日、ゴシュル・ロプサン(38)に11年の刑が言い渡された。彼は2008年に反中国活動を行ったとされ、2010年9月10日に逮捕されていた。彼の家族は貧しく、妻と9歳になる男の子がいるという。



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2010年09月24日

アムド、マチュで中学生に実刑判決

3b7b2549.jpg甘粛省甘南チベット族自治州マチュ(瑪曲県)のマチュ・チベット族中学校の生徒たちが今年3月と4月に二度に渡り中国政府に抗議する平和的デモを行ったということは以前このブログでもお伝えした。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51431151.html

また、つい最近、このデモに加わった中学生二人が退学処分を受けたというニュースも伝えた。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51501612.html

で、今度はこの最初のデモを先導し、3月14日に逮捕されていたツプテン・ニマ(少年)に対し2年の刑期が言い渡されたというニュースが今日入った。
http://www.phayul.com/news/article.aspx?id=28200&article=Leader+of+student+protest+in+Machu+sentenced+to+2+years+in+jail&t=1&c=1
このデモは最初30人の生徒により先導され、それに500人以上の生徒が合流したという。
その日、その内の40人が拘束された。

Phayulでは、ツプテン・ニマが甘南中級人民法院で裁判を受けたが、今どこに収監されているかは不明とされている。

このことについてウーセルさんはツイッターで「ツプテン・ニマは7月に2年の刑を受け、現在蘭州市に収監されている」と報告されている。

ツプテン・ニマ少年が何歳だったかは今のところどこにも書いてないが中学生であることは間違いない。

中国では一体何歳から実刑の対象になるのかを調べてみた。

すると「中華人民共和国治安管理処罰法」の中に
http://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/ip/law/
「第2章 処罰の種類と適用」
「第 12 条 14 歳以上 18 才以下の者が治安管理に違反した場合、処罰を減刑または減軽 する。14 歳未満の者が治安管理に違反した場合、処罰はせず、但しその後見人に厳重に 指導するよう命じなければならない」
とあるのを発見。

さすが中国。14歳以上には実刑が下されるというわけだ。







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2010年09月13日

アムド、マチュで中学生2人が抗議デモを行ったとして退学処分

078c7abe.jpg写真:退学処分となったガワン・ラモ(©RFA)

9月11日付、RFAチベット語版によれば、

http://www.rfa.org/tibetan/chediklaytsen/amdolaytsen/amdo-stringer/tibetan-students-expelled-from-school-09112010130031.html
8月2日、甘粛省甘南チベット族自治州マチュ(ཀན་ལྷོ་རྨ་ཆུ་)にあるチベット族中学校の女子生徒ガワン・ラモ(ངག་དབང་ལྷ་མོ་)ともう一人の氏名不明の男子生徒が、今年3月中国政府に対し抗議の声を上げたとして退学処分となった。

さらに、2人は2度とこのような行動を取らないために、思想教育を強制的に受けさせられた。

2人は他の学校に入学することも禁止されたという。


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以下アムネスティ・インターナショナル日本によるイベント紹介。

9月25日(土)「劉暁波はなにをしたのか−−中国の獄中作家について考える夕べ」

中国の著名な文芸評論家・劉暁波氏のことをご存知でしょうか。
彼は文芸評論家であり、詩人であり、そして民主化活動家でもあります。
彼は今年2月に「国家政権転覆扇動罪」で懲役11年の判決が確定し、現在彼は獄中にあります。
しかしその罪の内容は、中国の民主化を求める「08憲章」の起草に中心的な役割を果たした、ということだけでした。

北京五輪や上海万博を経験し、中国経済は活況を呈しているようです。
しかし他方では残念なことに、劉氏のように、言論の自由を行使しただけにもかかわらず捕らえられた「獄中作家」が、中国には数多くいます。

劉氏がかつて会長を務めた「独立中文ペンクラブ」の皆さんが、国際ペン東京大会にあわせ来日します。

この機会に、劉氏の救援活動に力を入れているペン・アメリカンセンター(米国ペンクラブ)の皆さんも交え、劉氏の行動やその作品について語り、彼のような獄中作家のために私たちは何ができるのか考えます。

日時:2010年9月25日(土)17時45分開場、18時開始、21時終了予定
会場:早稲田奉仕園リバティホール(新宿区西早稲田2−3−1)

地下鉄東西線「早稲田」徒歩5分、地下鉄副都心線「西早稲田」徒歩8分
電話03−3205−5411
アクセスMAP http://www.hoshien.or.jp/map/map.html
<内容>
劉暁波氏の活動の紹介、作品の朗読、言論の自由をめぐる中国の最新状況の紹介など

発言予定:廖天(作家、独立中文ペンクラブ会長)、馬建(小説家)、楊煉(詩人)、クワメ・アンソニー・アピア(哲学者、ペン・アメリカンセンター会長)ほか

会場費:1000円(学生500円)

主催:アムネスティ・インターナショナル日本
   独立中文ペンクラブ(独立中文筆会)

問合先:アムネスティ東京事務所
電話03−3518−6777 電子メール〈amnesty-china@hotmail.co.jp〉

●劉暁波(LIU Xiaobo)
1955年中国長春市生まれ。著名な文芸評論家、詩人、民主化活動家。北京師範大学で修士号を取得後、同大・オスロ大・ハワイ大で中国現代文学を教える。
その間に博士号取得。
米国コロンビア大に客員研究員として滞在中の1989年に民主化運動の発生を知り、帰国。
6月2日から天安門広場でのハンストに参加。
同月4日の武力鎮圧のさなかでは、犠牲者をできるだけ出さないように動いた。その後1991年まで「反革命罪」で投獄される。
出獄後も文筆活動を続けるが、たびたび拘束を受ける。
中国の民主化を訴える「08憲章」の起草を中心的に担い、2008年12月に発表するが、このことが基で「国家政権転覆扇動」容疑で2009年6月に逮捕される。
その後の裁判で懲役11年・政治権利剥奪2年が確定。現在も獄中にある。

●独立中文ペンクラブ〈独立中文筆会)
言論・表現の自由を求める中国内外の中国語作家たちによって、2001年に結成。
同年、国際ペンへの加盟を認められた。劉暁波氏が2003年から2007年まで会長を務めた。

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もう一つついでに今日から行われているイベント紹介。

「チベットの生活と文化」
http://www.tibet-jp.com/newpage6.html

雄大な自然に囲まれてくらしているチベットの子供たちの水彩画と、チベット医師ダワ先生の油彩、
野田雅也さんの写真展です。

水彩画約170点は、5歳から15歳までのチベット難民学校・児童生徒が描きました。
子供たちの日常生活や将来の夢などが描かれています。
ダワ先生は、チベット医学に欠かせない薬草の実施調査のため訪れた地を描いた四季折々の作品約20点を展示します。
野田さんは、生命感あふれるチベット大地の優しさとたくましさを写真に収めています。
賛助出品として、仏画師の宮坂宥明さんの観音菩薩も展示いたします。
どうぞ、鮮烈なチベットの大自然に深呼吸をしてください。 皆様のご来場をお待ちしています。

9月.13日(月)〜9月.18日(土)
 初日:15:00〜18:00
 平日:10:00〜18:00
 最終:10:00〜16:00
 入場無料
*入館は17::45まで

会場 横浜市民ギャラリー3階C室
電話・045−224−7925

主催:チベット交流会  協力:チベット難民学校、Dr.ダワ、野田雅也、
               賛助出品:宮坂宥明
後援:浄土宗 桂林寺、風彩社 
問合せ先:224-0053 横浜市都筑区池辺町3144-5 
電話/FAX:045−943−5258



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2010年04月11日

マチュで僧侶逮捕/脱獄囚が殴り殺される

9.4.2010 チューリッヒの法王 毎日チベット内地からのニュースが入ってくるので、ダライ・ラマ法王の動向などは後回しになりがちだ。
法王はインド各地で会議や講演会に呼ばれ、「インドはもうカースト制度を捨てよ」などとアドバイスされたのち、スロベニア共和国で大歓迎を受け、9日スイスに入られ今日までスイスにいらっしゃる。

9日にはチューリッヒの街の中心に8000人を超す支援者が集まり、「チベット連帯集会」が行なわれた。
法王は「みなさんはここに正義を守るために集まって下さった。深く感謝している」とあいさつされた。

ところで昨日、墜落事故によりポーランドの大統領以下要人が多数死亡するという大惨事が報じられた。
ポーランドと言えばこのところチベットを強力にサポートしてくれている国だ。
ワレサ氏初め法王と親しく友情を分かち合う要人が多い。

先の戦争で人口の20%を失い、その後の共産党支配の間も人々は苦しみ続けた。
共産党支配から平和的連帯運動により自由を得たという自らの経験からチベットへの共感を感じるのであろう。
法王はこの国の歴史から希望を、人々から心よりの激励を得ていたはずだ。

今回、事故に遭い亡くなった大統領のLech Kaczynskiは2008年法王を大統領官邸に招いている。
同じく元議長のMaciej Plazynskiは2001年法王を議会に招き証言公聴会を開いた。
市民権弁務官のdr Janusz Kochanowskiは2008年以降、北京オリンピックの時などチベットを擁護するために精力的に発言したと言われる。
これらの強力なチベット支援者を失ったことはポーランドだけでなくチベットのためにも損失は多いかったといえる。

よきカルマを積んだ彼らのご冥福を祈る。


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今日も、鉄のカーテンの後ろチベットから漏れ来たった情報がある。

これもまたアムド、マチュの話
RFAチベット語版が4月9日付で伝えるところによれば、
http://www.rfa.org/tibetan/otherprograms/newsanalysis/china-arrested-machu-monk-tashi-gyatso-on-subversive-charges-04092010143136.html

タシ・ギャンツォ<マチュ県ペルペン郷サルマ僧院の僧侶タシ・ギャンツォ逮捕される>

4月8日早朝4時頃僧院で寝ていたタシ・ギャンツォは突然逮捕されたという。
この情報はダラムサラに在住する彼の兄がRFAに伝えたものだ。

この僧院には前日の4月7日、公安職員などが大勢押し寄せ、「お前たちは過去に何度も政府に逆らうという過ちを犯している。これからよほど気を付けないと大変なことになると知れ」という説教をして帰った。

その翌日、わざわざ朝4時ごろ目立たないように平服を着た公安職員が彼の部屋に入り、彼を連れ去ったという。

兄の話によれば、タシ・ギャンツォの逮捕容疑は、まずネットでチベットの情報を集め人々に知らせたこと、次に電話で外国にチベットの情報を漏らしたこと、最後にRFAやVOAなどを聞いたり見たりしたことだという。

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もう一つの出来事は直接政治には関係ないのだが、チベットの警官や刑務所の看守たちは人を殴り殺すことをなんとも思っていないという例として紹介する。

同じく4月9日付RFAチベット語版によれば、

http://www.rfa.org/tibetan/chediklaytsen/khamlaytsen/kham-stringer/tibetan-prisoner-died-under-torture-04092010140102.html


<カム、カンゼの刑務所を脱獄したチベット人が殴り殺された>

事件は3カ月ほど前に起こった。
カンゼで最大の刑務所からパッサンという囚人が看守を一人連れ脱獄した。
彼が連れだした中国人の看守は2008年蜂起の時チベット人をひどく虐待したことで有名だったという。

パッサンは2カ月後、ニャロン地方の尼僧院に隠れているところを発見された。
ニャロンの警官たちはパッサンに相当の暴行を与えたという。
その後カンゼの刑務所に送り返された。
しかし、そこで再び激しい暴行を受け彼は殺された。

遺体を引き取った家族はその身体があざだらけで無残に変形していることに驚いたという。
家族は検察が何の尋問もすることなくただ殴り殺したことに対し、訴えを起こすと言っているそうだ。

人々の噂では、パッサンが刑務所から脱出できたのは内部でそれを助けた者がいるはずで、彼らはパッサンの口を封じるために殴り殺したに違いないという。





























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2010年04月10日

マチュ中学校の生徒たちが再び抗議デモ/マチュの小学校教師が突然逮捕

マチュ中学校正門<アムド、マチュで中学生たちが二度目の平和的抗議活動を行う>

パユル、ダラムサラ、4月8日付によれば、
http://phayul.com/news/article.aspx?id=27072&article=Machu+Tibetan+Middle+School+students+stage+second+peaceful+protest

甘粛省マチュ中学校の生徒たちは、4月3日午後3時頃、再び中国政府の制圧に対する平和的抗議デモを決行した。

この情報は現地と連絡のあるマチュ出身の亡命チベット人研究員ドルカ・キャップが明らかにしたものである。

デモは先月、この学校の校長と助手2人を当局が解雇処分にしたことに抗議するものだという。

ド・レこの学校の校長キャプチェン・デドルと彼の2人の助手であるド・レとチュキョン・ツェテンは、3月14日に生徒たちが行なったデモの責任を取らされ、解雇された。
(左写真はド・レ)

キャップによれば、チュキョン・ツェテンは公安事務所に連行された後、密かにどこかに
移動させられ、現在行方不明だという。

デモに先立ち、マチュ中学校の生徒たちは県の中国人担当官に、この解雇された3人の教師を復職させてほしいという嘆願書を提出した。

その嘆願書には「もしも、この願いが聞き入れられない場合には、さらなるデモも行なわれるであろう」と書かれていたという。

キャップによれば、今回のデモはこの嘆願書を当局が無視し続けたからだという。

このチベット人中学校には1500人の生徒がいる。

今回の2度目のデモを含めこのところ甘粛省のチベット人学校では連続的にデモが発生している。

今回のデモの後、生徒や教師が逮捕されたかどうかについては未だ不明だという。

現在当中学は完全に武装警官隊に包囲され、外部との接触は断たれ、連絡を取ることもできず生徒たちは中に閉じ込められたままだという。

当局はマチュに保安部隊を増強し、検問を強化し、移動の制限を厳しくしている。
特に地区の僧・尼僧は厳しい監視下に置かれている。

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同じくキャップ氏からの情報によれば、

<マチュでチベット語教師が逮捕される>

マチュ当局はさらに先月一人のチベット人小学校教師を突然逮捕した。

トプデン3月28日、当地の国立小学校のチベット語教師であるトプデンは中国の公安職員により連行されていった。
それ以来、彼の消息は途絶えたままだ。
逮捕の理由も分かっていない。

1971年生まれのトプデンは小学校を終えた後、ニュルラ・ニェントック僧院の僧侶となった。
1999年、中国当局の「愛国再教育キャンペーン」班が当僧院に来て教育を行なった際、彼はダライ・ラマ法王を批判することを拒否したという。
それから一年後、チベット内での宗教弾圧に耐えきれず、彼はインドに亡命する。

亡命後はダラムサラの学校に通っていた。
2006年学校を卒業後、チベットに帰っていたという。
















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2010年04月06日

若者の決死の抵抗は続く

カムやアムドの各地でチベット人若者の勇敢な抵抗が続けられている。
 
<ディル(比如)でチベット人若者が中国国旗を降ろしたとして逮捕>

4月5日付パユルによれば、
http://phayul.com/news/article.aspx?id=27047&article=Tibetan+youth+held+for+removing+Chinese+flag+from+government+building

2週間ほど前、ディルの地区集会所に掲揚されていた中国国旗を降ろし、これに火を付けたとして22歳の青年クンチョック・ナムギェルが当局に逮捕された。

現在、彼の行方は家族にも分からないという。

ディルと言えば、3月22日に当地の小学生が抗議デモを行なったというニュースがあった。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51421908.html

2週間前と言えば、ちょうど同じころに当たる。
何か関係があるかもしれない?


<セルタ(色達)で20歳の若者が一人で抗議デモを行ない逮捕>

同じく4月5日付パユルによれば、
http://phayul.com/news/article.aspx?id=27050&article=Police+arrest+3+in+Sertha+County+for+protests

4月2日、カンゼチベット族自治州セルタ県で、チョクサン村出身ウゲン・ナムギェル20歳はチベット国旗を掲げ、「チベット独立!」「宗教の自由を!」「ダライ・ラマ法王の御帰還を!」等のスローガンを叫んだ。

目撃者によれば、中国の警官隊は直ちに彼を抑え込み滅多打ちにした後、連行していったという。


同記事によればさらに、
<セルタで二人の僧侶がチベット国旗を掲げ、叫びを上げたとして逮捕>

3月31日、セルタの中央市場にて、ラルン・ガル僧院に所属するユルシュル出身(名称不詳)の二人の僧侶がチベット国旗を掲げ、チベット独立とダライ・ラマ法王の長寿を願うスローガンを叫んだ。

目撃者からの報告によれば、二人は要求を「叫んだ」というより「唱え」ていたという。


<マチュ県チベット人中学校の生徒と教師が抗議デモ>

4月5日付RFAチベット語版によれば、
http://www.rfa.org/tibetan/chediklaytsen/khamlaytsen/kham-stringer/protest-by-students-and-teachers-of-tibetan-middle-school-in-machu-04052010101550.html

アムド、マチュにあるチベット人中学校(蔵族中学)の生徒と教師多数が中国政府に抗議デモを行なった。

この中学校では3月14日に生徒たちが先導する大きなデモがあった。
その後、生徒や責任者が逮捕されている。

現在中学校は完全に保安部隊により包囲されており、中の状況は掴めないという。













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2010年03月18日

マチュでチベット人中学生が抗議デモ

マチュ、チベット人中学校写真はマチュ県チベット人中学校の正門

チベット人中学生が抗議デモ

「中国の厳重な警備態勢に抗議した青少年たちが逮捕される」
http://www.rfa.org/english/news/tibet/youths-03162010144451.html

<以下抄訳>
3月16日付RFA英語版によれば、3月14日、午前11時〜12時頃、マチュ県チベット人中学校の生徒約30人が市の中心に近い通りで中国に対する抗議のデモを行なった。
この日は二年前、地区でチベット人による大きな抗議デモが行なわれた記念日だった。

目撃者によれば、「このデモに500人〜600人のチベット人が加わり」
「彼らは自由がないと抗議し、チベットの独立を訴えた」
「チベット人たちは保安部隊に包囲され、少なくとも40人が逮捕された」という。

この逮捕は地域のチベット人の間に新たな中国に対する怒りを誘発した。
複数の現地情報によれば、「400人〜500人のチベット人が逮捕された者たちの解放を要求するため政府庁舎前に集結した」
「約3000人の保安部隊が地域に投入されている」
「何人かはダライ・ラマ法王の長寿を祈る叫びを上げ、中国・チベット会談の進展を求めた」という。

一方、ラサでは3月14日、チベット人がオーナーであるすべてのホテルやレストランは閉店した。
当局はこの日には平常通り営業するようにと命令を出していた。
「チベット人たちは店を開けないことにより3月14日への鎮魂を示したのだ」とラサの住民は言う。

カムのマルカムでは3月10日、何百人ものチベット人が抗議のデモを行なった。
住民の一人によれば「彼らは地区の鉱山開発によって引き起こされた、環境、動物、人間への損害賠償を要求している」という。

さらに「当局はリーダーの何人かを逮捕しようとしたが、その時数人のチベット人の若者がナイフで自分たちの身を斬り、もしもチベット人を逮捕するなら自分たちはこの場で自殺すると脅した」

「地区の役人たちはチベット人たちを解散させるために地元のリンポチェやラマの仲介を求めた」という。











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2010年01月13日

マチュで中学校と小学校を閉鎖

中国当局はアムド、マチュにて「教育セミナー」を開こうとしていた二つのチベット語学校を閉鎖した。

http://phayul.com/news/article.aspx?id=26383&article=Chinese+authorities+in+Machu+shut+down+2+Tibetan+schools+over+%22education+seminar%22

ダラムサラ、1月12日 phayul.com:

「教育セミナー」を開こうとしていた、マチュ県の二つのチベット語学校が中国当局により強制的に閉鎖された。
この情報はVoice of Tibet放送に、現地からの連絡を受けた亡命チベット人ドルカ・キャップが伝えたものである。
彼女によれば、当局は「抗議運動に発展する恐れ」があるとして中学校と小学校を閉鎖したという。

このチベット語に関する教育セミナーは、著名なチベット語学者であるドン・ユンテン・ギャツォが中心となり、地元のチベット語保存グループ等と共同で開催される予定であった。
セミナーの主題は「チベット人としての苦楽の共有」であり、これは2008年当地で中国当局への抗議の声を上げた学生たちのスローガンでもあった。

キャップは「この主題からしてセミナーには多くのチベット人が集まるであろう、それは、何れ中国政府に抗議する方向に向かうであろう、という危惧の下に学校を閉鎖したと思われる」とコメントした。

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何だか、よく分からないニュースですが、とにかく中国当局は少しでも反中国政府的傾向になるかもしれないチベット人の集会は、前もって禁止するということなのでしょう。
こんな中国の片田舎の小学校や中学校で行われるセミナーに対してまで、これほど神経質な対応をするとは余程チベット人が怖いか、ただ喧嘩を売ってるのでしょう。

チベット語を守ろうとするチベット人が沢山いると判るが、一方それは時に命がけとなることも見えてくる。







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2009年04月14日

アムド、マチュでチベット人と中国軍が衝突/年収600元?

ea50026a.jpg写真:08年ラサ、野田雅也

4月13日付、phayul.comより。

<中国の軍隊とチベット人が衝突、数人負傷>

http://phayul.com/news/article.aspx?id=24447&article=Tibetans+clash+with+Chinese+soldiers%2c+several+injured

4月9日アムド、マチュ県のチベット人が中国軍の兵士と衝突した。

事件の情報はダラムサラのノルブリンカ・インスティチュートのシニア・マネジャーであるドルマ・キャップがVOA(Voice of America)に伝えたものである。

マチュのセルマ僧院にはこの日、チベット歴三月の15日(満月}、に毎年行われる恒例の仮面舞踏会を見物しようと、大勢のチベット人が集まっていた。

この恒例の儀式は毎年、大勢のチベット人達が村々や各僧院から押しかけて盛大に行われる。
地区当局は不測の事態に備えて軍を増強しようとしたが、地元のチベット人リーダーや高僧たちはこれに反対し、自分たちが儀式は円滑に問題なく進行することを保障しようと言ったという。

しかし、木曜日(9日)には町のマーケットで中国の治安部隊はチベット人に嫌がらせを繰り返し、あるビリヤード場に踏み込み、店の中にキツネの毛皮を見つけると、その持ち主を袋叩きにし、それに抗議した二人の仲間も袋叩きにしたという。

このニュースは直ちに町中に広まり、怒ったチベット人群衆と約100人の兵士が衝突した。

「中国の兵士はチベット人を棍棒で殴りつけた。それに対抗してチベット人たちは石を投げつけた」とドルマ・キャップは伝えた。
衝突により双方に数名のけが人が出たというが、逮捕されたものがいるかどうかは現時点不明とのこと。

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しかし今一つ良く状況が解りませんが、キツネは中国では保護されているのでしょうかね!?
少なくともチベット人よりも、、、


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もう一つ以下の記事は中国国際放送局 のブロパガンダ記事ですが、
ちょっとその最後の「年間一人当たりの収入は600元となりました」がどうしても気になって載せて見ました。

チベット、農牧業の特色産業に8億元余を投入 - 中国国際放送局

http://japanese.cri.cn/881/2009/04/12/1s138515.htm

2009-04-12 16:05:31

 チベット自治区の主管部門によりますと、今年、チベット政府は特色ある農牧産業の発展に8億2000万元を投入します。

 ここ数年、チベット自治区政府は、チベット経済の安定かつ迅速な発展に重要な基盤を築くため、特色ある農牧業への投入を拡大しています。

 チベット自治区発展改革委員会筋は、チベット北部にいるヤギやヤクと西部地区の綿羊の飼育、それに東南部地区の森林拡大と薬材採取、中部地区の優良作物の生産、それに都市郊外にある無公害野菜産業基地の建設などは農牧民の収入を増加しており、年間一人当たりの収入は600元となりました
(翻訳:トウエンカ)

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この記事何かの間違いではないでしょうね?
いや、どうせ間違いには違いないが、、、最後の一行が本当だとすると、

現在一元=14円とすれば600元は8400円。
これは年間の収入というから、一月当たりにすると何と月に700円も稼ぐ!称賛に値すると、喜んでいるのでしょうか?
良く解りません。

亡命するためにはガイドに5000元〜10000元払うと聞いております。










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2009年04月04日

遅れて知らせが入る抵抗の跡

eb11ee05.jpg写真2008年ラサ、写真野田雅也。

以下4月3日付、RFAのチベット語版より。

http://www.rfa.org/tibetan/sargyur/more-peaceful-protests-reported-in-kardze-04032009223300.html
亡命政府に入った情報によれば、3月22日 カム、カンゼ(カルゼ)で平和的デモを行った尼僧二人が逮捕された

ミネ尼僧院の26歳のペマ・ヤンツォとニマ・ゲシェはデモを行った後、公安に逮捕・暴行された。現在まで彼女たちの行方は分かっていない。

その他、3月16日には同じくカンゼでロサン・ギュルメが、チベットの独立と法王の帰還を要求するデモを行った。殴打の上、逮捕された。

彼の家には妻、子供3人と祖母が残され、働き手は他にいないという。
彼の行方も依然不明だ。

カンゼ地区には武装警官、軍が増強され、人々は精神的にも物質的にも困窮状態にある。
学校さえ、継続的に開くことが難しくなっているという。

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カンゼ地区では3月10日以降、3月末までに判っているだけでも28件の抗議デモが起こり、60人以上が逮捕されている、と現地からの報告がある。

このところ、少し前に起こった事件や逮捕の情報が多く寄せられて来ているようです。
これは、情報提供者がその地を離れて、センサーされにくい安全な場所に移動してから伝えるということが多いこととも関係するようです。

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本日付のphayulより。

http://phayul.com/news/article.aspx?id=24388&article=Monk+arrested+for+allegedly+leaking+state+secrets
RFAに入った情報によれば、今年3月11日、アムド、マチュ県(甘粛省、甘南チベット族自治州)ヌルマ僧院のチュクサン36歳は「国家機密を漏らした」としてサンチュ県のラプラン・タシキルで逮捕された。

彼は亡命中の「分離主義勢力」にデモ、逮捕、殴打等の情報を流したとされている。
彼も現在行方不明だという。





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2008年06月19日

マチュ僧院略奪隊、NY,ローマデモ、キリスト教徒弾圧

アムド チェンドック僧院C/R RFA
6月10日付のRFAによれば
http://www.rfa.org/tibetan/otherprograms/newsanalysis/pla-raided-amdo-machu-tsandok-monastery-06102008111744.html(チベット語)

アムド、マチュ(マ曲)にあるチェンドック僧院に数百人に及ぶ軍隊が突然押しかけ、
銃で僧侶達を脅しながら、僧院内の貴重品をことごとく略奪し、さらに僧侶一人一人の宿舎を回りそれぞれの部屋から金目のものをすべて持ち去ったという

その時会い逮捕者が出たかどうかは不明。
この僧院には普段400〜500人の僧侶がいるという。
写真はこの僧院に軍隊が押し寄せる光景。
貴重な証拠写真だ(C/R RFA)

軍隊は独立採算制とは聞いているが、最後はただの集団武装強盗となんら違いはない。
マフィア軍団の実態だ。


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チベットへの帰還行進は何度も逮捕されながらも国境近くまでたどり着きとうとう全員逮捕された。
その様子を伝えるビデオが以下に行けば見れます。
http://www.rfa.org/english/tibetan/
彼らは本当に頑張ったと思う。
参加者は最近チベットから亡命してきた僧侶、尼僧が多かった。
その他年老いたチベット人も多かった。

熱い熱いインド平原を数か月も野宿しながら歩き続けることだけでももちろん大変な忍耐がいることだ。
山地に入ってからは雨が続いたはずだが、雨にぬれることなど全く意に介しない人たちだ。
巡礼に慣れたチベット人だからこそやれるのだとも思う。
その上何度も逮捕され中には一か月拘置所に入れられていたものもいる。
強い思いがなければできない行為だ。


土地は飛んで15日にはローマでチベット人と支援イタリア人2000人が「チベットにオリンピックトーチを持ち込むことに反対し、イタリア首相及びEU代表が北京オリンピックの開会式に出席しないことを要請する」デモを行った。

17日にはNYでも同様のデモが行われ数千人のチベット人及びサポーターが中国領事館前からUNビルまで行進した
NYでは毎日小規模のチベット支援デモが行われているという。

日本人は大人しい人種なのか?人権に無関心なのか?情報不足なのか?つまり島国なのでデモは少ないようです。(外野からすみません!ちゃんと日本だって忙しい中やってますよね)

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以下はこのところ連続で添付させて頂いてる共同通信の今日付けの記事です。
チベットのことでは無いのですが、同じ中国政府の弾圧に苦しむキリスト教徒の抵抗情報戦の話です。

 北京五輪企画「五輪の風―世界が見る中国」6回続きの(4)
信者守れ、米から弾圧告発 
 スカイプが中国を変える 


米南部テキサス州ミッドランドの民家を改造した中国人牧師ボブ・フー(中国名、傅希秋(ふ・きしゅう))の事務所には、約一万キロ離れた中国から驚くほど多くのキリスト教「地下教会」の摘発情報が寄せられていた。
 中国では個人の通信も検閲対象だが、監視の網をくぐり抜け、デジタルカメラで撮影された「拘留通知書」などの公文書が添付された情報も多い。それを可能にしているのが無料インターネット電話の「スカイプ」。「検閲にかかりにくいため有力な伝達手段だ」とボブは説明する。文書が手元にあるからこそ「わたしの告発は国際的に信用されている」と語った。
 十五畳ほどの事務室の壁側に設置された本棚には、中国語と英語の宗教専門書がびっしり。書斎机に置かれたパソコンのスカイプ画面をのぞくと、中国大陸にいる百人以上の情報提供者のコード名が登録されている。
 「北京五輪を前に当局が五月初めから本格的な地下教会摘発を開始している」。ボブは誰よりも早く中国当局の動きをつかみ、「弾圧の事実」を自らが主宰する特定非営利活動法人(NPO法人)「対中援助協会」のサイトに掲示、世界のメディア、宗教者らにも電子メールで発信した。
 「事実の発信こそが拘束された信者を拷問などから守る最大の手段だ」
 一九八〇年代後半、地元の中国山東省の大学で共産党公認の学生組織の副代表を務め、党幹部候補だったボブの人生を変えたのは八九年の天安門事件。ボブも参加した北京の天安門広場での民主化要求運動を指導部が戦車を動員して弾圧、多くの学生が犠牲となった。
 「失意のどん底に突き落とされた時に心の支えとなったのがキリスト教だった」。中国では党公認の宗教活動以外は違法とみなされ、取り締まり対象となる。党のイデオロギーと矛盾する聖書の解釈も認めない。これを嫌い、民家などを使った「地下教会」活動に身を投じたボブは九七年、妻とともに拘束されたが、米政府の圧力で釈放、米国に逃れた。
 「ひそかに米政府高官と情報交換をしている」。中国でのキリスト教信者数は現在九千万人ともいわれ、米政府は中国に宗教の自由の拡大を強く要求。ボブは米政府と連携し北京五輪に向け中国への圧力を強めている。
 ミッドランドから北東約三千キロのニュージャージー州ベルフォードでもスカイプを駆使する在米中国人に会った。
 天安門事件で拘束された活動家のうち、米政府の圧力で最初に釈放された王濤軍(おう・とうぐん)は、中国・桂林の反体制作家、荊楚(けい・そ)とスカイプのビデオ電話で情報交換している。
 四川大地震で中国政府が情報を積極的に公開しているとの評価が出ていることに話が及ぶと荊は、ビデオ電話を通じ笑みを浮かべて指摘した。
 「未曾有の震災で、極めて多くの情報がインターネット上を飛び交い、政府は一時的に管理できなくなった。積極公開ではなく、情報を隠しきれないと判断しただけだ」(敬称略)(共同)


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