亡命政府

2009年03月21日

最近の中国の拷問の実体を伝える貴重な映像が公開された。

e7b83a4f.bmpチベット亡命政府DIIR(情報・国際関係省)は昨日午後3時からプレスを集め、チベット内部から入手した、デモの弾圧、拷問の実態を示す貴重な映像を公開した。

この映像は以下のウェブでご覧になれます。
ただ、中には少々ショッキングな映像も含まれていますのでご注意ください。

容量が小さく早く見えるのは
http://media.phayul.com/

記事は以下。
http://phayul.com/news/article.aspx?id=24241&article=Rare+footages+show+China%e2%80%99s+brutality+on+Tibetan+protestors

政府の発表した重くて、解像度の良い方を見るには以下へ。
http://footage.tibetanbridges.com/

この中、テンダーという若者が去年3月14日、出勤途中に一人の僧侶が警官にリンチされているところに出会い、それを止めようとして逮捕され、拷問され、死んでいく話が紹介されています。

彼は、たばこを押しあてられ、棍棒で殴られ、電気棒で苦しめられた。
足に釘を刺されたままだった。

一応軍病院に入れられたが、まともな治療を受けなかったことは彼の傷の化膿の様から明らかだ。
後、人民病院に送られた。ここで、医者は腐った肉を2.5キロそぎ落としたという。
家族が非常に高い医療費を払ったにも関わらず、彼は回復することなく、2008年6月19日に死亡した。

映像は彼の傷の状態をリアルに伝えている。

彼は亡くなったあと鳥葬されましたが、その時鳥葬人が彼の足に深く刺さっていた釘を見つけた。

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2008年12月25日

拷問死、地下協会

b3563642.JPG以下は12月22日付、チベット亡命政府公式ウエブ発表としてphayul.comに掲載されていた情報です。いつものように要訳です。

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<一人だけの抗議デモ、拷問死>
http://phayul.com/news/article.aspx?id=23493&article=Report+confirms+two+arrests%2c+five+tortured+to+death+in+Tibet

チベットからの情報によれば、
11月20日午後5時頃、ラサ市内において20歳ぐらいと思われる若者が一人
「チベット独立!」とスローガンを叫んだ。

ほどなくして、若者はその場で公安警察にかこまれ兇暴な撲打を受けた後、連行されていった。

他の情報として、
11月28日カム、マルカムにあるウーセル僧院の僧院長ジャンパ・ギェルツェン師が公安当局により逮捕されたという。詳細不明。

亡命政府は今年の死亡者リストの中に新たに5人の名前を確定し付け加えた。
何れも死因は拷問、撲打とその後の治療が拒否されたことによるものだ。

5名の氏名は:
ソナム・プンツォとその妻(氏名不詳)、
ジャンパ・ラモ45歳チャムド出身、
テンジン・ノルブ ラサ出身、
ガワン・ツェリン マルカム出身。

以下に5名の現在までに判明した消息を記す。

1、ソナム・プンツォ: カム、チャムド県マルカム地区メパ・チャソ・テンパ村出身。彼は3月14日のラサのデモに参加したとして兵士、警官隊に過剰な暴力を受けた。

盲目の彼の妻はその場で泣き叫び、夫を殴らないでくれと懇願した。
しかし、武装警官はしがみつく彼女の頭を棍棒で撲打した。
彼女は意識を失いその場に倒れた。夫が連行された後、彼女は死亡した。

3月18日、ソナム・プンツォは拘置所内で他のチベット人と共に
「チベット独立!ダライ・ラマ法王に長寿を!」と再びスローガンを叫んだ。
その結果彼らは監視人により極度の拷問を受けた。
ソナム・プンツォはこのとき電気棒により何度も頭部を強打されたことにより死亡した。
同様の状況で多くのものが死亡している。

彼とその妻は20年ほど前より ラサ、ラモチェ僧院の門前で物乞いをして暮らしていた。彼らが亡くなり、彼らの9歳と7歳になる息子二人の面倒を見る者は誰もいなくなった。

2、ジャンパ・ラモ:45歳、カム、チャムド県キュンポ・テンチェン出身。
出身はカムであるが彼女はラモチェ僧院地区に長年暮らしていた。
3月29日に逮捕されて以後、拷問を受け続けた。
解放されたとき彼女は衰弱しきっていた。病院で治療を受けたが回復することなく11月28日自宅で死亡した。

3、テンジン・ノルブ:ラサ近郊メド・クンガ出身。
彼はラサとペンボの平和デモに参加したとして、逮捕され、拷問を受け死亡した。
フンドゥップ地区の警察から死体が、妻と一歳から七歳までの三人の子供の待つ家族に渡された。

4、ガワン・ツェリン: チャムド県マルカム地区メパ出身。
彼は3月13日病院に入院した(原因不詳)。
医者は輸血が必要だと告げた。
しかし、続く14日騒乱が起こった後中国当局は「軍隊のために優先的に輸血は確保されねばならない、いかなるチベット人にも輸血を与えてはならない」との通告を発した。
その結果、彼は輸血を得ることなく死亡した。

以上

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例えば3月14日にいったい何人の人が本当に撃たれ、殴られて死亡したのかははっきりしない。
100〜300人であろう。個別の確かな情報が伝わるには時間がかかる。
情報を外部に漏らしたというだけで、発覚すればスパイ罪となり長期の刑期を受ける。
最近伝えられたワンドゥ氏(無期懲役)以下6人が10年から15年の刑期を受けたのはこの例だ。
外国に隠された情報を流しただけ、それも電話やメールでそれとなく伝えただけでも重罪となるとは、そんな国が中国なのだ。
どれほどの恐ろしいことを隠れてやっているのかな?と興味は増すばかりというのが普通の反応でしょう。

一ついつも思うことがある。
中国の有名反体制知識人なら逮捕されても拷問にあったり、長期の刑期を受けることはまずない。外国が注目するということもあるが。
しかし、チベット人の場合は地方では少し有名であろうと何の問題もなく拷問を受け、長期の刑を言い渡される。
乞食で盲目ならばその場で殴り殺される、、、

例えば、天安門のデモを先導した学生たちは、外国に亡命もし、有名にもなった。
しかし、天安門事件の起こる2年前に、文革以来初めてラサで数千人規模のデモを先導したデブン僧院の僧侶たちは今まで何の保護も受けることなく、世界に発言する機会もないままだ。
この差はどこからくるのか?

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続いて新華社電より、

「デマ流布」と59人逮捕 中国チベット自治区
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081224/chn0812242303004-n1.htm

2008.12.24 23:03
 24日の新華社電によると、中国チベット自治区ラサ市の公安当局は23日、3月14日に ラサで起きた大規模暴動に関連し、デマを流して国家の安全を害したとして、59人を逮捕した と発表した。

 当局によると、59人はラサでの暴動後、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の支持 者と協力し、共産党や政府に対するデマで民族主義をあおったとしている。(共同)


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短い記事なので詳細不明です。
中国では<真実>は<デマ>、<デマ>が<真実>が常識です。


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最後にクリスマスのお話。北京の何とも言えないクリスマスの様子です。

それにしても信者が7000万人というのは本当なら信じがたい数字です!
これから暗い世が始まり益々信者は増えることでしょう。
この時期にチベット仏教がもしも布教可能なら、大変な数の信者を獲得できるのは確実でしょう。


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<北京の地下教会ミサ 緊張の聖誕節 若者・インテリ層にも信者拡大> - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081224/chn0812242152003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081224/chn0812242152003-n2.htm

2008.12.24 21:49

【北京】聖誕節(クリスマス)ムードに包まれた北京市内のマンションの一室でこのほど、中国政府に公認されていない“地下教会”のミサがひっそりと開かれた。50人を超す参加者の多くは20代、30代の大卒者。約半数は女性だ。共産党の指導を拒否し、信仰の自由を求める地下教会が、高学歴層や知識層にも広がっていることをうかがわせた。



 天井と壁を十字架が彩っていた。信者名義の3LDKマンションは教会組織が資金を出し、借りている。女性のピアノ伴奏に合わせて合唱し、牧師(33)が「心の平安をどう保つか」を説いた。一見何の変哲もないミサにみえるが、どことなく緊張感が漂っていた。

 地下教会には、牧師の政府批判などを把握するため、当局側の人間が潜り込んでいるといわれてきた。コンピューター関連企業に勤める30代の女性は「中国共産党の指導やかかわりを拒否したい。でも、政府のやり方はわかっているから、心の中では緊張している」と不安を隠さない。

 著名な反体制派作家で、ブッシュ米大統領に面会したこともある余傑氏の顔がみえた。共産党による一党独裁体制の廃止を求めた「08憲章」に署名した男性もいた。

 もともと公認のキリスト教組織に属していた、ある民主活動家(47)は、聖職者が信者の言動など詳細な状況を当局に報告し、それを受けて信者が拘束されたことを知り脱退。1993年からは地下教会で活動してきた。人権擁護活動に携わって以降、職も失った。「今に至るまで当局に監視され続けている」と小声で話した。

 地下教会の信者数は、共産党の指導を受ける公認組織の信者数をはるかに超える。貧困層の農民から富裕層まで、約7000万人と推定されている。

 ある大学教授は「社会の急激な変化や道徳の低下、拝金主義の中で、精神的よりどころを求める人が増えた」と分析する。知識層や企業家への信者の広がりは、寄付金の拡大にもつながっている。社会情勢の変化次第では、政権に幻滅した勢力とともに党の求心力をそぐ組織になりうる−との見方もあり、中央政府が警戒する理由もここにあるとみられる。

 2006年7月には、杭州の教会建設現場に多数の警官隊が押し寄せ、暴力を振るう事件が起きた。このような露骨な弾圧こそ少なくなってきたが、最近、北京の民主活動家が計画した地下教会のミサは「当局が場所を提供した施設に圧力をかけ、中止に追い込まれた」といわれる。電気・水道を止めたり、マンションのオーナーを通じて退去を迫ったりするなど、見えない圧力が増している。






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2008年08月14日

オリンピックとチベット

63cc430d.jpg写真はパリでの記者会見に臨む法王とフランス語通訳
http://phayul.com/news/article.aspx?id=22468&article=I+am+a+free+spokesperson+of+the+Tibetan+people+%e2%80%93+the+Dalai+Lama
いろいろとフランスのことを書こうと思っていますが明日かな?


以下はいつもの委員会リリースです。
<委員会>と呼んでいるのは今年3月から発足したチベット亡命政府と議会、民間団体(すべてではない)が集まった緊急委員会のことです。
(内実を詳しく話すと長くなる)
一般には<チベット亡命政府>と思ってもいいです。

連帯委員会リリース 2008年8月13日 Y女史訳
http://www.stoptibetcrisis.net/pr130808.html

<北京オリンピックを通して見えるチベット>


「もし部分を見通すことができれば、全体を把握できる」というチベットの諺にあるように、現在北京で開催されているオリンピックというプリズムを透かせば、チベットの状況をある程度は把握することができそうだ。

北京でオリンピックが始まるほんの2、3週間前、中国当局はチベット人達を北京やその近隣都市から、生まれ故郷やその他の遠隔地へと強制的に追放した。
次いで、それらの都市にあるホテルや宿泊施設は「チベット人がやってきたら最寄の
警察当局に報告するように」と要請された。


チベット自治区からやってきたチベット人の演技団は、北京オリンピック開会式で演技するために、数ヶ月もの間練習を重ねてきた。
北京当局は事前にさらに厳しいリハーサルを行うよう要請してきたため、昼夜を問わずにリハーサルを続けて本番に備えていた。
にもかかわらず、開会式本番では、99%の演目は多数派である漢民族によるパフォーマンスによって独占され、チベット人を含むその他55の民族による演目は、ほんの数秒間披露されただけだった。
これはまさに、中国政府による常態――漢民族中心主義そのものを示していたといえる。

(チベット人団員はさぞ悲しい思いを抱いたであろう、、、)

チベット人は一般に、勇敢さ、力強さ、機敏さによって知られている。
だが、こうした生来の性質にも関わらず、チベット人がこれまでオリンピックにおいて中国代表選手として活躍したことはない。
チベット人が卓越した技術を持っている馬術やアーチェリーといった種目はおろか、他のスポーツにおいてもである。
現在、国家レベルのスポーツ選手として養成されているチベット人は、一人もいない。
北京オリンピック期間中、国内向けに流されている特別番組では、中国政府が共産党の指導によって「暗黒で野蛮な古めかしいチベット社会」を「輝かしく幸せな」社会に発展させたものとして描かれている。


中国は報道関係者に対して、オリンピック期間中、厳格な軍事弾圧や制限下に置かれているチベットを除き、全ての場所を自由に訪れてよい、と許可している。
チベット人が逮捕されたり家が急襲されたり、理由もなく撃たれる、といった報告は、今も続いている。
ラサ付近のデプン僧院とネチュン僧院は未だに厳しい統制下に置かれており、僧侶らの移動は厳しく制限されている。
さらに、チベット人職員はオリンピック期間中に休暇をとってはならないと命じら
れている。

北京でチベット人を支援して抗議行動に出たチベット・サポーター達はただちに
逮捕・追放されている。
こうした事件を記録しようとしたレポーター達も乱暴に扱われて拘束され、その報道を阻まれている。


要約すると、オリンピック期間中の北京の態度は完全に人種間の公平性に欠けており、チベット人への抑圧は相変わらず続いている。
こうした状態は、「北京は中国の56種の民族全体のもの」という毛沢東の公式見解とはまったく矛盾するものである。



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2008年04月29日

4月25日までの犠牲者数、負傷者数、逮捕者数について

06fbd0e8.JPG
本日、ダラムサラのDIIR(Department of Information and International Relations 情報国際関係省)において、先ほど午前11時から記者会見が開かれました


発表したのは情報局スポークスマンのツプテン サンペル氏。

これまでの犠牲者数等についての説明と新しく情報省としての数字が示されました。

以下ステートメントの翻訳:

DIIR(Department of Information and International Relations 情報国際関係省)

2008年4月29日

連絡官
Thubten Samphel
Sonam N Dagpo
Ph:01892-222510,224957,224662

Press Statement

CTA(The Central Tibetan Adoministration所謂亡命チベット政府)は先の2008年3月10日より同4月25日まで、歴史的本来のチベット3地域(ウツァン、カム、アムド)内で起こった平和的抵抗による犠牲者数、負傷者数、逮捕者数を発表する


以下にまず6種の情報源の数字を列挙する



情報源          死亡者数    負傷者数    逮捕者数
____________________________________
1.Chinadegitaltimes.net61     59     4051
2.TCHRD           114    227     2476
3.中国国営放送        23     917     2226
4.ラサ放送局         19     405     1397
5.RFA(ラジオ自由アジア)  237     126 23957
6.CTA(防衛省)       162      42     2946
________________________________________________________________________


これらすべての情報源を比較検討し、これらの数字の根拠、細かい情報を分析総合した。
その結果我々は死亡者数203名、
負傷者数約1000人、
現在も監獄に囚われている者5715人とする

これらがチベット全土でこれまでにチベット人が被った人的被害の数字である。

以上。


もちろん、これについては発表の後すぐに多くの質問が出た。
まとめて
注として:

*ラサ放送局の数字はチベット自治区のみの数字。

*防衛省の負傷者数が異常に少ないのは(中国発表に比べ)明らかに判明している者の数しか入れてないから。
中国側(1.3.4)の数字には中国人が含まれるが、チベット側(2.5.6)の数字には中国人は含まれていない。


___________________________________

019
これまで衝突発生地地図



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2008年04月23日

TIBETAN SOLIDARITY COMMITTEE とは?

僧侶の静かな行進このところ<委員会>発表の情報を中心にチベットの状況をお知らせしています。
ちょうど先ほどRFA(ラジオ自由アジア)の対談会でもこのことが話題になっていました。
この委員会(略称)の発足は始め3月20日の記者会見で発表されました。
私もその場にいました。
まず会の名称ですが、英語の意味からだと<チベット連帯(共同戦線!)委員会>と訳せるのでしょうが、チベット語の名称を直訳すれば<チベット政府民間合同緊急行動委員会>となります。

つまりこのチベットの緊急事態を乗り越えるために政民一体の組織を新しく作る、ということです。この日にはまだ政府外の民間5団体(チベット青年会議、チベット女性協会、9-10-3の会、民主協会、自由チベット学生運動SFT)からの回答(一緒にやるかどうか?)はすべてそろってはいませんでした。9−10−3と青年会議は会員の審議を経て答えると言ったそうです。
結局、青年会議は加わらないと決定した。その他のグループは同意した。
この会の実態はつまり亡命政府と亡命議会が団結して一つとなる、つまりいちいちの政策決定が議会の承認なく行える。ほとんどの決定は委員会の執行部が行うというものだ。
これになぜ青年会議が加わらないかと言うと、この委員会は基本的に法王の政治方針に従うものであるから、これに加わるということは、たとえば<独立>という言葉、スローガンも使えないということになる。あくまで政治的には<中道路線>ということなのだ。

もっともこの会についてはたとえばその記者会見の時にも「これは民主主義に反するのではないか?」「中国と同じにするのか?」「中国は今回の動乱はダライラマ法王の策略だ。と非難するその標的を一つに集めることにならないか?」
と厳しい質問が多く出た。これに対し委員会側は「とにかく今は緊急事態なのだから一致団結し力を集めることが最優先課題なのだ」と答えていた。

結局は各団体は委員会の話は聞くし、その全体行動計画にも従おう、しかし自分たち独自の行動計画も続ける、という「いろいろあってもいいだろう」で進んでいるのが現状です。日本の<大本営>、中国の<共産党執行部>とは違う風に進んでいます。

デモ中のスローガンは概ね<委員会推薦スローガン集>にそっているようです。デモの仕方も、これ以来やけに大人しくなってきました。
少し激しい主張

しかし例えば<チベット帰還平和行進>はこの民間5団体合同の行動ですが、デリーに到着した時点で、いったん中止になっていました。これは法王が「そうした方がいい、恩あるインドに迷惑が掛かるようなことは慎んだ方が良い」と言われたことに従ったのだという。委員会も中止するよう勧告していた。
しかし今月20日約300人のチベット人グループがインドのシリグリからシッキム北方の中国との国境ナトゥ峠を目指して再び行進を始めた。
これなどは「一応従うが、全面的に従う訳ではない」のスタンスの現れであろう。
ラジオで9−10−3代表のガワン ウッパルは「行進に参加しているチベット人の中には、独立を主張する者もいる、そうでない者もいる、今は中のチベット人を守ることが第一なのだ、個人それぞれがどう思ってるかはこの際構わないのじゃないか?
民主主義だし、大して差はないし」
という者もいれば「従ってもよし、従わなくてもいいと言うんじゃ、委員会の存在意味が無いんじゃないか?」という者もいる。
この統一のなさに対して「民主主義が浸透してきた証拠」と法王もおっしゃっています。






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2008年04月21日

TIBETAN SOLIDARITY COMMITTEE Press Release 21st April 2008日本語版

b874341f.JPG以下21日付緊急委員会プレスリリースの翻訳です。
http://www.stoptibetcrisis.net/pr210408.html


4月17日ペンボ ルンドゥップ(4月20日の記事参照)のナーランダ僧院から8人の若い見習い僧が新たに逮捕された。
4月15日ルチュ地区のシツァン ガツェル僧院(Shitsang Gatsel Monastery of Kanlho Tibetan Autonomous Prefecture, Luchu District)
から18人の僧侶が逮捕された。
続く16日同僧院からさらに4人の僧侶が逮捕された。
4月14日朝軍捜査隊によりチョネ地区のチュペル タシ チュコル リン僧院Choepel Tashi Choekhor Ling Monastery in Chone District,
から新たに3人の僧侶が逮捕された。これによりこの僧院からの逮捕者は今までに合計200人に上る。

先に報じたようにレコン ロンポ ゴンチェン僧院からも多数の僧侶が逮捕された。
この僧院が地域の抵抗運動の核と見なされている。
この地域では一般住民の移動も禁止されている。
17日、18日にはこの地方に黒色の軍服を着た増援部隊が新たに投入されたが、この部隊は雲南省に所属する国境警備隊と確認された。


続きは明日にさせてください。


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TIBETAN SOLIDARITY COMMITTEE Press Release 20th April 2008 日本語訳

05df17e2.JPG 以下は20日付緊急委員会プレスリリース日本語版です。
http://www.stoptibetcrisis.net/pr200408.html



中国の愛国再教育キャンペーンは中国自滅の道

確かな情報筋によれば、チャムド県ジョダ地区にあるワラ僧院の僧侶の多くは先の4月5日の<愛国再教育>に抗議し、逮捕を恐れて近くの山や辺境に散った。中国側の投降の呼びかけに誰一人応じていない。僧院に残された50人の僧侶も全員死んでもダライラマ法王を誹謗することを拒否し続けているという。

カンゼ県では4月12日から数日間、県下18地区にある僧院の僧院長を愛国再教育のために召集した。
その場で僧院長たちは「強制的キャンペーンは逆効果あるのみだ」と主張した。その場では中国側もその意見に賛意を示した。
結果とりあえず<ダライラマ法王がチベットに帰還することに反対する>という書面にサインを強制することはしばらく実施しないという話になったという。


4月15日ナチュゾンのグロシバ(Gulog Shiba of Nyagchu Dzong)では地方政府は市民に「ダライラマ法王を誹謗し、今回起こったチベット動乱非難する」という書面にサインせよという強制署名キャンペーン集会を開かせた。
その最中ゲルツェンという一人のチベットがまず前に進み出て、不服従の態度を示した。それに多くのものが続いたという。

4月17日リタン地区政府はリタン地区内すべての僧院の僧院長に対し僧院に中国国旗を掲揚するよう命令を出した。そのための誓約書にサインすること、そうすることにより以後このことで何か事が起こった時には夫々が責任を取ることを脅迫承諾させた。
このように僧院に中国国旗を強制的に掲揚させるという政策はカムから始まり、次第に全チベットに及び始めた。チベット自治区では12日より始まっている。

4月18日ロンポゴンチェンには軍隊が増強され430人のチベット人が逮捕された。一軒一軒家々は強制捜査され、法王の写真やらパソコンが取り上げられた。
逮捕された僧侶たちはその場で撲打され、リーダー格のもの達はトラックにワイヤーで磔にされて運ばれて行ったという。


以下にいつもの6カ条の要求が繰り返されている。

以上。

全く文革の時代と同じだ。



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