刑期

2011年01月02日

チベット人作家3人・刑期確定/彼らの言葉

雑誌「シャル・ドゥン・リ」表紙写真は3人がエッセイを発表した雑誌「シャル・ドゥン・リ(ཤར་དུང་རི་ 東のホラ貝の山)」の表紙。
以下写真は今回刑を言い渡された3人。
1枚目ザンツェ・ドゥンゴ
2枚目ブダ
3枚目ケルサン・ジンバ

-----------------------------------------

「言論の自由こそ民主化の出発点」と劉暁波氏は言う。

また「野蛮な独裁を固守する政権には言論の自由をおそれないものはなく、まさにこれこそ、人間が人間であるためには言論の自由は少しも欠けてはならないということを証明している。人類の自由の権利の目録において、言論の自由は、しばしば第一の自由と見なされ、言論の自由を失うことは、あらゆる自由を失うことを意味している。」
「勇気をもって公開された自由な発言で、制度的な嘘と恐怖に反抗する個人が引き続き多くなれば、一人一言の真実によって、どんなに暴虐な制度であろうとも、その効力を失うだろう。」と、中国の人々に勇気をもって真実を発言し続けることを求めている。

チベットにおいて、この野蛮な独裁国家は内地以上に激しい言論弾圧を行っている。特に2008年以降、数え切れないほどのチベット人、作家、知識人、音楽家、芸術家、教育者が捕らえられた。

では、取りあえず我々には何ができるのか?
最近送られてきた「第3の眼通信No12」にはこう書かれている。
「奪われつつある声を聴こう。私たちにはそのチャンスがふんだんにある。そして、自ら口を噤むことこそ、口を塞ごうとする者たちを利することだと自覚し、チベットからの傷だらけの叫びに応えていきたい」と。

当ブログでも何回の報告してきた、3人のチベット人作家に刑が言い渡された。
まず、評決時の状況を伝えるRFAの記事を、その後にウーセルさんが昨年の10月3日及び、今日1月2日にブログ上で紹介された3人の言葉を紹介する。

------------------------------------------------------------------

<チベット人作家3人・刑期確定>

12月31日付け、RFA英語版http://www.rfa.org/english/news/tibet/writers-12312010111557.html

チベット語版http://www.rfa.org/tibetan/otherprograms/newsanalysis/china-sentenced-three-tibetan-writers-on-30th-dec-2010-12312010121115.htmlより。


現地からの報告によれば、今年6、7月に拘留された3人のチベット人作家に対し、中国当局は「国家分裂煽動罪」により3~4年の刑を言い渡した。

3人の作家、ブダ(བུད་རྡ་)、ザンツェ・ドゥンゴ(འཛང་རྩེ་དོན་ཁོ་ )、ケルサン・ジンパ(སྐལ་བཟང་སྦྱིན་པ་)は去る10月28日、アムド、ンガバ(རྔ་བ་)の中級人民法院で裁判を受けていた。

求刑の評決を傍聴したと見られる人からは、次のような報告が寄せられている。
「2010年12月30日、ンガバの中級人民法院は3人のチベット人作家に3~4年の刑を求刑した。ザンツェ・ドゥンゴとブダには4年、ケルサン・ジンパには3年の刑だ。判決は、被告や、その家族や、如何なる法的弁護人の陳述なしに言い渡された。評決が行われた時、裁判所で、3人の作家、弁護人、家族の誰の発言を許可されなかった。評決の時、裁判官は全員に起立することを求めたが、3人とも椅子に座ったまま、立ち上がらなかった。
『ジャンツェ・ドゥンゴに4年の刑を言い渡す』と裁判官が発表した時、本人は拍手した。これは判決にたいするあざけりの表現であった。他の2人は無言のままであった」と。

3人は一応、15日以内に上告することが許されている。

彼らは主に2008年のチベット蜂起に関する記事を地方のニュースレターである「シャル・ドゥン・リ」に発表したために、逮捕されていた。

半日間しか行われなかった裁判において、3人は無罪を主張した。
ブダは流暢な中国語で「自分や他の2人が書いたような内容の文章は漢人たちによっても書かれている。判断は『民族間の不平等』を表すものだ」と先の公判の時に述べている。
他の2人もチベット語で自己弁護を語ったが、「通訳が正しく訳さなかった」と傍聴者は報告している。


参照、過去ブログ:
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51517896.html(裁判に付いて)
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2010-10.html?p=3#20101006
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51500387.html
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51258282.html
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51252956.html

------------------------------------------------------------------

以下ウーセルさんのブログより。
原文は
http://woeser.middle-way.net/2010/10/blog-post_03.html
http://woeser.middle-way.net/
翻訳は雲南太郎@yuntaitaiさんが引き受けて下さった。

--------------------------------------

ザンツェ・ドゥンゴ◎ザンツェ・ドゥンゴ「私たちにどれだけの人権があるのか」の概略
(去年10月のブログから)

1.赤い政権を転覆させる意図はチベット人にはなかった。2008年3月以降の抗議事件は自由と平等、幸福、人権を求める行動だ。政府への不満の表れであり、民族間の矛盾の表れではない。

2.3・14などの事件の原因は当局と関係がある。チベットが安定しない主な原因は当局が問題を解決せず、チベット人の人権が保障されないからで、官の圧迫に民が反抗したということだ。

3.殺害された同胞や生きている同胞のために人権を求め続けるのは私達の義務だ。

4.中国中央テレビ(中央電視台)などのメディアは嘘を流し、チベット人に罪をなすりつけており、私達は白黒を逆転させたこうしたやり方に強く抗議する。

文章中ではほかに、ジャムヤン・リンポチェ(中国仏教協会副会長、甘粛省仏教協会会長)、アポ・アワン・ジグメ(政治協商会議副主席)、ラクバ・プンツォク(中国蔵学研究所所長)、ジョンブ・ツェリン・ドルジェ?(仲布•次仁多吉、西蔵社会科学院宗教研究所副所長)らの3・14事件に関する発言を強烈に批判している。
更に、「私達は彼ら歴史の犯罪者を忘れることはできない」と訴え、10世パンチェン・ラマや6世グンタンツァン・リンポチェ(贡唐仓仁波切)、プンツォク・ワンジェ(平措汪杰)、イダム・ツェラン(伊丹才让)らの民族愛を称賛している。


◎ザンツェ・ドゥンゴ(今日のブログに載っていた文章)

3月14日、ラサの空にもうもうと立ち上ったのは50年来耐え忍んできた黒煙で、同胞たちが胸の内で50年来すすり泣いてきた黒煙だ。まさか50年たまった後に噴き出したのではあるまいか?~故郷は苦しい負担を背負っている。見知らぬ同胞たち、チベット3地区の同胞と私には密接な関係がある。~僧侶や学生、市民の尊い生命が暗闇に押しやられる時、どうしても私は沈黙を保つことができない。彼らの不運と私のペンの間には深い関係がある。

ブダ◎ブダ「記憶の中の涙」

(ンガバで起きた)3・16事件では二つの注目に値する事柄があった。一つはテレビと新聞などのメディアが「寺院で大量の武器弾薬が見つかった。これは仏の教えに完全に反している」と報じたことだ。しかし、これは考えてみる価値がある。悲しく腹立たしいことだ。

漢民族はチベット民族の数千年の隣人なのに、チベット民族の信仰や風俗を理解できていない。動物やほかの生命を殺した道具を護法神の殿堂に供えるのは、罪業を洗い流すためだ。こんな習俗は3歳の子どもでも知っている。関羽が堰月刀を持っていないとでも言うのか?

このほか、各メディアは「今回の抗議デモは中国の発展とチベット民族の日々の発展を妨害するものだ」と言いふらした。もしそうなら、チベット族人民はなぜ自分たちの素晴らしい生活を破壊したのか。なぜ恐怖に向き合い、快適な生活を拒否する必要があったのか。

3・16事件では形容しようのない多くの出来事が起きたのに、なぜメディアではまだ見られず、ただ極悪非道のチベット族人民と正義の凛々しい解放軍のイメージがあるだけなのだろう。

「社会主義はこの上なく崇高だから中国で和諧を追求する必要があり、交通不便な農業牧畜地域でさえも和諧の重要性を知っている」このことを文化豊かで人口の多い国家がなぜ認めようとしないのか。すべての人にとって物質文明は欠かせないし、国家の発展にとっても同じだ。こうした時にあらゆる個人と政府が鎮圧という手段を取るのは文明に反することで、野蛮な時代に戻ることだ。

◎ブダの二つ目の文章「塵埃は消える――四川大地震で亡くなった生命を思い起こし」

2008年5月12日、四川省ブン川でマグニチュード8.0の地震が発生し、都江堰や成都、茂県、理県、雅安、青川などが被害を受け、市民や財産に重大な損失を与えた。自然災害は人の力ではコントロールできない事柄だが、文明の側も多くの問題を抱えている。

・情報を受け付けない習慣

5・12地震の前、誰も自分が災害に遭うとは予想しなかった。あれらの廃墟と失われた生命を目にすれば、政府のやり方に賛同する人はいないだろう。西蔵製薬工場が出版した2008年のチベット暦カレンダーには、地震発生の可能性があり、警戒するべきだとはっきり書かれていた。たとえ一つの命を救えただけだとしても価値はあったのに、上級部門は重視しなかった。

・張りぼての建物とかわいそうな生徒たち

地震当時、最も人々が気にかけたのはあの簡単に崩れた校舎とかわいそうな生徒たちだ。政府や父兄はずっと教育を重視していたのだから、たくさんのインチキがあるとはっきり知っているのに認めないのは誤りではないのか?2年前に盛り上がった9年義務教育の実施計画は明らかに単なる机上の空論だった。校舎は倒れ、政府庁舎は依然としてそびえ立っていることは世界に広く知られている。たとえば成都市市政府ビルのように。

どんな角度から考えてみても、政府は人民のために働くべきで、大庁舎内に座って話をするだけではいけない。教育を重視する度合いから国家の意識と質を見て取ることができる。

もし本当に安全を祈る時が来たなら悲しいことだ。


ケルサン・ジンパ◎ケルサン・ジンパ「鮮血と生命の告発」

中国中央テレビ(中央電視台)のニュースは3月14日、ラサのチベット族人民が暴行や破壊、略奪を働いたと報じた。そして、世界に向けて慌しく、「これはダライ分裂集団による行為」だと宣言し、あらゆる方法で恥をかかせ、批判し、責任を押し付けようとした。これについて言わなければいけないことがある。

50年の専制のもとで暮らしてきたチベット族人民は、まるで急に民主や自由、平等を理解できるようになり、重傷を負ったかのようだ。

3月16日、ンガバ県でも同様の抗議行動が始まった。専制者に言わせれば、平和的なデモであっても暴行になる。16歳になったばかりのルンドップ・ツォ(楞珠措)という少女は、警察の銃口によって通学路で死んだ生徒だ(こうした人は多くいる)。ほかにも、身体の自由のない状況で自殺するしかなかった僧侶(キルティ・ゴンパには自殺した僧侶が2人いる)、無期懲役とされた遊牧民、牢獄に閉じ込められた学生(マルカム師範学校の学生)などは、専制者の手による犠牲者だ。

3・16でタシら20数人の青年が銃殺されたと聞く。「民族間には平等と圧迫への反対が必要だ。もし平等がなくなれば少数民族が分裂を求めるのも当然だ」というマルクス・レーニン主義の教えを私は思い浮かべた。

「もし民族と言語の平等や民族圧迫への反対を認めなかったり、不平等のために戦ったりしないのならマルクス主義者ではないし、社会主義者とも言えない」というレーニンの言葉を専制者たちは聞いたことがあるのだろうか?

私たちはあれらの給料取りやいわゆる学者たち(たとえば青海や甘粛の人)を軽蔑せざるを得ない。専制者の残酷な刑罰はいつも普通の市民と僧侶の身に降りかかる。法制を名乗る法律機関の前で、彼らは正義のため、血に染まった体で永遠に私達のもとから去って行く。

政府は「チベット族の人権は既に歴史上で最高レベルに達している」とずっと言っていたではないか。私達はいわゆる「文明的に法を執行し、法に則って法律を執行する」という物言いをどうすれば許せるだろう?明らかに嘘だ。

人が生まれれば究極の幸せを追い求めるように、人類は幸福を求める過程にある。民主、自由、平等は私たちの権利であるべきで、国連の「人権宣言」など存在しないとでも言うのか。人類の歴史で、数え切れない思想弾圧や自由の侵害などは専制者がもたらしたものではなかったか?







rftibet at 19:10|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2010年11月19日

2人のチベット人商人に重い刑が言い渡される。

fc80f9f1.jpg11月11日付けTCHRD(チベット人権民主センター)プレスリリースより。
http://www.tchrd.org/press/2010/pr20101118.html

チベット自治区ロカ(山南地区)の中級人民法院はチベット人商人ソナム・バクドとタシ・トプギェルにそれぞれ15年と5年の懲役刑を求刑した。

ロカの公安当局は2人を2009年8月、政治活動の疑いがあるとして逮捕していた。
逮捕後、裁判にかけられるまで2人の消息は全く不明のままだった。

ソナム・バグドは1965年生まれ、出身地はツォナ県ジョルヤ郷。
中学を卒業後、彼は地区の共産党員となった。
商売に成功し、その資金で恵まれない学生を支援し、彼等の医療費も負担していた。
また地区の僧院への資金援助も行っていた。
彼は地区の人々から愛される模範的商人であり、県から「模範的市民賞」を授与されたこともあったという。

タシ・トプギェル(30)も同じツォナ権ジョルヤの出身。
彼は妻と子供に囲まれ、倹しく商売を営んでいたという。

------------------------

写真:TCHRD

今のところ、これ以上の情報は入っていない。

商人といえば、最近逮捕され無期懲役を言い渡されたラサの大商人ドルジェ・タシやカルマ・サンドゥップ(懲役15年)を思いだ出す。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51492769.html
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51470405.html

懲役15年を求刑されたこのソナム・バグドも商人として成功し、チベット人を助け、人気があった。
彼もまた、体制内で活動していた。
このようなチベット人をターゲットにする、同様のケースではないかと思われる。









rftibet at 18:30|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2010年01月06日

2人のチベット人尼僧に刑期2年と3年

ダラムサラ、1月5日付パユル。
http://phayul.com/news/article.aspx?id=26347&article=2+Tibetan+nuns+sentenced+upto+3+years'+imprisonment

ラジオ放送Voice of Tibet が伝えるところによれば、中国の裁判所は2009年11月17日、2人のチベット人尼僧に3年までの刑期を言い渡した。

セラ僧院の僧侶がVoice of Tibet に伝えた情報によれば、四川省カンゼ・チベット族自治区ダルツェドにあるニマ・ゲツェル尼僧院に所属していたノルドゥンとラワン・デキは、カンゼ市内で2009年3月17日、平和的抗議デモを行ったとして逮捕されていたが、ノルドゥンには2年、ラワン・デキには3年の刑がダルツェド中級法院により言い渡されたという。

2008年以降のチベットにおける政治的混乱を受け、中国政府は僧院、尼僧院を標的に反中国的抗議活動を未然にチェックすることを意図した「再教育キャンペーン」を展開した。
僧侶及び尼僧は、中国が分裂主義者を扇動しているとして非難する亡命チベット人リーダーであるダライラマ法王を非難することを強要され、非情な精神的、肉体的拷問に耐えねばならなかった。

当局は2009年4月5日、チベット人を脅すために15人の政治犯をカンゼ市内引き回しにした。
この2人もその中にいた。
15人の囚人は全員頭を剃られ、手錠、足錠をされてトラックに載せられ見世物にされた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先にお知らせしたドゥンドップ・ワンチェン氏の刑期確定の件に関するリリースが亡命政府からも出ています。

http://tibet.net/en/index.php?id=1336&articletype=flash&rmenuid=morenews&tab=1#TabbedPanels1

この中でドゥンドゥップ・ワンチェン氏と接触した弁護士Li Dunyong の話が短く紹介されている。

「私の依頼人であったドゥンドゥップ・ワンチェン氏は拷問により告白を強要された。その時の傷は一年後まで彼を苦しめていた。彼は<無実を訴え続け、16か月の間如何なる嫌疑も認めなかった>と私に話した」。

Li Dunyong弁護士は結局彼の弁護を担当することを許されなかった。






rftibet at 22:45|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2009年05月28日

チャムドで6人の僧侶に12年〜15年の刑

以下の情報は数日前からRFAで流されていたニュースですが、昨日TCHRD,Phayulもレポートしていました。

テンジン・ギェルツェン<チャムドで6人の僧侶に長期刑>

27日付、TCHRDリリース:
http://www.tchrd.org/press/2009/pr20090527.html

チベット自治区チャムド(昌都)地区ジョムダ(江達)県チュコル町において2009年1月5日爆発事件があったという。

それ以前からその地域では散発的なデモが繰り返されていた。
その数日後1月9日と10日、デモを行ったとしてデン・チュコル僧院の僧侶6人が逮捕された。

裁判所は5月22日、彼らに爆弾を爆発させ、抗議デモを行い、ダライラマは「分裂主義者、敵対勢力」であるという書類にサインしなかった等の罪状を押し付け、判決を言い渡した。

ジャムダ県人民法院は、僧院長テンジン・ゲルツェン37歳、元会計ガワン・タシ51歳、ニ・チック50歳、タシ・ドルジェ30歳の四人に15年の刑。
声明導師ジャミヤン・シェラップ42歳に13年の刑。
ツェリン・パルデン36歳に12年の刑を言い渡した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ツルティム・ギャツォまた、別のTCHRDのリリースによれば、先に5月21日、カンロ中級人民法院から無期懲役の刑を受けたツルティム・ギャツォと15年の刑を受けたタプケ・ギャツォの家族たちは刑が確定したのちも面会が許されず、すでに一年以上も会うことができないと訴えているという。http://www.tchrd.org/press/2009/pr20090527a.html

http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51202903.html

ーーーーーーーーーーー

ツルティム・ギャツォの裁判裁判の一シーンはテレビで流されたが、家族はその姿を見ることができただけだったという。
もちろん長い拷問、拘留中も会えないし、裁判も家族に知らされることもなく秘密裡に行われ、刑期が決まっても会わさない、、、

拷問、不正裁判の事実を隠すためとしか思えない訳です。

爆弾の話とか、過去に何回かありましたが、状況的にみてすべてやらせと疑えるものばかりです。




rftibet at 12:35|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2008年12月23日

世界のノーベル賞受賞者、学者、作家が胡錦涛に手紙、カンゼ刑期確定

9983f1cd.jpg<世界のノーベル賞受賞者、学者、作家が中国の反体制派の釈放を要求する>

23日付phayul.com、
http://phayul.com/news/article.aspx?id=23479&article=Nobel+Leaureates%2c+Intellectuals%2c+Writers+Call+for+Chinese+Dissident's+Release12月23日、世界中の作家、学者、法律家、人権活動家が胡錦涛国家主席宛に拘束中の作家劉暁波氏の即時無条件解放を要求する手紙を送った。

「中国国家主席胡錦涛氏、あなたは国家主席として自身しばしば中国の法システムの強化を約束されています。
特に最近<法治は調和社会の実現、促進、安全のために重要なことだ>と発言されていらっしゃる。
だから故に、我々は社会に対する意見を平和的に表明した市民に対する市民権をあなた自身の言葉に従い守られることを要請する」

「さらに、中国中の裁判所は国家転覆罪を適用し、劉暁波氏のような平和的批判を行った者を処罰することを中止すべきだ。
劉暁波氏は速やかに無条件で解放されるべきだ」等、記されている。

1996年9月30日、劉暁波氏は江沢民主席宛にチベット人の自治権擁護及びダライ・ラマ法王との対話要求の共同嘆願書に署名したとして、3年間の労働改造キャンプ送りとなった。
彼はチベットのために声を上げ刑期を受けた最初の中国人なのだ。

この胡錦涛宛の手紙の署名者の中には中国の権威的学者、法律家、作家が含まれ、ノーベル賞受賞者としてはSalman Rushdie, Umberto Eco, Nadine Gordimer, Seamus Heaney, Carlo Ginzburg, Wole Soyinka, and Hari Kunzru.氏が名を連ねている。

ーーー

法王はこの中には入っていらっしゃらないようですが、別口で正式に何度も同様の要求をすでにされています。
日本人は、、、と思ってると、ちゃんと日本のペンクラブも声明を発表しました。

<劉暁波氏の拘束解除を要求 日本ペンクラブ>
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/206877/

日本ペンクラブ(阿刀田高会長)獄中作家・人権委員会は22日、中国の著名作家で民主活動家の劉暁波氏が拘束されたことについて、中国政府に対して速やかに同氏の拘束を解くよう求める声明を発表した。

 劉氏の拘束は、世界人権宣言の採択60周年に合わせて発表された「〇八憲章」に署名したことが理由とされており、声明は「基本的人権である表現の自由を国家が侵害しているのではないかと深く憂慮する」としている。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


クリスマスも近く、それでなくとも恐慌を前に楽しいニュースも少なく、中国は台湾にクリスマスのブラックジョークにチベットのパンダを送るし、これ以上暗い話もしたくはないのですが、、、最後は内地からの悲しいニュースです。



<さらにチベット人政治犯に実刑>

ラジオ自由アジア(RHA)及びpayul.comによれば、

http://phayul.com/news/article.aspx?id=23482&article=More+Tibetans+Being+Jailed%3a+Report

カム、カンゼ地区で先の3月18日に起ったデモに関連したチベット人を中心に、刑期が確定したという数件の情報が最近寄せられた。

一つ目の情報、
「カンゼ中級法院は二人の僧侶ウゲン・タシとテンジン・ノドゥップに3年の刑期を言い渡した。
いっしょにデモを行って逮捕された仲間のロプサンについては行方不明のままだ。
彼の家族は彼が今どこにいて、どんな健康状態かもわからず、大変心配している」とその電話は伝えていた。

二つ目の情報は
3月18日のデモに参加したペマ・デシェ、タシ・パルデン、ゴガ及びサンポの4名がそれぞれ3年の刑を受けたと伝えた。
「彼らはカンゼで拘留されている間の3か月間激しい拷問にあった。その後ニャロン県の刑務所に移され半年ほど拘留されていたが、ここでも撲打されたり、拷問されたりしている。
四人の家族はおそらく彼らはカンゼ県のダルツェド刑務所に送られるであろうと言っているが、中国の大きな刑務所に送られるかもしれない」とも語った。

三つ目の情報によれば、
「カンゼ地区では今年中に連続的に起きたデモの参加者のうち200人以上のチベット人が逮捕された。
20人ほどは解放されたがその他はまだ拘束されたままだ。
そのうちの70%はすでに長短の刑期を言い渡された」という。

四つ目の情報、
「カンゼ中級法院はカンマル僧院の僧侶シェラップに3年、ツェリン・プンツォに2年半、俗人の19歳パルデン・ワンゲルに3年の刑期を決定した。
しかし彼らの刑期は、チベット人が騒ぐのを怖がって、秘密裏に決められたのだ」という。

これらに対し、RFAがコメントを求めてダルツェドの裁判所の高官にアプローチしたところ、
高官はチベット人反乱者の処罰が進められていることを認め、
「ダルツェドの裁判所では特に重大なケースのみ審理されている。
その他のケースはカンゼ地区の其々の裁判所で扱われている」と語った。


rftibet at 19:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年08月02日

デモで懲役20年

昨日は移動日でブログは休ませて頂きました。
今日もイベントが多すぎてブログはY女史訳だけです。

ただデモしただけで、懲役20年とは!
秘密裁判が今も行われている。
中国が法治国家になるのはいつの日か?


連帯委員会リリース 2008年8月1日
Y女史訳
http://www.stoptibetcrisis.net/pr010808.html
<ペンボのデモ参加者に実刑判決>

情報筋によると、ラサ市立人民中央法廷は先ごろ、3月15、16日にペンポ郡で行われた平和的なデモに参加したチベット人を裁判にかけた。
被告の中で名前の判っている者は、テンジン・ラモとサンドゥップで、2人ともペンポ郡ガンデン・チョコル地区ウギェン・メ村の出身。それぞれ、10年と13年の刑を宣告された。
その他のチベット人4名には、20年、17年、13年という長期の刑が下された。
うち1名は、ジャンカ地区デドン村出身のカルデンと判っているが、彼が正確に何年の
刑を宣告されたかについては不明である。
他のチベット人についても詳細不明。
被告人にはほぼ全くいかなる法的代理人も付けられず、審理は完全に透明性と公正さに欠いており、裁判全体は秘密裁判と言えよう。

チュシュル郡出身でペンポ・ルンドゥップの住民であるチベット人ロプサン・ダワが、先頃、3月14日のデモに参加した容疑で中国治安部隊によって逮捕された。
彼は、兄でラト僧院の僧侶であるテンダルと共に逮捕されている。
以後、2名の所在は不明である。

ペンポでの平和的なデモとの関わりで、3月の時点で逮捕されていたシャー・ブンパ尼僧院の53名の尼僧が釈放されたが、2000〜5000元の罰金を課せられた。
釈放後、尼僧達は僧院に戻る権利を奪われて、各自の出生地に戻るよう命じられた。この尼僧院で逮捕された尼僧全体の中で、5人の尼僧はまだ拘留されており、
ラサの刑務所に移送されたと思われる。尼僧の一人ロプサン・チュージンは監獄
にいる間にひどく撲打され、深刻な状態のため地域の病院で治療を受けている。
情報筋によると、彼女は危篤状態にあるという。

rftibet at 12:01|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2008年05月01日

29日付TCHRD発表

bc793942.JPG以下はTCHRC(チベット人権民主センター)29日発表記事をA女史に翻訳して頂いたものです。

4/29/08 (即時公表用)
http://www.tchrd.org/press/2008/pr20080429a.html

「素早く迅速な」法的処分により17人のチベット人が中国により投獄される

中国の国営放送は今朝(29日)、2008年3月のラサ反乱に関連した罪により、17人(30人との別情報あり)のチベット人が3年から終身刑に渡る刑を受けたことを発表した。2008年3月10日以降ラサやチベット各地で反中国デモが起きて以来、チベット人が中国により厳しい拘禁刑を受けたのは今回が初めてである。今回厳しい判決を受けたチベット人達は、中国政府が告知した自首の期限が切れる前に降伏したチベット人の一部かどうかは、国営放送は明らかにしていない。

新華社通信は、「パッサンという名の仏僧を含めた2人(3人との情報もある)の男性が終身刑を受けた。(中略)パッサンは5人の僧侶を含めた10人のチベット人を率いて商店を焼き払い警官を攻撃した。(中略)5人の僧侶のうち、2人は20年の刑、他の3人は15年の刑を受けた。終身刑を受けたもう一人のチベット人はソナム・ノルブという名の、ラサ不動産会社に勤める運転手である」と伝えている。判決を受けた残りの10人については、詳しいことはわかっていない。

3月の汎チベットデモの後、中国当局は何千人ものチベット人を任意に逮捕した。国営放送は2300人のチベット人が逮捕されたと報道しているが、TCHRDは実際の数はこの何倍にも上ると見ている

チベット自治区共産党と政府関係者は、「チベット分離派」と「ダライ徒党」に反撃するために、何度かに渡り、迅速で素早い裁判が行われることを求めた。2008年4月4日、ラサ市共産党副書記長は、ラサで逮捕されたチベット人のうち、800人が裁判にかけられると言い渡した。2008年4月2日の夜に行われたチベット自治区法廷関係者の会議で、チベット自治政府副会長ペマ・ティンレーは、「法の力で敵に反攻するよう」呼びかけ、3月の反乱に加わった者に対して「素早く迅速な司法手続き」が行われるよう要請した。4月9日の中華人民共和国外務省での打ち合わせの際に、ジャンパ・プンツォクは記者に、「逮捕された953人のうち328人は釈放され、403人は裁判所により刑が申し渡される」と述べた。

チベット自治区外のチベット人居住地域では、反対運動に参加した何千人ものチベット人が現在拘留されている。チベット人による集団反乱後、中国人民武装警察と公安局は、特に、カルゼ(中国名:ガンジ)、ンガバ(中国名:アバ)、サンチュ(中国名:シャヘ)、カンロ(中国名:ガンス)地域のチベット人を多く逮捕している

チベットにおいて独立したマスコミと監督機関が存在せず、司法手続きがチベット人の基本的人権を守る代りに報復手段として利用されているなかで、TCHRDは中国占領下のチベットにおける法的手続きのあり方に懸念を示し、先月の反中国デモで意見と表現の自由という基本的人権を行使したチベット人が、今後中国政府により最悪の処分を受ける可能性を憂える。


rftibet at 15:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)