今回は、一般的なエアブラシセットなどの高価なものを使わずに、スプレー缶と筆、そしてイラストを描かれる方にはなじみが深いと思われるコピックを用いてやってみます
コピックはいわゆる「コピックモデラー」では無く、普通の「コピックスケッチ」を用います
そして、コピックエアブラッシングシステム
詳しいことは次回以降に
と、言う事で、まず塗装する為の下地を作ります
仮組みまで済んだら、またパーツをバラして、すべてのパーツの表面を軽く600番程度のサンドペーパーで磨いて、仮組み時についた小さな汚れや油などを落とします
これで手を抜くと、塗装が後から剥げちゃったりしますので、慎重に行いましょう!
600番では荒いのでは・・・と思われる方は1000番あたりでやっても結構です
その後、パーツに真鍮線を突き刺して、発砲スチロールなどを土台にし、写真の様に突き立てます
パーツに真鍮線を突き刺す穴が無い場合は、組み立てた後に見えなくなる場所にピンバイスで穴を開けましょう
次にコレ、メタルプライマーと呼ばれるスプレーを吹きかけます
これは、色を塗る前の下地を作るものです
コレを吹かないと、せかっく塗装をしても、色の乗りが悪かったり、光沢が出なかったり、直ぐに剥げてしまったりするので気をつけましょう
スプレーは思いのほか塗膜が厚くなってしまう場合があるので慎重に吹きかけます
手首のスナップを利かせて、スプレーの霧が、上下、または左右の移動で一瞬で移動するように吹きます
手を止めて吹いてしまうと、塗料がダラダラになってしまいますので気をつけて!
パーツに吹く前に、何か別なものに吹いて実験してみるのも良いかも知れませんね
ちなみに、下のパーツはメタルプライマーを吹いた後のパーツです
表面にほどよい光沢が出てますね(ちょっとピンボケですけど)
ところで、私は、これらの作業を台所の換気扇の下に、ダンボールで作成した自作塗装ブースを置いて作業している訳ですが、普通の家庭では台所でこんな事をしてしまっては怒られてしまうでしょう(笑
手っ取り早いのは、ベランダに出て外で作業することですが、部屋でしか作業出来ない場合は窓を開ける、換気扇を回すなどして、シンナーをなるべく吸い込まないように工夫するようにしてください。
次は遂にメイン塗装編です!!