2006年01月31日

鹿山ちゃんの造り方(下地塗装編)

やっと塗装編ですよー

今回は、一般的なエアブラシセットなどの高価なものを使わずに、スプレー缶と筆、そしてイラストを描かれる方にはなじみが深いと思われるコピックを用いてやってみます
コピックはいわゆる「コピックモデラー」では無く、普通の「コピックスケッチ」を用います
そして、コピックエアブラッシングシステム
詳しいことは次回以降に


と、言う事で、まず塗装する為の下地を作ります
仮組みまで済んだら、またパーツをバラして、すべてのパーツの表面を軽く600番程度のサンドペーパーで磨いて、仮組み時についた小さな汚れや油などを落とします
これで手を抜くと、塗装が後から剥げちゃったりしますので、慎重に行いましょう!
600番では荒いのでは・・・と思われる方は1000番あたりでやっても結構です

その後、パーツに真鍮線を突き刺して、発砲スチロールなどを土台にし、写真の様に突き立てます
パーツに真鍮線を突き刺す穴が無い場合は、組み立てた後に見えなくなる場所にピンバイスで穴を開けましょう

串刺し


次にコレ、メタルプライマーと呼ばれるスプレーを吹きかけます

メタルプライマー

これは、色を塗る前の下地を作るものです
コレを吹かないと、せかっく塗装をしても、色の乗りが悪かったり、光沢が出なかったり、直ぐに剥げてしまったりするので気をつけましょう
スプレーは思いのほか塗膜が厚くなってしまう場合があるので慎重に吹きかけます
手首のスナップを利かせて、スプレーの霧が、上下、または左右の移動で一瞬で移動するように吹きます
手を止めて吹いてしまうと、塗料がダラダラになってしまいますので気をつけて!
パーツに吹く前に、何か別なものに吹いて実験してみるのも良いかも知れませんね
ちなみに、下のパーツはメタルプライマーを吹いた後のパーツです
表面にほどよい光沢が出てますね(ちょっとピンボケですけど)

プライマー処理後


ところで、私は、これらの作業を台所の換気扇の下に、ダンボールで作成した自作塗装ブースを置いて作業している訳ですが、普通の家庭では台所でこんな事をしてしまっては怒られてしまうでしょう(笑
手っ取り早いのは、ベランダに出て外で作業することですが、部屋でしか作業出来ない場合は窓を開ける、換気扇を回すなどして、シンナーをなるべく吸い込まないように工夫するようにしてください。

次は遂にメイン塗装編です!!  
Posted by rglattcc at 00:06Comments(2)

2006年01月29日

勝手にCM

e43cab93.JPGいまさら感も漂いますが、アニメイトから、鹿山ちゃんのデザイナーまごさんディフォルメデザインのエウレカセブンのファスナーアクセサリと携帯シールが発売中です

通販でも買えるみたいですよ↓
アニメイト通販


めちゃくちゃかわいいディフォルメデザインです
こりゃゲットするしかありませんね!  
Posted by rglattcc at 17:38Comments(2)

2006年01月25日

プチ可動プッチャン

59988f44.JPG抜けたので仮組みしました

自分で言うのもなんだけど、抜きは良好
真鍮線で手足を刺した後にクリッと回すと動いてる風に見えます

今週中に色塗り完了予定  
Posted by rglattcc at 00:03Comments(3)

2006年01月20日

WF1ヶ月前

6da4ec99.JPGWF1ヵ月前と言う事で価格発表しておきます
詳しくはトップページで

WFの入場にはガイドブックが必要で、通販もしてますので、初めての方は利用してみては如何でしょうか?
オンライン通販もあるみたいですよ
http://www.kaiyodo.co.jp/wf/

で、ですね
今回から、「キュアブラック&キュアホワイト」と「リュウとニーナ」は値下げします
(実は申請は前の価格でしたので急遽)
ただし、ただ「値下げしました」では今まで買って頂いた方に不誠実だと思いますので、多少ながら還元としまして、1セットにつき、鹿山ちゃんに付属の「乳歯ちゃん」を1つ差し上げたいと思っています。
会場に来て、その旨申し出て頂ければ、お渡ししますので、宜しくお願い致します。

写真はそれ用の乳歯ちゃんの生産型作成中です
ついでにプッチャンも埋めました
久しぶりに粘土埋めたらかなり疲れました・・・
特に粘土を捏ねた指が。

新作の海賊ちゃんは早ければ、28日にサンプルが届きますので、そこから色塗って一週間後で2/4には公開できると思います

だんだん落ち着かなくなって来た!


ところで、ライブドアが大変な事になってますね
死人は出るし
ここもライブドアブログなので、関係が無くも無いですが、別に無くなることは無いだろうと楽観しています  
Posted by rglattcc at 00:31Comments(2)TrackBack(0)

2006年01月18日

俺の名はプッチャン

abdb1a52.JPGそれ以上でもそれ以下でも無い、ただの人形さ

と言う事で、極上生徒会からプッチャンですが、別に申請してる訳じゃないので、展示も販売もありませんのであしからずー
息抜きに造ってたものです

プッチャンフィギュアってパペットならありますけど、いわゆるフィギュアは無いですよね?
と言う事で世界初かも(笑  
Posted by rglattcc at 01:46Comments(3)TrackBack(0)

2006年01月11日

鹿山ちゃんの造り方(その6)

■仮組む!

この作業が、工程中、始に来る感動の時では無いでしょうか?
仮組みとは、塗装をする前に、成型したパーツを完成状態と同じに組み立てて、全体のバランスを調整する作業です
この作業を適当にやってしまうと、完成後、バランスがう〜んな物が出来上がってしまうので注意しましょう

で、仮組みはあくまで仮組みなので、接着はしません
では、どうやって組み立てるかと言うと、真鍮線と言うものをパーツに通して、パーツ同士をくっつけるのです
その他、所によりマスキングテープや両面テープも使用します

○手順
・接続したいパーツ同士の真鍮線が通る場所を見極めて、ピンバイスで穴を開けます
この穴がずれると「キー!」な感じなので、慎重に行いましょう
(鹿山ちゃんは穴を開ける位置が判りづらいです・・・すみません)

ピンバイスピンバイスで穴を開ける


真鍮線のエッジをダイヤモンドヤスリで程よく落とし、ピンバイスで空けた穴に差し込んで、数ミリから1センチ弱程度を残してニッパーで切り落とします
切った部分のエッジも、ダイヤモンドヤスリで落としましょう

鹿山ちゃんの場合は、以下のとおり、首、両腕、左足だけでOKです
その他は重さやテンションが殆ど掛からないので、マスキングテープや両面テープなどで問題ありません


バラバラ赤丸は穴を開ける場所


で、まず次の画像の状態に組んでみてください

正面バランス側面バランス

上手く仮組みが出来ると、鹿山ちゃんはこの状態で自立します
パーツが合わない感じがする場合は、穴の位置がずれているか、湯口が残っていて、ジャマをしている場合もありますので良く確認してください

鹿山ちゃんは左足に体重の殆どが乗っているポーズですので、この状態で自立するのです
右足は、この状態から歯ブラシを持った場合に、少しだけ右に重心が傾くのを支える程度に添えるような感じになります
よく、フィギュアは「顔が命」とか言ったりしますが、私はそうは思ってなくて、フィギュアは「重心が命」だと思っています
重心を良く考えて造形する事により、ポーズやシルエットが、ごく自然に美しく表現できると私は思っています
と、ちょっと話が横道にそれましたが・・・

以上のポーズを基本にして、帽子、歯ブラシ、右足をくっつけて見てください
以下の写真では、

髪の毛 − 両面テープ
帽子 − 乗せてるだけ
歯ブラシ − ブラシ部分は両面テープ
歯ブラシ本体 − 手に持たせているだけ
右足 − 添えているだけ
となっています

全体バランス全体バランス


歯ブラシの持ち手は、完成品の画像を参考にして、上手く持てるようにしっかり調整してください

乳歯ちゃんの方は割愛します
鹿山ちゃんの仮組みを参考にして、いろいろ試しながら仮組んで見てくださいね  
Posted by rglattcc at 01:14Comments(3)TrackBack(0)

2006年01月07日

あけましておめでとうございます

434af8b2.JPGって、かなり遅いですが!

何故遅かったかと言えば、話せば長いようでいて短くて、
1/2日にウィルス性の腸炎とやらに掛かって、急患センターとやらに駆け込んだ事にはじまり、そんな状態で本業の仕事が始まり、夜は新作の原型仕上げをしてまして、やんわり瀕死の状態でした
それも、今朝4時ごろに抜き屋さんに発送、そして今日は某所でアリスちゃんの写真撮影をしてきてひと段落です
体重は3キロほど減少して、未だにおかゆ、雑炊、蒟蒻畑の生活ですが・・・

版権の方も確定して、プリキュアおよびリュウとニーナは再販しますので宜しくお願い致します。

WF用新作は完成品が出来てから公開します
名前だけ発表で「海賊ちゃん」です
じらしてインパクト大を狙う作戦?
これで、フーン・・・な反応だったらかなりショックな訳ですが!

アリスちゃんもちょっとオマケが付けれるかも知れません
この辺は随時WFまでに発表しますので、ちょくちょくチェックして見て下さい

それでは、本年もR.GLATT-CCをよろしくお願い致します  
Posted by rglattcc at 17:00Comments(2)TrackBack(0)