令和2年6月28日(日) 【旧 五月八日 赤口】夏至・乃東枯(なつかれくさかるる)

交響楽運命の黴拭きにけり  ~野見山朱鳥(1917-1970)

 野見山朱鳥《のみやまあすか》は福岡県出身。高浜虚子に師事した俳人です。「黴《かび》」が夏の季語。まさに梅雨時のコンサートですね。

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 昨日、久々に生演奏を聴いてきました。3月以降予定していたコンサートは中止が3回、延期が1回。実に4ヶ月ぶりに開かれた演奏会です。ただ、当初のプログラムはこのチラシの通りでしたが、曲目はすべて変更されて、実際に演奏されたのはベートーヴェンの交響曲第4番と第5番「運命」の2曲。これだと二管編成のオーケストラで演奏できて奏者の「蜜」を避けられるし、定番曲なので短時間の音合わせで演奏できるということなのでしょう。それから観客席の間隔を空けるため、客数を制限してチケットの席と違うところに案内されました。もちろん事前に通知されていて、気に入らなければ払い戻しもできましたが、こちらも生音楽には餓えておりましたから、キャンセルなんていたしません。

コンサートホールを満たす多彩なる音に戯れ時を忘れて
  ~藤田悟(三重)『現代万葉集』2019年版

追伸:
他にいつもと様子が違ったこといろいろ。
・譜面台の共用はせず、1人に1台。
・管楽器以外の奏者は演奏中もマスク着用。
・管楽器でもピッコロとトロンボーンはフィナーレの出番までマスクをしたまま待機。
・フィナーレでホルンと第二バイオリンに頑張りすぎた人あり。元気出て弦切れる!
・演奏後、指揮者が奏者と握手するたびに白手袋をはめたりはずしたり。
・来月は外国人指揮者を招聘できず、日本人指揮者に変更。
・満員にできないため、後期定期会員の募集はしないそうな。
 以上、珍しい光景をたくさん見せていただきました。

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