令和2年7月1日(水) 【旧 五月十一日 先負】夏至・半夏生(はんげしょうず)

雨の日は雨の明るさ半夏生  ~後藤比奈夫(1917-2020)

 後藤比奈夫《ごとうひなお》は大阪府(現大阪市西成区)出身。高濱年尾、星野立子に師事された俳人です。先月(2020年6月5日)、老衰のため神戸市内の病院で永眠されました。享年103歳。

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Photo:ハンゲショウ(半夏生)

 今日は七十二候の第三十候、「半夏生(はんげしょうず)」。二十四節気「夏至」の末候に当たります。ここでいう「半夏」とはカラスビシャクという薬草のことです。一方、農家にとって大切な節目を示す、雑節の「半夏生《はんげしょう》」でいう植物はよく知られている葉の半分くらいが粉を吹いたように白くなっているハンゲショウのこと。この頃に降る雨は「半夏雨」と言われ大雨になることが多いので、田植えや畑仕事をこの日までに終えないといけないよという目安とされています。本当に大雨になっていますので、農家の皆さんだけじゃなく、くれぐれもご用心を。

夏至すぎて第十一日目太陽はからすびしゃくの繁る上に来つ
  ~岡部桂一郎 『戸塚閑吟集』

 岡部桂一郎(1915-2012)は兵庫県神戸市出身の歌人です。

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Photo:カラスビシャク(烏柄杓)

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